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May 07, 2005

ETV『科楽教育のすすめ』続き

うーむ、昨日はなんであんなことを書いてしまったのか。単に番組の感想だけと思っていたのに。

この番組毛利衛さんがナビゲータのようになっている。
最後に江崎玲於奈さんとミニ対談をする。
江崎さんが
「科学というのは積み重ねというか、鍛錬が必要だ。絵や音楽と違って即座に創造性を発揮することができない。そこが科学が敬遠されている理由ではないだろうか」というようなことをおっしゃった。
毛利さんはそれに対して、柔らかくかつきっぱりと
「いえ、それは私は賛成できないんです。絵や音楽だって、基礎力は必要だし、子供であっても科学的な創造性は生まれると思います。芸術と科学は全く別のものだという考えこそが科学から離れていく理由だと思います」
と答えた。

ほっー!これはすごい重要な論点だ。1時間半の番組で一番価値ある部分といえよう。二人の日本を代表する科学者のコア的思想が表出した瞬間である。

どちらのいうことも(その裏にあることを考えれば)納得できるが、やはり毛利さん的科学論が日本にはかけていると思う。科学は特別なものだ。一部の人がやればいい。微分積分、熱力学なんて多くの生徒はする必要がないのだ、という極論になる傾向がある。

時間ができたら、絵でも習おうかな、ピアノを弾いてみようかな、と同じ感覚で、幾何の問題集をしてみよう、量子力学を勉強してみようとなる社会じゃないとダメなんじゃないか

小中学生の理科離れは、科学的知識、合理的判断からも遠ざけてしまう。
テストの国際比較なんてどうでもいいことだ。
彼らが私たちが数十年後にどのような老後を送っているのが問題なのだ。

ところで、毛利さんを学部長や学長にする大学はないのか。
科学館館長ももちろん価値あるすばらしい仕事だが、まだお若いのだから社会にでる若者を直接的に育成していただきものである。

派閥ばかりを重視して、力ある人を高い地位に置かないのも日本の大きな欠陥である。

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