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December 13, 2006

書談:『現代物理学の創造』

仁科記念財団編集

そう言えば仁科賞ってありますね。
今年は
田島 俊樹(日本原子力研究開発機構)
西森 秀稔(東京工業大学大学院理工学研究科)
三島 修(物質・材料研究機構)
だそうです。
(詳しくは財団HPを見てください)

そして、問題の『現代物理学の創造』ですが。
ここの記念講演の有名どころ編集したようです。
湯川・朝永両先生は複数回登場されていますし、日本での講演はまず聴けないだろうという南部陽一郎、縁深きハイゼンベルグ博士の講演も収録されています。

物理ファンとしてはかなりそそられます。3巻ともほしいです。でも買うと飾っとくだけになってしまう、いや、すでに本棚は満杯。
(-_-;)

Nisina01Nisina02Nisina03

* * *

* * *



◆第1巻
原子論の発展:朝永振一郎
太陽と電離層:青野雄一郎
電子冷凍の理論と応用:菅義夫
放射能の話:朝永振一郎
宇宙の考古学:小田稔
割れ目の話:平田森三
エレクトロニクス時代とトランジスタ:鳩山道夫
仁科先生と朝永さんと私:湯川秀樹
量子電気力学の発展:朝永振一郎
コラム:ニールスーボーア博士のこと:朝永振一郎

◆第2巻
現代科学における抽象化:W.ハイゼンベルク(柳瀬陸男訳)
電子計算機の得手と不得手:後藤英一
原子核物理の思い出:朝永振一郎
物理学者群像:湯川秀樹
宇宙観の変遷:朝永振一郎
仁科先生と私:朝永坂一敗 藤岡由夫
X線星とブラックホール:小田稔
自然現象と非線形数理:戸田盛和
宇宙塵と惑星の誕生: 長谷川博一
極低温の世界:中嶋貞雄
動く遺伝子:本庶佑

◆第3巻
“素粒子’ は粒子か?:南部陽一郎
素粒子の素粒子“クォーク” をさぐる:西川哲治
大型加速器で素粒子を探る:菊池健
放射能で年代をはかる:木越邦彦
金属電子の特異な振舞:近藤淳
量子の世界を見る:外村彰
仁科記念賞で見る物質科学の進歩:伊達宗行
仁科芳雄と日本における素粒子物理学の原点:酉島和彦

日本が"物理帝国"になったのは仁科先生世代の尽力によるものでしょう。井戸を掘った人を忘れてはいけません。んじゃ、今日も人気blogランキングぷちっとな。【押す】
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