国際人としての覚書
とある女性タレントが家族とアメリカに住居を移したときに話。
姑さんに「ご近所付き合いが大事。ご挨拶はきちんとしてね」と言われたが、
夫さんには「日本じゃないんだから、Hi!って言えばそれで済むんだよ」
と忠告される。
良い嫁を日ごろから演じている(!?)彼女は姑さんの言を実行する。
日本的な箱に入った和菓子の詰め合わせをもって、ごく日本的に挨拶をする。
そこの中年夫婦にやけに喜ばれ、「困ったことがあったら何でも言ってくれ」とばかりにとても親切にしていただく。
教訓:ものをもらって怒る民族など存在しない。
(この前読んだ『クビ論!』にもそげなことが書いてありました。)
女性国際政治学者として有名なI氏。
海外のホテルで部屋の電灯が一部点かない。海外生活に慣れているとは言ってもトラブル処理にまで熟達しているわけではない。フロントに行っておそるおそる現状を説明する。
日本語でいうならば
「お忙しいところ恐れ入りますが、電灯の具合が少しおかしいようでございまして。お手数ですが、見てはいただけませんでしょうか」
ってな感じ。
ホテルマンは「ウイ、まだ~む」(フランス語じゃなかったかもしれないが)とそそくさと部屋の点検をし、めでたく全部の電灯がついた。
教訓:丁寧に謙虚にお願いすれば、大抵のことは喜んでやってくれるものである。
« 「特許って儲かるんですよね」 | Main | 今日のお悩み解決。 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 管原道真像(2019.12.08)
- たまには特許の話をしよう その3(2019.02.03)
- たまには特許の話をしよう その2(2019.01.29)
- たまには特許の話をしよう。その1(2019.01.28)
- 謹賀新年2018(2018.01.01)
The comments to this entry are closed.
Comments