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January 14, 2006

手に負えないお馬鹿な文系教授

セキララのおっちゃんの実物に会って、30代中盤にして、生え際がアブナイのではないかと心配してあげているアマサイである。

さて、科学技術の振興に対して、絶対こういうこと言う人いるはずだと思っていたが、あまり見かけなかった。私は↓以下の記事が初めてだったので、備忘録としても記載しておく。

・日経新聞1月10日 佐々木毅「経済教室」
日本政府の高等教育に対する投資水準が相変わらずOECD諸国中最低水準であることを考えると科学技術の予算の扱いは際だっている。特に高等教育を受けている若者の中で大多数を占める文科系の学生たちへの配慮との格差は歴然している。実際、政府のイニシアチブによって始められた法科大学院に対する国の支援措置にしても、先の科学技術の予算に比べれば「ささかや」の一言に尽きる」

このあと、経済・産業重視ではならないとか、お上を崇めるパターナリズムであっていけないとか、持論が延々と続き、締めくくりは高等教育の投資水準を先進国並に高めるべき、で終わっている。

ああ、これだから、文系はなぁ困るよな、と文系不要論ブログの人みたいに思ってしまう。

そもそもOECD諸国の水準とは何なのか示されていない。具体的な資金の量なのかGNPに対する比率なのか、後半ぐだらないことをぐだぐだ述べるならば、ここにきちんと資料を提示するべきである。何せこの比率を根拠としているのだから。

それに、理系と同じ金を文系に投じなくてはいけない理由が明らかでない。どう考えてても、器具、装置、材料を使う科学研究の方が法学研究よりも、ゼロが最低でも2つ、3つつくほど金がかかるのではないか。

佐々木先生は、政治学がご専門だそうだが、どこにお金をかければ、研究振興になるんでしょうねえ。

東大総長をやり、私大(学習院)でのうのうと教授職についているならではの戯言ですな。

タイトルが「社会変革の基礎」とか「文科系知識の重要性増す」とか書いてあるんですが、何れも、その内容は書かれていない。

まあ、こんな人に原稿を頼む方も頼む方だが、学歴社会のトップを走ってきてこの程度のことしか書けないとは情けない。

そんなことより、総長を務めた東京大学が世界大学ランキングのずっーーと下の方であることを問題にしてくださいよ。佐々木先生。

なんか書いていてむかついてきた。

---------

この記事先に紹介した坂村さんの記事とともに、ここ一週間日経の同欄で「日本復活の進路」と題して、主に科学・技術・産業をテーマにしているらしい。

ノーベル化学賞受賞者の野依良治氏も6日に書いているのだが、科学技術全般のことをまんべんなくつつがなく書いておられたのであんましおもしろくなかった。ああ、sachiさんとこの理事長さんなんだなあ。そりゃ、立場上全部「可」になること書いておかないとね。それとも、もう名誉職になったから守りに入ったか。

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