『遥洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」』だそうです。
日経ビジネスにこんなコラムがあること自体軽い驚きなわけだが。
「ある男性上司がある女性部下の些細なミスを叱責した。 途端に同席者に違和感が走った。上司が部下のミスを指摘するのは普通のことだが、その言葉に込められた上司の“苛立ちの感情”が皆に「アレ?」と思わせた。」
上司が部下に叱咤するというより、夫婦間のそれと思わせる会話であった、という意味らしい。まあ、いますわな、奥さんの家事における失敗、手際の悪さを殊の外なじる旦那さん。それに似ているそうです。
過去も現在もこんな場面に出くわさないのでよくわからんのだが、どっちにしろ、まずい雰囲気なのである。
まあ、そういうときは、相手の女性をフォローしてあげんといかんと。
それには上司、夫に反論するのではなく、男性を褒め、持ち上げて、でも彼女をがんばっているんだよ、ということを知らせてあげるのがいいのだそうだ。
「会議での上司のご発言に胸打たれたこと。素晴らしい上司であること。常々尊敬していること。極めつけは、その上司が日ごろ家族から言ってほしいに違いない感謝の言葉にまで及んだ。そうやって泣かせどころを突いたうえで、女性がいかに会議に向けて頑張っていたかをさりげなくフォローした。」
で、万事解決、するんだそうです。
えっ、
これ、
不倫がばれたらまずい、って話ではないのか。
倫理違反の関係を修復してどうなるか。
( ̄▽ ̄;)
うーむ、この文章の結論は、職場の不倫うんぬんではなくて、言葉の暴力をうけた女性に友人としていかに対処するか、ということらしい。
こんなのビジネス関係のネットに載せるべきことなのか。
遥洋子、上野千鶴子にけんかをならったわりにはなんだ、おかしな文章を書くのう。そこがうけているから別にいいのか。
まっ、お師匠さんの言説もなんだか、なんだか、なわけだが。
以下自粛
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