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October 06, 2005

裁判の外にあるもの2/2

米国には「旦那の会社の××って発明、最近発売したY社の○○って製品と似てますぜ。特許侵害訴訟を起こしてばっちし儲けましょうや」と仲介する商売があると聞いている。それ専門の法律事務所もあるらしい。大手企業には、当然競合相手の特許及び製品は侵害の観点から常にチェックしている。これは日米とも変わらない。しかし、現行の商売に支障がない限り、日本ではやたら訴訟なんかはしない。競合他社と言ってももちつもたれつだからだ。

でも、ぱにゃそっくりさんは違うようですな。自社の休眠特許を使って、現行定番製品を貶めようとした。特許で利益を上げるという意味を取り違えているようだ。3、4年前から特許担当者を常に募集していたが、こんなことをさせるためですかぁ~、そうですかぁ。前回の東京地裁の判決もどうかしています。が、しかし、今回の差し止め取消は知的財産高裁です。一審は知財高裁の威力を知らしめるための前フリだったりして。

私が応接室でちょっろっと話した、何でもぱくったと騒ぐやからの一例です。
こういう奴らは裁判を起こす自体が目的である。さも、そこに問題があるように公的機関を使って触れ回る。法律というのが何か分かっていない証拠です。

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たぶん上記の仲介屋だと思うが、永井豪に「ジョージ・ルーカスはあんたの漫画本を撮影現場に持ち込んでそれを見ながら演出をつけている。これは著作権侵害で彼を訴えることができるぞ」と持ち込んだらしい。永井氏は「僕はルーカスを尊敬しているのでむしろ光栄だ。裁判には興味ないよ」とその話を断った。うーむ、これはお人好しというべきか、クリエータとして個人を尊重しているというべきか、悩むところである(^^;)
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また、知財と言えば、発明の相当の対価を求める職務発明訴訟。この人達は、会社にうらみつらみを「相当の対価」に込める。会社内で報われなかった仕返し?ですね(聞くところによると某甘味料の発明者さんは金も時間もあるので、道楽で訴訟を起こしたとか)。これは和解金に6億もらった人も、二審の1千万で不服な人も変わらないわけです。まあ、別にそれはいいと思いますよ。大義名分がないと権利を主張しちゃいけないってことはないわけだし。また、大義名分がないと訴訟としてのかっこがつかないわけだし。ただ、仮にその裁判に発明者の権利、技術者の地位向上を込めたとしても、それは叶わない。元々それを基幹としたものではないから。個人対会社の個別の利益・報酬の問題であるから。こういうことは、判決文読んでも、傍聴してもわからないでしょう。いや、少しは分かるか。

このように、裁判には、判決論争することによって、本質的問題(あるいは本音)がいつも脇にそらされいることが気にかかるのである。

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