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July 31, 2006

『総合人間学』試験終了

先に述べた総合人間学だが今日30日、試験だった。
問題は明かさない。以下雑感。

流れ的に、実存主義者、キルケゴール、ニーチェ、ハイデガー(彼自身は実存主義ではないと言っている)が大事かなと思った。カントなんて今哲学専攻者以外が学ぶ意義ってあるのかな、と思った。たぶん、偏見でしょうが。

一番気に入ったの、これからも読んでみたいのはハイデガーである。それはたぶん一番現在、21世紀に近いだからだろう。

キルケゴールは一度婚約解消したくらいで独身主義者になっちゃって、「死に至る病」とか言って短絡的だし、

ニーチェは神は死んだって言っているわりには、晩年おかしくなっちゃうし、

ということは関係ないわけだが、
哲学なんかやってもろくな事ないんじゃないか、と世間には印象つけていると思う。
二人とも非常にいいこと言っているんだけれども(って言い方もなんだな)。

人間学だからしょうがないけど自然科学のからみがでてこない哲学史ってどうもね、つまんない。デカルトくらい出てきてほしいもんである(少し出てくるけど)。やはり、哲学だったら、分析哲学、言語哲学がおもしろいなあ。教養学部なんだから、大学院の方にも科学論とか科目をおいていただけませんか?
>放送大学御中

今回使った教科書以外の本

・竹田青嗣『自分を知るための哲学入門』ちくま学芸文庫
・西研『実存からの冒険』ちくま学芸文庫
通俗書ですが、こういうの読んどくと理解が全然違います。大学(院)だからって見栄は張らない方がよいのです。

・モーリス・デュピュ『ドイツ哲学史』文庫クセジュ
意外に適当な通史が新書、文庫ではないんです。

・細川亮一『 ハイデガー入門』ちくま新書
・オリヴィエ・コーリ『キルケゴール』文庫クセジュ
は買ったまんまなので暇をみて読みます。

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July 28, 2006

お仕事メモ:ベイヤー配列

以前、引用文献に出てきて調べたんだけど、また忘れてしまって。

Bayerfelter[ベイヤー配列]
「セルが格子状であるカラーフィルターであって、そのセルの2 分の1 が緑、4 分の1 が赤、4 分の1 が青、で構成されるもの。緑が多いのは、緑には輝度成分が多く含まれており、人間の目は輝度に対する感度が高いためである。」

うーむ、これさえ覚えておけば良い話なんだが、なんですぐ思い出さない>自分。

案の定、イーストマン・コダックのベイヤーさんと言う人が発明されたようです。

●米国特許3971065号 "Colar Imaging Array"
(特開昭51-112228号 「カラー撮像素子」)
【要約】
カラー撮像センサアレイが、各型の要素(例えば感度特性に従う)がアレイを優先する輝度要素を有する繰り返しパターンである、独立した輝度クロミナンス感度要素を含む
好ましくは、輝度要素は、2つの直角方向(例えば水平と垂直)に均一である相対的に高い周波数のサンプリングパターンを有して、他の要素位置で現れる。クロミナンスパターンはそこに間に挿入され、相対的に低いサンプリング周波数を有して残りの要素位置を満たす。好ましい実施例としては、選択的伝達フィルタのモザイク形態は、広範囲の光感度を有する固体撮像アレイの登録位置に挿入され、モザイクのおけるフィルタ分布型が上記パターンに一致する。

輝度が高いとか低いを周波数がうんぬんと表示しているのですな。よくやる手です。

ああ、好きな分野だと時間をかけて調べてしまうのよねん。

明日、明後日、通常通りお休みです。その間も「人気blogランキング」1日1回、ぷちっとなして上げてください。宜しくお願いします。【押す】
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July 27, 2006

フラッシュメモリ発明対価訴訟

フラッシュメモリ訴訟和解/msnニュース
(何か毎日オンラインが一番詳しいなあ)

『「フラッシュメモリー」を発明した東芝の元社員で東北大電気通信研究所の舛岡富士雄教授(63)が、特許権を会社に譲渡した対価の一部として、計11億100万円の支払いを求めた3件の訴訟は27日、東京地裁(設楽隆一裁判長)で和解が成立した。東芝が和解金として8700万円を支払う内容。』

妥当ですね。(真意の程はわからないが)舛岡さんも満足しているみたいだし。「発明者貢献度1割」っていうのは、意義あることだし、『弁護団も「発明家を勇気づける報償制度を裁判所が作ってくれた。そういう意義のある和解だ」と評価した』というのに同意します。

『「気分的には満足しています」。フラッシュメモリーの発明を巡る訴訟で、“古巣”の東芝と和解した東北大電気通信研究所教授の舛岡富士雄さん』
金だけじゃくて、会社とのわだかまりが解消したってことでしょう。職務発明裁判は、それがなきゃ、絶対ってほど起こさないから。

『舛岡さんは「日本の企業は5年先、10年先に世界を変えるような才能を評価し伸ばすことができない。このままでは技術開発力が低下し、技術先進国から転落する」と主張し続けてきた。』
たぶん、舛岡さんにとっては11億得ることが目的ではないのだと思うんです。状況が改善されたということで「満足」という言葉が出たのだと思います。部外者にとっても後味のいい判決でした。

『今回の和解結果について東芝は「当社の主張に沿った内容」と評価している。「半導体は技術革新の流れが速く、特にリスクが高い事業。利益が上がってるといっても、発明だけが貢献しているのではなく、巨額の設備投資というリスクを企業がとっている点も大きい」』
会社のリスクってあったり前って思いますけどね。何度も書いているけど、発明者9割とか言うんなら、会社止めて開発すればいいんだし。

あとは発明者と会社の個別契約です。そんなに優秀なら、今の企業がほっておくはずがありません。一般技術社員のレベルで作られた社内規定には拘束されないはずです。交渉しましょう。ってのもアマサイ何度か書いてます。

裁判で白黒つけるのは最善ではありませんが、(全部ではない)いくつかの職務発明関連裁判は意義あるものでした。訴訟ラッシュが終わるのは寂しい?気もしますが、知財と技術開発が新しい時代を迎える兆しだと思います。その新しいものが、良いものかどうかは、現場の人間にかかっているということです、って>含む自分か?
( ̄▽ ̄;)

↓昨日携帯から投稿したら、すぬーが大写しに。まあ今日も「人気blogランキング」向上のために1日1回ぷちっとな、お願いします。【押す】
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July 26, 2006

右曲がりのダンディ

右曲がりのダンディ

ん?僕が何かぁ?

『最新哲学がよ~くわかる本』

Testugakuwakaru『最新哲学がよ~くわかる本』
小島 優子著
価格 : \1,260 (本体 : \1,200)
出版 : 秀和システム
発行 : 2006.7
bk1

* * *

哲学をかじった者として、こんなものは手にとってはならない、
が、買ってしまった( ̄▽ ̄;)
便利な本である。本格的な哲学史の本を読むときそばにおいたら、頭の中が整理しやすいだろう。事実そういうふうに使っています。また、次はこの哲学者の著作を読んでみようかな、とかガイドブックにはなると思う。

この人が参考にした本って私結構読んでます。放送大学の(過去の)印刷教材が4冊入っていますし。ああ、だから私の学んだものとタブっているので、使いごこちがいいんですな。昔の10年前くらいの放送大学の哲学講座ってすばらしかったです。

同様に参考文献としてあがっている、峰島旭雄さんの『西洋哲学史』ってとってもいいと思うだけれど、今手に入るのかなぁ。

初心者がこれを読んで「よ~くわかる」と思ったならそれは勘違いというべきものである。
せめて、各思想を解説した新書を読まないと、その哲学者の苦悩とか生き方はわからないと思う。もうそれさえも読むのが面倒になったんだね。

多くの哲学書はそのまま読んで、そのまま理解できるほど容易ではないので、このような類の本が生まれるのは仕方ないのか。それでも、やはり、哲学なき時代に哲学が求められているという証です。

「哲学とは何か」「古代哲学」から現代、分析哲学まで網羅している点は評価できます。

夏休みだからなぁ~、ブログ読んでる人少ないよな。まっ、「人気blogランキング」向上のために1日1回ぷちっとな、お願いします。【押す】
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July 25, 2006

ロバストである画像処理

松下、東大などと共同で、頑健性を高めた顔認証技術を実証実験
「松下電器産業は7月24日、東京大学など7つの大学/企業と共同で、監視カメラを使った顔画像認証技術の実証実験を7月27日にから開始すると発表した。従来に比べ、顔の向きや照明の明るさの影響を受けにくいロバスト(頑健)な認証技術を導入。入退室管理や屋外での行動追跡を柔軟に行えるようにするという。」

おお、ロバストなシステム、ここにもあったであるか。

ロバストネスがこれからのコンピュータのキーワードであるとDr.Tから聞いていたもので。

ロバストネスとはなにか
「ロバストは、日本語にすれば「頑健な」とか「強靱な」となるだろう。システムの話としては、「内乱・外乱に負けずに機能を維持しつつ進化する」というような意味をもっている。」
近々、ロバストネスに関してソニーCSLの北野宏明さんと共著を出すらしいです。

画像処理はやっていても、顔認証のような複雑なことはあまり知らないんだが、
ざっくり調べてこの当たり中核技術っぽいかな。

●特開平10-003548『顔画像認識装置』松下電産
「一般の画像の場合に比べて、人物の顔が互いにかなり似ている(目、鼻、口などを共通に有し、かつおおよそよく似た位置関係を有するなど)という事実に由来する。顔画像の認識方式として良く知られたKL展開方式は、この顔画像一般の性質に着目し、KL展開を用いて顔画像から特徴を抽出し認識する方式で、入出力に多少の違いはあれ、顔画像の認識とは、モデルとなる顔画像を予めデータベースに登録しておき、入力画像がどのモデルデータの人物のものが最も良く類似しているかを認定するものであると定義できる。

試しに「ロバスト」を検索ワードを入れてみたら、科学技術振興団さんの出願が見つかりました。
●特開2003-150963『顔画像認識方法及び顔画像認識装置』
「本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、認識対象者から取得する未知顔画像の顔向き変化に対するロバスト性を向上させ、最終的な顔画像識別率を向上させることができる顔画像認識方法及び顔画像認識装置を提供することにある」

やっぱり、普通に使われとるわけですね。ロバストネス。

「特に公的機関などが犯罪抑止のため、監視カメラの存在を意識しない通行人の顔を撮影する場合など、安定した精度で認証が行えなかったという。」
外乱光が制御が解決すべき課題であるところはうちにでやっている画像処理と何ら変わりありませんね。

治安維持向上のためにも、開拓したい技術分野です。
監視カメラによる個人情報の漏洩も同時に考えなくてはいけないことでしょう。

どっかの誰かが不釣り合いなカテゴリに移動したようですが。今日も「人気blogランキング」ぷちっとな。宜しくお願いします。【押す】
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July 24, 2006

インドのものづくり

昨日、インドの日本企業進出のことをTVでやっていた
ちゃんと見ていなかったけど、海外企業が撤退する中、ものづくりの旗手、コマツとスズキががんばって成果を上げているとのことだった。

インドのIT分野への躍進は有名だが、主な要因は、製造業などを行う資金融資がままならず、低コストでできる産業、という消去法が機能したためのようだ。

もちろん、金だけではなく、インド人の「学力」の高さがものを言ったのであろう。

日本人社員もインド人の頭のよさ→暗記力には舌を巻くという。
会議中メモはとらないし、マニュアルの類は覚えてしまうそうだ。

まあ、教育の違いでしょうね。ここだけ切り取って、「だから日本はゆとり教育を廃し、暗記詰め込みを復権すべきだ」という教育評論家がいそうでやですね。

こいつとか絶対いいそう。すでにいってそう。

インドの問題点といえば、よく言われるように、カースト制度。はあ、政府としては一応1950年に廃止しているんですね。でも、現前と存続しているわけで。
(※基礎教育を受けられない貧困層があることを忘れてはならない)

マネージャと一般社員とは同じ場所で同じものを食べたりしない。そこでコマツの社長は社員食堂で一般社員と同じように並んで、そこで昼食をとる。初めは遠巻きに眺めていたマネージャ連中も社長と同じ行動をするようになった。これは一般社員の方のとまどいの方が大きいと思いますが。
(※自分の使った試験管を洗わない、洗えないインド人のポスドクの話、温泉カワセミさまから訊いただっけかな?そういうのは下層カーストのすることなんでしないそうです( ̄△ ̄;)

日印協会の会長さんが言うまでもなく、ビジネスの障害になる部分でのカースト制度はなくなっていくでしょうね。地球規模の経済競争にすでに巻き込まれているわけですから、そんなこんまいローカルルールを維持することは不可能でしょう。

ところで、
ものづくりのDNAとか
S○○YのDNAとか
言い方、間違っているし、とっても気持ち悪いと思うのは私だけでしょうか。

いいなあ。ガッコのセンセは休みで。「人気blogランキング」今日もぷちっとなして上げてください。宜しくお願いします。【押す】
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July 22, 2006

最新恐竜学

ほぼ同業者ほど恐竜好きではないのだが、サイエンスゼロでやっていたので、何気に見ていた。

首がえらいでっかいアンバランスでよく立って動けるなあ、と思っていたら骨の空洞があるわけね。

ああ、これNHK特集で見たなあ。遺跡の骨を輪切りにするところは初めて。肋骨、2メートルくらい、を電動ノコギリで輪切りにする。地中に長いこと埋まっているから土が入り込む。考えてみれば不思議である。それを削り取ってまたつなぎ合わせて透視するとラインが見える。これが酸素を運ぶための通路になっている。おおっきい体を駆動するにはエネルギーがいるので、大量の酸素を取り込むということらしい。

恐竜があそこまで巨大になった理由として、そのときの地球のちょー温暖化で説明していたが、そうなんかなあ、とちょいと疑問である。

* * *

以前、ダイエットの番組で青汁だけで生活していた女性を紹介していた。健康であるし、体調不良もほとんどないということだった。誰もが不思議に思ったのが、その方がどちらかというとふっくら体形であったことだろう。野菜だけだったらやせるのでは?

それに関して、栄養学者が「青汁だけしか摂取しないと、体がそこからすべての栄養素を取り込もうとするので通常食生活者以上のもの吸収するようになる。牛が草しか食べていないのに容積が大きいのはそのせいだ」と説明していた。

ふーむ、人間でさえも、食物によって体の機能を変えることができるのか。

* * *

恐竜展は一度行った方がいいと友人に言われたことがあるが、未だ実現していない。

誰か一緒に行きませんか?

サイエンスゼロ、次回も恐竜特集らしい。

すぬーはまたそのうち登場します。とりあえず、今日は人気Blogランキングにぷちっとな、しておいてください。宜しくお願いします。【押す】
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July 21, 2006

書談:『チョコレートゲーム』

Chocogame『チョコレートゲーム』 (講談社文庫)
著者:岡嶋 二人〔著〕
価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 講談社
発行 : 1988.7

* * *
名門秋川学園大付属中学3年A組の生徒が殺される。小説家の近内泰洋の息子もそこに通っていた。息子の不審な行動は事件と関わりがあると疑う近内。だが、やがて彼の息子も犠牲者となってしまう。事件の発端は自分の息子なのか、苦悩のうちに独自で捜査を行う近内に「チョコレートゲーム」という言葉が立ちふさがる。
* * *

中学生が次々と殺され、結末はかなりどぎつい。が、しかし、作品全体には陰鬱な雰囲気は感じず、良質のミステリとしてさくさく読める。
のが、いいのか、どうかわからない。
それは、未成年者がターゲットになる残忍な事件が現実に起こり、それに慣れてしまったせいではないのか。
そんなことを思うと余計陰鬱になるから、純然たるフィクションとして捉えよう。

主人公の近内が小説家であるところをみると、岡嶋さんのどちらかの近影から発した物語であろう(『おかしな二人』に書いてあるかもな)。自分の子供は、学校でどういう生活をしているのだろう。教室で事件がおきるのをニュースで目にするが、うちの子もそういうことに関わってはいないだろうか。親なら誰しも気になるところである。

学校は毎日「事件」の連続だ。普通の中学校に「チョコレートゲーム」が成立しても何ら不思議はない。

『チョコレートゲーム』とは何だろうか。それはノンフィクションである。フィクションであるけれども、現実にあり得る、ではない。『チョコレートゲーム』 の中に我々は生きているのである。自分を守るために殺人さえも厭わない空間である。私も含め、それに遭遇していない者は幸せである。それが普通なのでなく、親として目覚めた近内泰洋のような者に守られているからである。

書かれてから20年ほど経っているが、トリックを楽しむミステリ小説以上の何かを押してくれる一冊である。

Relaxsnoopyまたもやすぬーです。アマサイが「すぬーが出るとぷちっとな、が増えるんだ」って言っていますが、ブログってそういうもんじゃないと思うんですよね。でも、むげにもできないんで、ぷちっとなしてやってください。人気blogランキングです。【押す】
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July 20, 2006

『月刊少年ファング』創刊

昨日から
『月刊少年ファング』
という漫画雑誌が売ってます。

ゑびす屋ぼん子先生が
『超合金トビタケーハチ』
という漫画を連載されております。

マッドエンジニアの父親のために
サイボーグにされてしまった
三味線ひき高校生(?)飛田京八の物語。
はちゃめちゃギャグコメディです。

今日び、漫画雑誌はひもにくくられて中が見られないようになっていると思いますが。

お父さん、そんな堅いこと言わず、お子さまに一冊買って差し上げてください。
純然たる少年誌なので、
公序良俗に反する様な記載は、
ないはずです。

みんな、漫画を読んだら
ゑびす屋ぼん子先生にはげましのお手紙を出そう!

そして、アマサイ@家主を励ますには
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July 19, 2006

重力理論:朝カルと「数理科学」

517『数理科学』 2006年7月号 No.517
特集 : 重力は語る
― 時空,弦,量子,宇宙との対話 ―

・ 逆二乗法則の魅力
   序文にかえて 窪田 高弘
・一般相対性理論への長い道のり 横山 順一
・重力波観測による宇宙物理学 柴田 大
・宇宙の加速膨張
   暗黒エネルギー,それとも未知の重力法則? 須藤 靖
・ブラックホールとクォーク・グルーオン・プラズマ 夏梅 誠
・量子重力理論 笹倉 直樹
・重力と行列模型 川合 光
・弦と重力の泡 中津 了勇
・名著に親しむ 特集から広がる読書案内
   一般相対性理論への道 私の遍歴 藤井 保
* * * *

数理科学の特集が丁度重力理論、一般相対性理論だったので買ってみた。今期の朝カルが
『ファインマン重力講義を読む-一般相対性理論入門-』
だからである。参考になるかなと思って。
なかなかよろしい。数理科学は特集の名につられて購入したみたものの巻頭の総括だけ読んであとは飾っておくパターンが多いのだが(それだけでも結構ためになるが)、これはなんとか読み切れそうだ。
テキストとなっているファインマンの本はまだ買っていない。高いんだってば。消費税入れて6千円近くするんだってば。初日の様子を見て必携かどうか決めましょうと竹内先生はおっしゃっていたが、受講生のみなさんはもうほとんど買われたようだ。そりゃ、そうだよな。ファインマンで一般相対性を学ぼうというのだから、当然だよな。でも高い。単体でも価値があるものだが。
初日は24名参加。

毎度思うが、カルチャーセンターで高度な物理講義が聴けるなんてほんと幸せだなあ。しっかり勉強せねばなあ。

* * * *

『数理科学』ってどこを対象にして発刊されているのだろう。広告には学部・院の学生の参考書っていうことでバックナンバーが紹介されているが、学部でも読む人は少ないだろう。院生と理工系専攻した社会人と企業R&Dってとこかな。

いい雑誌なので、なるべく興味あるテーマの時は買って、1個でも2個でも記事を読もう。その道のプロじゃないんだから、全部わかる必要はないわけだ。

Minisnoopyアマサイんちに世話になっているミニすぬです。今日はアマサイの誕生日です。お祝いに「人気blogランキング」今日もぷちっとなして上げてください。宜しくお願いします。【押す】
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July 18, 2006

テクノロジーデバイド

Interface誌、北大山本強先生のエッセイ第51回技術の格差社会

近年、格差社会が話題になっているが、技術分野にも格差があるというお話。

「少し前に,中国と韓国から来日した留学生を含む何人かの学生に商用電源の周波数と電圧を質問したことがある.留学生はおおむね自国の周波数と電圧を知っているのに対し,日本人学生は自信を持って答えられない学生が少なからず存在するということに愕然とした経験がある.」
ちょっと、どきっ、したがアマサイは答えられます。
えっ、だって、東京と関西じゃ違うしさ。(^^ ;)
たぶん、中学校の技術・家庭科で習いました。

「こういった技術に関する常識を新聞やテレビが話題にしにくいのは,実は新聞記者やテレビのレポータたち自身がそういうことを知らないからではないかと勘ぐりたくなってしまう.」
その通り!これについては多くは語りませんが(すでに語っているし)

「車にしろ,家電にしろ昔のオヤジどもはなんだかんだとそのしくみを知っていた.これは,昔の人が賢かったからではなく,ちょっとした故障修理ができないようでは車や電気製品を安心して持てないくらい,昔は道路や電気のインフラが悪かったからである.(中略)そう考えると留学生が技術に詳しいのもなんとなく納得できる.」
男性は電気製品に強いというのも、力仕事だったり、危険だったから、「お父さん、お父さん、ちょっと洗濯機がおかしいのよ。見てちょうだいな」ってとこでしょう。家電と言われるころにはもう無理だったかな。自動車は簡単な修理ができなかったらたいへんだったんでしょうね。うちの父親は何もできませんでした。釘一本打てないんだから、と母が嘆いていました。

「ディジタル・デバイドが問題視されたのはIT分野の能力格差が新しい階級格差を作るからであり,そういった状況を作らないように情報リテラシ教育を強化しなければならないということだったと思う.しかし,実際のところはといえば,ディジタル・デバイドは個人のIT常識が上がったのではなく,IT機器のインターフェース規格の標準化や操作性が進化することで改善されたわけで,肝心のITリテラシ,とくに技術的なリテラシは逆に低下していると見るのが正しいようである.」
そうでしょうね。しかし、ディジタル・デバイドを解消するのはなかなかたいへんである。どこを基準点におけばいいかわからない。わからない、じゃ済まないんであって、学校や職場における教育基準を毎年見直していくしかない。そもそも教育ってそういうもん、毎年更新してしかるべきでしょう。

ITも大事だが、もっと身近な技術・科学の基礎知識を教育していくべきでしょう。パソコンをブラックボックスと認識しても死なないが、ガス器具をきちんと操作できないと死や大けがに至る。パロマガス器具事件のJosephYoikoさんの投稿を見て実感しました。

生死はさまよわないが、地上デジタル放送なんかも知っておくべき、技術知識ですよね。地デジがすばらしいのはわかったが、アナログ放送を廃止する意義をどこも教えてはくれないのだが。

Benkyosnoopy
アマサイに借りた本を読んでるすぬーです。アマサイのために1日1回ぷちっとな、してやってください。これでも、結構がんばっているんだよ。よろしくね。【押す】
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July 17, 2006

映画 『ダ・ヴィンチ・コード』

公式HP昨日見てきました。おもしろかったです。
一般の日本人には普通のサスペンスとして楽しめるでしょう。
ネタ自体は別段面白みはなかったですね。
女性主人公が出てきた時点でそうなることはわかるし。

科学史家の伊藤憲二さん
「キーストーンの二番目のパスワードにはがっかり。ニュートンとあれを結び付けるには私は科学史を知りすぎている。」
には同感である。アマサイは知りすぎてはいないが、Gのことか、とちょっとがっかりだった。ニュートンがその手のメンバーだったのは有名だし。
伊藤さんは原作(原語オーディオ)を読んだらしい。映画化の内容の相違でちょっと揉めたらしいが、あれだけの長編なのだから仕方ないだろう。原作を守りたかったら許可しなければよいのだ。

正統派のクリスチャンが怒るのもわかる。フィクションだから、では逃げられないだろう。

西洋史が好きな人はまた一味おいしい。
原作を読もうとは思わなかったが、関連本は買った。

『ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド 』たくさんある「謎解き」ものの中でこれを選んだのは単なるカン。

これで中世史の本が少しでも売れるならいいんではないか?

トム・ハンクスもジャン・レノもうまいともなんとも思わなかった。オドレイ・トトゥに至っては少しは芝居したらどうなんだ、と思ったほどだ。

まあ、「コード」が主人公で登場人物はそれに動かされるコマと思えば、成功したということかな。

ところで、安く映画を見る方法って結構あるんですね。
誕生月は割引という新宿の映画館で1000円で見ました。
それ以上の価値は十分にあります。

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書談:『僕たちの好きなウルトラマン』

022544370000
『僕たちの好きなウルトラマン』
-初代ウルトラマンからウルトラマンコスモスまで-
宝島社文庫
752円税別
※画像は別冊版

おお、こげな便利なものがあったとは。
ムック本で出てたらしいですな。

まずは、我らがウルトラマンジャックの項。
帰ってきたウルトラマンのことですがな、奥さん。
私の認識と大体同じですな。
セブンから3年を経て新機軸をもったウルトラシリーズ。主人公・郷秀樹の人間的成長が、ウルトラマンとして戦うジャックに反映される。
うむ、これは、その後のウルトラシリーズの全てに挿入されるコンセプトです。
まあ、ヒーローなき時代のヒーロー像の先駆けですな。

セブンは人間の科学文明に対峙してきた。他方、ジャックは公害問題というフォーカスを当てている。
うむ、そうですな。子供ながらに地球は環境破壊によって無くなってしまうのではないか、と思わせたのはこの番組でした。

また、主人公の家族を扱ったのもこの回が初めてでした。世話になっている自動車工場の坂田家族との交流が基軸になっています。

郷秀樹がモテモテというのは、気づきませんでした。子供だったからな。ダンとアンヌのラブロマンスはしっかり認識していましたが。かっこいいお兄さんだとは思ってましたよ。TVのアイドルより断然、ウルトラマンです。団次郎氏はドイツとのハーフなんですね。

ウルトラマンエースがジェンダーフリーを目指していたとは知りませんでした。
少年達はエースに変身、北斗と南の合体、はHっぽいと思っていたらしいですが、私は新鮮に感じてましたね。女性でもウルトラマンになれるわけで。MATの隊員になりたいと思っていたアマサイには明るい未来が持てたような気がしました?

オールドファンから大不評なウルトラ兄弟大放出ですが、それ自体はアマサイはいやではないですが、ちょっと大人になっていくのか、もうウルトラマンじゃないだろうというお年頃にさしかかっていました。南夕子が月に帰ってからはあんまり熱心に見なくなりました。最終回も覚えていません。タロウに至っては、もう気分だけは大人で、私も昔は(2年前までは)よく見ていたわ、ウルトラマン、というノリになっていました。

単なる解説研究本ではなく、編著者たちのウルトラシリーズへの愛情が満ちあふれています。ウルトラ本の中でも卓越した一冊であります。

どうぞ、一家に一冊お持ちください。


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July 14, 2006

歴史はおもしろい

本郷和人著『人物を読む日本中世史』なかなかおもしろいので読後に書談でアップすると思う。
前書きで本郷先生が嘆く。

「日本史が必修をはずれたために知識がまるでないまま大学に入学してくる。知識があればいいというものではないが、なさ過ぎる。」

えっ?必修から外れたっていつから?
アマサイはだいぶ前に高校を卒業したが、日本史なんて習わないかったですけど。
でも、歴史は大好きですよ。

「特に前近代史、中世史のことは知らないし興味がないし」
うーん、それは、近代史・現代史はそこそこ知っているということでは?
昔は学習量が多すぎて、カルキュラムが全部終わらない。歴史の授業は黒船あたりで終わるか、明治以降は駆け足になっていたんだよね。その反省から現代史を別個に教えることになったんだよね(と十数年前に聞いた記憶があります)。

マイナスばかりに注目していてはよくないと思うんだ。

アマサイは学校だけに教育を頼っていてはダメだよ、何度か書いていてます。

というか歴史とか文学は学校で教わったから好きなるという類のモノではないと思うんだ。元々歴史が好きだから学校の科目もがんばるわけだよ。講談本で日本史に興味を持った年輩世代は多いと思う。

特に歴史は好き嫌いがはっきりある科目です。
歴史の先生は、そこいらへんの需要を把握しないとね。
大学の教養課程で歴史好きになるのは難しいかもね。

NHK大河ドラマもアイドルと言われる役者を使うので、若い人も相当量見ているはず。

少なくとも理科離れほど歴史離れはないと思いますが。

まあ、確かに室町時代なんかはドラマになりにくいから人気度は低いでしょうね。古代史は結構根強いファンがいますね。時代によって愛好家が多い少ないがあるのは、嘆くことではないでしょう。

アマサイなんかは人間に生まれてきて、歴史が嫌いなんてあるのかな、考えられないな、と思っているほど歴史好きです。

もし、学校で年号や用語暗記で嫌気がさしている人がいるなら、ちょっと視線を変えてみましょう。小説や歴史雑学本なんかを手に取ってみると新たな世界が発見できるかもしれませんよ。
(^_^)

理系堅物人間じゃないアマサイである。じゃあ、今日もぷちっとなしといてください。【押す】
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July 13, 2006

【補正書】

↓下にこう書きましたが、米国(外国)出願も日本の特許事務所でしますね。ほとんど技術分野が特定される特許翻訳者がします。大体日本人です。ああ、だから中国語の出来る日本人が翻訳するわけだ。

つまり中国語翻訳者の絶対量の不足が特許分野にも起きているということですな。

中国の特許翻訳の話らしいが、

特許明細書の誤訳:10以下は「10以下」ではない

これはさ、日中翻訳や特許翻訳に特化した問題ではなく、翻訳全般に起こる問題だよね。漢字が読めてしまうから、間違ってしまうって、素人じゃないんだからさ。それ、我々が中国の方と筆談するレベルでしょ。日中辞典って良いものがないわけ?

「さらに、日本語に多い多義的な言葉や言いまわしが誤訳の一因になっていることも指摘されている。」
「しかしこのような日本語の多義語に対して正確な中国語の訳語をピンポイントに選択することは、翻訳者にとっては意外に難しいものだ。正しく文脈を読み取る能力と論理的整合性に問題のない文章を構成する力が求められるのだ。」

それ、中国への翻訳が殊更難しいんではなく、翻訳者の質・量が不足しているということだよね。

なんか、日本人の翻訳者が中国に直しているみたいだけど。

どの言語でも

母国語→外国語
より
外国語→母国語
の方が間違いが少ないよね。

中国の良い訳者さん雇えないのかしら。

英語→中国語の方が難しい気がしますが。

隣の国との異文化コミュニケートをもっと充実させようよ、
って、英語も危うい私言うことではないが。
( ̄▽ ̄;)

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July 11, 2006

書談『なんでも屋大蔵でございます 』

書名:『なんでも屋大蔵でございます』
著者:岡嶋 二人
価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 講談社文庫
発行 : 1995.7

『七日間の身代金』を読んでいたがイマイチ乗り切れず岡嶋から少し離れていたアマサイである。

これは短編なのでよいだろうと思ったが、さくさく通勤電車の中で読み切ってしまった。文庫本の解説をしている宮部みゆきが解散した岡嶋の片方井上氏に「続編は書かれないのですか」と聞いてのが分かる気がする。シリーズ化を持たないというか嫌うというか、その点は東野圭吾似ている。
(真保裕一と講談社で抱き合わせ売られる東野さんだが、どっちかというと岡嶋二人に作風が似ており、岡嶋ミステリの後継者、と言っては怒られるだろうから、同じ本格派ミステリのカテゴリである。)

題名とおり、何でも屋(この当時は同種の職種がなく、便利屋というのもまだ一般的ではないようだ)を営む釘丸大藏が、日常業務(引っ越しのお手伝、留守中のペットの世話、雨漏りの修理)から殺人/盗難事件に巻き込まれ、 ベテラン刑事に従いつつも事件を解決してしまうというものである。

大藏の年齢は40前後、と言った感じ。本人が言っているのだから風采の上がらないオジサンなのだろう。

ミステリを映像化するとき、主人公を男から女へ性転換?する場合がままあるが、それはやはり、見栄え、という観点からだろう。胡散臭い中年オヤジを毎週見せられるよりも、フカキョン(『富豪刑事』)や深津ちゃん(『カバチタレ』)の方がいいに決まっている。

しかし、活字ではおっさんの方が断然安心感があるのである。見た目もおっさんの方がよい。

「パンク・ロックで阿波踊り」で出会う、少女たちにも、「尾行されて,殺されて」の記憶喪失の青年ともおっさんとならしっくりいくのではある。もちろん、」「白雪姫がさらわれた」の近所の猫ばばあや同じおっさんたちとも気が合うである。「そんなに急いでどこへ行く」で優秀な助手をゲットするのもおっさんの人となりである。

大作家宮部みゆきは大藏に菅原文太(10年前くらいの解説)を映像化する際のキャストにあげているが、アマサイは

釘丸大藏:Kimball兄貴
を当てたいと思う。

ちょーローカルでしょうか? ですね( ̄▽ ̄;)

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July 10, 2006

日傘

日傘を買った。見ての通りの品(画像はアクセスエラーになるので後日掲載)。
結構捜し歩いた。条件に合うのがないからである。

1)折りたたみ→使わないときはバッグ(リック)に入れられないと忘れる可能性がある。

2)三つ折じゃなくて二つ折→持って歩くのに三つ折だと具合が悪い。写真参照。

3)黒もしくは紺→UVカット効果が白やそれに近い色とは全然違う。いまや常識だが。

4)雨天兼用→夏は雨の多い時期でもあるので、必須事項。

苦労したのは2)
三つ折の不便さを知らないのだろうか。
予備の雨傘であれば、軽い且つ三つ折がよいだろう。

経験上、黒日傘はさすがにさしていてもうっとしい。
なかなかかわゆき柄が見つかってよかったである。
赤羽駅構内おしゃれっぽい店で買いました。
3150円。ひと夏しか持たないのでこんなもんである。
柄のアルミ部分がねえなんかよわっちいのよ。

8月になったらセールにかかると思うので、予備にもう1本買っておくか。

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July 09, 2006

小学校での知財教育

(本来は8日の記事)

ココログのアクセスしずらい状況が続いている。

その上11日からほぼ2日に渡って調整期間にはいるので、その前後はまた重くなってしまうのではないか。ニフティブロガーにとっては憂鬱である。今日は短めになんか書いとく。

弁理士が小学校で特別授業の記事を見て、そういえば、小学校のときにあった発明くふう展というのは一体なんだったのだろうか(以前も書いたかもしれないがまあいいだろう)。

ここに書いてあるが。
特許庁の関連団体である発明協会というとこが主催している。

われわれの子供ころもありました。

たぶん、実用的な工作、という位置づけでしかなかったと思う。

発明の概念なんて知らされてなかったし、小学校の教員も特許なんて理解していなかったであろう。

それで別にいいと思うが。

弁理士が来て「ちょっとした工夫で特許がとれるよ」ってはやすぎないかと思うわけである。
中学生に起業を教授するようなもんで。
著作権は早くから教えるべきである。文科省では体制を整えているが、受け入れ側の学校はイマイチのようである。

一部では知財バブルといわれているのだが、どうもそこいらへんのアンバランスが否めない。

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July 07, 2006

小学校英語必修提言について

いろいろ騒いでいるがアマサイは反対である。

なぜなら、

他の教科の時間が減るから、
もしくは英語を学ぶに十分な時間は宛われないから
である。

小学何年生からはじめようと計画しているのかしらないが、8,9歳なら、一応の日本語の読み書きはできるし、もう一つの言語を受け入れる脳の領域は残っているだろう(脳科学でなんというか知らないが、「赤ん坊は習わなくても日本語/英語を覚える」っていう力がまだ残っているのではないか。もちろん、赤ん坊のようにはいくはずないが)

つまり、10歳未満から外国語を学ぶこと自体は反対ではない。現行小学校の授業数は20年前より確実に減っていて(土曜日登校がなくなったんだから当たり前である)、どこに英語の時間つっこむんじゃいって話である。土曜日を英語の日にして毎週授業を行うなら別である。やった方がいいかもしれない。

小さいうちから英語をやると日本人としてが、アイデンティティっていう人いるけど、日本人だらけの日本国に居てどうして日本人として自覚が無くなるのだ。だとしたら、元々アイデンティティなんて存在しないんだろう。なんか、それが正しいような気がして、怖い。
(まあ、アイデンティティというのは「他者」がいてこそ、育つのだから、日本では持ちようがないかもしれん)

それにしても、日本語力の減退が叫ばれているのになんで文科省は何もしないだろうか。(回答はここにすでに書いてあるが)

新しい科目、つまり英語、を導入して効果が全くない、なんてあり得ない。なんらかの効果はあるだろう。文科省はそれを狙っているのだ。

漢字の読み書きができない子が増えることも、九九ができない子が増えることも、

だってさぁ~、

小学生がABCソングを

みんな歌えるようになるんだから

いいじゃな~い

で全部オフセットする、

そんなばかげた言い訳を奴らに許さないためにも小学校の英語必修科目は絶対許してはならない。

・東京新聞
5年生からを想定しているみたいですね。

* * *

ところで柳田先生のとこにトラバしたせいかずいぶんアクセス数が上がった。

でもさ、ここに来たら、

ぷちっとなしていってくれよ~

30分後くらいにアマサイブログに10点加算されます。そういうするとアマサイ@家主はうれしいのです。

君たちに何ら不利益はなかろう。
( ̄▽ ̄;)

あんまり言うとセキララのおっさんみたいに下品なブログになるからこれくらいにしようっと。

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July 06, 2006

エプソンの再生カートリッジ特許

再生カートリッジ訴訟に関連するエプソンの特許が無効に

以前取り上げたのはキャノンVSリサイクル・アシストでした。

この判決が出たとき、これでうちも有利になる、と喜んでいたのがエプソンであったのだ。
で、今回は何が起きたかというと、エプソンがエコリカというこれまたカートリッジのリサイクルを生業とした会社を特許侵害で訴えた、のだが、今回この特許が無効になったのである。ああ、よくあることです。こういうことは。被告側が訴えられた特許自体を無効審判の訴えを出すと
同じような(全く同じというのはまずあり得ないので)特許が以前にある、と証拠を出すのが一般的です。これはどうか知りませんが。

第3257597号
明細書をちょいと見てみましたが、それなりに工夫された技術のように思われます。この製品業界に精通しているわけではないので、はっきりしたことはわかりません。

今回エプソンはこれが不当だとさらに不服を知財高裁に訴えを起こすそうです。

侵害事件を起こされる度に無効にされたのでは特許を取る意味がないではないか、という意見も聞かれます。しかし、審査が人間の手で行われる以上は、逃げ道、可能性を残しておかねばならない。アマサイはこちらのポジションを支持するのがよいと考えています。

最近ここで取り上げる知財ニュースには事欠きません。
特許訴訟、他人事だとおもしろい。( ̄▽ ̄;)

* * *

千葉大・読書マラソン
良いことであるが、小学生じゃないんだから。。。
ブログにしなくてもねえ。
※大学生協で流行っているらしい。ふーむ。

* * *

温泉カワセミさまのおつとめになっている産総研で一般公開があるそうです。
なかなか楽しそうです。
平成18年度一般公開(つくばセンター)

2006年7月22日 土曜日 9時30分 ~ 16時00分(入場受付終了:15時30分)
会場 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター
※当日は、TXつくば駅から会場まで「無料」の巡回バスを約10分間隔で運行します。

中村修二にいくらギャラを払ったのだろうか。ちょいと気になります。

さぁ、駐車場で温泉カワセミさま(^-^ )を探せ
( ̄▽ ̄)v

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July 05, 2006

早大松本教授:研究費不正流用

パンダくんに再三意見を求められているようなのでなんか書いておくか。

早大不正流用、別の疑惑情報も放置 2006/07/04

国費使った研究、不正対策に指針案 文科省委決定へ2006/06/23

大学研究業界以外の人間にはどうもわかりにくい事件である。
ネットニュースを見る限り、国から研究者に付与される研究費というのは、
渡してしまったら、その用途をチェックされることはない、あるいは甘い、ということなのだろうか。
挙げ句の果てにこれである。

早大の不正流用余波、研究費の支払いめど立たず2006/07/01


先の見知によれば、文科省が関わっていることがクリーンなわけがない、のであるが。
どのようして、誰に研究費がいくらくらい渡るのか、ってのも気になるが。

でもさ、研究開発ってのは、あんまし、お金にこまいと、創造性が発揮できんのであるよ。事務処理もたいへんだしな。
これは企業も大学も同じである。
成果を出してくれればいいんである。
松本研究室の成果はどのように評価されていたのか。
なんたら委員の長だとか肩書きばっかり流されて、研究者としての評価は全然聞こえてこないんですが、どうなっているんでしょうか。

一応新聞記事なんで上げておきますか。
研究費不正使用:早大、経営陣処分…異例の事態に
スター研究者、つまり、(研究業界)世渡り上手ってことなのでは。

「最近は、ある種の金属化合物をたんぱく質やDNAなどの生体分子に付けて光らせ、ごく微量でもこれらの物質を分析できる技術の確立に取り組み、研究を生命科学領域に広げた。」

これってどう読んでも成果じゃないのよね。
(※っていうのは書きすぎである。でもこれだけではどのような有意義な研究かはわからんな)
おいしそうな、名前の売り出しのできそうな分野を転々としていた?のではないですか。

個人的な印象、と断りながらも中西準子さんはこのように述べている。
早稲田大学教授 松本和子さんのこと

研究費の不正使用なんて取り締まれないでしょう。
政治屋科学者がトップに立つピラミッド構造を破壊しなくてはいけないと思います。
特許分野でも言われていますが、業績を評価するシステム、目利き屋さんは必要なんですよ。
それは文科省に委ねないで取り敢えず、どっかに外注してください。

柳田先生のご意見にはほぼ同意するものです。

Y日記の人の記事も参照しました。結論はちょっと賛成しかねますが。

追記1:多額の補助金をもらった特許がどげなもんか読もうと思って検索した。
いきなり亀の甲が出てきて電子屋さんのアマサイには何のことやらわかりまへんでした。
・特許3586243 高感度イムノアッセイ法
・特許3538277 免疫測定用標識試薬及びそれに用いる蛍光性化合物及び錯体、及びそれらを用いる生物物質の免疫測定法
日本ではこの2件らしい。後者はご本人が特許権者になっとる。
出願公開はもう少しある。

追記2:本件に係る研究内容は、おなご研究者@デンマーク・巽氏がよく理解されているようである。ここを読むべし。


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July 04, 2006

『寿町美女御殿』

『寿町美女御殿』(クイーンズコミックス)
026803700000

著者 : 山下和美
価格 : \580 (本体 : \552)
出版 : 集英社
発行 : 2006.6


おお!柳沢教授で有名なあの山下和美先生がこげなすばらしい作品を書いていらしたとは!
102歳のエリザベスお婆を中心とする女系家族の波瀾万丈
有閑倶楽部を思わせる豪華絢爛なシュチュエーション。
某国のスパイが下宿し、唯一の男子はなぜかモンゴルの騎馬族。
不合理な世界の平凡な日常の物語。

でも、1年おきの単行本化って。
他の仕事が詰まっているから?

現在2巻まで発刊しており、第3巻は来年だそうです。

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July 03, 2006

やっぱり現場だろ

親しくしているとある有識者の方から文科省主催のとあるイベントにゲストとして参加した話を伺った(このブログの常連の方はどなたのことでどういう催しかわかると思うが)。

その方はいかに文科省がそのイベントに対してやる気がないか、いいかげんかを力説しておられた。その方はもう一切文科省主催のものには協力しないし、むしろ批判していくと激怒していた。

今更ながらであるが、文科省がいかにダメダメ官庁であるかがよくわかった。所謂お役所感覚として霞ヶ関は批判の対象であるが、その中で最も公僕として自覚及びコスト意識が低いのが文科省らしい。まあ、そうだな、結果が金銭とかで換算されないからな。されないからこそ、役所としての使命が大きいのだが、全く自覚してらっしゃらないようである。

そこで思い出されるのが、この人が言っていた博士大量放出の話である。

この人は役所の政策がいかに無責任かを力説しておられた。確かにそうであろう。冒頭に書いたとあるイベントと同じである。何か題目をかかげないと役所として体面が保てない、その程度の思いつきで、科学啓蒙もゆとり教育もぶちあげられたであろう。
(何度か書いているが、「総合学習」は保って2,3年、と現場の教員の方々は言っておられたらしい。旧文部省の時代から何年か一編にこのような教科外学習の提案がなされ時間が経つと忘れ去られてしまうというのを繰り返す、というのをベテランの先生方は知っているのである)

で、博士号倍増計画も、その場で行われ、現場大混乱。もちろん、文科省の指示従わないと何をされるかわからない、という、893まがいの状況なんである。

お気の毒に。

が、しかし。文科省が悪いって言ってそれで済むんですかねえ。っていうかちゃんと批判してますか?お上の指示に従っておられるなら、共犯なんじゃないんですかね。
なんてことを某所なんたら白書ブログに書いたら、現場を知らないくせに、適当なことを言うなと某氏にお叱りを受けたアマサイである。

っていうか、現場知ってるくせに、なんで何もしないんだ、貴様は。馬鹿者。
とアマサイは言いたいです。

外部の指摘を受け入れないで、くまった、くまった、と言っているなら勝手にせい。

お上から言われたから仕方がない、仕方がないって言っているから日本は変わらないんだだろう。役人に大学教授がへこへこしているから足下見られるんだろう。

だったら現場が変わらなきゃ変わるわけないだろう。

「皆さん、現状を分かってください」ってブログに書いてどうにかなるのか。自分が改革しようと思うなら、今自分はこうやっているということを発表してくださいよ。それなら、我々一般市民も支持できようというものです。

ああ、これは一市民のつぶやきですからね、気にしないでください。博士課程なんて高級な場所には縁のない下々の者でございますから。

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