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May 31, 2005

「情はあってもよいが、なくてもよい」

義経「わたくしは、家臣には情をもって接するべきと思います」
頼朝「家臣への情はあってもよいが、なくてもよい。情は必要だが第一ではない。私に従う者どもは、源氏にはゆかりのない御家人である。御家人が私に奉公を尽くすならば、その者達に所領を安堵する。私は、新しきもののふの姿、いや新しき国をつくりたいのだ」
(後半はうるおぼえ)

今回(第21話)の『義経』ひじょ~~にいいです。平安末期の政治状況、武将たちの思いの交錯が一気に見て取れ、密度の濃い内容になっています。
過去の大河ドラマでここまで当時の人々の心情を表現したものがあったのでしょうか。勉強になる番組であります。
これで、頼朝様の深き思想が理解され、悪役から脱することができるでしょう、
と右兵衛贔屓は思うのであるが、だから頼朝様は嫌われちゃうんだよね、
ともいえるなあ。
あれじゃ、血も涙もない人みたいだもんなあ。
判官贔屓がまた増えちゃうかな。

政子、あそこまで政治に口出ししてたのか、ってのがちょっと腑に落ちない。

中央志向の木曽義仲、
これ見ていると全然魅力的じゃないんだけど。
義仲も結構人気あるんだよね。
どこがいいのか。あのお馬鹿さんなとこがかわいいのか。

小池栄子がんばってるけど、巴御前、うざい。

でも、この時代、頼朝がいるから義経がいる、義経が活躍するから頼朝が光る、という気がいたします。光と影、政治上は頼朝が光だけど、大衆人気は義経が絶大だし。
コントラストがはっきりして、戦国時代よりおもしろいな。

バカ殿・宗盛、賢将・知盛もまたよろしい。
阿部ちゃん、素敵!

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May 30, 2005

やっぱり迷走していた。。。

先日の湘南科学史懇話会で普段会うことのない理科(物理)の先生のお話を少し聞いた。

「僕たちも文科省には文句言ってますよ。要望書だってしょっちゅう出してるし。彼らも現場調査なるものをするんですよ。そして、新課程を作成するときに、教師が教えるのに苦労しているとこを削るんです。または、この項目は中学校のときやってるでしょ、ってことで削るんです。
 理科というのは全学年を通して螺旋状を描いているのに、それをぶつぶつ短冊状に切る作業をしているんですよ。」

文科省が打ち出しがなぜ不整合なのか全て納得がいく。
あいつら救いようのないバカである。
エリートのあたくしたちが、庶民に行政指導してしんぜよう、とでも思っているのか。
お役所仕事が不合理なのは、いつの時代にも、どこでも同じである。
しかし、企業相手とか、農家相手とかになる省庁だと、人の心の機微とか世の中の流れとか関心を持たざる得ない。
ところが、である。文科省は、全然、そんなことを考えなくていいらしい。
虎ノ門のあの建物の中で整合性があればよいのだ。鎖国的官庁だ。
Dr.Tが「俺はカナダで博士号を取ったのに、文部省管轄下では認められない。学部卒と同じ扱いなんだ!」と怒っていらした。鎖国してるから、外国にも大学があるって知らないんじゃないのか。
(自分とこの職員を留学させているから、あることぐらいは知ってるか。。。)

迷走しているのは、文科省の役人のようだ。


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May 29, 2005

湘南科学史懇話会:5月度

http://www008.upp.so-net.ne.jp/shonan/home.htm

猪野修治さんが主催されている市民のための科学・科学史の勉強会。
私は2001年から断続的に参加している。
その道の専門家の最新研究の成果が、会場費だけで聞かせていただけるほんとにありがたい会である。

今回は高校の物理の先生・右近修治さんのお話
19世紀ケンブリッジのチューター制度が、現在の高等理科教育の基盤を作ったという主旨だ。
もうびっくりすることばかりである。
演習問題を解くという、物理(や化学)では当たり前にやっていることはここから始まった。それまで演習授業、演習コースというのは存在しなかった。ケンブリッジにも受験戦争が存在する。入学試験ではなく、学位取得試験である。多くの学生が学位をとれないまま大学を去っていくと超選抜試験なのである。

その当時は貴族や金持ちの子弟ばっかりだったので、そんな競争しなくても在籍してればよかったんである。暇つぶし?まあ、成人男子の遊園地、みたいなもん。あれ?今の日本の大学もそうか。

その対策のために、大学公認の個別教師(チューター)の講義を受けるのである。これは全く、大学受験予備校の教師や家庭教師のイメージそのもの。大学のガクモンではなく、試験にパスするテクニックを教授する。大学の講義はそれとは別にあるが、学生にとってはチューターの講義が優先である。これも学校の授業より予備校や塾を優先する現代の中高生とまったく同じである。

こんな話を聞くは初めてである。他に来られていた、学校の先生、ジャーナリスト、会社員、院生もみんな同様に興味津々のようであった。

これを正規の高校教員をしながら研究を進められていたのだからすごい。また、教えている側だからこそ、問題を発見できるのかもしれない。

こういう高レベル講演を毎回やっています。関東近辺の方、是非いらしてみてください。
・過去の講演をほぼ採録した懇話会通信というのが発行されています。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/shonan/backnumber.htm

右近先生の原稿は物理教育研究会の機関誌に掲載されています。
http://www.apej.org/

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May 28, 2005

迷走する理科教育

理科教育関係のMLに入っている。さすがに小中高の教員の方が多い。1日交わされるメールの数も相当なものである。
おかげでスパムメールが気にならなくなりました(MLの数の方が多いから)。

授業時間減少もあって、科学教育は迷走している、と感ずる(私がそう思っているだけかもしれないけれど)。

同じ項目でもこれは小学校で教えるべきもの、これは中学に行ってからでなくてはいけない、等の区分けが非常に難しい。そもそも科学というのは、中学用のものとかがあるわけではない。どれもそうと言えばそうだが、理科は一番コンテンツが多い上に複雑である。
また、これだけは知っておくべき、という閾値の設定も困難である。科学が進歩し、社会常識が変わってくれば、学校教育はそれを反映しなくてはいけないだろう。その一方子供が理解できる範囲が拡充するわけではない。小学校低学年では、感覚的に理解できること、即ち実験・観察が容易なものを盛り込むべきである。高校生になれば、微積分の概念を物理学の中で収得するのが当然となる。
※高校物理では微積分は使わないけど、概念として知っているわけだよね。

以前に、ここで、「これをやれ、と半ば強制することも必要」と書いたが、理科はそうではなく、面白がらせるということが重要な気がしてきた。動植物が好きでなくては、遺伝子の概念には興味がもてないであろうし、宇宙の果てはどうなっているんだろうと思いをはせない子に、ケプラーの法則を理解させるのは酷というものだ。また、そういうことに思い至らせるというのも理科教育の使命かもしれない。

うーむ、小学生の理科離れが現実に進んでいるとしたら、算数のできない大学生よりもよっぽど深刻である。

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May 26, 2005

学生は発明をするべきなのか。

した方がいいでしょう。
高校生発明家集団@韓国-朝鮮日報より-
この記事を読んでコメントしている次第です。
株の運営法を学ぶより、発明を考えた方がいいでしょうね。
(学校教育に株だなんて証券会社の陰謀としか思えん)
創意工夫、考える力を育みますし。
工業高校、高専にはよいでしょう。普通科はどうでしょうね。

また、大学は成果主義が導入されてしまったので、
(かわいそう。理学部なんて本来「儲からない」からいいのに)
工学部なんかは、卒研かわりに特許出願するってどうですか。
学校法人なんだから減免処置とられるよねえ。

小学校のとき、発明工夫展というのがあったのですが、今もあるのですか。
あれ、わけわかんなかったよね。
小学1,2年生に発明って言ってもわかんないじゃん。
みんな工作のつもりで出してたよね、夏休みの宿題に。

発明をからめて科学技術史を小学校から教えたらどうだろうか。
アルキメデス、フランクリン、エジソンなどは今学校で教えてないよね。
こういうの教えるのがゆとり教育だと思うのだけれど。
大学の教養課程の教科より創るのは難しいけれど、
知的財産立国なのだからやって当然でしょう。

朝鮮日報・日本語版なかなかおもしろい。
http://japanese.chosun.com/

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May 25, 2005

留学生受け入れ戦略

今週日経夕刊の連載には立命館アジア太平洋大学学長
モンテ・カセム氏http://www.apu.ac.jp/apuinformation/vol10/special/
知りませんでしたねえ。こんな人がいるとは。

1回目の一昨日には、
「日本が留学生受け入れの戦略がない」という言葉が掲載された。

目から鱗!そうだよね、戦略もないくせに外国人うけいれちゃいかんよね。
(今は少子化で学生が少ないというお家事情)
戦略というとなにやらいやらしいが、きちんとした目的とそれに沿った実践ということ。
米国大学の外国人受け入れの目的は明らか、と思う。
人材を世界に排出し、学校の名声を上げること。
地方自治が強いからアメリカ国家の威信とかあまり関係ないと思う。元々外国人が創った国だし(オザワセイジだっけか、日本人でも米国人でも関係ない、彼はニューヨーク市民だ、と言わしめたのは。国籍よりも居住地、市民であることが大事なんだね)。大学も自治・独立の精神が強い。

カセムさんは英語教育が遅れたことが原因としているが、そうではないと思う。
戦後思想から抜け出ることが未だにできないからだ。
大学の中には、日本で知識人を育成して、アジアを活性化、という考えを持つとこもあると思う。しかし、それをそのまま実践すると、大日本帝國の復活として恐れられてしまうだろう。戦後処理は、なし崩し的でまだ終わっていないから、中国であんな暴動が起きてしまうのだ(まあ、何かと暴走する人たちらしいけど)。

少子化対策とか言っていないで、日本人・外国人ともに、日本国内で国際理解を深め、アジアの文化、経済、産業を担う人材を創出するとかいう、でっかいスローガンで学生募集した方がいいんじゃないのか(「世界」からとかいうとちょっとうそっぽいから。もちろん欧米・アフリカからもウエルカムです)。

アジアの親日家が日本にくると反日家になって帰国するという現状をもっと重くみるべきだと思う。

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May 23, 2005

たんなるつぶやき20050523

さすがに昨日、アマサイ疲れました。
本番のあと、とある秘密結社に行って二次会に参加しました。
かって知ったるメンバーなので楽しく過ごしました。
帰ったら、TVをあっちゃこっちゃ回して、
(はぁ~「義経」録画に失敗してしもうた。また1ではなくて3にチャネルを合わせてしまった)
X-fileのDVDを見て途中で眠くなってしまった。PCは自分でオフしたらしい。
電灯つけっぱなしで眠りこけていた。
2,3時間ごとに目は覚めるが体を動かす気になれん。
ああ、今日は燃えないゴミを出す日だ、起きねば。

今は夕刻、少しづつ体力が回復してきました。

※ここ3日ニュースのたぐいは全然みていないので
二足歩行のアライグマ?のこと知りませんでした。

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May 21, 2005

真保裕一

真保裕一『連鎖』を読んだとき
「この本の感想に、あまり知られていたい食品Gメンのことがよく調べられてあってすごい、ってのがあるけど、それは多分作家は喜ばないでしょう。ミステリ作家としては、人物像とかストーリーの展開とかに心血を注いでいるはずだから、そこを評価しないといけないと思う」
なんてことをニフティの読書フォーラムに書いたことがある。
先日話した『夢の工房』に真保氏が私と同じ主旨のことを発言していたのでうれしくなった。
曰く、
皆さん私の付け合わせのポテトがうまい、おいしいと言ってくれるのはありがたいが、私としてしては、オードブルやデザート、もちろんメインディッシュを出しているのである。付け合わせのポテト以外はお気に召さないのかとかんぐってしまう(文意)

そうであろう、そうであろう。やっぱり真保くんはそう思っていたか。
私って作家の心がわかる読書なのだなあ、とつまらないことでうぬぼれてしまった。

そりゃ、そうだ、ノンフィクションライターや特許技術者(*)じゃあるまし、取材ネタだけ誉められたところであまりうれしくはないだろう。この一記事だけでも妙に真保氏に親近感を感じてしまう。

我々の仕事を言ってみれば、いろいろ調べて書く仕事なんである。ものぐさな発明者のために、こういう技術のことだよね、とかちょっと書いてあげると、そうそう、さすがアマサイさん、僕の言いたかったのはそういうこと、とお褒めにあずかる(単に乗せられるだけ?)。その上、調べているうちに、この技術も新規発明なんじゃないかしら、とか分かって指摘すると実質的に私の株も上がるわけなんである。

また、このエッセイ集ではインタビューの作法に触れているのもおもしろかった。される側は誰しもこのように思っているのだろうが、あまり文句を書いた文はみたことがなかった。

ちょっと話が変わるが、先日、NHKの英語番組で戸田奈津子さんがインタビューの悪い例として
○○ってどうですか、と尋ねることを上げていた。
「これは貴方の主演三作目ですが、どうですか」、
という聞き方のことである。
相手に好きな様にしゃべってもらいたいという日本人特有の例だが、欧米人には全く通じないことだそうだ。もっとディテールで質問しないとだめなのだ。
「この作品のここの場面でこういうアクションがあったが、どのようにして撮ったのか。危険ではなかったのか」みたいな質問がよいのだそうだ。

真保氏もそのようなことを述べている。
インタビュアーの中には、私は貴方の作品を読んでいない、どういう内容でどういうことを主張したかったのか聞かせてくれ、とかいう言い方をするのがいるそうだ。
ずいぶん、ひどい業界である。言葉を使って糧を得ているのに言語に対する冒涜ではないか。

....私の中の天使ちゃんが、
「息抜きはいいからそろそろ勉強しろ」
と言っているので、今日はこのへんで。

『夢の工房』小説好き嫌い、真保作品未読者、ファン問わずおすすめの一冊である。

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May 20, 2005

面白い小説を読んでいるのではあるまいな。

あと丸一日経つと本番だと思うと緊張して吐きそう。
吐かないけど。毎日もりもり食べてるけど。
ほとんど、1ヶ月でやるべきことを1週間でやろうとしている。
勉強など予定通りにいったことはないのだが、今回は仕事というやむ終えないことが挟まってしまった。

時間がないのにも関わらず娯楽本を読んでいる。
そうしないと神経がもたないから。

*******

作家にとって戦争はあった方がいい。
いや、誤解しないでね。戦争賛成じゃなくて、ネタとしてこれほど、有益なものはないという意味。
松本清張の短編集『失踪のあとに』
に読んでそう思ったわけである。ここで戦地にいったものでしか知り得ないことがネタとなっている。
『砂の器』なんて時代背景をずらしたりはできない。昭和の戦前・戦中・戦後がないと絶対成り立たないものだから。だからこないだやったドラマは絶対失敗。中居くんがどんなにがんばっていたって、スタッフが優秀だって無理なものは無理。あれ、あんまり批判がなかったのが不思議。ラストの渡辺謙の説明どうみてもこじつけだと思うが。清張の遺族は寛大なのだろうか。

*******

真保裕一、もっと読んでみたいと思うが、なかなか間がない。長編が多いからというのもあるが、ノリ、波が来ないのである。そのときの心情にあった作家、作品というのがあると思う。2,3冊は読んだけど、それ以後ノリが来ない。

エッセイ集『夢の工房』
というのを見つけたので、それをぱらぱらと。来週には『震源』あたりを読もうかな。


そんなことを言って、
まさか、この時期に面白い小説を読んでいるのではあるまいな。
一瞬も惜しんで勉強せねばなるまいぞ。
ともう一人の私に叱られた。

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May 18, 2005

”Hi Hi Puffy Ami Yumi”

知っている人は知っている。パフィのあみ・ゆみがアメリカンアニメになっている。
http://www.cartoonnetwork.com/tv_shows/puffyamiyumi/
http://www.cartoonnetwork.co.jp/puffy/default.asp

知財ライターいなぽんさんのページに米国ツアーの模様が綴られています。
Puffyのコンサートに行ってきました!

これをアメリカ人が見るとCool!ってことになるのか。
いや、日本人が見てもおもしろいと思うよ。
完全にアメリカンコミックだし。
幼少のころテレビで見た、
シャザーンとか
スーパースリーとか
チャカチャカ娘とか
を思い出す(↑全部知っている人、私と同世代ですね(^_^)「ハンナ・バーベラ」で育ちました)。

ちょっと「プリンセス・テンコー」は私には理解できないが。

海外ドラマもアニメも今は衛星放送でやっているんだね。

チキチキマシーン猛レースはまた見たいな。
原画もさることながら、翻訳脚本、声優陣がすばらしかったよね。

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May 17, 2005

書談:『プラスティック』

『プラスティック』(講談社文庫)
著者:井上夢人 
bk1

忙しいと言いながら、ミステリを読んでいる私。
もちろん、厳選しないとね。厚いのはだめでしょう。あとすごーくじゃなくて、ほどほどにおもろくないと。
ってわけで、井上夢人。

フロッピィに収められた数人の男女の手記で物語りが構成される。
これだけで分かる人には分かるんだろうな。
(私は、1/3まで読んだときの後のページが見えてしまって、そこにキーワードがあったのでわかったのだが)
トリックはすぐわかるけど、その意味ではトリックがメインじゃないのだねえ。ミステリは動機が命!だが、この小説もいたるところに動機がちりばめられている。
単行本が94年だから連載開始は90年代初頭、この手のものが流行るかどうかってときだから、夢人氏は、さすがである。洗練された職人芸という感じがする。

最終章はあっ、というか、うーむ、というか考えさせられてしまうねえ。

ミステリはネタばれ厳禁がお約束なので、ここまで。
ところで、なんでタイトルがプラスティックなのかなあ。

岡嶋二人のは在庫が見つからないので、夢人氏の文庫落ちを読んでいくことにしよう。

井上夢人の一覧を見ていたらみつかりました。
ここで書いた、私が岡嶋二人に第1接近遭遇した本。

『ミステリを書く!』
bk1

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May 16, 2005

板坂研究室など

板坂先生、なかなかキュートなHPお持ちでいらっしゃる。
板坂耀子研究室
日本古典文学専攻のセンセーにITがわかるのか、とまたもや偏見をいだいておったのだ。
(だってさぁ、インターネットは学術向けに開発されたが、日本国内で研究が済むわけだから積極的にコンタクトとらなくてもねえ。研究者は日本国外にもたくさんいるだろうが)

タッキーの演技がへた、とは別に思わないが。
神木隆之介くんの演技がうまいことは認めざるおえない。)
アイドルといえども、彼のドラマ歴は10年近く、時代ものは初めてと思うが。
いろいろ試行錯誤しながら演じている彼と義経の世間知らずぶりがだぶっていい感じと思う。

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May 15, 2005

経済と科学

20世紀の最大の特色はそれが科学の時代であるということです。(中略)そのような背景を考えれば、学者や学生はもちろん、産業人も、セールスマンも、ジャーナリストも、家庭の主婦も、みんなが科学を知らなければ、時代の流れに逆らうことになるでしょう。

講談社ブルーバックスの発刊の言葉にこのように書いてある。
科学の時代は21世紀も続くだろう。しかし「みんなが科学を知らなければ」ということはどれほど主張できることであろうか。

近年科学はIT技術という言葉に集約されてしまう。IT技術を知る、というより使える、使いこなせるということである。パソコン、携帯はいうに及ばず、炊飯器、電子レンジという家電機器までマイコンを搭載した機材となってしまった。うちの母などは銀行のATMが銀行員の指導なしで使えるようになったのは、数年前である。先日は定期の買い方が難しくなったので、やってほしいと言われ、Suica定期券を自販機で発行した。
(これは科学ではなく、技術だとの主張は不毛である。科学と技術と科学技術とを境界にこだわるのは不毛な議論が好きな哲学者達だけである)

それだけではなくて、生命科学や環境科学も市民が学ぶべき科学ではあろう。しかし、こちらは、広く、深くなりすぎて、ほんの少し、表出したキーワードでしか、理解できなくなっている。DNA、遺伝子組み替え食物、オゾン層、ダイオキシンなどなど。

ブルーバックスが発刊された1963年とは明らかに様相が変わってきてしまった。

前出の言葉の科学を経済に置き換えると不思議なことに腑に落ちる。現代人が知らなくてはいけないのは科学よりもむしろ経済であろう。税金のしくみ、郵政民営化の利益・不利益、株式の購入、老後のための貯蓄術。
経済を扱っている本はどれもそこそこ売れているのではないだろうか。

日本でも株券の個人購入が普通になった今、経済というものは誰かが動かしているわけのわからないもの、ではなく、自分も経済社会の構成員であることが自覚できるようになった。

それに比べ、科学は、益々専門化し、市民の手の届かないものになっている。そして、当たり前のことではあるが、科学は経済なしでは駆動できず、経済の一つのトピックスに成り下がっている。

こんなことを考え、それをなんだか、ヘン、と思うのは私だけだろうか。
拝金主義が、科学や文化を隅に追いやっていると考えるのは安直であろうか。

昨日、本屋の各棚をぼんやりみていてそんなことを思った次第である。

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May 14, 2005

雑談、平家物語

板坂耀子著『平家物語』中公新書
でいろいろわかってきた。

1)悪人・清盛は『平家物語』がそのまま現代に伝わっているため。

2)作者不詳のうえ、いろいろな写本があるので、物語は多少不整合がある、
→だから後世の作家が新たな平家物語を作るのである。

3)テーマは「平家はなぜ滅んだか」の解答

4)頼朝があまり出てこないのは、3)のため、源氏に滅ぼされたのではなく、自ら衰退していったと描きたかった。

ということは、『波のかたみ』は『平家物語』を基盤としているので、時子の義経親子の感情は記されていないのか。これは『平家物語』本体を読んでみないとわからないが。

そうそう、古典を知るには、岩波文庫でなくてもよいとわかった。高校古典の副教材として売っているはずだ。案の定、現代語訳つきで600円程度であった。抜粋なのは仕方がない。全巻買っても読めないし。日本人なんだから一応知っておかないとね。

ついでにGeorge Sansonの「A History of Japan」全三巻まで買ってしまった。英文の詳しい日本史の本が前からほしいと思っていたのさ。

板坂さん(今気づいたが、板坂元の親族か?)は、いろいろとおもしろいことを書いている。

『平家物語』は史実とは離れすぎている、と批判したり、解釈を変えて翻案したする小説があったりするが、それはそれでいい。しかし、『平家物語』そのままの人物像を鑑賞するのも大切ではないか。(文意)

なんか目から鱗である。さすが、文学研究者だけあって、古典の読み解き方まで書かれている。

『平家物語』原典を強く勧める、古典応援歌でもある。

日本史愛好家の私としても『平家物語』の翻案小説さえも読まなかったのは不覚である。
NHK大河、様々、いや主演の義経タッキーが偉いのでしょう。

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May 13, 2005

博士のたくさんいる村から

博士(はくし)が100人いる村
今日見たらアクセス数がすごいですね。
まだ知らない人がいたら見てみてください。
オチがちょーブラックです。

なんか本気で怒っている人もいるらしいけど、ジョークでしょう。
えっ、あれが実体なの?

オーバードクターってなんか問題なんですかね。
これって、博士号をとったけど、大学や研究所に勤められない、って話ですよね。
だったら、企業に勤めればいいんじゃないですかね。
小中高の教員だっていいと思うよ。
論文は英語で書いているはずだから、専門分野の翻訳とかもいいんじゃないかな。
企業側からそんな偉い人はいらない、っていう話は聞くけど、
いろいろ応募したけど、落ち続けたっていう院生、院卒の人って聞かないな。
別に工学博士が営業やったっていいわけだし。
博士増えてもポストは増えないでしょう。子供減ってくし。

なんか、国が技術立国っていうから博士をとったんだから、就職まで面倒みろって言っているみたいで非常にいや~な感じがします。

まあ、お金はかかっているわけだし、元を取りたいというか、そこまでいったら研究業をしたいっていうのは人情だけど、発想の転換をしていかないとね。

受け入れ側としてはいやでしょうけど(^^;)
うちの部署なんか博士を受け入れやすいとこです(博士までとってそんな仕事、と言われにくい)けどね、実際はうっとうしいです、勘弁してもらいたい。
それで子供の学校に行ったら、担任が博士とか、うざいですなあ。

でも、何でも慣れですから。

大学とかに固まってないで、そこいらに博士がいるって社会、いいと思いますけどね。

専門馬鹿とか、使えないとかっていう批判も減って、いいとこ尽くめでは。

とか、学部卒のアマサイは思うわけです。
博士まで金を出してもらえる環境に嫉妬しつつ。


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May 11, 2005

アクセス5000達成!

昨日5月10日午後未明、アクセス数5千を突破しました!
みなさん、ありがとう(^^)/

5000HIT2

3月18日から設定したようですから2ヶ月弱ですね。
先週からもうすぐ切り番だなと思っていて昨日午前中4980番代であることを確認しました。せめて五千+一桁を確認したかったのです。忙しかったからね。

アクセス解析なんてあてにならないとはわかっているのですが、やはり数字があがるというのはうれしいですね。

これからもアマチュアサイエンティストをご贔屓くださいm(_ _)m。

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May 09, 2005

NHK大河『義経』時子と政子

書く時間は無いけど、ネタはあるんよ。

昨日のNHK大河『義経』
清盛がいよいよ臨終。

夫人である時子に親族が詰め寄る。
「殿は何か言葉を残されませんでしたか?」
時子曰く、
「皆の者よく聞け。大相国様は仰せになった。この世に思い残すことは何もない。ただ、伊豆にいる頼朝の首をこの目で見ることができずにいることが無念である。大相国様のご恩に報いるために、頼朝の首打ちとらんがため直ちに出陣せよ」
一同、はははぁ~と伏せる。

うーん、これどっかで見たことある。
そうそう北条政子の承久の乱のときの演説じゃん。
「頼朝公の恩は海よりも深く、、、」
ってあれだよ。

時子もほんとにそう言ったのかなあ。平家物語に書いてあるのかあ。
何となく『吾妻鏡』を読んでから付け加えた気がするが。

でも、前にも書いたけど、平時子と北条政子は似ているよね。

渡哲也さん、清盛役ご苦労様でした。
素晴らしかったです。『西部警察』を凌ぐ代表作になったと思います。

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May 08, 2005

ほんとにつぶやき

今日も仕事でした。
事務所時代は、間に合わないと休日出勤するのが当たり前でしたが、ここに来て初めてのことです。上の奴が急に「あの件でミーティングやるから」と言い出し、あわてて案件をまとめている次第。
まあ、エキスパートとしては当然のことですし、これからの鍛錬にもなるから別にいいんだけど。

大事な時期なのに勉強ができない。どうすべぇ。

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May 07, 2005

ETV『科楽教育のすすめ』続き

うーむ、昨日はなんであんなことを書いてしまったのか。単に番組の感想だけと思っていたのに。

この番組毛利衛さんがナビゲータのようになっている。
最後に江崎玲於奈さんとミニ対談をする。
江崎さんが
「科学というのは積み重ねというか、鍛錬が必要だ。絵や音楽と違って即座に創造性を発揮することができない。そこが科学が敬遠されている理由ではないだろうか」というようなことをおっしゃった。
毛利さんはそれに対して、柔らかくかつきっぱりと
「いえ、それは私は賛成できないんです。絵や音楽だって、基礎力は必要だし、子供であっても科学的な創造性は生まれると思います。芸術と科学は全く別のものだという考えこそが科学から離れていく理由だと思います」
と答えた。

ほっー!これはすごい重要な論点だ。1時間半の番組で一番価値ある部分といえよう。二人の日本を代表する科学者のコア的思想が表出した瞬間である。

どちらのいうことも(その裏にあることを考えれば)納得できるが、やはり毛利さん的科学論が日本にはかけていると思う。科学は特別なものだ。一部の人がやればいい。微分積分、熱力学なんて多くの生徒はする必要がないのだ、という極論になる傾向がある。

時間ができたら、絵でも習おうかな、ピアノを弾いてみようかな、と同じ感覚で、幾何の問題集をしてみよう、量子力学を勉強してみようとなる社会じゃないとダメなんじゃないか

小中学生の理科離れは、科学的知識、合理的判断からも遠ざけてしまう。
テストの国際比較なんてどうでもいいことだ。
彼らが私たちが数十年後にどのような老後を送っているのが問題なのだ。

ところで、毛利さんを学部長や学長にする大学はないのか。
科学館館長ももちろん価値あるすばらしい仕事だが、まだお若いのだから社会にでる若者を直接的に育成していただきものである。

派閥ばかりを重視して、力ある人を高い地位に置かないのも日本の大きな欠陥である。

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May 06, 2005

ETV『科楽教室』

ビデオにサイエンスゼロが二回分(男性アナウンサが前任者だから3月分)、プロジェクトXのたたら製鉄編がたまったまま。

ETVだけなんとか見る。
「新"科楽"教育のすすめ」

サイエンスプロジューサ・米村でんじろう氏、
ロボット工学者の古田貴之
の「楽しいかがくのすすめ」

でんじろう氏は「情熱大陸」とかにも出ていた。

古田氏のことは知らなかった。
この本にあっただろうか。
『知能の謎』(ブルーバックス) 認知発達ロボティクスの挑戦

私より若いに大学付属の研究所の所長とは大したものだ。
(自分を基準にするな、って感じですが)
ソニーやホンダもまっさおの二足歩行ロボットを5,6人のメンバーで作ってしまう。
二足歩行は数式に表すとものすごー複雑な方程式になる。
それが、人間が歩くときってそんな難しいこと考えてないよ、の学生の一言がヒントとなり、ブレークスルーが生まれる。

アトムでなく天馬博士にあこがれたというのはツウですな。
(この人の年でアトムを知っているんだ。ふーん、ガンダム世代と思った)

大学助手時代、院生の学力の無さに唖然。
誰でもびっくりするわな。学部出ているのに、物理も数学も知らず、工作作業もできないとは。
研究の傍ら、自ら作ったロボットを片手に出前講義にいく。
モチベーションが無いから理科や数学がつまらない。
ロボットという実体験をすれば、興味がわくのではないか、
ということである。

古田さんは、「早く将来の道をきめっちゃった方がいいよ」と語る。
私もそう思う。なんで決められないのかが私にはわからない。
今の子だけじゃなくて、私が学生時分の同級生もそうだった。
幸せだからでしょうね。
学校出たら何者かにならなきゃならないって切迫感がないから。
別に科学者や弁護士を志さなくても、なんかあるだろう、やりたいことが。
大げさなことじゃなくて、毎日楽しくまでいかなくても、辛いのはやだな、1日やっと終わった、ではない生活をしたい、だけで(進学するとかその後とか近い)将来が決まると思うのだが。

みんな裕福な家庭なわけだ。家みたいにビンボーで、親が早く働けとプレッシャーをかけるといいこともあるのだな。

学力低下、理科離れで、楽しい授業を、
とか言っているが、それも必要だけど、これをしないと前に進めないという圧迫感も不足しているのではないか。

物理なんて勉強してなんになるんだ、という訴えに、
楽しいからやってみようと同時に、
学校の単位になっているんだからやれ、力学ぐらい知らないと恥ずかしいぞ、
と非論理的なモチベーション?も持たせるべきではないか。

(ETVの感想続く)

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May 05, 2005

ロボット文化@日本

一応、これ、カテゴリ分けするとサイエンスブログである。なんとなく。

かなりの科学ネタを『サイエンス・ゼロ』に依存している次第である。

今回もそう。
ロボコン最前線、みたいなタイトルでした。
ロボットには興味ありありだけど。ロボコンはあまり。
やっぱり、学生さんとか、オタクなエンジニアしか出られないよね。
ビデオに撮ったけど見る時間もないし、と思っていたけど。
こりゃ、すごい(私いつもそう言っているね)

ロボットコンテストがこんな幅広く、高度だったとは知らなかったよーん。
大小80くらい大会があるそうだ。
ロボットにブロック運ばせるって、この前、高専の学生がやっていたと思うが、
同じよう競技を中学生がやっているぜぇ。
シーソー状の板を自分の方に傾くように、直方形と円柱状のブロックを積み、かつ相手のブロックを落とすという動作をする(いつも思うのだが、相手を邪魔する動作を求めるのはいかがなものかあ。それはメカニック的有意義なのだが、学生競技としてどうなのか)。

優勝した子は、お父さんと一緒に小学生の自分から大会に出ていたらしい(親子大会もあるんだね)メカをもってスタジオにも登場したのだが、いやーこまい細工ですな。うちのエンジニアはあんなの作れるのかなって思いました。あっ、失礼、メカトロニクス技術者ならできますね。私ができないだけです。すいません。

もっと、感心したのは二足歩行の大人部門。
えっ、センサ使って人工知能?!ロボット自身で傷害を検知して乗り越えていく。
すごすぎない?えっ、みんな個人でやっているの?
個人と言っても開発技術者だったり、ロボット工学の大学院生だったりするのだが。

でも別に驚くこともないんだよね。巷の書籍やパーツのレベルで確かにできるんだものね。それに日本はロボット文化というものがあるそうだから、
ううん、別に理科離れなんて気にする必要ないんじゃないか。
ここだけ見ると。

で、次はマイクロマシンのことかなと思ったら、ビデオが切れてしまった。
あれ?特集ってことはいつもの45分じゃなくて、1時間番組だったですか。
どうりで、ロボコンの映像が長いと思った。
そういうことなら事前に教えてくれなくちゃ。眞鍋かをりちゃん。

ああ、自分でロボット作ってみたくなったな。


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May 04, 2005

書談:『クラインの壺』

今更、岡嶋二人?『クラインの壺』

うーむ、今頃、岡嶋二人を読み始めるとは。不覚である。
リアルタイムで読んでればどんなによかったことだろう。
東野圭吾を読む前は、ミステリーなんてじぇんじぇん知らなかったのである。
ホームズ、アガサクリスティ、どーんと飛んで、
山村美沙、西村京太郎、という具合だったのだぁ~。


なんかすばらしすぎないか、岡嶋二人。
(実際は、この時点で片方の井上氏の作品であるのは有名な話)
一回、岡嶋を読もうと思ったのだよねえ。
それはミステリ作家の仕事部屋、みたいな本で井上夢人の項目を読んだとき。
確かそう。
何を読むべえ、と思ったところに『おかしな二人』という二人の顛末記を書いたのがあるというので、それをまず入手しようと思ったのさ。でも、品切れ絶版だったのかなあ。未だに入手できず(いや、アマゾンのユーズドで注文したからくるはずなんだけど)
せめてあのとき読んでいればなあ。この人もはずれがない作家なんでしょ。

で、『クラインの壺』。
まず、すごく懐かしい。あのころのIT状況がわかって。これはすぐ後に読んだ『99%の誘拐』でもそう思った。いくら、パソコンがOA器機として普及してきたとはいっても、まだまだゲテモノぽさが残っていたものなあ。未知の可能性みたいなもの。

で、これってテーマ、マインドコントロール?バーチャルリアリティ?
いやはやすごいよ。
子供の頃、誰しも思うよね。この自分の生活している世界は映画のセットなんじゃないかって。自分以外は役者でこの世界を作っている。そしてどこかで、それをカメラで撮っている。あの町はずれのビルの裏側はもう一つの世界になっていて、そこでも別の映画が撮られているって。そんな思想を小説化したようなものだ。

バンの走行トリックのところでやっと思い出した。これのテレビ版見たことある。検索したらやっぱありました。井上氏は、映像化できそうだけど、実際にやると難しい作品を目指しているとインタビューで語っていた。そう、その通り。そのテレビドラマはちゃちかった、ような気がする。主人公がゲーム機に入った世界、現実と思っている世界、を表現するのは至難のわざだ。

実際の文章書きは井上氏がやっていたそうだが、細かい、細かい。全て計算しつくされている気がする。

二人で小説を合作するというのはなかなかよいビジネスモデルだ。もちろん両者に力量があることが前提だが。二人の化学反応が起こって、効果倍増。が、このコミニケーションを長く続けるのは、岡嶋作品の映像化より難しい。やはり二人は破局を迎えるのだが。

もう、読めば読むほど、リアルタイムで岡嶋二人をリアルタイムで知りたかった。推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を取ったとき、評論家の論調、一般読者の感想、知りたかったなあ。

でも、いっか。この世はすべて「K2」が作った世界なんだから。


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May 03, 2005

単なるつぶやき20050503

今日は花粉、ぶんぶん飛んでたよね。
出勤したんだが、鼻をかむ時間とパソコン操作する時間が同じだった。
本社では、私一人のようだ。朝来たっきりエレベータが5階で止まったままだ。
薬を買いに外に出たかったが、誰かから連絡あったら困るし。
うっかり出るとICカードを忘れそうでそれも心配。

電話が鳴ったので思わずとってしまったが、営業宛であった。製品に関する問い合わせらしい。そんなの知財の私が知るわけないだろ。あれ、大丈夫か?受話器を置いたときに「わかるかっ」ってつぶやいたの聞こえてないか。だいたい黄金週間にかけてくるなよ。
「連休はお休みでございますか」って、普通そうだろが。
一般ユーザー向けのパソコン屋さんじゃあるまし。
困ってかけているのだから、気の毒だけれども。

開発社屋に行ったら、結構人がいた。
先願特許の対策を相談しにいったのだ。ミーティングの予習といった感じ。
翻訳ミスをみつけてくれて助かった。
でも、来週までに資料作れるのか>自分。

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May 02, 2005

ディベート的ゆとり教育論

先週の当アマサイサイトのヒットワードNo.1は「ゆとり教育」である。ここの記事が当たったと思われる。
3つもトラックバックをいただいている。みんな関心あるんだね。これは普段教育にさほど興味を示さない人々も引きつけているのだねえ。

私はこの話題は、ディベート論題としても思い入れがあるのだ。2002年にJBDF、緑が丘合わせて、3回も試合をした。それも、全部ゆとり教育を肯定する側である。これはディベータとしてではなく、一個人としてこの文科省案に概ね賛成していたからである(よくよく考えたらそれだけじゃなくて、ゆとり教育支持は不利、という下馬評?に対抗したいから。どうでい、これならディベータちっくだぞい)。
理由は3つ、

1.学習内容の最低ラインを決めているだけで、上限は定めていないこと。(能力別授業を合わせて実施されることを想定している)
2.総合学習は非常に有益だと考える。
(これが応用力養成でなくてなんであろう)
3.教師の能力に依存することで学校間で「正当な」競争が起こる。
(公立校も学区ではなく、学校自体を選ぶことを是としている現れ)

実際ディベートもこのような論点で進めた。そして、現実は、

1に関しては明らかに文科省の説明不足。マスコミをもっと味方にしないとね。だから「円周率は3」と教えているなんて誇張ばかりが流布してしまう。
2に文句をつけるのはだれだよ。考える力は必要なんじゃないのか。
3には、ダメダメ教師に当たってしまったらどうしてくれるのよ、という反論が多かった。でもね、どんなに指導本(アンチョコ)が充実していてもダメな教師はだめなんよ。

宿題は出すな、計算練習・漢字書き取りはやらせない、っていうのはどこから出たんだか。そんなの、それこそ、教師の裁量である。それとも、宿題出したら、懲戒解雇にでもなるのかい。振り回された先生こそいい迷惑である(ベテランの教員は、前例を知っているので、「ゆとり」が3年も持たないことは予測できたそうだ)。

結局、教育は家庭でやるものなのだ。学校や塾や通信教育を適宜利用すればいいのだ。学校ですべてやってくれるってのは幻想だって今、学育児の親はわかっているんじゃないのか。

もう、詰め込み学校教育には戻れないし、戻りたくもないだろう。

と私は考えるわけだが、当然そう考えない人も多い。
教育問題の争点は、個人の価値観に依存するのでアカデミックディベートでは難しいと先輩に助言された。
ふーむ、そうだねえ。(ディベート的分析ではありませんでしたな)

でも、和田秀樹とかいう精神科医のいうことを真に受けるのはやめろ。彼はしろうとだよ。そんなに現行制度が気に入らないなら学習塾でも開けばいいのだ。それだけの力はおありになのだから。だが、その前に自分の精神分析をした方がいいんじゃないのか。

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May 01, 2005

ココログの表示エラー

ココログのスタイルが正確に表示されない場合。

同じエラーが出た人に役立つと思うので書いておきます。

当ブログはニフティ・ココログさんの両サイドフォーマットを採用しています。見ての通り中央に記事があり、両側にその他の情報をセッテングするものです。
記事をアップして数時間後、このブログにアクセスしてみたら、右側の情報、そのときは「最近の記事」が表示されてなくなってしまいました。管理ページにいっていろいろいじりましたが、表示されません。よく見ると右に表示されるべき「最近の記事」が下に移動してました。ココログ自体のエラーかと思って他の人のを見てみましたが、異常はありませんし、ココログトップにそういう情報もありません。なんでだろう。処置なしのため、問い合わせメールを送りました。

それでもあっちゃこっちゃ自分のブログを見直しました。すると昨日書いた記事の最後、いつも書く
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の下のURLをコピペし損なったならしく、途中で切れていました。
こりゃいかんと思い、コピペし直しました。
するとなんと、「最近の記事」がちゃんと右側に現れました。
普通のHPでも、HTMLのタグが不備だと全体的にへんてこりんになります。
規定のフォーマットに表示されない場合は、記事内のURLを点検してみてください。


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