迷走する理科教育
理科教育関係のMLに入っている。さすがに小中高の教員の方が多い。1日交わされるメールの数も相当なものである。
おかげでスパムメールが気にならなくなりました(MLの数の方が多いから)。
授業時間減少もあって、科学教育は迷走している、と感ずる(私がそう思っているだけかもしれないけれど)。
同じ項目でもこれは小学校で教えるべきもの、これは中学に行ってからでなくてはいけない、等の区分けが非常に難しい。そもそも科学というのは、中学用のものとかがあるわけではない。どれもそうと言えばそうだが、理科は一番コンテンツが多い上に複雑である。
また、これだけは知っておくべき、という閾値の設定も困難である。科学が進歩し、社会常識が変わってくれば、学校教育はそれを反映しなくてはいけないだろう。その一方子供が理解できる範囲が拡充するわけではない。小学校低学年では、感覚的に理解できること、即ち実験・観察が容易なものを盛り込むべきである。高校生になれば、微積分の概念を物理学の中で収得するのが当然となる。
※高校物理では微積分は使わないけど、概念として知っているわけだよね。
以前に、ここで、「これをやれ、と半ば強制することも必要」と書いたが、理科はそうではなく、面白がらせるということが重要な気がしてきた。動植物が好きでなくては、遺伝子の概念には興味がもてないであろうし、宇宙の果てはどうなっているんだろうと思いをはせない子に、ケプラーの法則を理解させるのは酷というものだ。また、そういうことに思い至らせるというのも理科教育の使命かもしれない。
うーむ、小学生の理科離れが現実に進んでいるとしたら、算数のできない大学生よりもよっぽど深刻である。
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» アマチュアサイエンティスト「迷走する理科教育」 [【田原の物理】〜たとえ話と微積分で物理が楽しくなる〜]
理科教育が迷走しているという意見に賛成です。
新課程になって高校の理科は、原理を理解させる部分が減ってしまいました。
理科離れを、「理科の難しさを減らす」ことによって防ごうとするのは間違っているのではないかと思います。
面白くて、.... [Read More]
Tracked on May 28, 2005 at 02:21 AM
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