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March 01, 2006

大学の「学力」

先日、a女性科学者のスペース2における「博士号、の意味2」に対して応接室で意見を述べました。
私の言いたいことを大学関係者の方がスマートに且つ的確におっしゃっていたので、引用することにします。

■「大学の教育力こそ問題」城西大学理事長 水田宗子 日経2月27日29頁

もう題名からしてそのままである。日本の教育問題は大学にかかっている。

「私は、学生の学力の低下を大学以前の高校、中学、小学校での教育や家庭教育のせいにする、そうした大学人の姿勢や見解は間違っていると思う。」

「偏差値の高い学生を入学させ、優秀な教授をそろえ、多額の国庫補助金で運営される国立大で、学生客基礎知識や能力をきちんと持った人材に育成しようとせず(あるいはできず)、それを他人のせいにするなど、社会は納得するだろうか。」

これは私もゆとり教育(2002年度指導要領導入)のときからずっと言っていることである。「算数ができない大学生」とか大学の教員が本書いてどうするよ。自分たちは教育能力ありませんよーと公言しているだけじゃん。
また、こういうのにそうだ、そうだ、と賛同する、ニセエリートもおかしいんだよね。

「問題は、学生の質の低下である以上に、大学の教育力の低下なのであり、大学が教員の教育力の育成を怠ってきたということなのである」

「大学は学生を選別してきたほどの厳しい基準や評価で教員を採用してきただろうか。大学教員は大学院という研究者養成のためのコースで専門分野の勉強をしたが、学生にものを教える方法も技術も人間教育も受けてこなかった」

「大学はまた、企業が採用した新人を戦力として養成するほどの努力を払って、採用した教員を育成し、教育機関として責任感を持って教育力向上のための研修や評価を行ってきただろうか」

大学の理事長が言っているのだから、こんな確かなことはない。
私が書くとR白書ブログ常連のねちっこいおじさんに糾弾されちゃうけどな。

大学サイドの方はこういう認識を共有し、教育を根底から変えて言ってほしいものである。
大学サイドというのは、経営・運営・事務方も含むが、多くは教員を指す。大学教員というのは小中高と違って独立した研究員、一城の主的要素が強いから、考えを共有するって難しいだろうね。

最も、上記スペースの管理人たるsachiさんは、
「自分としては、教育”する”側の方に「もっとちゃんと教育しませんか?」と投げかけた」
とおっしゃっているので、水田さんや私の考えと大きく異なるモノではないだろう。

でも、それにしちゃぁ、論旨が途中でずれてるよ、お姉ちゃん。

本記事は他にも有益なことが言及されているので是非お読みください。

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≪コメントは応接室にお願いします。≫

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