無料ブログはココログ

« 『女系家族』 | Main | またもやゆとり教育について »

July 10, 2005

負け犬という誤用

昨年の『負け犬の遠吠え』という本。
こんなものは売れるわけがないと思った。
30歳以上・独身・子無しの女性は負け犬だそうな。
ふざけんじゃねえ、と思うのが普通でしょ。
でも、そこそこ売れて、流行語になって、ドラマまでできた。
どういうことよ。

本内容は一種の女性論的エッセイになっているらしい。
もちろん、私が読むわけないだろうが。
内容なんてどうでもいい。この負け犬という単語が問題でしょう。

作者が女性で、自分も負け犬だと認めているところが、この単語が流布した要因であるらしい。そして、使っているのも女性らしい。
(らしい、と続くのはテレビでそういっているだけで、私の周辺でそんな用法を使っている人間はいないので)男性が書いたものなら別の意味で否定的な意味で話題になっていただろう。
流行になることを見込んでタイトルをつけたのだとしたら、この作家(or編集者)はかなり偉い。

でもどうして日本人はこう自虐行為が好きなんだろうね。
誰か心理分析してちょうだいな。

なぜ今頃、こんなことを書くかというと先日の日経に米国人の学者(K・キャンベル氏)にインタビューしているんだな、日本の家庭論みたいのことを。
「日本では負け犬と言われたりもしますが」という問いに対して
「米国には『負け犬』に相当する言葉はありませんし、私は結婚しないことが『負け』」とは思いません」と解答するのだ。

そりゃそうだろう。
恥ずかしいだろうが、そんなこと聞くなよ、外人さんに。
日本通だから意味するとこがわかってくれたのかもしれんが。
彼は(日本人)男はもっと積極的に家庭にかかわるべきだと主張している。
ああ、なんでこんなこと外の人に言われきゃならないんだ。

でも、キャンベルさん、「負け犬は男のせい」と断言してくれてありがとう(記者の編集だけどね)。その通りであるし、先進国と呼ばれる国でそんな指摘をうけるのは日本だけでしょう、たぶん。

日本の自虐的表現を世界に知らせるのはやめないさい。>日経新聞

今日の新聞によると、先の本は34万部の売上げ、酒井順子氏は続編を出したようだ。

『人気blogランキング』に登録しています。いつも応援ありがとうございます。1日1回、ぷちっとな、お願いいたします。【押す】

【アマサイは勝手に2005年国際物理年に参画しています】
(^_^)リンク集をここ作ってあります。

« 『女系家族』 | Main | またもやゆとり教育について »

「ものの考え方」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61116/4921184

Listed below are links to weblogs that reference 負け犬という誤用:

« 『女系家族』 | Main | またもやゆとり教育について »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

更新情報

June 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30