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October 28, 2006

語られるべきこと

まあ、私もラブロック博士が来日していたのは知らなかったけれど。
ラブロック博士、ガイヤ仮説を語る。

竹内さんは一ヶ月も前から「ラブロックが来る!ラブロックが来る!」
とマスコミ相手に行っていたそうですが、誰も興味を示さなかったそうです。

「そんな、知らないおじさん紹介しても仕方ない」
という反応だったそうです。

マスコミの人っていつもそうなんだよね。

俺は知らない、隣のデスクの奴も知らない。
∴日本人は誰も知らない。
そんな人のことを一般人に紹介しても誰も興味を持たない。視聴率が取れない。

専門家がそばにいるんだから、知らなかったら、どういう人が聞けよ。
調べろよ。
調べたら、ラブロックが提唱したガイヤ仮説の重要性は今こそ訴えるべきってわかるじゃん。
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http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=338
地球を、自己調節能力を持ったひとつの生命体(有機体)であるとみなす説。イギリスの科学者(生物物理学、医学)であるジェームズ・ラブロック(1919~)によって提唱された概念。
火星や金星など太陽系の他の惑星と異なり、地球上には20数%の酸素を含む大気が、長い歴史を通じて維持されてきた。この間、巨大隕石の墜落や氷河期-間氷河期の甚大な気候変動など、人為的な影響による環境破壊よりもはるかに多大な影響を及ぼす激しい変動に耐え、「生き延びて」きた。その歴史を、地球というひとつの生命体の自己調節システムによるものとみたて、人為的な地球環境への影響に対して科学技術による即物的な対応を図るよりも地球の大きな生命の流れに沿った判断をすべきとの主張。このような全体論的な地球のイメージは、生態系の固有価値を重視するディープエコロジーに大きな影響を与えた。なお「ガイア」は、ギリシャ神話の大地の女神。
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ほんとにまったくな。
巨大マスコミは全部他のものと全とっかえしたいです。

* * * 
昨日の朝カルの講義で、
「日本人は科学技術立国と言われながら、科学技術史を知らない。科学が日本にもたらしたインパクトを忘れ去っている。鉄砲伝来しかり、湯川・朝永のノーベル賞受賞しかりでである」
という話が出た。

というより、現代の日本は思想が忌み嫌われている。
科学も、堅い純文学も、思想形態の1つとするならば、そういうことは取り上げてはいけないのではないかとすら思う。

私の浅い記憶では、浅田彰の『逃走論』以来、そういう堅いお話が人々の間に流れることはなくなった。
(別に私は浅田の思想が重要だと思わないし、単にあれは思想をファッション化しただけだろう。しかし、近年はファッションにさえしなくなったのである)

短小軽薄がずっーと続いている。
それに取って代わったもの、経済である。経済成功者が英雄であり、彼の言葉が現代思想なのである。

そんなばかな話ないんだけどなあ。

経済はもちろん、重要である。しかし、経済にリンクしないと話題として取り上げられないのである。

安部首相が提唱しているイノベーションは、科学でも、技術でもない。そうしないと、日本が経済国として立ち後れるからだ。

そんなイノベーションは簡単である。最新計測機器と技術職人を大量に投じれば成し得る(いや、もちろん、おおざっぱに言っていますよ)。

ホリエモンにしても村上にしても経済成功者の言葉は一時のものである。もうそれに気づき、深きにつく、ことを考えるべきじゃないんだろうか。

だから、ラブロック博士の来日は大々的に発表しろ!

朝カルの「ファイヤアーベントを読む」は今後の展開が楽しみです。人気ランキングぷちっとな。【押す】
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