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August 31, 2005

フィルム映画とCG

いつものように日経の『私の履歴書』を読もうと思ったら「浮世絵とトヨタ」という表題が目に入った。あれ?今は映画監督の篠田正浩氏のはずだが。浮世絵はともかく、トヨタに何の関係が?監督は、絵師写楽の映像化を計画していた。映画『写楽』の撮影時には浮世絵の使用が欠かせない。当時話題になった生産方法トヨタのカンバン方式のルーツは、浮世絵の作成方法にあるのではないか、と気づかれたのである。

また、篠田さんはスピルバーグやルーカスのSFXにも注目されていた。江戸時代寛政年間の町並みを再現するには恐ろしい程の費用がかかる。そこで、デジタル映像の活用を思いついたのである。フィルム映像と画像処理技術により『写楽』は完成度の高い作品となり、カンヌ映画祭で喝采を浴びる。

意外だった。昔ながらの映画監督の思考とSFXは相反するものかと思っていた。考えてみれば、カメラの性能さえも年々進歩していき、それが映画撮影に影響を及ぼさないはずがないのである。CGだって、その時系列と関係ないものではない。私たち一般人より高い審美眼を持った映画人が評価するほど現在のデジタル技術は優れたものになっているのだ。また、他方で、CGを取り入れない監督もいるわけだが、彼らは、その力を認めているからこそ、排除したいのかもしれない。

「フィルムだけでは映像への民衆の飽くなき欲望に応えようがなくなった」とも篠田さんは述べている。技術は技術者ではなく、芸術は芸術家ではなく、そもそも民衆が作らせるのではないかと考えうる記事であった。

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August 29, 2005

理系女性の未来

ヨミウリオンラインより
「文部科学省は来年度から、女子高校生の理工系進学を促進する事業に取り組む。将来の女性研究者・技術者の育成につなげる狙いがある。
(中略)同省はこれとは別に、約2億2000万円を新規に要求し、女性研究者が出産・育児休暇を取った後で研究に復帰できるよう、」
まあ、やらないより良いってか。
補助金は重要でしょう。でも復帰して、以前の仕事そのままやれせてくれんの?
大事なのは意識改革だと思うけど。
独立法人の研究所に勤める人ってすべてに保守的かもね。
日本のアカデミズム自体が保守的だってか?
それを言っちゃおしめぇよ。
私も正直名案は浮かばない。
現状理系の職場を改善して、それをアピールしていくこと。
成功している先輩が増えれば、徐々にでも志望者は増えると思う。
森山さんのいう「かっこいい女性」ってのはたぶん違うと思う。
かっこいいっていうより普通の仕事なんですよ、地道な仕事なんです、企業への進路と同列の選択肢と考えてください、みたいな方がよくなくなーい?

弁護士って法廷で議論することなんかまずなくって、デスクワーク、書類づくりが主な業務だとか、
医者は知的労働者というより肉体労働者だ、とか世間のイメージと実際の差みたいなものは結構知られつつあるが(えっ?そうでもないってか?)、
研究者は外から漏れ伝え聞くことがほとんどないってのが実状ではないの。

技術者は(っていってもいろいろあるけどさ)あんまり問題ないんじゃない?
(技術者=企業の理系会社員って感じ)
職人ってくくりにすれば、女性に向いていると思うよ。
理系研究所の研究者って魅力的な職場と思う?
私は頼まれてもいやなんですけど(誰もリクルートしてこないと思うが)。
たいへんなことばっかりで楽しくなさそう。
研究が好きだから、ってだけでは我慢できないことが多そう。イメージとして。

やっぱり、理系研究自体があんまり魅力でないでは?
「かっこいい女性」より、研究室にはいい男性(イケメンって意味じゃなくて、いやイケメンでもいいんですけど(^^;)人間としてすばらしい方がたくさんいるよってアピールできないと難しいですね、文科省プラン。

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August 28, 2005

映画『マダガスカル』

(ディベート・トラックバックピープルから来た方、すまん、この記事はディベートとは関係ありません。いつも送っている人気ブログランキングのと間違えたのじゃ。わざとじゃないんだよー。管理者の方、削除できるならばしてくだせえ)

♪踊るの好き好き、好き!好き!♪

『マダガスカル』見てきました。私が行ったときは吹替版でした。カバ(グロリア)さん役の高島礼子に興味があったので字幕版にはこだわっていなかったのですが、「現地の声」も聞きたかったですね。平日夏休みのためか、昼間は全部吹き替えでしたよ。
map0a

映画のアニメ、ほとんど興味なかったです。どうせ、おこちゃまたちがいて混んでるんだろうとも思っていたので。

うーん、いいですね、夏向きです。スカッとします。都市化した動物たちが間違って野性の王国に来てしまう。自然に戻っても本性までは変わらない、ところが、、、

今まであるようでなかったストーリーだと思うのですが。でも、あんな楽しい動物園が町の真ん中にあったら流行らないはずはないですよね。アライグマが立つとか立たないとかのレベルじゃないです(^^;)

キャラが立ってる、アニメーションには重要な要素だと思います。でも、みんな個性がありすぎ。今回はアレックス(ライオン)とマーティ(シマウマ)が中心だった気がしますが、マフィアペンギンたちの悪行とかグロリアの恋物語、メルマン(キリン)の闘病記(*)とかの続編があったもいいんじゃないかな。

* 病弱で毎日のように健康診断されるキリン、って何?!て思いますが、結構動物の実際の現状だったりして。

それほど、アニメとしては完成度が高いものでした。

玉木宏くんがメインキャストの吹き替えとは意外でした。なかなかやるじゃん。岡田義徳くんは演技うまいですからね。柳沢慎吾、そのまんま、それが狙いでしょうが。

顔なじみの俳優さんが出るのは楽しいけれど、立派な声優さんがたくさんがいるのですから、並列キャストにしたらどうかなあ。あれっ?吹き替えってのは高等技術のはずだったのだが、今は誰でもできるんかい?

♪好き!好き!フィジカルに、フィジカルに♪

うーむ、マダカスカルのキツネザル達の歌が頭にこびりついて離れない。

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August 27, 2005

CGの世界にようこそ

現時点で10代であったなら間違いなくコンピュータグラフィックの道を志していただろう。10年前、ビデオゲームですでに「三次元ポリゴンでぐりぐり動く」と言われていたのでその時でもよかったかもしれない。私が10代であったころ、CGっていうのは幾何学模様を描くもの、といった感じだった。いや、よく知らないんだけどさ。コンピュータ自体それほど身近なものではなかったから。理系=コンピュータ、と思われるようになったのはもう少し後の話。

今は通常のパソコンでもかなりことができるらしい。「スキージャンプ・ペア」という作品を作った人は自宅のPCで作ったのではなかったかな。私もバイトしまっくて機材に投資していたことだろう。そんな生活が私にとっていいのか否かは今は判断しようもない。

ちょっと昔、いや一昔か、アスキー出版から出ていたCGシリーズはよく買っていた。CGツールの入ったFDと教本が一体となって4,5千円で売られていた。その当時ソフトは本屋さんで買うものだった。電器店にある万単位の本格派ソフトは購入できなった。当時は、NECPC-9800シリーズが主流だったから、その後継機を持っていれば、立派なPCユーザーだったのだ。「対応機:98シリーズディスクトップ」と書いてあるのに98ノートで動かそうとしていたころが懐かしい。

全編CGというのも普通になってきたし、現映像とCGを組み合わせて仮想空間を表現している映画も多い。いずれ俳優もすべてCGでできるなんて言われたがすでにそうなっているんじゃないだろうか。なーてね。

新作映画には必ずと言ってもいいほど新技術が使われているようだ。CGには物理学の知識も欠かせない。
『スター・ウォーズ エピソード3』には「サブサーフェイス・キャスタリング」と呼ばれる技術が採用されている(※1)。
「物体に入射した光が内部散乱を繰り返した後に再び表面から外部に出ていく現象をいう。通常のCGでは、光は物体表面で反射・吸収されるか、内部を通過して二度と表面には戻ってこないと仮定しており、こうした質感を作り出すのは極めて難しかった」

なんとなくはわかるが、実際にはどういうことだろうか。記事には「映画ではヨーダが逆光で照らされているシーンでは、耳の後ろから差し込む光が皮膚の薄い部分を通してほのかに浮き出してくる」と記されている。

そんな細かいとこまで見ているのはプロだけだと思うが、そういうのを知ってみるとまたおもしろかもしれない(DVDを買ってからでよいと思うが)

『マダガスカル』では漫画的な動物がリアルに動いて見えるようバルーン・ボリュームという身体の各部分で局所的に体積が一定に保たれるようにするアルゴリズムを使っている(※2)。これは実際に『マダガスカル』を見たのでなんなく理解できる。タオル絞るようにねじった形態をベースで肉の盛り上がりを表現しているとのことだ。

画像処理の勉強は多少しているので、CGの敷居は低いし、物理シュミレーションと思えば、物理学の勉強にもなる。
今更専門のCGクリエータになるつもりはないが、ぼちぼち勉強していきたいと思う。

※1『日経サイエンス9月号』
※2『CG WORLD 9月号』

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August 25, 2005

TVドラマ『上を向いて歩こう』

若干カメレスです。
『坂本九没後20年ドラマスペシャル「上を向いて歩こう 坂本九物語」』テレビ東京
非常によかったです。

九ちゃん-山口達也、柏木由紀子-ともさかりえ
ぴったりですね。
(しかし、上記のHP、山口くんの写真じゃなくて坂本九本人になっているのはなぜ?)

古き良き大家族、家族愛がテーマです。
「さびしくなったら自分より寂しい人のために働きなさい」
昔はこういう思想でお互いに助け合って生きていってたんでしょうね。
(もちろん、昔がすべてよかったということではなくて、そういう良さが無視されている現代が気がかりです)
大人になった兄弟が、九ちゃんの歌に合わせてジェンカを踊る、ほのぼのとして見てる方がほんわかいい気持ちになりました。
(あまり場面はありませんが、三原じゅん子が坂本家の長女として出てきます。えーと、これには何か意図が?それとも空いてたこの年代の女優さんを選んだだけ?)

「上を向いて」が私が生まれる遙か前(誇張あり)の歌とは知りませんでした。あの時代は1曲大ヒットが出れば、10年は暮らせた?んですかね。

「隣のやさしいお兄さん」というイメージに悩む場面が所々出てきます。彼は実際どれほどこのことを気に病んでいたのでしょうか。今は知るすべがありません。もっと長生きしていれば、解消できたかもしれません。

あの事故で亡くなった全ての人に九ちゃんのような家族があり、それぞれの人生があったのだなあ、と思わせる作品になっています。

ところで、岡江さん、
>○岡江久美子(母・坂本いく役)
>個人的にも、TOKIOの中で山口さんのファンなので、
>ふとんの中でじゃれ合うシーンがあるのですが、男女の仲
>に見えることのないよう、ちゃんと親子として見えるよう
>に、がんばりたいと思います。
どさくさに紛れて何を言うだすか(^^;)

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August 24, 2005

小中学生のインターネットの制限

「でぃべーたぶる」さんが
>緑ヶ丘ディベートクラブの合宿で、どのような議論
>が展開されたのか、興味があるところです。ご存じ
>の誰かがコメントを下さると嬉しいです(^^)
とあるので、お答えします。
っていうか、直接聞いてくださっていいんですよ、NAKO-P兄貴。
(教室ディベート連盟の人ならオフ/オンラインでお会いしているはず。勝手に仲間意識を持っているので、馴れ馴れしいのは勘弁!(^^)。同じココログメンバーだし)

論題:「日本は中学生以下の子供のインターネットの使用を制限すべきである。(親、教員、指導員の元で使用することを義務づける)」

メリット、デメリットととも、ごくごく簡単です。
問題解決型メリットが大半でした。
M1)パソコンのやりすぎで目が悪くなる。⇒改善
M2)家にこもることが多いい。⇒改善
M3)ネットトラブルに巻き込まれる。⇒改善
M1~3から子供も守れるというメリットが多く、M3に関しては細かく説明して、重要性を引き出していました。

デメリットは、
D1)IT習熟が遅れる。
D2)表現の自由の侵害
D3)携帯やビデオゲームに流れる>現状よりネットトラブル拡大
ここではD3が否定側として大きな論点でありました。
そもそも、パソコンを常時使用している小中学生はどれほどいるのか、携帯ウエブとパソコンブラウザは情報が同じなのか、流れるとしてもどれほど大きな問題になるのか、などで白熱した議論が展開されました。

即興でやったので、へんてこりんな議論がでるのもご愛敬(社会人ディベータの名誉のために事例は上げません(^^;))。

自画自賛ですが、私のチームの
・親、教員、指導員はIT研修を受ける
というプランは有効でありました。
これはパートナーの方(「再発見!ディベートの効用」で話した方です)が「メリットなのだから、(問題解決だけでなく)もっと良いことが起こる、ということは言えないですか」というご意見の基に組み立てました。
制限を設けるので、(遊びとか不正アクセスをしている間はなく)有効パソコン使用の方向になる。IT研修はそれを促進する。という形にしました。

否定側は、カウンタープランとして
・ITの専門家が学校でインターネットの使用法を教える。
を出しました。これで議論がかみ合って面白くなりました。
(教室ディベートではCPは禁止ですが)

当分、有効で議論展開もおもしろい論題です。
これは私が土壇場で提案した論題です。えへ、またもや自画自賛。
ちなみにNAKO-Pさんもよくご存じの当クラブの顧問Sさんには、かっこ内を論題に入れて一文にした方がよいとのことでした。

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August 22, 2005

再発見!ディベートの効用

先日のディベート合宿に参加された方が興味深いことを言っておられた。
女性にはディベートが必要。特に専業主婦に必要だとのことだ。
家にいるとどうしても気分は鬱々としてしまう。結婚して2,3年は一緒居られれば楽しいが、それ以降は、夫と言えど、妻と言えど、一つの個人なのだからコミニケーションが必要である。男性には、会社、ビジネスの世界があるが、女性は外とのインターフェースが少ない。あまり個人としてコミニケーションをとるという訓練が成されていない。だから家族である夫や子供ともまともな対話が出来ずにいる。最悪のパターンは、別居とか離婚である。これは対話不能となった結果である。またはけ口がなく幼児虐待にも繋がりかねない。

この方のすばらしいのは、家庭内のコミニケーションを夫婦、親子ということではなく、人と人としての対話に着目された点である。

ディベートは、よく
・政治とか難しい問題を
・言葉でこねくり回して
・白か黒かを決めなくては気が済まない、
ゲーム(お遊び)の一種
と誤解されることがある。

大会とか見ているとそういう側面が無いこともないが、
コミニケーションとしてディベートは、

・政治問題を扱うことが多いのは、社会の規範みたいな次元で問題解決法を学ぶという目的がある⇒A社の○○問題、N小学校の学校運営等も政治という上位概念で思考することにより、アナロジーが適用できる。

・言葉をどのように使うかは重要である。表現方法を学び、表現力を向上させるのである。

・その課題に対して肯定、否定を両方を考えることによって多角的な見方を学ぶ。また自分の意見とは違う立場に立ってみる。

・勝ち負けは、それで何か決定するのではなく、アフターディベート、どうして自分たちは勝てたのか、負けたのかを考えることによって上記の能力をより向上させることに繋がるのである。

ってなことは、私自身も分かっているつもりだったが、専業主婦こそ!というお考えに触れ、再認識した。

いろんな立場、いろんな考えの人と交流し、自分自身を高められる両団体(目黒区新橋)はほんとにありがたいものである。

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August 21, 2005

ディベート合宿

私が所属しているこっちの団体でディベート合宿をしました。

なんか恐ろしげな合宿と誤解されそうなので、公の場で書いておこうと思いまして。

箱根仙石原にて15名で実施。

1日目は即興ディベート。
30分前に以下のような論題を発表します。
・日本は中学生以下の子供のインターネットの使用を制限すべきである。
(親、教員、指導員の元で使用することを義務づける)

2人か3人のチームが3つで1グループ
肯定担当
否定担当
ジャッジ担当
をつくり、それを3回して、それぞれのチームが同じ論題で、肯定・否定・ジャッジをすることができるというわけです。

今回は、ディベートを初めて間もない方や、ブランクがある方の結構いらしたので、準備時間を比較的長くとるようにしました。

それが終わると顧問の先生のレクチャー
「論題充当性」というディベートの考え方を御講義いただきました。

後は食事をして宴会。
(実はこいつが一番盛り上がります。ディベートの話はほとんどしません)

翌日は午前中から集合。
事前に配っておいた資料をもとに
・日本のすべての自治体は家庭ごみの収集を有料化すべきである。
の試合。やり方は前日と同じ。
13時近くまで。

みなさんでお昼の食べて終了。

ね、普通でしょ。

は?仙石原まで行って、観光はしないのか?ですと。
しませんでしたね。
やっぱ、怪しい変な団体でしょうか。

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August 18, 2005

【再掲】竹内薫講演会+サイン会

まだまだ、整理券があるそうです。

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■講演会タイトル■
「竹内薫 講演会 ~ループ量子重力入門 刊行記念~」

■講演会日時  8月19日(金曜日) 18:30開演 (18:00開場)
*講演は1時間程、その後ご希望の方にはサインも致します。

■講演会会場  三省堂書店神田本店8階特設会場

■参加条件   三省堂書店神田本店5階にて、上記書籍お買い上げの方先着60名(最大80名) に整理券を配布

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August 17, 2005

植草甚一に憧れて

植草甚一という人が昔いてジャズとか映画の評論をしていたらしい。
私が物心ついた時(そういうものに興味を持てる年代)は、故人となっていらしたので、よくはしらない。けれど、その当時河出文庫でエッセイ集なんか出ていたから、1冊くらいは読んだ記憶がある。
植草甚一作品一覧

自著ではないけれど、彼を語った一文に
「植草さんというにはすごい人で、初めてニューヨークに行ったとき、あそこの角を曲がると○○っていう店があって、その向かいには、老舗の料理屋があるんだ、ああ、やっっぱりあった、とかいうんだよね。全部日本にて洋書で仕入れた情報でそこまでわかっているんだ。」
とかいうのがあった。

※この本がその成果なのかな。
『ぼくのニューヨーク地図ができるまで』(晶文社)

私この手の話、かなり好きなのである。かの地に住んでいてそこに精通しているのは当たり前で、行かないのに知っているなんてExcellent!って思っちゃうのである。

まあ、その昔は海外に気軽に行けなかったから、そうなっちゃうわけで、今そんな人がいてもすごいっていうより、よく言えばオタク、悪く言えば偏執狂なわけだけれど。

でも、なんか、そういうのって活字中毒を極めた!気がするよね、いや、するわけだよ、私は。

こんな達人のようにはいかないが、私も似たようなことをしようと思いついちゃったのだ。

題して
『X-file』超常現象のアメリカを行く。

続く...

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August 16, 2005

つまり、それが、

今日の地震すごかったですね。関東近郊は震度4
先日学んだ正常バイアスに負けることなく!、しっかり、おたおた、うろうろいたしました。

ところで、Dr.Tの掲示板でも当方でもお世話になっているKimball兄貴。
兄貴のおちゃめで鋭い視点のコラムはブログで読むことができます。
来夢望瑠_日々平凡

先日の正常バイアスの件でもトラックバックをいただいております。

しかし、兄貴。
(http://blog.so-net.ne.jp/kimball/2005-08-16のコメント)
---------------------------------------------
でも、さすがに、われわれ(関東在住)の場合、あれは
「バイアス」からの油断というより、日々の経験からし
て平静でいられるレベルではないでしょうか? :-)
小生の場合、(地震で)パニくる、スレッショールド(閾値)
は(自分の)本棚(っつうか、古本屋さんみたいに積み上げた)
の本が落ちたときだとおもいます。
---------------------------------------------
それが正常性バイアスなんだってばぁ~。

広瀬先生は言うとられました。
「中国や韓国の留学生は、地震に慣れていないので、ちょっとの揺れでも教室から飛び出していきます。しかし、生命を守るという点からは彼らの行動の方が正しいのです」

というわけなのですじゃ。

一緒に勉強しませう。
●広瀬弘忠『人はなぜ逃げおくれるのか―災害の心理学』(集英社新書)
NHK『ためしてガッテン』防災編
防災システム研究所・リスク心理学

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August 15, 2005

正常性バイアスを崩せ!

別に好きじゃない、と言っていた
『世界一受けたい授業』だが、http://www.ntv.co.jp/sekaju/
先日も見てしまった。
天海祐希が生徒として出ていたからである。
(こないだの『メレンゲの気持ち』見逃しちゃったしね)
さすが今季ドラマの「女王」
アップで写っている時間が他の人より長かったです。
教頭役、くりーむしちゅーの上田晋也、
「それで天海くんはその怖い先生を演じるとき、どう役作りをしているんですか。
.....ああ、素ですか(^o^)」というつっこみよかったです。

という本来の視聴者と異なる見方をしておったのだが、

■ 広瀬弘忠 『日本人に警告! 生存力! ~人はなぜ逃げおくれるのか~』

 この講義は非常によかった。ためになった。

広瀬氏は、災害心理学というのを研究している方である。
災害時になぜ人は逃げ遅れるのか、
なんと、警報がなっても、煙がもくもく出てきても、波がそこまで来ていても、
人(特に先進国と言われるとこに住んでいる人)は災害、と思わないんである。
安全神話の中に生きているので、大したことない、訓練か?なんかの間違いだろうと思ってしまうのだ。
ひえ~恐ろしい。
それをちゃんとした実験を見せてくれるから、よりわかりやすい。
そういう行動を正常性バイアスというのだそうだ。
ちょっと揺れたくらいで部屋を飛び出しちゃかっこ悪いという心理も働くらしい。

私たちは兎に角パニックになるなと防災訓練等で教わってきた。
(非常口に人が押し寄せ人災が起こると言われてきた)
ところが、むしろパニくる方が身を守るためにいいのだ。
火がそこまで来ているのに、落ち着いてどうするよ、ということらしい。

心理学なんてバカにしている私であるが、これは大いに取り入れてよいものである。
(うーむ、心理学を質の悪い哲学という考えは改めねばなるまい。少し。)

で、他のご講義は、

■『藤沢晃治先生のわかりやすく伝える技術』
まっ、偉いですよ、こういうことをレクチャーするというビジネスモデルを考えたのは。
えっ、誉めてます、誉めてます。

■『青島広志先生のクラシックを10倍楽しく聴く方法 パート2
クラシック想像力活性法』
へんなピアノおじさんと思っていたら、芸大の教授!しかも首席で卒業。
お話の内容より、それに驚いちゃったよ。

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August 14, 2005

DVD『ザ・ファーム-法律事務所』

FARM
トムさんの作品は結構劇場で見ていることに気づきました。
特にトムさんのファン、というわけではないですが。
(いとしのヒュー(グラント)様の作品は見逃すことがままあるのですが)

よい作品に恵まれる、良い作品にスカウトされるような才能があるということでしょう。
本作品『ザ・ファーム』も優れた作品であります。
法律モノというと難しい感じがしますが、エンターテイメント特化しており、楽しめるものです。グリシャムの小説は読んだことがないのですが、原作もこんな感じなんでしょうか。だとしら天才です。弁護士だから法律知識が正確なのは当たり前ですが、自分の得手は、ほんのアイテムで、ミステリとして勝負しています。

背景はかなり複雑だと思うのですが、同僚の助けは借りられず、マフィアからもFBIからも逃げなくてはいけないという状況が非常におもしろいです。こういう舞台設定をぽんぽん思いついたら私にもミステリが書けるのですが。

後半のおっかっけこは、アクションシーンとして楽しめました。
これはプロジューサでもあり、監督でもあるシドニー・ポラックの力量が大きいのではないでしょうか。

『宇宙戦争』を見たあとだったので、トムさんの多様な面を知ったような気がします。
(宇宙戦争ではダメダメオヤジの設定なのだが、あのトムさんがパパだったら不満をいう妻、娘がいるのだろうか疑問です。ダメダメぶりがイマイチ描き切れていなかったような。でも、オヤジギャグは向こうでもお父さんが嫌われる理由になるようです)

原作を読んでみたい、という映画は即ち、よい映像化であったということです。

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August 13, 2005

単なるつぶやき20050813

先週、『上を向いて歩こう』の誕生秘話をやっていた。去年のBSの再放送らしい。なかなか興味深かった。九ちゃんの歌い方がインターナショナルな価値を導き出したのだ。

♪ふぇうぉふぉむうういて、あるこおぉぉー
坂本九の下の娘は美人である。

引き続き『ローザ・パークス物語』を見たかったが断念。ビデオも無かったので。
テレ欄をチェックしておかないといい作品を見逃してしまう。

日米の大物俳優が出ているという理由で『ミッドウェイ』を録画した。
うーむ、戦争モノはなかなか面白くならないなぁ。15分ですでに飽きた。

小野田少尉のドラマも見たかったのだが、帰ってきたらもうラストだった。

日航機事件は2局でやっていたが見なかった。
身内に被害者はいなかったが、
まだまだリアルタイムすぎて辛いものがある。

『女王の教室』すごい展開になってきた。和美がみんなと仲良くなってちょっとほっとした。
でも、あの予告編は何を意味するのか。
(和美の夢、妄想の中の話と私は睨んでいるが)
再教育センターとは。
子供の心理をよく描いているなあ。
珍しく局のオリジナルでしょ。日テレ、ばかにしていたけど、結構偉い!

『ドラゴン桜』にならって
「すっげー!やればできるじゃないか!なんだ満点だよ」

飽きもせずDVDは『Xファイル』。
そうそう、トムさん主演の『ファーム』を買ってあったのだった。今日明日中に見てしまおう。

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August 12, 2005

ちょ~電導

サイエンスゼロで超電導のことをやっていた。
眞鍋かをりくんも言っていたが、20年ほど前に夢の技術と言われてからあまり科学報道には出なくなってしまった。
私もその後の動向は全く知らなかった。
MRには使用されているとはうっすら聞いたことはあったが。
超電導を利用した磁気力が注目されているらしい。
番組では製紙工場の排水を浄化することをやっていた。
浄化しきれないゴミを磁気によって吸い付けるのだそうだ。

20年前の理論革新から実用化まではやはり長い道のりがあったようだ。
材料が安価になることがキーであったようだが、技術に流通経済の関与は欠かせない。
(正確には冷却コストと使用する材料)

45分のポピュラーサイエンスの番組なので、さらっとしてしまうのは否めないが、技術革命のヒントがいろいろ含まれている内容であった。

あの当時は、常温超電導(*)が近いにできるというノリだったが、ブレイクスルーはいかなる時も予測不能であるようだ。

*高温とか常温というが、マイナス196℃を突破することが画期的だったのだからこの温度の観念が日常感覚とは大いに違うわけである。

別の日にバラエティに出ている眞鍋くんを見た。
科学番組を仕切ることができ、本来のタレントとして的確な?ボケをかませる、
ほんま希にみる才能の持ち主である。
がんばれ、眞鍋くん。

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August 11, 2005

高校地学がおもしろい

夏休みのせいか、NHK高校講座の再放送をしている。
むかーし、世界史は正規の時間に毎週見ていた。社会人になってからね。
だいたい大学の先生が自分の専門分野の期間、国をやっていたからね。実際の高校の授業より高度だったと思うよ。

今、深夜にやっている地学がおもしろい。
丁度、星の一生をやっていたのをたまたま見たのだ。
最新情報すばる望遠鏡の創設時の話とかやっていて、大人が見ても十分耐えうるものである。

私は高校時代、地学取っていないんだね。
つーかさ、選択科目の中に地学無かったよ。
私立だったから?公立は全部あるの?
理科4科目から選択できるってずいぶん充実していると思うんですけど。

地学は重要だと思う。気候とか地震とか身近な問題を扱ってるしね。
地学を必修にすれば、理科も離れるんじゃなくて振り向いてはもらえると思う。
理科は高校になると学ぶことが膨大。
物理、化学、生物、地学を【うまく】取り合わせる、総合理科の形成が重要である(今やってるんですか?)。

この地学の番組の後に物理やってるんだけど、見てません。
いや、おもしろくないよ、電流・電圧の話はさ。
まあ、工学部たるわたくしはさんざんやったせいもあるんだけど。
ちょっと物理は他三科目に比べて分が悪いと思うんだが。
見栄えがね、あんましよくない。

現代物理学まで拡張すればとも思うんだけど。
素粒子なんてだからどうしたのって感じだし。
加速器使って、いかにも税金ばんばんか投資してますってことだし。
カミオカンデで小柴先生がノーベル賞取ったわけだけど。
そりゃ、すごいって直感的に理解できないんじゃないかな。
ばかでっかい水槽に水貯めて、いつくるかわからない物体を待っているってさ。

やはり発信する側が工夫しないとね。
湯川先生が物理学賞取った時代とは違うんだからさ。

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August 10, 2005

真夏の映画の日

久しぶりに映画を見てきました。

『姑獲鳥の夏』←さすがに「うぶめ」では一発変換できませんでした。「産女」と出ます。
ご存じ京極堂のデビュー作品の映画化
私は阿部ちゃん狙いです。
まあ、おもしろかったですよ。私は原作読んでないんでね。
京極ファンはたぶん不満だろうなと思います。
映像は原作小説を越えられない、わけですが、それ以上にね、と思います。
長編だからしょうがないけど、最後のほうにぱぱっぱと種明かしをもっていた感じ。
違いますか>京極ファンのみなさま。

セットはね、すごーくよくできてたと思います。
さすが実相寺さんです。あの人ってそういうのかなりこだわるよね。
あの眩暈坂、つくっちゃったんですね、すごいです。どこにあるのかな、あんな道って、思ってしまいましたよ。

セットが昭和27年ぽいのに
(いや私生まれてないからしらないけど、そう思うわけで)
出演者がみんな21世紀なんですよ、なんだか。
どの人も結構時代モノな(昭和前半なんてもう時代劇です)人たちなんですけど、なぜだろう。変に都会派なんですよ。

『宇宙戦争』
朝カル竹内薫塾の先輩Fさんが
「是非見てください、とは言えないけど、見ておけば話のタネにはなりますよ」
とおっしゃっていました。
本作品にぴったりの推薦文です(^^;)

ゴウゴウ、ガーガー、バキバキ、とにかくうるさいです。
まあ、戦争ですからね。
こんな特撮が主役の映画になんでトム(クルーズ)さんが出てるのか、
と思ったら、ラストでやっとわかりました。
確かに過程でも家族愛を表現しているのはわかるのですが、
別にトムさんでなくてもねえ、と思っていたのです。

Dr.TがFさんに
「それで(映画では)人類は宇宙人から地球を守れるんですか」
と問うていましたが、Fさん
「いやーそれは、ネタばれになっちゃうから」
とお答えになっていました。
これも、その通りでして。

しかし、100万年前から計画されていた割にはずさんです。
機械もでかく、破壊力がある割には、センサ類はあまり発達してないです。
(いや、それも変なんだけどさ、あれだけのヘッドがあればさ。。。)
宇宙人だからと言っても、地球人より科学技術が発展しているとは限りませんからね。

ま、一見の価値はないこともない。


今日はレディースデーだったんですね。1000円で見られました。
だから、ついでに『宇宙戦争』も見ちゃったのです。
(Dr.T推薦の『皇帝ペンギン』は時間がちょいと合わなかった。結構混んでたみたい)
1000円なら大抵の映画は見られますよね。
金返せ、状態にならない。
せめて当日料金大人1400円にしないとさ、難しいよ、映画の再普及は。


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August 09, 2005

最近のアクセス解析

なんかアクセス数がばんと上がった。
最近、毎日書いてるしな、
科学ネタもいれてるしな、
と思っていたが、検索解析をみたらここに集中していた
July 12, 2005

ちょっとつぶやいただけなのに。

あまりそういうことに振り回されず地道にいこう。

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August 08, 2005

Aha!な科学

別に私はおもしろい番組とは思わないのだけど
『世界一受けたい授業』
7月16日分の録画が残っていたので見た。

◆湯本 博文 先生:
 『100円サイエンティスト 湯本博文先生の作って遊ぼう!大人の科学!! 』

これは非常におもしろかった。
100円ショップで買ってくるような多種多様な品物が置いてあって、生徒役のタレントがその中から無作為に選んで(前もって決まっていると思うけど)湯本先生がそれを使って実験するというものだ。

○アルミホイル・釘・磁石・電池
⇒電磁モータの原理をプレゼン

○コショウ缶・針金・スチールウール・風船・トング・テープ
⇒内燃機関で動くおもちゃ

なんかはほんとアッと驚くしろものであった。
ティーパックの茶葉を抜いて、パックだけ燃やし、その灰が中に浮くというのも、単純ゆえにアハ体験も一塩である。

だが、能書きをいうから科学であるものの、一種の芸、エンタテイメントと言われればそれまでである。科学実験は手品と紙一重なのだから仕方がない。

この分野の第一人者が米村でんじろう氏であるわけだが、彼の仕事を評して、あれは遊びだ、サイエンスではない、という人がいる。それはそうで、彼は科学で遊ぶというのがテーマなのだ。難しい公式や原理は忘れても、あの実験楽しかったよね、というのが残ればいいというのが彼の仕事の主旨である。

あんなものだけが科学と思われてはたまらない。プロの理科教師たちはそう思っている、そう言いたいのだろう。それは私もわかるんだけどさ。じゃあ、理論派のみなさんは何かアクティブに科学啓蒙をやっているのかい?せっかく米村さんたちが科学エンターテイメントなる分野を確立しようとしているだからさ、理論派のみなさんも協力したり、それに便乗してもいいから、遊びの奥にある科学する心を伝えたらどうなんだい。

でも、この作業を仕事、ビジネスにしちゃった米村氏は並々ならぬ才能の持ち主だ(「どうなるか自分でもわからないまま教員を止めた」とおっしゃっているが)。


えーと、それでなんで好きでもないこの番組を録画したんだっけ。

◆ 『最先端脳科学が解き明かした頭を良くする方法!
  茂木健一郎先生の「アハ体験」のススメ!! 』

ああ、クオリアおやじが出演したから一応見ようと思ったのだった。
ええ、なかなか良くできた授業でしたよ。
誉めてつかわす。
(さすがにテレビ慣れしているね)


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August 07, 2005

反・恋愛至上主義

こういうこと書くともてない者のひがみだ、とか見当違いなことを言われてしまう。それほど、恋愛至上主義は遍く蔓延している。

「恋愛」というのは近代文学の中で創造されたもの、と書かれていたのを見たことがある。ちゃんと原典を控えておけばよかったのだけれど。それまでは男女の恋愛というのはなかった、とまでは書いたなかったと思うが、現在私たちが、想定する、自分もしていると思っているのは、文学の中のものを取り入れただけのようだ。

文学史に詳しくない私がこのあやふや原典を元に話すのは無理があるので、これ以上、深入りするのは止めておこう。

今文学に相当するのはテレビドラマや映画のロマンスだと思うが、
「ドラマみたいな恋がしたい」とか
「映画やテレビじゃあるまし」とか
いうことを考えると、私たちの中でも創作物と現実のそれとはちゃんとした隔絶があることぐらいはわかっているらしい。

「恋愛体質」はたぶんドラマフリークなのではないか。「私もあの女優のように愛なくして生きてゆけないの(げっーって感じである)。」あるいは単なる情緒不安定なのだ。
うーむ、ここまで書いたら月の出ない晩は気を付けて歩かないと。

なんで、急にこんなことを書くかというと先に述べた歴史のおばば永井路子さんの『美女たちの日本史』お市の方の章にこうあったのだ。

「この事件(浅井長政と織田信長の合戦)について、お市の方は浅井長政を愛していなかったのだろうとか、兄の信長をとても好きだったらから夫を裏切ったのだろうとか、愛しているとか愛していないという次元で考える方があるのですが、それは間違いです。その前に大名とは何か、その娘とは何か、当時の結婚とは何かということから考え直していただきたい。」

つまり物事を捕らえるときに、恋愛、男女の愛を軸にするのは無理があるだろうということだ。それは、私たちもさすがに認知していることである。恋愛だけに生きていることはできないのである。だからこそ、それを美化して、愛一筋が美しいという幻想を持ってしまうのであろう。

※因みに本著は、美貌とか男性に対する愛情とかだけで、歴史上の女性が語られてしまっていることへの反論でもある。

てなことを友人との日常会話に言ってしまったら、嫌われることは間違いない。もてないとか以前に人間としての情緒がない欠陥人間と思われてします。えー、だからここに書いているわけだけれど。

言っておくが、私は決して異性からもてないわけではない。

ああ、こういうのを負け犬の遠吠えっていうんだな。。。

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August 05, 2005

総領娘。

そういえば、『女系家族』最後まで読んだことをご報告してませんでしたな。
生前相続がキーだというのはHPでも言っていたし、文庫の解説なんかにもありましたからこう来るな、というのは予想できました。
が、しかし、最後の最後方はさらに衝撃的です。
高島礼子はあの藤代をどうやって演じるんでしょうか。

へへへ、もう原作読んじゃったから怖がることはありません。安心してドラマを見てられます。見てられますが、昨日の三姉妹はやっぱり怖かった。

「どうなの!子供をおろすの!それとも本社に来るの!?」
おいおい、どういう選択肢だよ。

「この墓には母も眠っているのよ。貴方が来ること母はどう思うかしら。父の墓に来るのはもう今日限りにしてちょうだい。さあ、どうぞ、存分にお参りしなさい」
存分にってあんた、それは。。。


女系家族、これは、娘が優秀な男を婿取りするから問題になるわけで、娘が女主人なればいいじゃん、と思う。息子でも娘でもできる者が後を継ぐ。そうしたら女系家族であっても歪みは起こらないんじゃないかなあ。女性が商売をやることはあっても、まだまだ、後継者に関してはそこまでさばけてないよね。

でも、長女に生まれた者として憧れちゃうなあ。
贅沢三昧の
船場の総領娘。

矢島藤代(高島礼子)はそんなに嫌いじゃない。


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August 04, 2005

歴史はロジックだ

尊敬する歴史のおばば・永井路子さんの新刊書が文庫落ちした。
『美女たちの日本史』早速購入。

NHKカルチャーアワーの収録に加筆したものだそうだ。奈良から江戸時代まで、各時代で活躍した女性を13人取り上げている。
今年読んだ『波のかたみ』の平時子、
永井歴史小説に欠かせない北条政子、
戦国一の愛妻家?毛利元就の妻
などの話がダイジェスト版で読めて満足度の高い一冊である。

女性だから女性を書いてきたのではありません。男性中心史観で女性が正しく描かれていないから書くのです。
という一文に永井さんの一徹な哲学が伺える。

はた、と考えた。私はなぜ永井さんのエッセイ、小説が好きなのだろう。本書を読んでいて気が付いた。たいへんロジカルであるからだ。

逸話ではこう書いてあるが、信頼度の高い歴史書○○にはこう明言している、というのはごく当たり前な論証だが、

・○○と書いてあるが、これは当時の政治状況から考えるとこう解釈すべきであろう。

・この件については何も触れられていないが、当時の風習から類推すると、こうであったことは間違いない。

というふうに不明な点も確定できる洞察力をお持ちなのだ。

・歴史書がこうであるからこうなのだ⇒歴史学者

・この時代はこんな感じだけど、こうあってもらいたいから書いちゃうもんね⇒一部の歴史小説家(良く言えばファンタジー志向、悪い言えばいい加減)

永井さんはアカデミックタイプの歴史小説家なのだな。

点と点は合っているが結ぶ線が違うなんて言うが、点だけでは元々何も決めることはできない。
y=f(x)という方程式を立ててこそ、事実に基づいた小説が書けるのだ。
※式というのは例えです。○次方程式なのか?なんて問わないように。

史学というのは元々ロジカルなものであり、歴史小説はロジカルじゃないと面白くないはず、なんだなあ。-アマサイ史観、文学観。

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August 03, 2005

衣替え

半年ぶりくらいにココログのデザインを替えました。
以前の「カフェオレ」という柄で、気に入っていたんですが、ちょっと暑いかな、と思っていたりして。
これはなんかさわやかでいいでしょう。
アメジスト、
パワーストーンやな。

アメジストとはこんな石です。

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August 02, 2005

日経サイエンス

『日経サイエンス』を毎月取ることにした。最新科学を確実に一定量仕入れたいと思ったからだ。それなら、原雑誌である"Scientific American"の方がより最新だし、本格科学雑誌である"Nature" や "Science"が望ましいでろう。しかし、当然ながら英語は外国語だから理解が劣る。私の英語力だとフリーの時間を全部使って読めるか読めないかである。

また、どうしても、物理(/化学)や地学に偏りがちな傾向を是正し、生物関係もある程度分かるようにしたい。それには一般誌がよいのだ("Scientific American"は素人向けのポピュラーサイエンス誌なんだねえ)。

さっき読んだのは「変化する物理定数」。ジョン・D・バロウが自著『宇宙の定数』のダイジェストを書き下ろしたという感じ(本論文はJ.K.ウエブとの共著)。bk1

私はこの科学上の定数、なんで定まった数なんだ?と不思議でならなかった。条件が変わってくれば定数が変化するのは当然であろう。ここでは微細構造定数というのがカギなのである。詳細は本誌をごらんあれ。

一般向けといえども科学者が実際にやっている難しい、ことなのであるから、すらすら読めるというわけではない。

ブログを始めたころにも日経サイエンスについて書きました。ここ

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August 01, 2005

だれが一番、、、

ちびちび読んでいた『女系家族』の原作の方だがもうじき読み終わる。なんだか一気に終わるのはもったいない気がしたので50ページほど残っている。

要は女同士の遺産争いというすごいシュチュエーションなわけだが、結構普通のことなのかなという考えるようになった。もう(私自身が矢島姉妹に)毒されてしまったのか。攻撃は最大の防御というか、単に自分の取り分を多くと考えているわけではなく、そうしないと自分の立場自体が危うくなってしまうという状況なのだ。

・出戻りという負荷を背負っている長女としては、家にとどまるにしても、再婚するにしても、総領娘としての威厳はなによりも大事なものだ。これからの人生・生活を左右する。僅かな妹たちとの差にもこだわってしまう。

・次女に至っては、夫婦に暖簾譲ってもらわねば、ほとんど明日の暮らしにも困ってしまうのは事実である。

・三女は姉さんたちを見ていたら欲が出てきた、というのはすごいが、ここで確保を怠ると今後の嫁入りに差し支えることになる。

・叔母(TVでは浅田美代子)は、なんとか三女に取り入って分家の商売を立て直さないといけないという使命?がある。

自分の立場を守るために人を陥れる、実は遺産が無くったって組織であれば、誰でもやっているような気がするな。陥れるまでいかなくても、「うまく立ち回る」の延長上なのだ。番頭の宇吉なんてその典型。

まあ、強突張りには違いないんだけどさ。
「そんなえげつないこと」
「そこまで強欲ではあらしまへん」
みたいなセリフが良く出てくるわけだが、
言っている本人がどいつもこいつも、

えげつないんだってば!

しかし、因果応報、人に泥を被せて守った身にはその倍以上の泥を浴びることになる。

殺人は起きないわけだが、人間の欲が何よりもミステリ、だったりするわけである。


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