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July 27, 2006

フラッシュメモリ発明対価訴訟

フラッシュメモリ訴訟和解/msnニュース
(何か毎日オンラインが一番詳しいなあ)

『「フラッシュメモリー」を発明した東芝の元社員で東北大電気通信研究所の舛岡富士雄教授(63)が、特許権を会社に譲渡した対価の一部として、計11億100万円の支払いを求めた3件の訴訟は27日、東京地裁(設楽隆一裁判長)で和解が成立した。東芝が和解金として8700万円を支払う内容。』

妥当ですね。(真意の程はわからないが)舛岡さんも満足しているみたいだし。「発明者貢献度1割」っていうのは、意義あることだし、『弁護団も「発明家を勇気づける報償制度を裁判所が作ってくれた。そういう意義のある和解だ」と評価した』というのに同意します。

『「気分的には満足しています」。フラッシュメモリーの発明を巡る訴訟で、“古巣”の東芝と和解した東北大電気通信研究所教授の舛岡富士雄さん』
金だけじゃくて、会社とのわだかまりが解消したってことでしょう。職務発明裁判は、それがなきゃ、絶対ってほど起こさないから。

『舛岡さんは「日本の企業は5年先、10年先に世界を変えるような才能を評価し伸ばすことができない。このままでは技術開発力が低下し、技術先進国から転落する」と主張し続けてきた。』
たぶん、舛岡さんにとっては11億得ることが目的ではないのだと思うんです。状況が改善されたということで「満足」という言葉が出たのだと思います。部外者にとっても後味のいい判決でした。

『今回の和解結果について東芝は「当社の主張に沿った内容」と評価している。「半導体は技術革新の流れが速く、特にリスクが高い事業。利益が上がってるといっても、発明だけが貢献しているのではなく、巨額の設備投資というリスクを企業がとっている点も大きい」』
会社のリスクってあったり前って思いますけどね。何度も書いているけど、発明者9割とか言うんなら、会社止めて開発すればいいんだし。

あとは発明者と会社の個別契約です。そんなに優秀なら、今の企業がほっておくはずがありません。一般技術社員のレベルで作られた社内規定には拘束されないはずです。交渉しましょう。ってのもアマサイ何度か書いてます。

裁判で白黒つけるのは最善ではありませんが、(全部ではない)いくつかの職務発明関連裁判は意義あるものでした。訴訟ラッシュが終わるのは寂しい?気もしますが、知財と技術開発が新しい時代を迎える兆しだと思います。その新しいものが、良いものかどうかは、現場の人間にかかっているということです、って>含む自分か?
( ̄▽ ̄;)

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