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December 31, 2006

反戦少女漫画

私が小学生の時分には反戦漫画とおぼしきものが子供用の漫画誌にも載っていた。作者と意志というより出版社の方針と思われる。漫画誌といえども平和希求に何らかのサポートをしなくてはいけない、という考えなのだと思う。うん、それとまだ漫画は害毒という観念があったから、その攻撃を避けるためかもしれないな。

でも、子供向きだからと言って、疎開地を描くのはいかがなものだろうか。少年誌だと映画化された藤子不二雄の『少年時代』みたいなやつです。三食満足に食べられないとか、地元組と疎開組との軋轢、いじめなんかは直接戦争とは関係ない。戦争=飢餓、家族と離れて住む、ということを小学生に植え付けて、大人は何を企んでいるのだろう。1970年代の話だから、まだ描けないこともたくさんあったのだろう。その当時の反戦運動もお仕着せであったことは否めない。って調べてみないとよくわかんないけど。ベトナム戦争ともリンクしていたのかな。

あとになると里中満智子が女性と戦争とを直球で描いていたけどそれとは別です。

昨日ドラマ『火たるの墓』の再放送なんかやっていたんで、なにげに思い出しました。

作者は確か巴なんとかという、男だか、女だかわかんないペンネームの人でした。記憶にある方は情報ください。

今日も明日も、ぷちっとなはよろしくね。【押す】
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書談:小池真理子『蜜月』

Mitugetu■『蜜月』
著者:小池 真理子著
価格 : \460 (本体 : \438)
出版 : 新潮社文庫
発行 : 2001.4



美男で才能溢れる画家・辻堂環。44歳で死亡する。その訃報を聞いた6人の女性。その誰もが辻堂と関わり合いがあった。6人のそれぞれの回想で構成される連作。

小池真理子初心者のアマサイであるが、これは傑作のうちの1つじゃないかなあと思う。読ませる。6人に実際にあった気さえする。それぞれつき合った年代がずれているので。6人とも年代に大差はない。当たり前かもしれないけど、そういう人間の書き分けが、恋愛作家の恋愛作家たる所以かな。

でも、こういう形態の小説の特徴なんかなあ。関係者の言葉でしか、辻堂環が語られないので、その魅力がイマイチわからない。会ったとたん恋におちるような、男には思えない(有吉佐和子の『悪女について』は同じ形式)。6人目ともなると、そうかなあ、いい男だったのかなあ、という感じはしてきた。

恋愛小説嫌いも、楽しく読めると思います。

休みだからあんまし更新しないけど、ぷちっとなはよろしくね。【押す】
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December 29, 2006

書談:『コマ大数学科特別集中講義』

書談:『コマ大数学科特別集中講義』
『コマ大数学科特別集中講義』
著者:ビートたけし×竹内薫
出版:扶桑社
発行:2006.12.28
価格:1000円

同名の深夜番組の文字通り特別版
問題の解説もありますが、たけしと竹内さんの対談がメインです。(竹内贔屓だから言うのではなく)良質の対話となっています。「何の仕事だって数学は必要なんだよ」というたけしの弁は非常に説得力があります。

数学好きと数学嫌いいのための一冊です。

* * *
数学とは直接関係ないけれど、
米国の学校で一番難しいのはアメリカ史だとか。200年しかないから簡単なように思うけど、短いので細かいとこまで学習されられるのだそうだ。歴代の大統領名暗記は当然。「暗記は悪」というのは極論だったのですね。まあ、移民の国だから国への忠誠心は根幹ですな。

みんな休みだと思うけど、ぷちっとな、宜しくね。
( ̄▽ ̄)vどの記事の【押す】でもよいのだ。

December 28, 2006

認定、技術者を不幸にする会社

どうでもいい
日亜と大手遊戯企業が搭載白色LEDの日亜製切り換えで和解
http://www.edresearch.co.jp/mtb/0612/221.html
のニュースを辿っていったら、このアホメーカーのHPに行き着いた。

当社の知的財産の考え方
http://www.nichia.co.jp/jp/about_nichia/ip_view.html
というものが、ある。

1)知的財産権は商品ではない

2)優れた知的財産権だけでは生き残れない

3)「技術力」と「知的財産権」は必ずしも一致しない

4)技術力が当社の市場競争力の根幹であり、研究開発成果を保護し、公正な市場競争を確保するために、知的財産権を活用する。

これって全部、中村裁判のエックスキューズではありませんか?

1)ナカムラがいくら特許出願したからってそれで我が社が儲けたではありません。

2)ナカムラが特許を取ったところで、それを事業化したのはナカムラ以外の人間である。ナカムラ特許がなくても我が社は無問題。

3)ナカムラの特許が全て製品になったわけではない。そもそも、我が社に相当の技術力があるからLEDフロントランナーメーカーに なったのだ。

4)ナカムラの特許と我が社の飛躍は全く何の関係もないものだ。

ここまで、貢献した技術者を貶める会社に魅力がありますか?私は数ある、職務発明裁判の原告発明者には、必ずしも好意を持っていません。でも、中村修二は別です。良い行い(裁判)をしたと思います。っていうか、この日亜化学って会社がひどすぎる。私は職務発明裁判は、原告の私怨を晴らすのが目的、と言っていますが(業界ではメジャーな見解です)、このケースは会社(現社長であるが)怨念(^^;)の方が強い。いや~、女性より男性の嫉妬の方が根深いですな。現社長は優秀なナカムラという人間が憎くてたまらないのでしょう(その他に感情のもつれがいろいろあるでしょうが)。

技術立国日本の汚点株式会社ですな。

読むとむかつく企業HPというのも珍しい。では人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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December 27, 2006

三浦折り

それぞれ、別件の検索をしていたら、2回も
「 三 浦 折 り 」
というものにぶち当たった。

地図の折り方は、ある日本人が考え出して、宇宙衛星のパネルアンテナにも使用されていて特許も取っている。

という話は何度か聞いたことがある。
発明したのは、三浦公亮さん

折り方はこちら

宇宙開発分野での特許はこれ。
●特許2533806 折り畳み収納可能な管状構造材
【特許請求の範囲】
【請求項1】折り畳み可能な柔軟な膜材料により4角形断面に形成された中空管状の管本体と、前記管本体の内部に前記管本体の長さ方向軸線に対して交差するように前記管本体の長さ方向に間隔をもって配置され、周辺部の少なくとも一部が前記管本体に結合された複数の隔壁とからなり、前記隔壁は相対向する二辺を半径方向内方に折り込んで折り畳まれ、前記管本体は前記隔壁の前記二辺に対応する二つの側面を半径方向内方に折り込んで半径方向に押し潰した状態で折り畳まれ、前記管本体の内部に流体圧力を導入することにより半径方向に膨らませて展開できるようになったことを特徴とする管状構造材。

うーむ、特許請求の範囲(権利主張ということで「クレーム」と呼びます)というは難しいですね。私もこれだけではわかりません。
本特許明細書にある図3あたりはわかりやすそうです。
20061227105547386356



地図の折り方ならぬ、文書の折り方を申請したのは最近のようです。
●実登3114825 折り畳み文書
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】
折り畳み文書となる適宜原図を、直交する行方向格子線と列方向格子線によって、偶数個の帯状の横方向領域となる行と、偶数個の帯状の縦方向領域となる列に区分して、複数の単位ページを形成し、最外側の単位ページは原図外縁に沿って帯状余白をもち、行方向格子線は、輪郭線となる最外側の行方向格子線を除き、上部より交互に谷折り・山折りとし、列方向格子線は、輪郭線となる最外側の列方向格子線、及び最外側行上の列方向格子線を除き、交互に可逆折り・スリットとし、最外側行上にある列方向格子線に於いて、可逆折りの延長上にある列方向格子線は谷折りとすると共に、スリットの延長上にある列方向格子線は山折りとし、複数の行方向谷折りを合わせるように綴じ、複数の列方向谷折りで折って形成したことを特徴とする折り畳み文書。

特許/実用新案のクレームはどれもこんな感じです。図面は参考程度で、この文言で権利をとるのです。

図面は本来の三浦折り、とはちょっと違う気がします。

一般的なのはこれ。
http://www.asahi-net.or.jp/~ep3n-kizm/asobo/miura.htmから借用しました。
Miura01

教育関係者に人気があるネタのようです。
そりゃ、そうですよね、宇宙工学で使っている技術が、手元で再現できるのですから。
私も良い勉強になりました。

アマサイは小学校の自由工作で、ボール紙で米国国会議事堂を作ったことがあります。かっこよく言えば、ペーパークラフトなんですが、提出後は粗大ゴミにしかなりませんでした。では人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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December 26, 2006

トロンショーその他

トロンショーって何やるんだろう、行ってみたいな、と思っていたらこげなことやったようです。

TRONSHOW2007レポート@くみこみがらみ

YRPユビキタス・ネットワーキング研究所は,ucodeを読み取る携帯端末「ユビキタス・コミュニケータ」の新機種を発表した.

 ユビキタス・コミュニケータは,ucodeが付与されたICタグやバーコードを読み取り,例えば(ucodeでひも付けされた)商品の生産地や流通経路,販売店といった情報を表示する携帯端末である.また,特定の場所に設置されたICタグが赤外線信号などで発信した情報をユビキタス・コミュニケータで受信し,ICタグに対応した現在地や名所などの情報を受け取るといった使い方もできる. 」

YRPというのはTRON提唱者・坂村健さんが所長の研究機関ですね。

ユビキタス社会って、30年、40年前に夢見た未来社会そのものですよね。

こういう展示会って、ちょっと工夫すれば、ミニ万博?みたいになって楽しいと思うんですけれど。まあ、そんなことやるメリットはあまりないわなあ。
モーターショーやゲームショーと違って一般客を寄せる必要ないわけだから。

* * * *

主にメーカーが集う技術展示会、アマサイも仕事柄よく行きます。商売がらみじゃなくて、学者が学生さんも勉強のために見学する場合があります。入場券は、大抵、バイヤー・関連企業・展示関係者・その他とか色分けされて、首にぶらさげるようになっています。展示者は主にその製品を売るために参加しているわけです。だから、参加者の入場券に目をこらして、お客さんかどうか、選別している奴がいます。まあ、しょうがないかなと思うけど、アンケートに答えてやって、職種を記入すると
「なんだ、特許事務所か」(←アマサイの前職場)
とかつぶやくバカヤローがいるんだよね。
説明して損した、みたいな。

そういうのって企業としてどーよ。そんなのは、大抵イカサマっちくな会社であるのが、せめてもの救い?なんであるが。

今は、企業だし、個人情報保護とかあるから、所属をさらさなくてもよいので、こういう不愉快なことはなくなったわけだが。

(前職場のときも、個人としてテキトーに記入しておけば、不愉快にならずに済んだのかもしれん。でも、そのときは、インターネットで参加票発行するというより、お客さんから券をもらうことが多かったので)

ところで、こげなもの見つけました。
マンションに巨大QRコード、分譲案内にアクセス 広島

ほんとに100メートル先でも読みとれるんかな。

帰省しても、人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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December 25, 2006

がんばるんだ、JAXA!

先日のサイエンスZEROで衛星探査のことをやっていたのだが、
ふ~む、日本って結構衛星打ち上げてたのね、というのが第1の感想。

赤外線天文衛星「あかり」
「では実際に赤外線で何が見えるかと言うと、例えば銀河の中で星がすごい勢いで誕生している時には、星は雲(暗黒星雲)の中に埋もれてしまって可視光線ではそれほど明るく見えませんが、赤外線で見るととても明るくて、星が生まれているのがよく分かります。実際にほとんどのエネルギーを赤外線で出しているような銀河もあるのです。また、暗黒星雲の中には塵が散らばっていて、星が誕生すると、塵が出す赤外線が強くなってすぐに分かります。さらに1つ1つの星の誕生だけでなく、銀河ができて、星が一度にたくさん誕生した時には、赤外線ではとても明るく見えるのです。」(プロジェクトマネージャー村上浩)
だそうで、ございます。

X線天文衛星「すざく」
「「すざく(ASTRO-EII)」の目的の主たるものは次の通りです。

1.X線・ガンマ線による高温プラズマの研究
広い温度範囲にわたってさまざまなX線源をプラズマで調べること
さまざまなX線源のプラズマのダイナミックな運動を研究する
私たちの銀河内の超新星残骸から核ガンマ線をサーヴェイすること

2.宇宙の構造と進化を研究する
銀河団の進化
非常に遠方にある暗い原始天体の探索

3.ブラックホール候補天体と活動銀河核の広帯域のスペクトル研究
ブラックホールへの降着流の研究
活動銀河核が1-1000keVの領域で宇宙X線背景放射に対してどのような貢献をしているかの研究」

だそうです。

太陽観測衛星「ひので」 「9月に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」は11月から本格的に観測を開始。X線や可視光による観測を行い、これまで知られていなかった太陽表面の激しい活動を迫力満点のダイナミックな映像としてとらえた。」
これはつい前日のことですので記憶に新しいですね。
先日亡くなられた小杉健郎さんはこのプロジェクトに大きく関わっておられた。

いろいろ報告されても見逃しているのだと思う。

こう考えると、地球のちょっと庭先に出るだけの有人探査。
飛行士が無重力状態の映像が配信されるのも含めて、そっちの方がインパクトがあるよね。
( ̄▽ ̄;)
JAXAさんももう少し宣伝の方法を考えるべきだと思う。

宇宙探査は一般市民に最もアピールする具現化されやすいサイエンスだからさ。

科学を身近に感じさせる、というのが過剰な理科離れの防止策と思うのよねん。では人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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December 24, 2006

最終講義ではなく、

一昨日金曜日は朝日カルチャーセンター竹内薫『ファイヤアーベント講義』の第3回目、最終回であった。
彼の一生と哲学のレクチャーである。

科学哲学のみならず、思想史上重要な人物であるが、通史や啓蒙書では彼のことはわからない。
「知のアナーキズム」という言葉だけが一人歩きしてしまっている。

『方法への挑戦』が折角復刊したのだから、読むべきであろう。
(うわさによると竹内さんが『99.9%は仮説』で紹介したので復刊にいたったらしい)

本著では科学の真理なんてご大層なものはありはしない、

「科学は常に空隙や矛盾に満たされており、無知や、頑迷さや、先入見への依存や、虚言は知識の前向きな進行を妨げるどころか、その不可欠な前提条件であり」

「かくして科学は、科学哲学が認めようとする限度以上に、ずっと神話に近い」

「あらゆる方法論はその限界を持ち、生き残る唯一の『規則』は『何でもかまわない』なのである」

ということをあらゆる科学の歴史の事例から説いている。

こんなことは科学哲学の歴史書には書けないのではないか。

・カール・ポパーは反証不可能性と考え方から、科学と非科学の選別を試みた。

・トーマス・クーンはパラダイムの概念を用いて科学革命の構造を明らかにした。

という記載のあとに、

・ポール・ファイヤーアベントは科学は宗教や売春、ギャングによる犯罪行為と何ら変わらないと主張した、

なんてまずいでしょう(^^;)。

ファイヤーアベントは言語哲学の側面でも重要な説を出しているらしいから、その記載ある。
『言語はなぜ哲学の問題になるのか』

このレクチャーでは遺作、未翻訳のConquest of Abundanceの紹介もあって非常に価値的であった。

ここでは、西洋文明が追求してきたリアリティを否定している。我々は現代に近づくにしたがってより現実的なものを手に入れていると思い込んでいるが、それは錯覚にしかすぎないと彼を主張している。

このことは、科学は必ずしも進歩しているわけではない、と同義と考えれば理解可能である。

彼の自叙伝の邦題は
『哲学、女、唄、そして…』 というのだが、いかにも、なんだかねえ、と思って嫌っていたのだが、この講義で彼の誠実な面が読み取れて改めて読んでみようという気になった。

原題はKilling Time
暇つぶし、という意味らしい。この真意は、彼の最終章に明らかになる。
「気にかかるのは、私が逝った後に残るものだ。それは論文ではなく、最後の哲学的言明でもなく、愛である。・・・われわれの小さな家族ー妻と私との二人の愛ーは永遠に生きることができる。知的に生き残ることではなく、愛が残ること」(出版翻訳ではなく竹内薫訳)

愛以外はとるにならないもの、ということであろう。

非常に魅力的な科学哲学者である。

後ほどもうちょっと詳しく書きたいと思います。では人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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December 22, 2006

書談:小池真理子はおもしろい!

Kiokunokakurega■『記憶の隠れ家』
著者 :小池 真理子
価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 講談社文庫
発行 : 1998.1
bk1


一応、話題になっている作家は読むようにしているが、「世の中、こげなものが流行っているのだなあ」以外の感想はあまりない。恋愛小説に至っては、

いつになったら殺人が起こるねん!

と完全に読み方が間違っている。だってさぁ、情景描写が延々と続くヤツが多くて退屈なんだもん。

と、なんの気まぐれか、小池女史の短編を手に取ったら、おもしろかった。

エッセイはこれを読んだことがあるし、
新聞の文化面にはよく名前が出ている。旦那との往復の書簡、みたいのもやっていたよね。

トップに出したのは、その名のとおり、家と記憶にまつわるお話、ミステリ?サイコサスペンス調になってます。

一等最初の「刺繍の家」が一番怖いかな。
私もよく昔と変わらないと言われるが、中学生のときの同級生が、二十数年後もそのままだったどうよ。怖いよ~ん。

「獣の家」なんで、獣なんかなあ、と思ったら、ラスト、そ、そんなことできるんかい?と思うところがケモノなんだな。

「封印の家」子供が犯罪に加担するってネタよくある。それも、本人が忘れてるってのもよくある。現実にもあるんかなあ、って考えてた作品。

「花ざかりの家」若くて美しい継母。ありがちだから普通は封印しているわけだな。

「緋色の家」ラブロマンス的にはよかった。こういうのは非常にいい。

「野ざらしの家」旦那の不倫相手の失踪、ってのがあるんだが、こう見ていくと一番真っ当な話?!

『水無月の墓』と『蜜月』ももう読み終わるが、正月休みはなんか長編を読んでみようと思う。

ファンサイトなど、小池さんの作品の一覧がわかるものがあったら教えてください。

恋愛は家庭の外で。( ̄▽ ̄)v非常によい指針です。では人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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December 21, 2006

何気ない風景

何気ない風景

桜並木も12月ともなるとこんな感じです。別にどうということはありませんが、撮ってみました。

冬晴れに一人。
冬眠したい( ̄▽ ̄;)

今日のぷちっとな【押す】

December 20, 2006

書談:根本香絵他『ようこそ量子』

Ryousinemoto■『ようこそ量子-量子コンピュータはなぜ注目されているのか-』
著者:根本 香絵/池谷 瑠絵著
価格: \798 (本体 : \760)
出版: 丸善(新書・丸善ライブラリー)
発行: 2006.12



Kimball兄ぃが紹介なさっていて、早速買って読みました。
根本さんはここで紹介した若手物理学者、池谷さんは文系のライターさんです。

まず、
字が大きい( ̄▽ ̄;)こんなに大きくていいのか。
最近の新書の流行?通常のが10.5ポイントだとすると12.5ぐらいのイメージがあります。中年以降の年代を狙ったのか。

量子ビットの説明に
あまい←→からい、こい←→うすい
という味覚を導入したのは初めて見た気がする。
量子山手線というのもおもしろかったです。
味覚と同じで新宿←→東京、と品川←→日暮里の軸を使って、恋人が行きたい場所と量子力学における測定を論じているのもよかった。

Spin
よくあるこげな図のこと。別冊・数理科学『量子情報科学とその展開』今井浩執筆ページより。



この調子で量子暗号・量子コンピュータまで説明しているのは画期的である。

科学啓蒙書としてナツメ社の図解雑学シリーズなんかがある。しかし、あれさえも、量子力学がなんたるかがなんとなくわかっている人が買うんではないか、量子力学がぼんやりとわからないとこれらの本にたどり着かない(浜崎あゆみを何者か知らないおじさんがCD屋に行って彼女のCDを買うなんて考えられんじゃろ)。

量子力学は相対性理論に比べ知名度が低いからである。

そこへ行くと通常の新書に量子力学を放り込むこと自体なかなかすごい。なになに、量子コンピュータって最近聞くけどなんだろう、と偶発的に手に取る人を相当量見込める(帯のおねいさんの顔写真で買う人もいるであろう)。
( ̄▽ ̄;)

それには、ここまで内容を砕く必要があろうというものである。

でも、これで量子暗号がわかったという人が増えるのはなんだか、なんだかだなあ、と思わないわけでもないが。
( ̄▽ ̄;)


最近は読む本、見かける本、全て紹介したくなります。では人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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December 19, 2006

日常の科学

某科学系MLで「金属に見えるが金属でないものってありますよね」という話題がふられている。

例えば、かぜ薬なんかのカプセルで押し開けて取り出すタイプの銀紙?は

アルミ箔のラミネート複合加工品、でポリプロピレン(PP)なのだそうだ。

○ポリプロピレンの解説

大里化工の0からわかるプラスチック

中央大学山崎博史教授の化学的解説

なんと、さらにポテトチップ袋はアルミを蒸着してその上に高分子樹脂をコーティングして5、6層の材料でできているのである。
ポテチの袋の観察

ふーむ、化学もなかなかなかおもしろいなと思っている次第。

決してネタ切れではない。では人気blogランキング自然科学へぷちっとなと投票してください。【押す】
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Java検索機能つけました。

とむ影さんのを見て、おお、そうだ、うちも検索機能を付けようと思って早4ヶ月。

(右サイド上)⇒
付けてみました。

ほんとに簡単に設定できました。暴想さん、ありがとう。

アマサイが、確かあげな記事書いておったのう、と思われる方は探してみてください。

December 18, 2006

宇宙でのSAWの展開

ISSの組み立てで、太陽電池パドルの収納完了せず

昨日のニュース「でじゃぶ~?」と思ったのはこれだった。

米国東部時間13日(日本時間14日)に行われたスペースシャトル ディスカバリー号(STS-116ミッション)の活動で、45回にわたり、P6トラスの太陽電池パドル(SAW)の収納に関するコマンドの送信が行われたが、大きなブラインドのような形をしたSAWは、半分しか収納されなかった。原因としてSAWを平らにたたむためのガイドワイヤが引っかかったためと考えられている。現在のSAWの状態でも、来週のディスカバリー号の分離は安全であり、また来年4月のソユーズ宇宙船飛行まで、国際宇宙ステーション(ISS)に支障はないと判断されている。

いや、8日
『展開式メッシュアンテナ及びそのメッシュ折り畳み方法』
のことを話題にしていたのでね。
太陽電池パドルとメッシュアンテナとは違うのでしょうが、地球大気圏外であると予期せぬアクシデントもあるのでしょうね。

宇宙工学では小さな事故は当然起こるものとして、それをフォローするのが大事、という観じがしますな。


それはともかくTuHさんご紹介の大型展開アンテナ小型・部分モデルの動画はちょっとした感動です。

宇宙衛星って結構アバウトなんでしょうかね。じゃ、今日もサイエンスをしたので?人気blogランキングぷちっとな。【押す】
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December 17, 2006

書談:東野圭吾『使命と魂のリミット』

Tamasisimei『使命と魂のリミット』
著者 :東野 圭吾著
価格 : \1,680 (本体 : \1,600)
出版 : 新潮社
発行 : 2006.12
bk1



研修医夕紀は、帝都大学付属病院で西園教授の元で心臓外科医を目指す。夕紀は大動脈瘤で父を亡くしている。その執刀医は西園だった。名医の誉れ高い西園はなぜ父を救えなかったのか。医師なることで夕紀はその謎を解き明かそうとする。そんな中、帝都大学付属病院を何者かが狙う。
* * * *

ありえない、ありえない、この題名はありえない。小説のタイトルはまず作家の意思が通ることは少ないと聞く。これも新潮社の編集者が決めたものだろう。ブンガクってのは比喩とか暗示とか使ってさあ、まあ、いいや、もう東野ブランドで本が売れるんだから。うーん、でも、表紙カバーもどうよって、気がするんだが、ドキュメンタリーじゃないんだからさ。まあ、これもいい。

東野さんは、「女性を描くのが苦手」と言っているわりには女性主人公多いよな。男性より女性の方がドラマチックじゃけんのう。

医療現場が舞台なのでその描写は細かい。もう、現代において専門分野の知識を導入するのは当たり前であるが、「それをどれほど読ませるか」がミステリ作家の力量である。本書の描写を読者を退屈させない(『天空の蜂』はちょっと辛かった)。海外ミステリってあまり読まないんだが、名のある欧米作家はきっと、そういうのもうまいんだろうな。日本では東野圭吾くらいしか思い浮かばない(すいません、日本の作家もそんなにたくさん読んでいるわけじゃないんで)。

もうひとつのファクタ、電気・電子機器関係。これもなかなかおもしろく記述できるのではないか。本当の専門家(アマサイのように「似非理系」ではなく)の意見も聞きたいところである。

夕紀とその家族の歴史、サブキャラクタである譲治と望の日常、そして病院で起こるさまざまな出来事。これらが微妙にからみあい、全体を重厚に仕上げている。東野作品には珍しく?登場人物はみんな「いい人」である。メインテーマが「人間の使命」ということだから、そうなっているだろう。それを夕紀の父に言わせているので説教臭さ、押し付けがましさはない。

最新作が常に最高作品と言わしめる(アマサイが言っているだが)東野圭吾ならでは出来となっている。

次に映像化するのはこれだな。

本当の理系を語るのは『理系白書』じゃなくて東野圭吾ら、理系作家である(この言葉好きじゃないんだけど仕方がない)。じゃあ、ランキング「自然科学」に ぷちっとな。【押す】
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December 15, 2006

元町・中華街

元町・中華街

先週ですが、某秘密結社の忘年会を元町中華街で行いました。
隊長の要望で今年も北京ダックのおいしいところへ。全てがまいう〜でした。

隊長の日誌に書いてあるとおり、アムンゼン隊の化した我々は寒空の横浜を歩く、歩く、中華街を一周したのでありました。

おかげさまで二次拠点での食べ物がおいしかったです。
( ̄▽ ̄)v

※赤いランプがちかちかだったのですが、携帯電話カメラでは白くなっていますね。

じゃあいつもように【押す】

December 14, 2006

書談:田辺聖子『私の大阪八景』

019671570000■『私の大阪八景』
著者:田辺聖子
価格:\945 (本体 : \900)
出版:岩波書店(岩波現代文庫 文芸)
発行:2000.12
bk1


岩波に収録されるということは末永く販売してくれるっちゅうことかな。
著者の自伝的エッセイ。太平洋戦争にある時代の大阪下町。開戦から終戦までを軍国少女トキコの日常で描く。夢の中で女兵士となり天皇陛下をお守りするトキコ。『宮本武蔵』を尊敬し、女も武士道をもって生きなくてはいけないと友人に説くトキコ。大人達のおちゃらけに非国民と怒るトキコ。どれもほほえましく楽しいのだけれど、戦時下であり、誰もが死と隣り合わせになっていると思うと何かがこみ上げてくる。

NHK朝ドラマ『芋たこなんきん』の町子少女時代は、このエッセイがベースのようだ。

大人になってしまったアマサイは、「トキコちゃん、そんな一所懸命になっても日本は負けるんやで」と言ってみたくなる。「なにゆうてんの。今は日本国民が一丸となって戦うべきときなんよ。そんな日和見みたいこと言ってどないすんの!」と叱咤されたくなる。

東京と大阪では、戦争観・天皇観が若干違うような気がする。大阪の方がそれは「ゆるい」。東京のような悲壮感は薄い(別のエッセイのカモカのおっちゃんの言によれば、そんなゆるいのは大阪だけのようだ)。

反戦!と声高に叫ぶのは必要だけれど、
平和というのは、自分の家族と、モノと、風景を守ることなのかなあと「ゆるく」考えさせるのは、田辺聖子ならではだなと思った。

同著者『残花亭日暦』はさくさく読めない。先に進むとカモカのおっちゃんが臨終に遭遇するから。悲しくって読めない。(;_;) ぷちっとな。【押す】
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December 13, 2006

書談:『現代物理学の創造』

仁科記念財団編集

そう言えば仁科賞ってありますね。
今年は
田島 俊樹(日本原子力研究開発機構)
西森 秀稔(東京工業大学大学院理工学研究科)
三島 修(物質・材料研究機構)
だそうです。
(詳しくは財団HPを見てください)

そして、問題の『現代物理学の創造』ですが。
ここの記念講演の有名どころ編集したようです。
湯川・朝永両先生は複数回登場されていますし、日本での講演はまず聴けないだろうという南部陽一郎、縁深きハイゼンベルグ博士の講演も収録されています。

物理ファンとしてはかなりそそられます。3巻ともほしいです。でも買うと飾っとくだけになってしまう、いや、すでに本棚は満杯。
(-_-;)

Nisina01Nisina02Nisina03

* * *

* * *



◆第1巻
原子論の発展:朝永振一郎
太陽と電離層:青野雄一郎
電子冷凍の理論と応用:菅義夫
放射能の話:朝永振一郎
宇宙の考古学:小田稔
割れ目の話:平田森三
エレクトロニクス時代とトランジスタ:鳩山道夫
仁科先生と朝永さんと私:湯川秀樹
量子電気力学の発展:朝永振一郎
コラム:ニールスーボーア博士のこと:朝永振一郎

◆第2巻
現代科学における抽象化:W.ハイゼンベルク(柳瀬陸男訳)
電子計算機の得手と不得手:後藤英一
原子核物理の思い出:朝永振一郎
物理学者群像:湯川秀樹
宇宙観の変遷:朝永振一郎
仁科先生と私:朝永坂一敗 藤岡由夫
X線星とブラックホール:小田稔
自然現象と非線形数理:戸田盛和
宇宙塵と惑星の誕生: 長谷川博一
極低温の世界:中嶋貞雄
動く遺伝子:本庶佑

◆第3巻
“素粒子’ は粒子か?:南部陽一郎
素粒子の素粒子“クォーク” をさぐる:西川哲治
大型加速器で素粒子を探る:菊池健
放射能で年代をはかる:木越邦彦
金属電子の特異な振舞:近藤淳
量子の世界を見る:外村彰
仁科記念賞で見る物質科学の進歩:伊達宗行
仁科芳雄と日本における素粒子物理学の原点:酉島和彦

日本が"物理帝国"になったのは仁科先生世代の尽力によるものでしょう。井戸を掘った人を忘れてはいけません。んじゃ、今日も人気blogランキングぷちっとな。【押す】
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December 12, 2006

『トランジスタ技術』

CNETニュース
MIT、シリコンに代わるトランジスタ技術を発表へ

なんかタイトルだけ見ると「なに、なに、なに、なんかすごい材料でも見つかったの?」と思うが、なーんだ、InGaAsトランジスタじゃん。それなら、普通のハードメーカー、半導体研究所でやってるんじゃないのかな。

○産総研

○イリノイ大学

で、先のニュース
「MITのエンジニアらは、(中略)シリコントランジスタは、サイズとパフォーマンスの面で今後10~15年以内に壁に突き当たる、との予測を示している。(中略)このトランジスタ技術はまだ登場したばかりで、研究者はいくつかの課題を克服しなくてはならない。たとえば、InGaAsはシリコンより破損する頻度が高く、トランジスタの大量生産は困難になるかもしれない。それでも、del Alamo氏は今後2年以内にはInGaAs製の超小型デバイスのプロトタイプが開発されるものと見ている。 」
なんて書いてあると、あたかもMITがこの分野のフロントランナーみたいじゃん。
(^^;)
まあ、こう発表するからには、かなりのナノ化、高性能化を達成したんだろうが。アプリケーションよっても違うんでしょうが、細かいことはアマサイにつっこまないでください。

* * * *

Tr0701t専門外の人はほとんどご存じないでしょうが、『トランジスタ技術』という月刊誌がある。当業者からは「トラ技」の略称で親しまれている。非技術分野の人でも「今はIC回路とか、LSIとかいうんじゃないの」と思われるかもしれない。でも、私が生まれる前から今日にいたるまでずぅーと「トランジスタ技術」なのである。デジタル化の波が大きくなった80年代には「名称を変えたらどうか」という声もあったようなだが、頑固に伝統ある看板を守り続けている。今日のようなニュースがあると、やはり、トランジスタという看板は現役なのだとうなずかせる。

先見の明が全くないアマサイは「アナログ回路はもう勉強してもしょうがないのかな」と思った時期がありました。5513様ごめんなさい。じゃあ、アナエンもアマサイもぷちっとな。【押す】
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December 11, 2006

テクノ書斎

1981年の“最新鋭” 小松左京の「テクノ書斎」とは

「テクノ」という言葉がすでに古いけれども。
テクノポップ、テクノカット、、、以下省略

パソコン使わないで小説書く人いるんですかねえ。
まあ、年輩の作家は今でも手書きでしょうが。
どんな小説でも裏付けとるためにググますよね。
トラベルミステリーでも大枠を作るために路線を確認するとか。
簡単なことでもインターネットに頼るくらいなら誤記した方がまし、というポリシー科学記者さんもおられるようですが。

* * * *

DISK-BASICにはずいぶんと感激しました。
パソコン雑誌に掲載してあるプログラムをそのまま打って、
「おお、動く、動く」って喜んでいたお子さまでありました。
Windowsじゃ考えられない世界観ですね。

(DISK-BASICをGoogleに入れて、私の思うようなページが出てこず、ちょっとショックを受けています。昔の理系出版社とか、サンデープログラマだった人の回想録とかたくさんヒットすると思っていましたから。。。ああ、BASICプログラムって入力すればよかったんですね。)

MS-DOSってMocroSoft Disk Opration Systemの略だって知っている人どのくらいいるんでしょうか。そもそも、DOSもUNIXも知らないですよね、はい。

* * * *

やはり、人工知能などを使って、「ストーリー作成支援ソフト」でもできれば、それこそ次世代テクノ書斎でしょうね。
東野圭吾の「超読書機械殺人事件」の世界です(『超・殺人事件』に収録)

科学研究ではあったりして

『論文作成支援-データ捏造自動発生プログラム-』

特許明細書作成支援ソフトはできるような気がするが、コスト対効果が合わないだろうな。じゃあ、ぷちっと【押す】
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December 09, 2006

地球コア

今月の日経サイエンスはなかなか読み応えがある。と私が思うときは、天文、物性物理、地球科学の記事が多いときである。最新科学知識を満遍なく取り入れるために購読しようと思ったのだが、生物学や生命科学はどうしてもサクサクと読めない。読めないと思うから後回しにして結局読めない。まあ、目に触れるだけでもよいでしょう。

今月の私的一押しは、

『ついに見えてきた地球コア直上の世界』
廣瀬敬(ひろせ・けい)東京工業大学地球惑星科学専攻教授
である。

これは日経のオリジナルでScientific Americanにはないもの。一押しする理由はそれもある。

地球の内部は深くなるにつれ圧力と温度が上がっていき、深さ2890kmに位置するマントルの底は135万気圧・2500~4000Kの超高圧高温状態、地球の中心は364万気圧・6000Kにも達する。当然深い地中に観測艇なんかを送り込むことなんか不可能である。実験室でこの超高圧高温状態を実現できればいいのだが、それもなかなか難しい。故にマントル最下部の岩石やコアの金属について、まだわかっていないことがとてつもなく多い。

廣瀬チームは大型放射光施設Spring-8を使用することにより、深さ2700kmの不連続面の状態が分かってきた。この面をポストペロフスカイト相と呼ぶ。このポストペロフスカイト相の研究によって、地震波速度異常がわかるというのだから、優れものの研究である。

また、ご本人によれば、
「100万気圧以上の実験をした後,使っている宝石用ダイヤモンドが減圧中に必ず割れてしまうのが,何とも心苦しい」
だそうである。

研究室に潜り込めば、少々拝借できるでしょうか。
( ̄▽ ̄)v

地球科学は宇宙科学以上に未来を感じさせるなあ。【押す】
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December 08, 2006

JAXA産学官連携シンポジウム

というのが昨日あったのだそうです。
もともと連携している分野と違うのかなと思うのですが、より一層はば広くということですな。

何回かやっているようです。開催報告

うちの会社は全然関係ない分野なんでどうこじつけても上司に了解を得ることは不可能です。有給とっていくほどでもあるまい。
( ̄▽ ̄;)

プログラムを見てください。
第3部 宇宙的モノ作り魂(オトコゴコロ×宇宙)
第4部 宇宙的感性(オンナゴコロ×宇宙)
という分類が非常にカンに触るのですが(^^;)
今時どういう了見なのでしょうね。男女共同参画と逆行すると思うのですが。プログラムを作成した方は参画に適っていると思っているのでしょうが、普通に男女がランダムにスピーチすればそれでいいと思うんだが。

企業との共同開発なんかが進めば両者ともハッピーですから、こまいことにこだわらずがんばって(←ボキャが乏しいのでこんな表現)ほしいですね。

特許リストが出ています。

私は個人的に特許3516648 号
『展開式メッシュアンテナ及びそのメッシュ折り畳み方法』
がほしいですね。何に使うのかって?まず宇宙衛星をつくるにはこれくらい必要でしょ。
(^^;)
実際に展開するとこみるとカンドーでしょうね。

宇宙ビジネスよさそうですね。ハイリスク・ハイリターン。まっ、今日もランキングぷちっとな。【押す】
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December 07, 2006

ロボット噺2題

「空間ロボットRoomRender」というのが開発された。リンク先の見てもらえばわかるけれども

「ウェブ会議システム用のマイクから音声を広い、そこからST技術を使って部屋全体の雰囲気を認識し、人間の感情に合わせて空間の雰囲気を演出する。それによって、快適空間を実現することが目的だ。(中略)人の発話音声のリズム変位から、6つの感情(怒り、喜び、哀しみ、平常、笑い、興奮)を認識する仕組み。辞書との照合ではなく関数を使った表現を使っている点が特徴だという。」

なんかドラえもんの未来世界を見ているようです。

「現状での基本構成セット(Feeling Wall、アロマ含む)の最低導入コストは500~600万円。」
だそうだから買えないことはないわな。(^^;)
あっ、今のアパートには設置できないから、一軒家か分譲住宅を確保しないと。

* * * *

『ようこそ先輩』
週末の朝に放映時間が変わってしまってあまり見ることはなくなった。
先日は、
山海嘉之(ロボット研究者)

途中から見たのだけれど、おもしろかった。
(↑リンク先の山海研究室を見てください。その中のロボットスーツは番組でも登場したようです)

○生徒にグループ別にロボットを考案させ、発表させる。

○他の生徒に批判や改良点を言ってもらう。

○それらの意見を加えて、バージョンアップしたもの発表させる。

なんだかんだ言っても子供は素直だ。他の生徒からの指摘も
「そう言われると思ったんだよな」
「そっか、その欠点はきづかなかった」
とすぐ意見を受け容れられる。

創造には素直さが一番である。

山海氏が
「実は実際のロボット作りもこのようにみんなで意見を出し合って改良して製品にしていくのです」
と解説していた。

これは子供にとってうれしいことだろう。お仕着せではなく、大人の実践方法をそのまま、自分たちに教えてくれる。

学校の勉強も、漫画や人形劇(教育テレビでやっていること)とかやさしくするのではなく、ガクモンもガクモンの方法で子供に教えることではないか。

簡単ではないけれども。

やっと、ココログのメンテが終わりました。これでしょうもないエラーは解消されたのだな、ニフティさん。では、ランキングへぷちっとな。【押す】
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December 04, 2006

弁護士の生き方

『情熱大陸』弁護士・荒井裕樹 30歳
情熱大陸で、新人弁護士奮戦記なんてやるわけないしな。この人は何者?

ああ、そうだ、このお兄さんの顔は見覚えがあった。
青色発光ダイオード職務発明訴訟で有名な升永弁護士の東京永和法律事務所所属の人である。スタッフで顔写真出してるのこの人だけだから。

* * * *

今まで誤解してたけど、升永さんって【良い人】なんだなあ。金もうけ主義の裁判ばっかりやっているのかと思っていたけど、弱い者の味方みたいだ。職務発明裁判に関わったのも義憤かららしい。そのせいで、企業の顧問弁護士待遇を解消されたこともあったそうだ。HPに裁判の勝敗を列挙するのも、小規模事務所として法曹界の荒波を渡っていく1つのツールである。

し か し 、

彼 の 職 務 発 明 に 関 す る 見 解 は 

以 前 述 べ た よ う に 間 違 っ て ま す !

* * * *
お兄さんの方の話に戻ります。
24歳で入所してから升永弁護士と二人三脚、特許裁判の弁護は主にこの二人が中心となってやってきた。

えっ、弁護士なりたてでそんな大きなケースを持たされるのか?
彼は能力は並外れているのだそうだ。一口に言うと切れる男。論理能力が桁はずれ。初めて書いた準備書面(だった気がする)の厚さが他の弁護士の5~6倍。もちろん、なんかを丸写してるわけじゃない。法文解釈、法律本はもちろん、新聞や他の分野の専門書を駆使してクライアントに有利な論理を展開する。書体や色を変えたり、インデックスやレイアウトにも気を遣う。これはちょっとびっくりしました。全ては裁判官に納得してもらうため。

一介の会社員のセクハラ訴訟やベンチャー企業の特許訴訟も請け負う。

仕事の選択の基準は「社会的に意義あること。立場の弱い人を守る」だそうだ。

ふ~む、若いのにこんなすごい人もいるんだねえ。

* * * * 

ベンチャー企業の特許が大手携帯電話会社に使用されていたという件。
おおざっぱにしか説明してなかったので断言はできないけれど、そんな難解な事件じゃないと思います。特許関係者なら誰でも思いつく反論です。っていうか、大手企業側が「ワン切りにのみ使っているわけではないので、侵害ではない」なんてどうして言っちゃったのか。相手を甘く見ていたのか。一か八か言ってみたのか。数百万くらいなら別に良いだろうと思ったのか。荒井氏は相手側が設定した金額に1000万以上の上乗せに成功する。

* * * * 

「法で人を守る」「大きいとこに味方して、勝てる裁判をやっても意味がない」
と言う言葉が嘘臭く聞こえません。
論理で「柔よく剛を制す」のがおもしろくてたまらないのだと思う。
(別に悪い意味じゃないですよ)
「年収1億は労力に見合ってますか」という質問には
「(ちょっと考えて)そうですね、見合ってるんじゃないですか」
という言葉もすんなり入ってきました。

非常に良いドキュメンタリであったが、特許実務者としては、
「こういう弁護士さんについてもらえば、特許権も中小企業にとって切り札になるんだけど、なかなかそうはいかんのよねえ」
と冷めた気分で画面を見ていた。

弁護士がディベートうまいわけだ、仕事に比べれば、ディベートの試合なんて、ウォーミングアップ程度だよな、と、うちのグループにいる有名政治家の息子さん(弁護士・現お父さんの秘書)を思い出していた。【押す】
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書談:『「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本』

Blueocean■ポケット図解
「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本
著者 :中野 明
出版 :秀和システム
価格 : \630 (本体 : \600)
発行 : 2006.8
bk1


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事務所から企業に移ってから、経営学の書棚をよく見るようになった。ちょうどMOT(Marnegment of Technology)が台頭してきた時期と一致しているせいもあるのだけれど。MBAに関してはケーススタディの本は読んでいてなかなかおもしろかったけれど、それ以外は項目は騒ぐようなことだろうかと思う。こんなものアメリカくんだりまで行って金と時間をかけ学位を取得するなんてそんなに価値があるなんて思えない。いや、学位を取るのはいいけれど、他の政治学とか、教育学とか、経済学とかよりも抜きんでて評価されるのがよくわからんのである。まあ、80年代は、MBAの思考方法とでもいうのだろうか、そういうものがあまり知られておらず、画期的な教育課程であったのかもしれぬ。

MBA取得者がビジネスができるとは限らないと言われるが、そんなの当然である。経営学修士であるだけなのだから。法学修士とっただけで、法律実務に卓越しているか、とか、政治学を修めたら政治家になれるか、とか、考えれば、自ずとわかることである。

いや、アメリカくんだりまで、MBA取りに行ったお友達は何人かいるので、悪口はこのくらいで。
(^^;)

要はですね、経営学ってなんのなのよ、当てはまる事例だけピックアップして、そこから何か理論めいたものを書けば、経営学理論ができるわけでしょう。それって毎年いくつもいくつも出るわけでしょう。自然科学では多くの理論(仮説)が出るってのは、まだ、科学の分野として未熟というか成立していない、なんてことを言いますよね。で、経営理論はいつまでその発展途上の道を辿っているのでしょう。

いかん、これも、MBAの悪口になるではないか( ̄▽ ̄;)

で、本書を手に取ったのは、今一番ホットな経営理論と書いてあったので。どう考えても元本『ブルー・オーシャン戦略』は読めそうにないし、買う価値があるかもわかんないし。

主旨は「競争のない世界を創造する」WIN-WINのビジネス関係をつくりましょう、ということらしい。その戦略がブルーオーシャン、製品の均一化で激しい競争をしているのが、レッドオーシャン(血まみれ)、前者の方がいいでしょうっていう話。簡単にいっちゃうとそういうことです。興味ある人は読んでください。600円だし、すぐ読めちゃうし。
経営学に限らず社会科学で成功する理論ってネーミングが大事ってことですかね。「暗黙知」や「パラダイムの変革」は科学哲学で生まれた言葉ですが、うまく社会科学に乗っていますなあ。

良い名称を付けて、あとは既成の経営理論の組み合わせ、つなぎ方次第です。

ありゃ、これじゃ、経営学の学徒、専門家全部を敵に回してしまいすなあ。
( ̄_ ̄;)

ドラッカーはいいと思います。技術のこともわかってるみたいだし。じゃあ、今日もぷちっとな。【押す】
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December 02, 2006

2006年科学技術ベスト50

今売っている日経サイエンス1月号に
SCIENTIFIC AMERICANが選んだ2006年のベスト50
というのが載っています。

ナノ炭素構造、ICタグ、アルツハイマー病の解明など、先端研究のテーマを選んでその中から優秀な研究者を選ぶようにしている。研究助成金を多く出している団体や個人にも賞を与えるところがアメリカらしいですな。

ゴア元副大統領も選ばれている。彼は大統領選に敗れたあと地球温暖化を警告する講演をし続けている。そういえば、在任中情報ハイウエイを提唱したのは彼でしたね。元々科学技術の振興に熱心なのですね。日本と違い、政界の層の厚さを感じさせます。

========
日本人ではバイオディーゼル製造用の優れた触媒を開発した東京工業大学の原亨和教授が受賞した。

受賞理由は「砂糖やデンプン、セルロースを焼いて硫酸で処理したものが、バイオディーゼル製造用の優れた個体酸触媒となることを実証した」業績。

 石油の代わりに植物を原料とするバイオ燃料の実用化は、地球温暖化対策の一環としても期待が大きい。硫酸のような液体ではなく、何度でも利用できる固体触媒を、植物からつくったことが、安いバイオ燃料の製造につながる成果として評価された。
=========

触媒化学は日本の得意分野らしいですね。

日本にも科学技術ベスト○を選ぶ機関、団体はあるのでしょうか。全然ないとは考えられませんが、市民に密接してはいないですね。科学技術振興の方法もいろいろ考えられますね。


そのうち、科学ランキングの科学者さんも選ばれるでしょうか。じゃあ、今日もぷちっとな。【押す】
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