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October 29, 2005

代理母とPGD/ディベート論題

このブログ、ディベーターが何人読んでいるかわらんが、前置きなしで、今期JDAの論題
「日本政府は, 代理出産または着床前診断を実施するために必要な法的枠組みを整備すべきである。」
ちょっくら話します。

我がJBDF、緑が丘でも類似論題をやりました。
「日本政府は, 着床前診断を実施するために必要な法的枠組みを
整備すべきである。」
つまり、着床前診断(PGD)だけってことやね。代理母は何回かやっているので。

私も珍しく緑が丘で2回連続して試合しました。緑が丘はJDA大会に比べ、簡易版的な形式なので、さほどたいへんではないのです(最近すっかり先輩づらしたアマサイは、パートナーの方にリサーチを依存する場合が多いです。いや、よくはないのだが)。

デベラボで試合も見て、ジャッジもどきもしましたので、知ったかぶりして書きましょう。

不妊治療のいうセンスティブなテーマを扱っています。肯定側は、PGDや代理母で子供がもてますよ、だけでは、この論題の試合をしたことにならない。否定側も同様に危険性だけを叫んでも難しいでしょう。なぜ、そこまでして産む権利を確保しなければ、いけないか、また、これらの医療行為をした場合に全体としてどういう問題が起こるか、を堀下げなければいけません。反駁のステージで権利と生命倫理の対立構造になるといいかなと思います。

否定側としては、代理母あるいはPGDの全廃カウンタープランが有効かと思います。見た範囲では、少ない数ですが、あまり実践されているチームはなかったようです。

代理母及びPGDの成功例、実験結果は各種出ています。当然ですが。データの数値でなけでなく、どのようなサンプルか、どのような実験・プロセスを経たかに注意する必要があるでしょう。最新資料の方がいいのですが、「肯定側は2005年3月の資料ですが、否定側は6月の資料です。否定側の資料の方が優れています」とか不毛な議論は避けてくださいね(^^;)。

私は当日、ディベータと反対側にいますので、よろぴく。
みなさんがんばってください。

■参考資料

○はじまった着床前診断
 大谷 徹郎編著 遠藤 直哉編著
 出版 : はる書房
 発行年月 : 2005.6

○「危機にある生殖医療への提言 」
 -ジェンダーバラエティー 着床前診断 精子卵子提供 代理出産 -
遠藤 直哉著
 出版 : 近代文芸社
 発行年月 : 2004.7

○遺伝子医療と生命倫理
貝谷 久宣編 日本筋ジストロフィー協会編
 出版 : 日本評論社
 発行年月 : 2001.4

○「不妊治療は日本人を幸せにするか」(講談社現代新書)
小西 宏著
 出版 : 講談社
 発行年月 : 2002.4

○先端医療のルール 人体利用はどこまで許されるのか (講談社現代新書) 1581
 樺島 次郎著
 出版:講談社
 発行年月:2001.12/

○『法学新報』111(5/6)2005年1月
 只木誠「着床前診断をめぐる諸問題」

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【アマサイは勝手に2005年国際物理年に参画しています】
(^_^)リンク集をここ作ってあります。

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