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January 21, 2006

東野さんの受賞について

また、東野圭吾受賞ネタですが、森山和道さんからご質問があったようなので(別に個人的にご指名されたわけじゃないが、ファンに言っているらしいので)。

「そういやって、今年の直木賞は『容疑者Xの献身』で取ったんだっけ。あれはお仕事で読んだしそれなりに面白かったけど、直木賞のレベルなのかなあ。ファンの人から見ても、あれがベストだとは思えないんじゃないだろうか? 直木賞はほんと、「そろそろこの人にあげたらどう?」で出してるとしか思えない。まあ出版業界からすれば何だって良いんだろうけれども。」

あんまし、文学/文学賞のこと知らなかったんだなあ、森山さんって。

直木賞は作品っていうより、その作家の功績に与えるって言われてるんだよね。まあ、芥川賞もそうだけど、直木賞はよりその色が濃いと言われている。「そろそろこの人」にって言い方はずれてはいないんだけど、ちょっと失礼だよな。そうなるとあげなくちゃいけない作家もっとたくさんいるわけだし。東野さんは下馬評では大穴って言われてて、こんどもダメかと思われていた。やはり、今回取れたのは過去の作品がよかったのに加えて『容疑者Xの献身』が優れた作品であった証拠だと思う。それにさ、直木賞レベルの作品ってどういうことを言っているのかな。音楽賞とかも同じで、ライバル、他の作品もあるわけで候補作の中で一番優れていたってことでしょ(その人にとってベストで、候補中でベストだったら言うことないはな)。じゃあ、今年の候補作が全部、直木賞レベルじゃないってことになるよ。それを言うなら、誰々の方がよかったんじゃないの、と言ってほしかったですよ。

「出版業界からすれば何だって良いんだろうけれども」っていうのは文筆業をしている人の言としてはいかがなのものなのかな。そういう中途半端な言い方はしないでもらいたい。批判するなら批判するでもうちょっと緻密してもらいたい。森山さんの日記は影響力強く、広いと思うので。

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