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July 11, 2006

書談『なんでも屋大蔵でございます 』

書名:『なんでも屋大蔵でございます』
著者:岡嶋 二人
価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 講談社文庫
発行 : 1995.7

『七日間の身代金』を読んでいたがイマイチ乗り切れず岡嶋から少し離れていたアマサイである。

これは短編なのでよいだろうと思ったが、さくさく通勤電車の中で読み切ってしまった。文庫本の解説をしている宮部みゆきが解散した岡嶋の片方井上氏に「続編は書かれないのですか」と聞いてのが分かる気がする。シリーズ化を持たないというか嫌うというか、その点は東野圭吾似ている。
(真保裕一と講談社で抱き合わせ売られる東野さんだが、どっちかというと岡嶋二人に作風が似ており、岡嶋ミステリの後継者、と言っては怒られるだろうから、同じ本格派ミステリのカテゴリである。)

題名とおり、何でも屋(この当時は同種の職種がなく、便利屋というのもまだ一般的ではないようだ)を営む釘丸大藏が、日常業務(引っ越しのお手伝、留守中のペットの世話、雨漏りの修理)から殺人/盗難事件に巻き込まれ、 ベテラン刑事に従いつつも事件を解決してしまうというものである。

大藏の年齢は40前後、と言った感じ。本人が言っているのだから風采の上がらないオジサンなのだろう。

ミステリを映像化するとき、主人公を男から女へ性転換?する場合がままあるが、それはやはり、見栄え、という観点からだろう。胡散臭い中年オヤジを毎週見せられるよりも、フカキョン(『富豪刑事』)や深津ちゃん(『カバチタレ』)の方がいいに決まっている。

しかし、活字ではおっさんの方が断然安心感があるのである。見た目もおっさんの方がよい。

「パンク・ロックで阿波踊り」で出会う、少女たちにも、「尾行されて,殺されて」の記憶喪失の青年ともおっさんとならしっくりいくのではある。もちろん、」「白雪姫がさらわれた」の近所の猫ばばあや同じおっさんたちとも気が合うである。「そんなに急いでどこへ行く」で優秀な助手をゲットするのもおっさんの人となりである。

大作家宮部みゆきは大藏に菅原文太(10年前くらいの解説)を映像化する際のキャストにあげているが、アマサイは

釘丸大藏:Kimball兄貴
を当てたいと思う。

ちょーローカルでしょうか? ですね( ̄▽ ̄;)

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