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October 31, 2006

星占いは好きですが。

宇宙物理学者の池内了さんが日曜日の日経科学記事の欄で、疑似科学について言及していた。聞き手がいるのでインタビューであろう。このような一級の科学者がニセ科学について反論を述べることは望ましいことである。

ちょいと気になるのは最後の部分。
何より子供への教育です。血液型や星占いといった身近な話題や題材にその非合理性を教え、人生の入り口で、物事を疑う態度を身につけることが大切です」
ふーむ、そりゃ、疑似科学への対策、と問われれば、そう答えるでしょうな。

しかし、現代の小中学校で「物事を疑う態度」なんてどうやって身につけることができるのでしょうか。「水にありがとうと言うときれいな結晶に」という教師に「先生、違うんじゃないですか」という雰囲気がないと「疑う態度」なんて示せませんよね。そもそも、合理的現代知識を教えてはずの教員が、「きれいな結晶」を疑わないのですから、お話にならない事態です。

これはインタビューですから、池内先生もその懸念は述べているけれども、カットになったのかもしれません。

「また、疑似科学的な言辞に対し、科学者や理科系の素養のある人が、丹念に反論をすることも重要です。信じている人を無知だとばかにしたりせず、面倒くさがらないで声を挙げることです」

はい、そのとおりです。がしかし。

アマサイは、特許の仕事以前は事務系派遣社員をそこそこの年数やっていて、同僚は、なんていうんでしょうか、そこいらのお姉ちゃんたちなわけですよ。うちの応接室にコメントくださるような知的な層とは違うわけです。そのお姉ちゃんたちは、そこの職場特有だったもしれませんが、日テレでやっているような、超能力とか幽霊、超常現象なんか、まるっきりそのまま信じていて、放映の翌日はそれを熱く語るわけですよ。ばからしいと思っているけれど、そこで否定して何か生まれるのかというと???じゃないですか。

そこまで行かなくても血液型や星占いは、根強い人気がありますね。私も嫌いじゃないです。そういうのは信じるか否かっていうより、娯楽ですよ、話題にすること自体が。「検証不可能性」とか言ってそんなことにまで合理主義を持ち込んだら、日常がギスギスしてしまう。

でも、血液型占いを楽しむのと、ありがとう水を信じるのと、どこに境目にあるのだろうか、と考えると難しい問題ですよね。

また、人間の言葉で水の結晶が変わるという説を学校の教壇に持ち込むのは絶対違うわけで(自分の信仰している対象を君たちも拝めということですから)、そこは、合理的思考だけでなく、表現の自由とか、人間の権利、信仰の自由とかも関わってくる。やはり難しい問題なのである。

池内先生もこの記事の中で「科学がある限り、疑似科学もなくならない」と言及しておられ、疑似科学が一枚岩的な事象と考えているわけではないのである。

『せめぎ合う宗教と科学』というコロケーションが使われるが、日本の場合、

正に『せめぎ合うニセ科学と科学』なのである。

近頃話題が堅いですかねえ。少しやわくしますか。んじゃ、ぷちっとな、お願いします。【押す】
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October 30, 2006

『発明対価 年収の数倍程度』

升永のじいさんがいろんな媒体に、「技術立国日本」の利益ではなく、我田引水的議論をまき散らしている。彼の主張は通らないだろう。技術系以外の人々の多くも「相当の対価っておかしいんじゃない」と思っているから。

先日の日経(10月27日)経済教室(東大教授:高橋伸夫)に極めて真っ当な議論が記載された。喜ばしいことである。エントリのタイトルは記事と同じ。

巨額の発明報酬を求めた職務発明裁判に対して多くに日本人はクールな対応である。その理由は多様であるが、「俺達の代表みたいな顔をしないでくれ。あんただけが偉いんじゃない」と気持ちがあるのだと思う。経営学者の立場から高橋教授はこう述べている

「そもそも、自らの出資も含め、リスクを負ってでも一攫千金目指したいと考える技術者がどれはどいるのか。大多数の技術者は「研究開発に打ち込むためには生活の安定が大事」と考えているはずである。さらにいえば、純粋な理論研究でもない限り、研究の方向を決めるディレクターからその人がいないと実験ができないような技術に秀でた職人に近い人まで、様々な人がチームで組織的に活動しなければ、十分な研究成果をあげられないことは明白である。このように誰一人欠けても回らないような研究開発チームにおいて、いかに中心的技術者であろうとも、同僚のチームメートの年収の数百倍もの金額の発明報酬を独り占めしてしまえば、研究開発チームチームワークはたちまち崩壊する。」

これは私が以前から書いている通り、
だったら、企業に寄り添ってないで一人でやってみろよ、
ということである。
科学研究とは違うから、その人でないと発明できなかった、という証明は難しいと思うよ。

それでも、中村修二氏は裁判以前から、雑誌インタビューや出版・講演で人となりは知られて好感を持っているエンジニアも多い。しかし、最新の裁判での彼の応答は嫌気をさすものであった。

「発明報酬をめぐって有名になった青色発光ダイオード(LED)の開発の例でいえば、かうてセレン化亜鉛を用いた開発が主流で、20世紀中に実用化は難しいと言われていた時期に、窒化ガリウムに的を絞って集中的に研究開発投資を行う決定を行った日亜化学工業の経営者は、投資リスクをとったまともな経営者だった。そして、次々と積み重ねられる研究成果に応えて、増額されていった研究開発投資は、これこそが技術者に対する成果配分だったのである。筆者の知る限り、日本企業はビジネスに対してドライでクールである。判決で巨額の発明報酬を手にした技術者が、これで技術者は勇気づけられるという類のナイーブなコメントを繰り返すたびに、その金額の大きさが後輩の技術者やその卵たちの未来を引き換えにしているのではないかという危惧を抱く。裁判で争われる発明報酬の金額だけに目を奪われるとき、技術者にとって、会社にとって、大切なものが失われる。」

それでも、私は彼を評価する。研究はし続けているから。現役は発言してもいい。第一線を退いてぐちゃぐちゃ評論する隠居老人とは違うから。

まあね、もう、職務発明問題は一定値に落ち着いている。これから大きな進展はないだろう。なんかまた裁判起こしている人いるが。社内問題(ていうか社員の私怨だけどね)を司法に委ねて、技術者地位向上とかいう寝言はほんと止めた方がいい思う。

個人的には発明の対価、ではなく、ストックオプションとか、ボーナスの増額と言ったことで対処した方がいいと思う。升永さんもアメリカは制度が違うから、と言っているが、技術者報酬に関して言えば、アメリカ型がいいんじゃないかと思う。

今週も一週間がんばりましょう。今日もランキングぷちっとな、お願いします。【押す】
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October 29, 2006

高校の履修偽装問題

世界史未履修に始まった、高校の必修科目偽装工作であるが、
(教科の読み替えとか言っているけど偽装に他ならないでしょう)
毎日新事実が発表されるので、どこでコメントしていい分からない。つーか、あまりにもずさんな学校運営で開いた口がふさがりません。

今日あたりは「校長黙認」というタイトルが出ていたが、そんなわけないでしょう。校長が推進しなければ、こんなことできないんじゃないの。近年、校長の権限が増強されたと現役の高校の先生から聞きましたが、それは東京だけじゃないんでしょう?

生徒のためによかれと思って?あんたはあほか。受験科目がじゃなくても、勉強するものじゃぞ、と教えるのが学校ってもんでしょ。建前なくしたら、学校教育としての意味がないじゃん。

多くは新設校で、学校として実績を上げるため、と書かれているが、考えられないことです。必修科目、必修科目だろうが。ほんと書いててばからしいんですよね。今度ばかりは文科省を責めるのは若干気の毒です。通常の思考回路をしていたら、先生が、履修要項を誤魔化すって予想できないでしょう。

田舎で、予備校、進学塾がないから、高校にその役目を担わせている。仕方がない。
えっ、だったら担えばいいじゃん。補習でもなんでもやりゃいいじゃん。それがなんで世界史をスキップすることになるのかなあ。

世界史の先生はいたの?いなかったの?いたらどうしてこういう現状を見て見ぬふりができるんでしょう。

いまから70時間「余分」に授業受けさせるのは無理ですよ。その半分の授業で、レポート提出させるとか、うーむ、それしかないと思うなあ。

生徒には咎はないと思うが、完全無罪ではないと思うぞよ。

当該学校の高校生のみなさん、世界史はやらなくていいもんなんですか?

私は歴史好きなんで、受験科目じゃなくても、それなりに勉強しましたよ。ガクモンをする権利を奪われたと思う子はいないのかな?じゃ、人気ランキングぷちっとな。【押す】
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October 28, 2006

語られるべきこと

まあ、私もラブロック博士が来日していたのは知らなかったけれど。
ラブロック博士、ガイヤ仮説を語る。

竹内さんは一ヶ月も前から「ラブロックが来る!ラブロックが来る!」
とマスコミ相手に行っていたそうですが、誰も興味を示さなかったそうです。

「そんな、知らないおじさん紹介しても仕方ない」
という反応だったそうです。

マスコミの人っていつもそうなんだよね。

俺は知らない、隣のデスクの奴も知らない。
∴日本人は誰も知らない。
そんな人のことを一般人に紹介しても誰も興味を持たない。視聴率が取れない。

専門家がそばにいるんだから、知らなかったら、どういう人が聞けよ。
調べろよ。
調べたら、ラブロックが提唱したガイヤ仮説の重要性は今こそ訴えるべきってわかるじゃん。
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http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=338
地球を、自己調節能力を持ったひとつの生命体(有機体)であるとみなす説。イギリスの科学者(生物物理学、医学)であるジェームズ・ラブロック(1919~)によって提唱された概念。
火星や金星など太陽系の他の惑星と異なり、地球上には20数%の酸素を含む大気が、長い歴史を通じて維持されてきた。この間、巨大隕石の墜落や氷河期-間氷河期の甚大な気候変動など、人為的な影響による環境破壊よりもはるかに多大な影響を及ぼす激しい変動に耐え、「生き延びて」きた。その歴史を、地球というひとつの生命体の自己調節システムによるものとみたて、人為的な地球環境への影響に対して科学技術による即物的な対応を図るよりも地球の大きな生命の流れに沿った判断をすべきとの主張。このような全体論的な地球のイメージは、生態系の固有価値を重視するディープエコロジーに大きな影響を与えた。なお「ガイア」は、ギリシャ神話の大地の女神。
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ほんとにまったくな。
巨大マスコミは全部他のものと全とっかえしたいです。

* * * 
昨日の朝カルの講義で、
「日本人は科学技術立国と言われながら、科学技術史を知らない。科学が日本にもたらしたインパクトを忘れ去っている。鉄砲伝来しかり、湯川・朝永のノーベル賞受賞しかりでである」
という話が出た。

というより、現代の日本は思想が忌み嫌われている。
科学も、堅い純文学も、思想形態の1つとするならば、そういうことは取り上げてはいけないのではないかとすら思う。

私の浅い記憶では、浅田彰の『逃走論』以来、そういう堅いお話が人々の間に流れることはなくなった。
(別に私は浅田の思想が重要だと思わないし、単にあれは思想をファッション化しただけだろう。しかし、近年はファッションにさえしなくなったのである)

短小軽薄がずっーと続いている。
それに取って代わったもの、経済である。経済成功者が英雄であり、彼の言葉が現代思想なのである。

そんなばかな話ないんだけどなあ。

経済はもちろん、重要である。しかし、経済にリンクしないと話題として取り上げられないのである。

安部首相が提唱しているイノベーションは、科学でも、技術でもない。そうしないと、日本が経済国として立ち後れるからだ。

そんなイノベーションは簡単である。最新計測機器と技術職人を大量に投じれば成し得る(いや、もちろん、おおざっぱに言っていますよ)。

ホリエモンにしても村上にしても経済成功者の言葉は一時のものである。もうそれに気づき、深きにつく、ことを考えるべきじゃないんだろうか。

だから、ラブロック博士の来日は大々的に発表しろ!

朝カルの「ファイヤアーベントを読む」は今後の展開が楽しみです。人気ランキングぷちっとな。【押す】
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October 26, 2006

戸田奈津子さん

NHK『日本人の顔』に出演なさっていました。
マイヒーローです。女性なのでヒロインと書くべきでしょうが。

字幕翻訳 戸田奈津子

字幕翻訳には特別な興味はなかったですが、戸田さんの生き方に惹かれます。
字幕翻訳家は狭き門というより、基本的に閉ざされたところなんですね。数名か十数名で日本で公開される映画の字幕翻訳は賄われてしまうから。

それなのに、戸田さんは先達・清水俊二さんにひたすら「ラブレター」を書いてアプローチを試みます。清水さんからは認められ「字幕以外」の仕事はときどき紹介され、事務職、翻訳、通訳などをしながらチャンスを待ちます。来日俳優の通訳長くやっており、コッポラ監督の推薦により『地獄の黙示録』を手がけたのが一作目。そして、字幕翻訳家として四半世紀。
でも、コッポラの推薦がなかったらもっとデビューが延びたということなのか。

戸田さんの映画の仕事がしたい!まっすぐな気持ち、天職を得ている喜び、にはいつも元気づけられます。

ぐぐってみると、結構批判もされてますね。第一人者ならでは嫉妬でしょう。

まあね、ああいう、おっきいおねいさんが職場の上司だったら、ちょっと毎日辛いかもね。
( ̄▽ ̄;)

戸田さんの字幕かどうか、わかりませんが。『スターウォーズ』で
「Be careful !」⇒「死ぬなよ」
となっていたのが、アマサイが字幕ってすごい!のAha!初体験です。

アマサイも映画好きなんで、関連本結構読んでます。

●『映画字幕(スーパー)五十年』 清水俊二著ハヤカワ文庫

●『映画字幕は翻訳ではない』清水 俊二著 戸田 奈津子・上野 たま子編

●『字幕の中に人生』 戸田 奈津子著 白水社

●『スターと私の映会話』戸田 奈津子著

●『スーパー字幕入門 映画翻訳の技術と知識』 岡枝 慎二著 バベル・プレス

これからもお元気で1本でも多くの字幕翻訳を手がけていただきたいと思います。

『ダ・ヴィンチコード』以来映画館に行っていないなあ。じゃ、今日もぷちっとな、お願いします。【押す】
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October 25, 2006

書談:『速読速聴・英単語 Daily 1500』

Sokudokusokucho『速読速聴・英単語 Daily 1500』
監修:松本 茂監修
著者:松本 茂、Gail Oura、Robert Gaynor著
価格 : \1,995 (本体 : \1,900)
出版 : Z会
発行 : 2006.10
bk1
Z会

しぃ~げる・まつもろ先生からご著書をいただいたので宣伝します。
1パラグラフの文章によって、単語もリーディングもマスターするという本は、Z会は昔から出していますな。主に大学受験用。
本著は、高校生、社会人初中級向きの語彙です。が、しかぁしぃ、知っていることと使えることは別でありましょう。ここでは、日常で使える英語を目指しています。日常会話と言っても"Hello,How are you?"じゃないよん。内容のある大人の会話を訓練できます。
(帯のTOIECなんたら、英検なんたら、は気にすることはないでしょう)

CD付きで2000円しないって破格値!!

諸君も買いたまえ。

うむ、わたくしは他のバージョンで自腹切ってますから、売り上げに貢献しています。

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October 24, 2006

アメリカンドリームと頭脳循環

日経ビジネストーク『カンブリア宮殿』はバーベキューソースおじさんでした。

19歳で渡米して、貧困のアルバイト生活、柔道の師範で生計を立てる。ひょんなことから、オリジナルのバーベキューソースを売り出し大実業家となり、アメリカンドリームの体現者となる。

立派な人だと思います。福祉にも関心をもって行動している。そこが、アメリカ人にも好かれるとこなんでしょうね。

はあ、でも、この年になってこういうの見ると、なんだか、暑苦しいですね。自分も十代のころは、こんなぎらぎらした暑苦しさを持っていたなあ、みたいな、懐古かな。うーん、別にうらやしいとも思わないし。 いや、吉田さんには別に恨みはないし、いいおっちゃんだと思います。

吉田さん自体が1970年代の遺物、現代にも生きる、かなり元気なシーラカンス、といったところでしょうか。

私も中高生のころには海外に飛翔し、大活躍、なんて考えてました。そうしなかったのは、かっこよく言えば、ニューフロンティアは外にあるものではなく、自分の内側にあるものだとわかったからです。もう、80年代には海外でなくては得られないもの、は無くなってきましたしね。

* * * 

日本からの頭脳流出を心配する方がいらっしゃいますが、まあ、頭脳循環って言葉は当たっていますな。
IT人材がシリコンバレーを去る時

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あなたは若者が技術の習得や就職のために米国に渡っても、インドや中国などの途上国は頭脳流出を心配する必要はないと主張されていますね。それはなぜですか。

 歴史上初めて、頭脳流出は必ずしも一方向のプロセスではなくなったからです。シリコンバレーから生まれた技術によって、コミュニケーションのコストが大幅に下がったことが大きな要因です。今ではチームの半分が台湾に、半分が米国にいても、IMを使ってリアルタイムに、しかも安価に話をすることができます。長距離の移動やコミュニケーションも容易になりました。
 この変化は中国やインドのような周辺国に大きなチャンスをもたらしました。周辺国は自国の精鋭を失っているわけではありません。これは従来の意味の「頭脳流出」ではないからです。国外に出た若者たちは母国に戻り、グローバルな技術製品の製造ネットワークに自国を結びつけようとしています。
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日本の優秀な人材が海外に流出するのは70年代から言われていることです。その杞憂が当たっているなら、それから30年後の現在、日本の大学・研究所はすっからかんになっているはずです。なっていないのは、緩いながらも「循環」されているからでしょう。もちろん、安心できる状況ではありません。海外の研究者がたくさん流入してくるわけではないので。

コスモポリタンを気取るわけではないですが、サイエンティストであれば自分を認めてくれる場所、土地で研究すればいいことでしょう。

また、実績のある科学者・技術者は亡国論を吐きたがるものです。
舛岡 富士雄

中村修二以外の職務発明裁判の原告を私が擁護しないのは、単に懐古趣味に走っているからです。昔はよかった、ただそれだけです。健全な批判精神ではありません。今の科学技術が悪化しているとしたら、それは現在の団塊の世代の成長曲線です。つまり、あんたも何もして来なかったからそうなったんでしょ、ってのわかっていない。舛岡さんも大学教授ならば、他はダメだが、自分ところは人材を育てているぞ、となぜ言えないんでしょう。不思議です。いや、自分たちは国家に会社に「迫害」されていたのだ、と都合が悪くなると被害者になるのが、団塊の世代の悪いところです。
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筆者は現在、3次元半導体「SGT」の開発に取り組んでいる。(中略)ところが、文部科学省や経済産業省、総務省などに研究資金補助を応募しても全て拒否されてきた。
捨てる神(?)あれば、拾う神あり。救ってくれたのは、日本ではなく、ドバイの投資家である。舛岡という私個人に100億円以上を投資してくれたのだ。
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舛岡先生のほどの人なら、日本の援助にこだわることはないでしょう。投資してくれたらいいのではないですか。どうして、それだけで、日本がダメだということになるのでしょう。ドバイの投資家は立派だ、だけでのことではないですか(日本だと税制の問題がありますしね)。

別にお父さん世代を全部、否定するつもりはありません。彼の中には、人材育成を怠っている人が多分に見られるので、もうちょっと自分達のやってきたことを反省していただきたいと思っています。

まあ、私たちも30年経ったら後継世代にそう言われるのかもしれませんね。

まあ、今日もぷちっとな。【押す】
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October 23, 2006

書談:B.バーナンキ『リフレと金融政策』

Bernanke『リフレと金融政策』
ベン・バーナンキ 著/高橋洋一 訳
価格:1,995円(税込)
発行:2004年1月  
出版:日本経済新聞社
日経ブックス

なぜこげな本を読んでいるかというとうちのグループの指定論題が
「日本はインフレ目標を導入すべき」だからである。
先週終わったけど、
終わったら思っていることとか書こうと思ったけれど、
気分が重すぎて書けない。
思うような議論ができなかった。
結構準備したのに。
JDA大会に出場しないし、ジャッジもやらない。
おもしろい論題だったけど、もうしたくなくない。

でも、何か書かないと次に進めないような気がするので、書いておこう。

* * *

英語でもやるので(やったので)対訳があればそのまま使えると思って、これを読んでいた。講演集なので、読みやすかったが、あんまり試合の証拠資料になる文言は見つからなかった(それは私の場合であって、資料の宝庫だ、と思う人も当然居るだろう)。ただ、インフレ目標政策は、国民に政策を説明するコミュニケーション戦略なのだ、という話は面白かった。それを核に議論を作ればよかったのかもしれないが、どうも、経済心理学っていうの?インフレ期待を盛り上がれば、インフレになるっていう【だけ】では弱いような気がして。
伊藤元重が言っているように、買いオペとかやって実際に金が回らないとインフレにはならないんじゃないかな。

って考えてると、また気が重くなってしまうので。

インフレ目標政策については、推進派の中心人物である伊藤隆敏氏が経済財政諮問会議のメンバーにもなったので、これから本格的に審議されると思います。

少し元気になりました。今日もランキングぷちっとな、お願いします。【押す】
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October 21, 2006

書談:松本清張『霧の旗』

2週間前に読んだのだが。
『砂の器』『点と線』の次くらいに語られるのですごーく、期待していたのだ。

が、しかし、この展開と結末はなんだろうか。

法律とはなんなのかと考えさせる、とか裏表紙に書いてあるのだが、これ、別にそういう話じゃないだろう。

柳田桐子の兄、正夫は無実の罪を宣告され獄死する。その代理人を引き受けなかった弁護士に復讐を試みるというものなのである。清張の書くものだから、そりゃ、悪徳弁護士だろと思うのだが、この人いい人なのである。弁護士の大塚が桐子の依頼を断ったのは、費用が用意できなかったからである。場面は昭和30年代だから今とは状況が違うが、正規料金の半分でやってほしいというは無茶ではないか。まあ、それはしょうがないとして、獄死したのは大塚のせいじゃないし、復讐のターゲットを大塚にむけるという心情はどうも理解できない。そして、桐子はかなり酷いやり方で大塚を貶めることに成功する。

文庫の解説、「清張は、読者が桐子の行動に違和感を持つことを織り込む済みである」と書いている評論家もどうも苦しげだ。

しかし、この小説、ほかの清張作品と同様おもしろのである。一気に読めるのである。どんなに社会正義、論理性を持っていたとしても、おもしくなかったら意味がない。

これは、つまり、法のあり方、とか書いた編集者が間違っている。

桐子という、ちょっと偏狭な人間が起こした顛末と考えればさほど違和感がない。ネットで、これってストーカー小説?って書いている人がいたが、それが一番ふさわしい称号であろう。

ある意味30年後の世界を予見した小説なのだろう。

という、私の見解もちょっと苦しげ( ̄▽ ̄;)

見なかったけど、9月にテレビドラマ化されたようですね。
http://www.tbs.co.jp/kirinohata/
いやー、星野真里ってこの役にぴったり。
2時間ドラマ、清張原作ものに結構出ています。
キャストをみると昭和の香りがする人たちばっかりだなあ。

古くは倍賞千恵子、山口百恵が柳田桐子をやっています。

http://www.shochiku.co.jp/video/dvd/2005/da0665.html
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18775/index.html

多忙状況は終焉したのですが、まだ疲れています。アマサイを元気つけてください。ぷちっとな。お願いします。【押す】
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October 19, 2006

当たり前のこと、普通のこと

TV番組プロフェッショナル
先週のやつだけれども。
編集者:石原正康
言うまでもなく、幻冬舎の人である。
だって、今元気な出版社ってここしかありえない。
森雅裕の本を読んで、編集者ってとんでもない連中だなと思っていたのだが、
(この森って人もなんだかすごいわけで)
まともな人もいるわけだな。

担当した作家は、吉本ばなな、渡辺淳一、白川道など蒼々たる面々、
(余談:渡辺センセがブログを持っているとは知らなんだ。http://watanabe-junichi.net/)

中でも山田詠美は、デビュー直後からのつきあい。
直木賞受賞作は彼との共同作品といえる。

村上龍の「13才のハローワーク」はちょー有名である。
(画面に出来てきたけど「茂木さんによろしく」とか言わなかったのかな)
( ̄▽ ̄;)

小説ってのは人間が作るものだから、人間関係が成立してないといい本なんかでるわけない。

編集者によって、全く本のできが違うというのも頷ける。
(いいこというじゃん、クオリアおやじ)

文学は危険、文学は毒である、そのとおりだな。
(いいこというじゃん、クオリアおやじ)

作家と作品とどちらが大事か、という質問に対して
(つまんない質問だなあと思ったけれど)
「それは作品ですね」
と即答したのにはちょいとおどろいた。
「作家と僕を繋ぐものが作品だから、作品がなければ、その関係はないし」
なるほどなあ。

石原さんは小説家志望の青年だったそうだ。自分では成し得なったので、少しでも関わりたいと思って出版社でアルバイトを始めた。

これが正しい編集者のあり方だよねん。

給料がいいから、体裁がいいから、だけでなる奴が多いような気がして仕方がない。
そんなんで良いものが作れるわけがない。

本を売るには宣伝よりも、熱を伝えること、口コミが大事。

石原さんの作業をみて、案外普通のことをやっているんだ、と言われるそうだ。

今、この世の中に当たり前のことをしている人ってどのくらいいるんだろうか。

インターネットやデジタル処理はツールであって、本体ではない。ツールを本質のように扱うから間違うのだ。

と、いろいろ考えさせてくれるお話でした。

趣味:読書、といえるアマサイは幸せです。

(この番組、アナウンサと茂木さんは4時間くらいゲストと話すのだそうだ。それで使われるのが15分。結構シビアな仕事ですな)


わけあって大忙しのアマサイです。まあ、それはともかく今日もランキングぷちっとな、お願いします。【押す】
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October 17, 2006

今度は118番目

原子番号118、米露チームが最も重い新元素発見
それって前もなかったっけ。
と思ったら、113番目でした。

理研ニュース2004.11

「矢野:そして、「超重元素実験を本格的にやりましょう」という加瀬さんにあてたメールが残っています。1999年10月です。「ジャポニウム計画」と名付け、大々的に宣伝しました。しかし、リングサイクロトロンの下流では、やはりビーム強度が足らない。それなら、どうしても線形加速器RILACでやりたい。東京大学原子核科学研究センター(CNS)の協力でCSM加速タンクという装置を追加したRILACは、加速エネルギーの面でも超重元素実験にとって申し分のないものになっていました。」

なかなかたいへんな研究のようです。
加速器が偉いんじゃないの、とか言っちゃいけません。
誰も言ってない、そうですか、そうですか。

米国もロシアもそれぞれ捏造疑惑があったので汚名返上と言ったところです。

詳細が出たら後で読んでみます。

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October 16, 2006

書談:『アルキメデスは手を汚さない 』

■アルキメデスは手を汚さない
著者:小峰 元
価格 : \620 (本体 : \590)
出版 : 講談社文庫
発行 : 2006.9

言わずと知れた、青春ミステリの金字塔である。
私が高校生のころから文庫で売られていたが、そのころはミステリに興味はなかったので、変わったタイトルだなあ、としか思わなかった。

今では、直木賞作家!!!東野圭吾をミステリ作家にした小説、として知られている。
(東野ファンとしては喜ばしいことである)

一人の女子高校生が病死する。中絶に失敗し(実際は子宮外妊娠で、その処置に肉体的、精神的に耐えられなかったとされている)死に至ったことはたちどころに知れ渡る。娘の敵討ちとばかり、父親は「犯人」探しを始める。これがメインかと思ったら、まもなく、クラスメイトの弁当に毒が入るという事件が起こる。そして、関係者のある男が殺される。

てっきり、少年探偵団のような話かと思っていたら、全然違っていた。実は担任の教師が首謀者ではないかと推理までしてしまった。
( ̄▽ ̄;)
青春というか、その当時、70年代の高校生の風俗模様、、、まあ、そういうの青春小説っていうな。

21世紀の今、こういう動機は成立しないな、と思ったけれど、そうでもないかも。

若者には時代時代の代議名文というものがあるから、マイナーリペアすれば、今でも使えるシュチエーションである。

驚いたのは、東野圭吾のほとんどの作品は、この『アルキメデス』の精神を踏襲していることだ。
それはオリジナルがないということではなく、「大人のやることなんて全部うそっぱちだ」みたいな『理由なき反抗的な精神』を持っているということだ。

小峰元も東野圭吾も普遍性を備えた作家だと思う。

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100円ローソン

ローソンで経営する100円ショップです。
初めは気にとめて居なかったのですが、久しぶりに行ったらずいぶん、食料品が充実してました。

料理は嫌いではないのだけれど、毎日するわけじゃないので、食材が余ってしまいます。
一週間分下ごしらえをして、タッパーに入れておくというのも悪くないですが、そこまで自炊に拘っていないので。

その点、100円ショップの食材は一人一回分の肉・野菜が購入できていいです。

レタス・ベーコンスープと
キュウリとミョウガの塩もみ、
は毎回セットして主菜は鶏肉、豚肉をとっかえひっかえ焼いて
週末過ごしました。

コンソメ、焼き肉たれなどもいろいろあって楽しかったです。

ご家族であると、食料品はスーパーの特売の時に買っておいて冷凍しとく方がお得でしょうね。

今日は、牛乳1リットルを6本くらい買っている女性がいましたが、お店の仕入れでしょうかね。

デフレも商品が値下がりしてここいらで止まるだけならいいのですけれど。

雇用率はもっと上がってほしいですね。

わけあってインフレターゲットを勉強中。

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October 14, 2006

就職は大企業がいいか。

SEなら、やっぱりベンチャーで修行すべきだよね!?
byきたみりゅうじ@Tech総研

まあ、技術者は中小企業か大企業かってことですね。

大企業だとR&Dの一員になるのは難しいですよね。当初宛われた分野から外されることもあるし、プロジェクトの縮小で簡単に非研究職に飛ばされてしまいますしね。

でも、大企業でしか学べないこともあるわけですから、できれば、大きいとこに潜り込んで、どうしても、開発をしたいと思ったら、3年くらい、中小に行くっていうのも手ですね。

うちみたいな規模だと敷居低いし、比較的自由にやらせてもらえます。

私はR&Dではなく知的財産ですが、中堅企業でよかったと思います。仕事ですから、自分の思い通り、とは違いますが、自分で戦略立ててみたいな感じでやってます。有名企業だと、実質的に優秀な人がひしめき合っていてこうはいかないかと思います。

今の若い人は、自分のこだわりが強すぎて、ニートの道を選んでしまうといいます。ある意味、意気込みが強い人が増えているとも言えるので、その現象だけを捉えて悪いともいえません。「自分らしく」「個性重視」という教育が実現化した(してしまった)とも言えるでしょう。

「でも・しか」会社員でもいいと思うので、「会社ってものを見ておくか」って気楽な感じで就職するのも悪くないです。"幸い"、終身雇用制は崩れてますしね。近頃の若者は甘いとか弛んでいるっていうのは大昔から言われてきたことなので気にしなくていいと思いますよ。

頭で描いた理想が、現実社会にないことに失望しないことです。理想社会は自分で構築していけばいいのです。

偉そうに書いていますが、アマサイも若い頃はフリーターをやっていた時期があります。まあそれはそれとして、人気ランキングぷちっとな。【押す】
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October 13, 2006

経済学って何でしょうね。

「愛読書」化してしまったTech総研である。

そもそも経済学の「目的」って何なんですか?

単刀直入な質問ですな。
「みんなが"幸せになる""満足する"ような効率的な配分を実現する研究です」
まあ、合ってるよな。

その「みんな」と「幸せ」と「満足」が違うから経済のいろんな理論が発生するわけだろう。未だに、多くの人が幸せとも満足とも思っていない。

経済学者の活躍の場はいくらでもある。つまり経済学者を養うために経済学というものあるわけだな。

経済学部ってどこの大学でもあるよね。それだけ、簡単に作れちゃうってことじゃねーの。これだけ経済学者がいても日本の経済は良くならないね。まあ、経済学者は世の中をよくするためにいるんじゃなくて、新たな経済理論、経済解釈を行うためにいるんだもんね。

はい、そうです、経済学とか経営学とかあんまり信じていないアマサイです。
そして、このセンセ、『分数のできない大学生』とか書いた人でしょ。自分の教育者として責務を果たさないで学力低下を煽る奴ですから。

(大学の教員の中には、できの悪い学生を高校から押しつけられて、みたいに言い奴がいます。分数くらいだったら、入試に数学を課せば解決できるでしょう。いや、そういうすると志望者が減る、って言い訳しているなら自業自得です)

うん、分数の計算を忘れてしまっても、学問は仕込めると思いますよ。
まあ、それに耐えられそうもない学生が多いことは認めますが。

「勉強しておいたほうが、将来になってからの選択肢が増えますよね。自分の満足を最大化するための選択肢が増えるわけです。少ない選択肢しかなかったら、それだけ自分自身の幸せ感が少なくなってしまいます。だから、勉強はちゃんとして、常に選択肢を増やしておくべきだと思います」
これはね、そのとおりだと思います。
でもね、現代はそれに説得力を持たない。

数学ができる人とできない人
英語ができる人とできない人
勉強全般ができる人とできない人
昔はひじょーに、差があると思われていましたが、今はそうでもない。
長くなるので止めておきますが。

学校の成績が良くても楽しい人生が待っているとは思えない、と考える青少年が多くなっていると思います。まあね、そりゃ、そうなんですけどね。


アマサイは勉強すると今日は明日よりも楽しいはず、と考えている古いタイプの人間なんですな。まあ、それはともかく今日もランキングぷちっとな、お願いします。【押す】
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October 12, 2006

光格子時計

これ結構すごいことだと思うわけだが。

東大の光格子時計、世界中の「1秒」決める候補に

「光格子時計のデータは原理的には、100億年に1秒以下の誤差しか出ない。標準時の基になる次の標準器が最終的に決まるのは10年以上先だが、五つの候補の中では最高性能になる可能性があり、採用の期待が高まっている。」

「光格子時計は東大大学院工学系研究科の香取秀俊・助教授が2001年に発表した。何本ものレーザーを格子状に交差させて、その間にストロンチウム原子1万個を固定する。この原子が吸収・放射する光の周波数を基に1秒を決める。」
この、この写真が見たいのだが、NEWS ZEROで写っていた奴。
レーザー光学機器が何十個も並んでいてヒカリもの(メカ)が好きなアマサイにはたまりましぇん。

やっぱり研究室に行かないと見せてもらえんのか。
(^^;)

おお、研究室のHPには一部の写真があるぞい。
余は満足じゃ。

香取先生の論文はこの題名
「3次元光格子時計の開発」
「極低温原子を用いる量子計測法の開拓」

光・量子情報の研究者のみなさん、がんばってください。
(いや、単にアマサイが最も好きな分野なんで)

この研究はさらにおもしろそうだ。

としてみるとクォーツ時計なんてかなりアバウトなんだね。まあ、そりゃ、いいや、ぷちっとなしてね。【押す】
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October 11, 2006

ラボマネージメント

ネタにはまったく事欠かない今日この頃である。
先週結果が出たが。
松本教授に停職1年 不正受給問題で早大が処分 辞職へ

役人の汚職の方が金銭が大きく悪質なので、こっちの方はあんまり話題になってないんじゃないか。ネットで当業界関係者と科学ウォッチャーだけが騒いでいるような気がする。ここにも科学(理科)離れが、、、

研究者としての倫理の無さ、だけを指摘するのは酷であるように思う。研究者の皆さんのブログを読んでいると、申請というのはへたな鉄砲も数撃ちゃ当たる、みたいにしているんですよね(違うかもしんないが)。全然金が来ない年もあれば、こんなもらっちゃっていいのって年もあるわけですよね(理論上は)。

どれくらいの要員を抱えている研究室かしらないけど、億というお金を扱うようになったら企業で同じですな。ラボマネージメントなるものが必要でしょう。具体的には経理責任者を配置するとか、監査を行うとかになるんでしょうか。それを全て大学の支配下に置くのか、ラボの自治を尊重するのか、というのは、、、わたくしにはわかりませんが。

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http://rikei.spaces.live.com/blog/cns!B2DB7723CECCAA05!7503.entry
理系白書ブログのエントリ 下から三番目のコメント
「科学振興調整費の場合、研究費の他に30%の間接経費が支給されます。これは研究者の研究費でなく、研究費を管理する大学法人が自由に使えるお金です。」
えっ、やっぱりあるんじゃねえか、あるんじゃねえか。大学の責任だね、こりゃ。
----------------------------

今回は私立でしたが、国公立はもっと危ういですな。 金儲けに免疫が少ないですしね。企業から寄付金もらっているのにそれらの人たちを「下々の者」みたいに思っているみたいだし。ええ、知財経由の話ですが、特にT大とか、T大とか、T大とかよぉ!

失礼しました。

ちょっと調べないとわからないことが多いので、あやふやな語尾になっています。

いや、「研究室を経営する」という概念はさほど難しいことではないと思いますよ。国立の場合、独立行政法人になった時点で考えなくていけなかったし。私立、特に早稲田のような「大企業」はやっていてしかるべきですな。海外の例など考える必要はありません。日本の大学、税制度、風習のなかで十分創設できることです。

※世間にラボマネージメントなる言葉が使われているか知りませんが、文脈から「大学・研究所内の研究室の運営・経営を担うこと」と解釈してください。


追記:10月13日
やはり、文科省も何もしなわけでないようです。
「研究資金制度の運用上の問題点に関するアンケートのお願い」

ただ、
「以上のような検討に資するため、研究費を受けて研究を実施されている研究者や、研究費の管理・運営に携わられている方々を中心に、研究資金制度に関心を持つ方々を対象として、アンケートをお願いする次第です。」
当業者に聞くことも大事ですけど、一般市民、企業人にも意見を募ったらどうですか。「」関心の持つ方々」と言っているが。
科学は常に国民に向かって話されるべきです。

追記2:10月13日
やはり柳田充弘さんは書かれていました。研究寄付金の税制のことです。ああ、税制は問題なんじゃないかと思っていました。調べてないと、と書いたのはそこらあたりのことです。文科省の研究費だけ頼ってないで。それには良質の特許を出して企業と交渉しましょう。相談に乗りますよ。
( ̄▽ ̄)v

T大には文句ありありです。まあ、それはともかく今日もランキングぷちっとな、お願いします。【押す】
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ダンディ4ですと?

映画『ウルトラマンメビウスとウルトラ兄弟』
ウルトラ兄弟が出演しているそうです。彼らは「ダンディ4」と呼ばれているそうである(自称ではないかと思うが)。

黒部進-ハヤタ隊員-ウルトラマン

森次晃嗣-モロボシ・ダン-ウルトラセブン

団時朗-郷秀樹-新ウルトラマン

高峰圭二-北斗星司-ウルトラマンA

黒部さんは私が物心ついたとき、すでにおじさんでした。時代劇で悪者してたしね。娘は女優だけど、なんか、かなり変わっているよね。
( ̄▽ ̄;)

ダンはアンヌとのラブロマンスとして記憶しています。セブン自体はSF色が強く、私の精神成長に大きく影響しています。

ウルトラマンといえば、アマサイにとっては新マンです。毎週テレビの前に鎮座し、最終回は録音して保存しました。家庭用ビデオなんてまだないです。

ヒーローもの離れの臨界線となったエース、でも北斗星司は、結構好きです。青春モノに出てくる主人公のようなイメージです。一番現代青年らしかったと思います。でも、今は一番おぢさん度は高い。
( ̄▽ ̄;)

いや、まあ、みなさん元気でがんばってください。

こうやってヒーロー役を誇りに思ってくれてるとファンもうれしいですね。

TVでやっている今のウルトラマンも見てますよ。いろもの物理学者前野センセの影響。。。では、人気ランキングぷちっとな。【押す】
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October 10, 2006

アマサイの勝手に宣伝

サイエンスライターの竹内薫さんがニュースコメンテイターとして出演しています。

NEWS ZERO

日本テレビ 22:54-23:55
(※本日10日のみ23:54からです。)

火曜日のレギュラーメンバーです。

科学の目でニュースを斬る。他のニュース番組とはひと味違います。

みなさん、応援してあげてね。
( ̄▽ ̄)v

October 09, 2006

休日の午後はサイエンス

休日の午後はサイエンス

というわけで、
『学習院大学 科学フォーラム』
に行ってきました。(10月11日加筆・編集)

・飯島澄男博士
「カーボンナノチューブと科学とナノテクノロジー」

・D・ジェローム博士
「有機超伝導体研究の歩み」

・白川英樹博士
「導電性高分子の発見」

話がよく分かったのは白川先生のでした。高校化学で理解できるようにして下さいました。

パワポの講演ってよくないですよね。暗くて空調が効いていておねむになってしまう。
( ̄▽ ̄;)
だから飯島先生のは。。。

ジェローム先生は駆け足でしたが、超伝導に至る歴史をお話してくださいました。難しく理解しかねることもありましたが、たいへん興味深いものでした。日本人が多く活躍し、科学のメインテーマの1つですから、聴衆の若者の中からきっと未来の物質科学の研究者が出ることでしょう。

若者をターゲットにしていたので高校生が多かったです。「科学は楽しいよ。研究業界にいらっしゃい」というメッセージがヒシヒシと伝わってきました。中年にさしかかるわたくしでさえも「有機半導体の研究に進もうかな」と思ってしまいました。

いや、最大の収穫は通訳をしてらしたナマ田崎晴明先生を見れたことです。
ミーハーアマサイはうれぴぃ( ̄▽ ̄)v
握手してサインの1つもほしかったのですが、それはあまりに空気読めない奴、ということになりますので。
それに先生の代表作
『熱力学 ― 現代的な視点から』は難しすぎてまだ私には必要ないからな。

田崎先生が日記に講演の模様を書いています。

* * *
Yoikoさんがピエール・エ・マリー・キュリー大学の構内が遊び場だったのと同様、学習院は幼少のころよく母と行きました。私の記憶が正しければ、少年達はここでカブトムシやザリガニを捕ったなどと言っていました。カブトムシはわかりますが、ザリガニはどこで?都心の割に自然が残っている場所だったので、近くの池とか川のことかもしれません。

そういえば、世間では体育の日でしたね。まあ、それはいいです、じゃ、ぷちっとな。【押す】
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October 08, 2006

イグ・ノーベル賞

今時ねえ、科学(物理、科学、医学)に年一回、No.1決めるってありえないでしょう。意味ないでしょう。それに比べこちらのノーベルはインパクト。重要性アリアリです。


「これは、若者しか聞き取れない高周波の雑音を発して、街にたむろする若者を追い払うための装置」
これはなんかのクイズ番組でやってましたね。
科学。技術として非常におもしろいとおもいましたね。
それを利用して
「教師に聞こえない携帯着信音」
が平和賞、っていうのはどうなのよって気がしますが、
これがアメリカンジョークってやつなんですかね。

物理学賞
「乾燥スパゲティを曲げると、しばしば二つより多くの部分に折れてしまうのはなぜか」(仏ピエール・マリー・キュリー大)
これはイカシタ理論だと思いました。

論文は
nenpilogでご教示いただきました。

日本人は結構貢献しているらしいです。
文科省も「イグ・ノーベル賞に毎回入賞」を目標かかげてくれたら、支援したいですな。
いや、真面目な話。

今でも十分ですから、日本の科学技術はかなりイケテルと考えていいんではないでしょうか。


データ捏造も研究費流用もないんですからすばらしいです。はい。では、ぷちっとな。【押す】
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October 06, 2006

害のないトンデモ科学

うむ、トンデモ科学と呼んでいいのかどうか。

特許庁の電子図書館で
http://www7.ipdl.ncipi.go.jp/Tokujitu/tjktz.ipdl
[要約+請求の範囲]を選択し、
検索キーワードに[ニュートリノ]とか入れてみてください。

摩訶不思議な世界が広がっています。

わたくしどものの業務では、所属する業界の特許公開公報を日々、検索して目を通すことをウォッチすると申しますが、この手のものをウォッチしている方がいらっしゃるようです。

文学系B-file

彼(彼女?)の言うとおり、公序良俗に反しない限り、特許出願した文章は全文このように掲載されます。検索ワードでかけてくる人もいるので、
薄膜、ファイバ、液晶、光電変換、ダイオード
とか無意味に入れておくと人の目に触れる可能性が上がるかもしれません。

確かに自費出版よりは、安いですが、読者を募るという観点からみるとどうなんでしょう。

--------------
いや、以前竹内薫氏から
「超ひも理論の特許が出ているらしいんですが、そういうのって許可されるものなんですか」
と聞かれたので、探してます。

発明者をきちんと訊いておけばよかった。

物理理論そのままなら特許になるはずないです。
でも、うまいことごまかして技術応用になっていればなってしまうかも。

いや、とにかく現物読んでみたいので。

情報求む。

これは娯楽として提示したんですから、本気になって読まないでくださいね。じゃ、今日もランキングぷちっとな、お願いします。【押す】
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October 05, 2006

100円に見える高級品

TV番組クールの切り替えなんでつまんないものやってますな。
つまんないと言いながら見てしまう。テレビ局の策略にまんまとはまっております。

昨日は、100円雑貨の中に高級品が混じっていて、それをよけて買い物する、高級品を当てたらそのままお買いあげ、というのをしっかりみてしまいました。
「はねるのトびら」というお笑いバラエティの特番のようです。


お笑い男性陣の女装集団
VS
昭和のママドル
という構図もおもしろかったです。

案の定、松本伊代は2回も高級品を当ててしまいました。

100円の小皿にしか見えないが、実は魯山人の初期の作品
⇒15万円相当

プラスチック珠のブレスレットにしか見えないが、実は琥珀製
⇒10万円相当(いや、もっと高かったかな)

金属板に丸い穴があいているのが3万5千円するオーディオアクセサリーというのは私も全然わかりませんでした。
消磁器を兼ねた音質向上材?のようです。

こういうトリビア的な番組、まだまだ需要がありますね。

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October 04, 2006

ノーベル物理学賞2006

2006年度は
NASAのジョン・マザー上席研究員
米カリフォルニア大バークリー校のジョージ・スムート教授
となりました。
おめでとうございます。

物理学賞としては比較的わかりやすい業績である。

asahi.com

「89年に打ち上げられた宇宙背景放射観測衛星「COBE(コービー)」を使って、あらゆる方向からやってくる宇宙の電波を詳細にとらえた。その結果、宇宙背景放射が絶対温度約3度(零下約270度)であることや、この温度は方向によりわずかにゆらぎがあることを明らかにし、90~92年に発表した。 」

「これでビッグバン理論は揺るぎないものとなり、火の玉から現在の宇宙に進化してきた過程の理解が大きく進んだ。初期の温度ゆらぎがあったから、宇宙の物質密度が不均一になり、星や銀河が生まれたと考えられている。 」

これって受賞早くなくなくな~いと思ったのだが、やっぱり専門家もそう考えているらしい。
薫日記

「水源」に与える賞という竹内氏の言は的を射ていてすばらしい。

物性と宇宙科学とほぼ交互に受賞させているような気がする。
(以下ウィキペディア参照)

2001年
・希薄なアルカリ原子ガスでのボース=アインシュタイン凝縮の実現、および凝縮体の性質に関する基礎的研究

2002年
・天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対する先駆的貢献
・宇宙X線源の発見を導いた天体物理学への先駆的貢献

2003年
・超伝導と超流動の理論に関する先駆的貢献

2004年
・強い相互作用の理論における漸近的自由性の発見

2005年
・光学コヒーレンスの量子論への貢献
・レーザーを基にした 光周波数コム技術など精密な分光法の開発への貢献

宇宙論ブームが起こってもよさそうなもんだが、日本は経済復興の方が大事なのかしらね。

日本にホーキングやペンローズが育つ余地はあるか?まあ、それはともかく今日もランキングぷちっとな、お願いします。【押す】
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書談:『神様のパズル』

Kamisamapazzle
■神様のパズル (ハルキ文庫)
著者 : 機本 伸司著
価格 : \714 (本体 : \680)
出版 : ハルキ文庫
発行年月 : 2006.5


物理学科4年生、劣等生の綿貫はゼミの鳩村教授に、同じゼミ生である16歳の天才児・穂瑞沙羅華の「お守り」を依頼される。すでにドクターレベルの能力をもっている穂瑞は、「宇宙は作ることができる」という命題に挑戦する。お人好しの綿貫は彼女の片棒を担がされるのである。でこぼこコンビ、穂瑞と綿貫、ついに宇宙の生成法を発見。果たして彼らは宇宙開闢を発表することができるのか。

こんな小説が今までなかったことが不思議である。作者機本氏は物理学科卒のPR映画のディレクター、本作品は46歳にしてデビュー作である。ネタの中心である「宇宙の作り方」を半年間、仕事の終わったあと各種専門誌を読み、うんうんうなって考え続けたという。そこまで思索した甲斐あって、穂瑞の宇宙論の弁は誰もが引き込まれることだろう。
残念なのは、人物の書き込みがイマイチ薄いことである(SFとしては十分だという意見もあろう)。主人公は穂瑞でも綿貫でもなく、宇宙論なのだから仕方ないと思うが。

来年、映画化の予定だそうである。その際は人間ドラマとして描かれるのだろうと思う。『神様のパズルExtra』となることを期待する。

穂瑞や聴講生の橋詰老人のように、宇宙がどうして存在するのか、わからなくては死んでも死にきれない、と思っている人、結構いるのではないかな。過去の天文学者はその衝動を抑えきれず、研究に邁進したのだろうと思う。

宇宙論で語られる人間原理は思いの外真実に迫っているのではないかと思った。

登場人物全員が、明るい未来を獲得したラストシーンはとてもいいものだった。物理劣等生の綿貫が、穂瑞との研究で新しい人生観を見いだしたのは感動すらしてしまった。 日本のSFに一石を投じうるすばらしい作品だと思う。

こんな小説なら書いてみたいな。それはともかく、今日も1日1回ぷちっとな、しといてください。【押す】
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October 02, 2006

ドレスコード

SEって、服装ラフでいいよね? 
またもや、きたみりゅうじさん@Tech総研のイラスト業界エッセイである。

うちも開発の若者はすごいかっこうしてます。毎日日替わりで捨てる寸前のTシャツ着てくる奴とか。うん?いやあいつ開発じゃねえ。経理じゃん、いいのかよ。まあ、社屋から出る機会はないからな。

技術者でも取引先とかにしょっちゅう行く人もいるので、Yシャツ・スラックスで来て、出かけるときはネクタイして背広着ていくみたいです。

アマサイは、今の時期はブラウスにパンツっつーかチノパンです。スーパーの婦人服売り場に売っているノーマルなやつ。通常はパーカーっちくなものを上に来て、外出するとき(共同開発会社、事務所、外部講習会)は、フォーマルっぽいジャケットを羽織っていきます。

楽です。楽です。
うちは女性社員はみんなそんな感じです。
初めて1次面接に来たとき、総務・人事のおねいさんは、キャラクタモノのトレーナーで私の前に現れました。
そのとき、この会社でやっていけそうだ、という目星がつきました。

まあ、アマサイはフォーマル/カジュアルの差はジーンズがはけるかはけないかの差なんですけどね。
今は下腹部水平方向が増強しているので、もうジーンズははけません。
( ̄▽ ̄;)

昔、女性の出勤着は一部上場、二部上場、それ以外で出費費用に差がつくと言われましたが、今でもそうなんですか。当然左側が高いわけですが。

ドレスコードって決まっている会社って多いんでしょうか。

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October 01, 2006

書談:松本清張『塗られた本』

■塗られた本
著者: 松本 清張〔著〕
価格: \650 (本体 : \619)
出版: 講談社文庫
発行: 1987.5
http://www.bk1.co.jp/product/473107


また、松本清張を読んでしまった。これはミステリじゃありません。殺人はありません。純愛物語というかメロドラマですね。そういえば『黒革の手帳』も別に推理小説じゃなかったですね。清張氏は結構女性誌にも連載を持っていたようです。清張⇒おじさん好みではないようです。

水商売上がりの女社長・紺野美也子、下心しかない作家・青沼禎二郎、あたりは清張作品の常連キャラクタという感じがする。

詩を愛する心優しき男性美也子の夫・紺野卓一、美也子が愛するもう一人の男性銀行頭取井村重久が、この作品を通常の清張作品とは別軸においている。

新興出版社の社長、紺野美也子はつてを辿って流行作家青沼禎二郎に書き下ろしの約束を取り付ける。美也子が出版社を興したのは夫卓一の詩集を出すためである。出版社を中堅どころに引き上げるため美也子は日々奔走する。しかし、出資借財は以前関係のあった井村の口利きで行っている。誰も不幸にならないぎりぎりの均衡を保っていたが、ある事件をきっかけに登場人物の全てが坂を転がり落ちてしまう。

昭和59年にノベルズになったというから、清張作品として晩年のものである。古代史の作品を続々と発刊していたころにこういうのも書いていたんだね。現在文庫に収録されているものは、昭和30年代のが大半であるから、それに比べれば現代に近いかな、という気はする。

最終章はしんみりする。清張は一途な女性というのが好きなんだろうな。美也子タイプは形を変えて他の作品にも登場しているような気がする。

読みながら、これを映像化したらいいだろうな、と思った。1クールドラマじゃ間延びしてしまうかな。でも、2時間じゃ短いし。3時間ぐらい丁度いいかな。

主演は誰がふさわしいのか、全然思い浮かばない。米倉涼子は止めてください。
( ̄△ ̄;)
今時、銀座のホステスを過去を何となく漂わせながらも貴婦人的な女実業家ってどうよ。水商売のプロアマの境界線がない(とよく聞きます)21世紀に無理な注文である。

美也子と卓一のエピソード1が知りたいな。

私が清張作品を読むのは、ぐいぐい引き込まれる文章に魅せられるからだが、それ同時に幼いころにうっすらと記憶にある昭和の風景を見たいからなんだろうと思う。清張を読破しようとしているオジサマたちもそうなんじゃないかと思う。

結局おじさん化傾向が止められないアマサイであった。
( ̄▽ ̄;)

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