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January 31, 2005

中尊寺ゆつ子さん死去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050131-00000106-jij-soci

なんだろう、どうしてなんだろう。
まだ、若いし、才能のある人なのに。

特別なファンではないけれど、すごいショックだ。

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20時ごろのYahoo!ニュースでS状結腸ガン、と出ていた。
悲しいね。
そういえば、以前の会社の友達も30代、大腸ガンで亡くなったんだ。


January 30, 2005

中村修二・職務発明裁判雑感

今更、わたくしごときにがコメントすることではないが。

・一審の判決は、一理ある。びっくりはしたが、裁判官がおかしいとは思わない。

・他の職種はともかくも、企業研究者の「見返り」とは、
1.会社での地位
2.給料
3.発明の対価
4.学会論文での名誉
と考える。

・新社長との軋轢で1と2が報われなかった中村氏は3を主張するのは当たり前だろう。

・「会社の有形無形の資産で発明できたのだから、発明者の貢献割合が大きいのはおかしい。だったら自分で開発して、自分で売れ」そうは思うが、日本では、暴論である。日本のベンチャーはそういう環境にはない。

・職務発明の代替案としては特許権の持ち分を発明者にも認める個別契約はどうか。まあ、社長とけんかしてたんじゃ、無理だが。

・中村修二は一般化できない。特例の枠で考えることだ。

・田中耕一さんとも別である。中村氏と田中さんは比較対照にならない。同じほ乳類だからといって牛と馬を比べるようなものだ。

・日本の司法は、不整合があるは腐っているとは言い過ぎだろう。

・腐っているなら、最高裁まで行かなくてよかったではないか。腐った判決が前例にならなかったのだから。

・M弁護士がやってくれなかったのなら、他に弁護士をさがすとか、自分でやるとか方法があったはずだ。上告を妨害するような権力が日本にあるとは思われない。

・和解金の計算方法というのがよくわからん。でも、1割(20億)以上だったら和解にならんでしょう。総額8億円とは微妙な数字だ。

・和解成立を「我が社の言い分が認められた」と発言した日亜化学は、底抜けにあほうである。恥ずかしいから日本から出るな。四国の田舎町で蛍光灯でも売っていろ。


January 29, 2005

本を書くには本がいる。

本、科学書、専門書問わず、図版は著作者が用意するのだそうだ。知らなかった。
ぽっいぃさんの日記(http://plaza.rakuten.co.jp/pochiroom/)で初めて知った。
えっー、科学書なんて、図版たくさんいるじゃん、それを全部用意するのかい?!
と思ったが考えてみれば当たり前だな。

技術書の回路図、波形図なんかは当然著者あるいはその研究室が使ったものを載せる。

著者は、その分野の専門家のはずだから、必要な図版は持っていたり、ありかを知っていたりするもんね。出版社を通じてその研究機関に問い合わせるってこともわずかながらあるかもしんない。

なぜか手元にすぐあった野家啓一『科学哲学』(放送大学教材)を見てみると、確かに野家先生はこの図版の入った本全部持っているだろうなと思った。

(たまに図やイラストがあった方がいいのに、っていう科学書があるが、作者がめんどっちぃ、と思ったのか、イラストレータを頼む金が出版社になかったのか)

本を書く人は膨大な書籍を持っているということか。

私も1冊の本を書くくらいの蔵書はあるだろう。
うーむ、あるだけはあまり自慢にならない。

Dr.Tはぽっちぃさんの家に押しかけ婿(?!)みたいだから、蔵書も一緒に送付されたはずだ。普通のマンション、アパートのようだけど、床の底が抜けたりしないのか、心配だ。いや、私の心配することではない。。。

January 28, 2005

文系・理系について2

なんでも二値化(理系・文系)にしてしまうのが問題であって、二値化は必要である。っていうかこれからも使われていくことだろう。二値化だけじゃくて濃度変換が必要なときは、そうすればいいし、他のプロパティ分別もできるわけだから。

いいかげん二値化はやめにしないか、と言っている人たちが一番二値化にこだわっているんだよね。まっ、私もか。

January 22, 2005

文系・理系について

ドラマにおける理系人間、未だに
・プログラミングという非人間的なことを生業としているパソコンおたく
もしくは
・社会に貢献しないマイナーな研究をするいかれた科学者
なんである。
中庸はないのか。
理系人間の多数といえば、
メーカーに勤める技術者ではないか。
どうも、ドラマの世界は30年くらい変動がない。
(配役のバックグラウンドだけじゃなくてすべてに変動がない)

「純」の嫁になる前の内田有紀が物理学部生という青春ドラマに出ていたので興味深く見ていたが、何学部であろうと関係なく物語が進んでいく。お話もばかばかしく、長いこと人を惹きつけるものではなかったので、1回で見るのをやめてしまった。
先の「オレンジ・デイズ」に見られるように、学生が何を専攻しているかは重要なアイテムとなるのに、あのドラマの脚本家、プロジューサーは何を考えていたのか。

理系文系の分け方なんぞ、意味がないと思いつつも適用してしまう。私はといえば、電子工学を学んだということを心の支えにしてるくらいである。
有名大学を出た、とか、医学部を出た、とかならともかくも。
人と差別化をはかりたい、自分はより希少価値の中にはいるのだと、安定感をもちたいという浅ましい考えである。

何年も前から著名人が提言していることだが、
文化的理系人間
理科的文系人間
が世の中を潤滑に運営していくのだ。

と考えていくと、右脳左脳的な科学的根拠はなくても、理系文系の分け方は有効な気はする。チャールズ・バーシ・スノーの言及する二つの文化は21世紀も(少なくとも日本では)現前としてあるわけだ。
bk1


今、フジテレビでやっている『不機嫌なジーン』の登場人物は前説したいかれた科学者の類型であるが、現代生物学をドラマに挿入していることは、評価できるものである。ドラマとしてもおもしろそうである。

January 19, 2005

書談:『波のかたみ 清盛の妻』

『波のかたみ 清盛の妻』
著者:永井路子
出版:中公文庫
価格:895円(税別)

いつのころからか、源頼朝が好きだった。
日本史を習った小学生のころだろうか。
平家は貴族風の暮らしをしていて、ずるっこしい、という印象がある。
琵琶法師の「平家物語」ってのは陰気くさいなあと思っていた。

源氏好きなのは、関東地域に育ったからのようだ。鎌倉が近いから。
関西以西は平家好きで、北陸東北は義経好きなのかなあとか思った。

平家には平家の義、があるらしい。
そんななよなよした家系でもないことが本書からわかった。

清盛・時子は、ベンチャー企業の二代目社長夫婦といった感じ。
上場はできたので、全国展開をはかる。その当時は「事業家」になるには、政治家でもあれなばならなかったのね。
政治力を獲得するのに腐心したが、結局その政治工作が仇となり、自らの敗退を招いた。後継者が育ちきらないうちに当主が死んじゃったからねえ。

この後に読んでいる司馬版『義経』に書いてあるのだが、
平家は源氏と違い、情緒豊か。頼朝、義経らを生かしたのもその情からくるものである。後生に「平家物語」が生まれるのも、その心情が民衆を惹きつける。
そういえば、源氏も三代で滅ぶが、そんな情緒的な物語はないものなあ。
北条家が実質的に政治力を継いだという権力の構造だけではなく、人々が懐かしむ詩情が源氏にはないのだ。(そこが私は好きなんだけどね)

本書にはなぜか、義経のことは全然出てこないのだ。頼朝が伊豆に流される過程はそれなりに出てくるんだけど。義経の母、常磐御前に時子は嫉妬するんじゃないだろうか。平家が滅ぶ直接的原因は義経にあるんじゃないだろうか。時子は幼少の義経にも会っているはずだが。平家物語を450ページに収めてあるのだから、詳細を触れない人物もいるのだが、義経は省いていいもんなのだろうか。

という疑問は残るが、読んでよかった作品だ。
さすが「歴史のおばば」である。
『北条政子』という大作を書いた永井さんが平時子に着目するのは必須といえよう。
偶然かもしれないが、政子にも義時という政治的に有能な弟がいて、時子にも時忠という義弟がいる。これはまたまた興味深いことである。

政治で失敗しなければ、時子も安徳天皇も死なずにすんだんような気がする。
永井さんは時忠に「敗れたには武門の平家であって、我が血筋の公家平家は生きている」と言わせている。

つまり、武門と公家政治と融合した(はずの)システムはバグを起こしてしまって、平家は滅びたのである。

January 17, 2005

書談:『「義経」完全ガイドブック』

書談にタイトルアップするようなものか、とも思うが。

大河のガイドブックってNHKだけから出ているんじゃないんだね。
TVガイド系2社から出ています。
これはそのうちの1冊。
年表や歴史に則した人物解説が充実したのが選んだポイント。

いや、それよりも阿部ちゃんのやっている平知盛が主要人物として中井貴一・頼朝と同じくらい大きく扱っていたのだぁ~(^o^)。他の2冊とは大きな差!
今までは清盛の子供たち、という認識しかなかったが、個別の性格がわかってきた。ここにある家系図と照らし合わせながら『波のかたみ』を読んだからだけれども。

うむ、うむ。知盛は重要な役割なのだな。満足じゃ。

義経を中心とすると、源氏、平家、天皇家、奥州藤原が一遍にわかるんだね。

これで大河ドラマが2倍楽しい。

January 14, 2005

実務研修と虎ノ門4丁目ランチ事情(5/6)

知的財産取引業育成支援研修
http://www.ryutu.ncipi.go.jp/training/business/index.html

残すところあと1週である。

1日目はIT技術概論とバイオ技術概論。

前者は多少知識があるので目新しいことではなかった。
ただ、所々ビジネスとの関連話が挿入されているのが好ましい。
私もあのまま電子工学の道を究めていれば、こういう研究室に入れたかなあと密かに思うのであった。

後者は当然のことながら知っていることも知らないこともあった。私には有益であった。ヒトゲノム、遺伝子治療、ゲノム創薬等は知識の整理になったし、バイオマスのことはほとんど知らなかった。
バイオの特許技術者を増やしたいなら、この拡大版の講座をつくるべきである。
(実はそういう無料講座があったのだが、抽選にもれてしまった。電気・機械の特許技術者にバイオの知識を、バイオ技術者に特許の知識を、という主旨だから申し込んだのだ。主催者側からは「厳正な審査により」という通達があったのだが、簡単な職歴書を送っただけなのに何を審査したのか。先着順と言われた方がまだ納得ができる。不愉快である)

2日目は、知財融資と補助金の話。

前者は今までよりもさらに金融に迫った講義であった。
金融関係者の「思想」もだんだんに理解できるようになった。
しかし、こういう思想で物事が進んでいくのはやだなあと思う。
定量化できることとできないことをわけて、できないものはまた別の評価方法を考えてほしいと思う。

補助金というのは、国、地方自治団体、民間が産業育成のために与えるお金のことである。講師は主にこの助成金獲得のためにコンサルタントを行う中小企業診断士の方である。そういう仕事が成り立つほど、補助金の種類があるわけなのか。
そういえば、事務所時代、この補助金を次々と獲得し、事業の展開している会社社長がお客さんであった。一つのビジネスモデルである。外から見ると自転車操業的のようであったが。

***********

お昼は、1日目はうどん、2日目はラーメンを食べた。
ラーメン屋はいつも並んでいる。
「二郎」らしい。
ならうちのそばにもあるし。油っこいらしい。
でもつけ麺もあると書いてある。ならば。

11:30に入ったから座る場所はある。
ううっ、すき間風が入って寒いんですけど。
トッピングで野菜と油追加?と辛み?が選べるという。
野菜でしょう。待つこと数分
手前の台におかれた麺とつゆ椀を自分でとる。
椀のそとに油がたれてる。
つるつる、もぐもぐ。さすがに濃いつゆだけあって麺にからむ。うまい。
完食。でも量が少ない気がする。
言えば、つゆにだし汁を加えてくれるはずだが。
なんとなく頼みにくい。
そのまま店を出る。

振り返ってなにげに看板を見ると「次郎」のロゴブロックが完璧に取れている。
取れたのだろうか、取ったのだろうか。
「二郎」ではないんであろうか。

まっ、どうでもいいや。ものたんない。なんか買っていこう。

January 11, 2005

レポート

今日、地球環境科学Ⅰ(放送大学大学院)のレポートが帰ってきた。評定Bだった。
納得いかない。それにコメントが少ない。ちっこい字で10文字くらいしか書いてない(おまけに何を意図するコメントかわからん)。これじゃ、どこが悪かったのかわからないじゃないか。
ちなみに「B」とは学習範囲を概ね理解しているが、考察が足りない、のだそうだ。

だったらさ、どうしたらよくなるか書くべきじゃないの。
そもそも、問題文もへんてこりんだし。
もう、ぷんぷん、である。

昔の放送大学のレポートコメントはもっとちゃんとしてたよ。
学生数が増えたから?
私が修士科目生で、卒業を目的としないから?
どっちにしろ、添削要員の先生のレベルが下がったんだよ。

試験は、資料持ち込み無しの記述式。
リベンジじゃあ。

January 10, 2005

実務研修と虎ノ門4丁目ランチ事情(4/6)

知的財産取引業育成支援研修
http://www.ryutu.ncipi.go.jp/training/business/index.html
4週目。

もう次回の講義が今週ある。昨年の話を書くわけだが、簡単に。
(いつも簡単だ。自分の覚え書きと、知財取引に興味ある人や次期この講習を受ける人の参考になればと思って書いているだが、なるのか?)

1日目は、特許評価、技術そのものより経済効果的な話。
「評価する」ということにだいぶ慣れてきたので、財務評価と聞いても抵抗感がなくなった。こういうお金の話は知財部以外の人とのインターフェースとして重要だ。たいていは技術のわかんない人ばっかと応対するわけだから。

特許そのものじゃ、金になんないじゃん、というのが講義の感想。めちゃくちゃ年ごとに目減りする財産権である。前から分かっていたけど、いやはや気が抜けますなあ、実務者としては。

DCF法とか有名な特許評価方法は覚えておくべきだろう。

翌日は丸1日契約書演習。
(意図的に間違いが作られている)契約書を自分で添削したあとディスカッションするというのも。1日使うだけあっていろんな知識を得ることができた。午前中はすべて自己添削に当てられかったるかったが。

講師は協会の名物おぢさんのようだ。帰って上司に話すと、雑談はいつも同じらしい。自分の作った契約書がたいぶ経ってから役員にケチを付けられて、書類を投げつけてきたので、さっと、避けた、という話。話上手ではないが、内容はよくわかるし、好感の持てるおぢさんである。法律家とかじゃなくて、企業の知財部にいて協会のメンバーに落ち着いたらしい。

今回の講義は、私もこんなふうに人になんか教えたり、本を書いたりして収入を得たいなあと思った。


**********

ランチである。

もう、いいや、今週はスタンダードで行こう。
うどん屋なか卯で。別においしいとは思わないけど。あったかいもん食べないと。
桜田通りを出て、もうすでに4丁目ではないかもしれないが。
あれ、すぐだと思ったけど、もっと神谷町よりかなあ。
なんか途中のビルにミニ食堂街みたいのがある。ここでいいや。
しっかし、どの店も、おいしそうな感じがしない。なぜだ。

ラーメン、ラーメン。
おお、つけ麺があるじゃないか。
セット?ご飯いらないんだけど。ふつーつけ麺って麺がラーメンの1.5倍くらいだし。
と思ったら、やっぱりこの店もつけ麺がなんたるか分かっておらんな。
普通のラーメン汁と麺を別にするのがつけ麺ではないのだよ。
麺に絡む少々こってりめの汁じゃないと。
もう。ぷんぷん。
でも、お腹一杯になったからいいです。。。

当然の事ながら翌日はなか卯。
なか卯でもメニューが乏しいとこがあるんだね。
冬の特別メニューがないや。
まあ、節約お昼でよかったけど。


ここに通うのもあと2週。次回はもっとうまいものを!

January 07, 2005

書談:松本清張『渦』

■『渦』
著者:松本清張
出版:新潮文庫
価格:714円(税別)

あんまりどろどろしてなくて暗くならない推理小説、を所望していたので、ぴったりだった。でもあっさりしていて清張らしくなかった。おもしろ度:中(この人に限って「低」というのはありえない)。

ある劇団主催者がファンの一通の手紙から「視聴率」に興味を持ち、仲間と探偵ごっこをしていくうちに関係者が不可解な死に方をしていく、というものである。いかに憎悪の凶悪殺人とかはなさそうで、たいへんよろしい。最終章では、車を利用したトリックが明かされていく。私は推理小説を読んでもあまりトリックには興味ないし、車には乗らないのでなおさらダメである(最近のミステリはトリックではなく、人間模様・動機がメインと思う)。字面をみて、ああ、細かいなあ、さすが清張だなあと思う程度である。この小説の主人公は「視聴率」であろう。未だにその「トリック」は明かされてはいない。解説に当時の関係者が「清張氏のような著名な作家が視聴率不信を煽るような小説を書かれては困る」と発言したことにふれている。やはり、話題をまいた作品なのだろう。

仲間たちの調査経過が少々まったりしていると感じるのは新聞連載小説の所以か。

ちなみに表題の渦とは、視聴率測定器の配置家庭が、都心を中心として郊外、周辺県に向かって蚊取り線香のような渦を書くような線上に点在していることからきている。


ところで、清張の小説をいくつか読んで発見をした。

「既婚男性の3人に1人は愛人を持っている」

浮気とかじゃなくて、家を買ってやったり、パトロンをするような、かなり「大がかり」なものである。これは、単に、登場人物が富豪とか有名芸能人がいるからだろうか。はたまた、「昭和」ってそういう時代だったのだろうか。

この割合が事実と近いとしたら、興味深いことである。

January 06, 2005

書談:ドラえもん

■ドラえもん (むかし話編)
 著者:藤子・F・不二雄
 出版:小学館コロコロ文庫
 価格:460円(税込)

いまさらドラえもんでもなかろうと思うが、買ってしまったので。
コロコロコミックスですか? ♪小学館の学習雑誌♪以降も連載されていたんですねえ。当たり前だけど。表題のものはセレクト集の1つ。10巻ぐらいあるようです。
2/3ぐらいは読んだことある、っていうか、何度も読んだお話しでした。たぶん「てんとう虫コミックス」の20巻以降は私の知らない世界です(大人になってコロコロ系を買うのが恥ずかしくなった)。

これには載っていないのだが、「7人のドラえもん」というタイムトラベルものが一番の秀作だと思う。

ドラえもんって「日本」だと思う。外国人に日本を知りたければドラえもんを読むべしと言える。
80年代に東南アジアのどっかの国が輸入されたドラえもんコミックを批判していた。
「この漫画は、持つもの(ドラえもんのことらしい)と持たざるもの(のび太のことらしい)を描いており、日本の悪しき資本主義を我が国に導入せしめんとたくらんでいる」というロジックがよくわからないものであった(私の記憶があやふやなせいもあるが)。しかし、ドラえもんが「日本」と考えればなんとなくそうかなあ、という気はする。

ドラえもんは私が幼少のとき連載が始まった。だからそう思うのかなあ。私の年代以降は手塚治虫じゃなくて藤子不二雄(FとかAとかはつかない)がヒーローのはずだ。


(テヅカがなくなったとき、私より若いミュージシャンが鉄腕アトムが大好きでした、っていうのは違和感があった。それは何かの間違い?!確かにリメイク版が2度くらい作成はされていたが。また、「アトムを作りたかったんだぁ~!」と言って、メカトロニクスの道に進んだ人は絶対私より年長であるはずだ)

藤子先生の弟子になる、と言っていた幼いころが昨日のことのようである。

ところで、野比のび太くんは、本書によると昭和39年生まれだそうだ。
へぇ~×5

January 04, 2005

世界観の喪失

理科離れが騒がれた一年であった。文科大臣が「学力低下を認めた」というのが記事になった。あほらしい。時間減らして、テキスト薄くして、宿題出さなきゃ、普通勉強せんだろうが。

昔はだって楽しくて勉強してたわけじゃない。でも、なんか勉強すればいいことがありそうな気がした。苦しみを乗り越えると楽しいことが待っていそうな気がした。たいしたものではなかったけれど。一言で言えば、一流大学、一流企業、いい生活ということである。これはスローガンであってみんながいい目をみられるわけじゃない。でも、それに準ずる生活ができることはそれなりに説得力があった。ちんまい世界観である。大声でなんかで言えない人生観である。物質主義に連動する、従属する考えである。

しかし、私たちの親は戦争もあったし、貧しい幼少期を過ごしている。物質があって精神も育つのである。自分たち以上の生活をしてほしいというその願いは、子供のためを思っているのだろうと受け入られるものであった。その当時、10代のころは素直になんか聞いていないけれど、大枠としては理解できる(私たちはその考えを建前として本音の自分と折り合いをつけていたものだ)。

今の大人(私たちも含まれつつある)は、その程度の世界観も提示できなくなっている。過去も現在も肯定できない人間が多いのだ。親の言うとおり一流企業に入ってはみたけれど、リストラのターゲットにされている。努力に見合った生活がもたらせられていないと感じているのだ。
「勉強しなさい」
「なんで、しなくちゃいけないの」
「うーん、それはだな、つまり。。。」
お父さん(お母さん)のようにとはまず言えないし、○○さんのようにと偉人の名を出すのもはばかられる、そんなことではないだろうか。

先輩方のおかげで勉強しなくても、学校さえ行かなくても暮らせる世の中ができてしまったのだ。

今はいいさ。でも、これから10年、20年ってどうするの。

学力低下は日本の根幹がすでに揺らいでいる証拠である。理科離れをどうするか、なんてのんきに議論している場合じゃないんだよ。

January 03, 2005

書談:書談はかくあるべき

■『お父さんは時代小説が好き』
 『お母さんは「赤毛のアン」が好き』
 著者:吉野朔実
 出版:角川文庫
 価格:514円(税別)

これらは漫画で語る書評集である。吉野朔実さんは漫画家である。その昔『ぶ~け』という少女漫画雑誌があった。そこに連載を持っている人は全てストーリーも絵も実力派ばかりである。その中でも吉野さんはピカイチ、私のお気に入りであった。『月下の一群』や『少年は荒野をめざす』などは文学と呼んでも差し支えない。それもそのはず、かなりの本読みなのだ、ということはこれら書評が単行本化されてわかった。

以前、ここで、書評といいながら自説を展開することを目的としたものを批判したが、吉野さんのものは、それらと正反対である。その本を語りながら、その書評自体がしっかりとしたエッセイ、作品となっている。ここに収録されているものは、大半が英米翻訳モノというやつで私の範疇ではない。が、読んでみたくなるではないか。実際ここに収録されてる本を読んでみたりもした。これが私の目的とする「書談」である。まあ、たぶん達成することはできないだろうが。

吉野さんは、その豊富な読書背景を元にして、最近描かれるものはサイコサスペンス調のものが多い。ちょっと、私の好みとは違う。80年代の作品のように元気で明るくかつ繊細な青年少年少女を描くモノに戻ってほしいのだが。無理かな~

January 02, 2005

正月雑感

・社会人ディベータは年始年末問わず、「業務」をしているらしい(そういえば、一家団欒、元旦に雑煮を食べながら、大会前の準備資料を読んでいる先輩がおられましたな)。いろんなMLに入っているが、稼働しているのはディベート関係のものだけである。それにしても、年末最後の日曜日に勉強会を設定するのにはびっくりした。それもそこそこ人が集まっている。A2氏など自宅で開催しようとしていた。奥さんは文句を言わないのだろうか。まっ、仕事があるから平日はいろいろできないというのもある。これらの人々によって日本ディベート界は成り立っているのである。ありがたいことである。

・駅伝の人は何が楽しくて走っているのか。そのテレビ中継を見ている人は何がおもしろいのか(うちの母は「お姉ちゃん、今見た?!これで11人抜きよ、11人!」と報告してくれる。うーん、何かわからないが楽しいらしい)。

・うちの付近にも「サイゼリア」ができた。二ヶ月前くらいできたらしいが、この休みに初めて入った。快適だ。結構おいしい。満足だ。学習室として利用可能である。(私に何の許可もなく、突然値上げをした!)ロイホしかなかったのだ。

・とあるマッサージ店は2日から営業していた。感心である。もちろん、してもらった。

・伊藤英明は信長の器ではない。(テレビ東京系列・大河ドラマ『国盗り物語』)

・毎日何回も予告するのならもう放映してしまえ。NHK!『義経』を。

・宅配便はお休みだが、"ゆうパック"は1日も受付・配達してくれるらしい。よろしい。

・大原麗子、ライト当てすぎ!老醜を隠しているのなら逆効果である。(年末に放映していた「はぐれ刑事」かなんか)

・中田カウス・ボタン、正月はいつも同じネタなの?

クオリアおやじ(スーパーオヤジマン3号)は正月も書かさず日記を書いている。えらい! のかな?

スーパーオヤジマン2号は正月もお仕事。過労で倒れないようにしてくださいね。もうオヤジなんですから。

追記
・「ほたるぅ~、じゅんのやつはどこいっちまったんだぁ~」としゃべる田中邦衛は、物まね芸人のそれと全く何の変わりもない。彼のマネだけはデフォルメはありえない。

January 01, 2005

謹賀新年2005

ブログを初めて3ヶ月くらい。快調である。

今年の目標、本業の試験に合格、いや合格に近づくこと。
これで本来おしまい。

うーん、でも昨年受かるはずだった、約2つの試験、今年の前半にクリアしたい。

できれば、科学書を一冊でも読破したい。

意義ある2005年、充実した一年としよう。

2005年 元旦 酉年

**********

『小柴昌俊博士の楽しむ最新科学』の脳科学(茂木健一郎)のを見る。
前回見逃したので。

クオリアおやじ(おじさんからおやじに昇格)の話。
やはり本を読むより講義の方がよくわかる。高校生向きだからだろうけど、おじさんはいつもあんなふうにわかりやすく話すんだと思う。

自我や私と他者との関係は、哲学の領域の話だと思っていたが、脳科学の課題なのだな。
事実、この番組の内容は私の放送大学時代、伊藤笏康先生の講義で聴いた内容そのままだ。笏康先生は、ロボットに心はあるか、という論文も書いてるくらいだから。その当時の私は哲学者ってつんまないことするんだな、と思っていた。ほんと浅はかであった。脳科学ではそういうこともやっている、じゃなくて、クオリアど真ん中が心の哲学とぴったし重なりあっているのだな。

なんでもクオリアなのかよ、と茂木先生の業績をちょっと軽く見ていた。わかりもしないくせに。誤解というのは多分に無理解からくるのであるが。改心いたしました。今年はちょっとクオリアも学んでみよう。

この番組はクオリア入門としては最適であった。

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『地球大進化』の最終回、再放送も見逃した(/_;)。

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