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December 05, 2005

高校物理

薫日記より
Kさんによれば、物理学の本が敬遠されるのは、高校時代に物理の授業で「トラウマ」を植え付けられた人が多いからだそうで、そういえば、同じような話を鈴木光司さんのパーティでも聞いたゾ。

を読んでいんすぱいあされました。

アマサイは、高校で物理を取っていない。取得希望者があまりも少なく、開講できなかったのだ(アマサイは、都内のあんまりお利口さんでない某私立女子校出身です)。学校側も一人、二人のためにコマをつくるのはいやだったらしく、貴方のためだけに開講するんだから、ちゃんと勉強しないさいよ、みたいな通常ならありえない圧力をかけてきたので、物理修得はあきらめて、大学受験は化学で乗り切ることにした。こっちだって十代の乙女、ムサイ物理教諭と一対一の授業なんていやに決まっとるわい。無事大学に受かったあとの春休みに高校物理は、少しやった。

しばし、回想してみるに、高校のとき、物理Ⅰ、Ⅱを取っていたら、アマサイは今のように物理好きになっていただろうか。確率のとしては、半々である。高校の科目の中で一番手間がかかるのが物理のようか気がする。予習復習に大量の時間が必要となり、当時の私にそのようなパワーがあったとは思えない。しかし、他方で大抵力学から始めるから、あの運動方程式の解法のコツが習得できれば、おもしろくて、光学、電磁気学まで一気に学習できるだろう。

ああ、そして、アマサイは物理科に進んで、でも頭悪いから、希望するであろう研究業につけず、悲観主義全開になって、求職活動はできず、ニートの先駆けになっていただろう、
てなこともないが。

妄想はともかくも。

現行の高校物理が悪いかと言えば、そんなことはないだろう。
(私が高校生であった時代を想定している。改訂が何度もあったと言っても、内容が多少薄まった程度で、量子力学が単元に加わったとか、電磁気が無くなったとか、ドラステックに変わったわけではないでしょうから。)
理系に進む者は、しっかり、章末練習問題などを解ける力をつけるべきである。

しかし、文系、例えば、日本文学とか希望する者、にもそれをやれというのは酷なような気がする。
じゃあ、文系には『物質をめぐる冒険』を教科書として、教養的なものを教えればいいのか、と言われれば、違う。
じゃあ、文系には負担を少なくして、単元を少なく、あるいは小さくすれば、いいのか、と言われれば、益々違うような気がする(教科書が薄くなる=やさしいではない)。

例によって、例のごとく名案は浮かばない。

多くの理科教員が検討しているであろう、科学史、あるいは科学史的アプローチは有効なのではないかと思う。

理学部、工学部に進む者以外が知っておくべき、物理とは、
公式の意味とか、
物理固有の概念(真空、圧力、場など)
ではないか。だったら、問題を解くという作業をしなくても養えるものである。

しかしながら、物理学上の発見だけを羅列する、粗悪な通常の歴史学習の二の前を踏むのではないかという懸念は多々ある。


『人気blogランキング』ぺん太氏、昆虫研究者の台頭に加え、嘗て人気を博した研修医氏も復活。混迷する自然科学部門。まあ、何はともあれ、アマサイブログに1日1回、ぷちっとな。【押す】
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