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December 31, 2006

書談:小池真理子『蜜月』

Mitugetu■『蜜月』
著者:小池 真理子著
価格 : \460 (本体 : \438)
出版 : 新潮社文庫
発行 : 2001.4



美男で才能溢れる画家・辻堂環。44歳で死亡する。その訃報を聞いた6人の女性。その誰もが辻堂と関わり合いがあった。6人のそれぞれの回想で構成される連作。

小池真理子初心者のアマサイであるが、これは傑作のうちの1つじゃないかなあと思う。読ませる。6人に実際にあった気さえする。それぞれつき合った年代がずれているので。6人とも年代に大差はない。当たり前かもしれないけど、そういう人間の書き分けが、恋愛作家の恋愛作家たる所以かな。

でも、こういう形態の小説の特徴なんかなあ。関係者の言葉でしか、辻堂環が語られないので、その魅力がイマイチわからない。会ったとたん恋におちるような、男には思えない(有吉佐和子の『悪女について』は同じ形式)。6人目ともなると、そうかなあ、いい男だったのかなあ、という感じはしてきた。

恋愛小説嫌いも、楽しく読めると思います。

休みだからあんまし更新しないけど、ぷちっとなはよろしくね。【押す】
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