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December 04, 2006

書談:『「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本』

Blueocean■ポケット図解
「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本
著者 :中野 明
出版 :秀和システム
価格 : \630 (本体 : \600)
発行 : 2006.8
bk1


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事務所から企業に移ってから、経営学の書棚をよく見るようになった。ちょうどMOT(Marnegment of Technology)が台頭してきた時期と一致しているせいもあるのだけれど。MBAに関してはケーススタディの本は読んでいてなかなかおもしろかったけれど、それ以外は項目は騒ぐようなことだろうかと思う。こんなものアメリカくんだりまで行って金と時間をかけ学位を取得するなんてそんなに価値があるなんて思えない。いや、学位を取るのはいいけれど、他の政治学とか、教育学とか、経済学とかよりも抜きんでて評価されるのがよくわからんのである。まあ、80年代は、MBAの思考方法とでもいうのだろうか、そういうものがあまり知られておらず、画期的な教育課程であったのかもしれぬ。

MBA取得者がビジネスができるとは限らないと言われるが、そんなの当然である。経営学修士であるだけなのだから。法学修士とっただけで、法律実務に卓越しているか、とか、政治学を修めたら政治家になれるか、とか、考えれば、自ずとわかることである。

いや、アメリカくんだりまで、MBA取りに行ったお友達は何人かいるので、悪口はこのくらいで。
(^^;)

要はですね、経営学ってなんのなのよ、当てはまる事例だけピックアップして、そこから何か理論めいたものを書けば、経営学理論ができるわけでしょう。それって毎年いくつもいくつも出るわけでしょう。自然科学では多くの理論(仮説)が出るってのは、まだ、科学の分野として未熟というか成立していない、なんてことを言いますよね。で、経営理論はいつまでその発展途上の道を辿っているのでしょう。

いかん、これも、MBAの悪口になるではないか( ̄▽ ̄;)

で、本書を手に取ったのは、今一番ホットな経営理論と書いてあったので。どう考えても元本『ブルー・オーシャン戦略』は読めそうにないし、買う価値があるかもわかんないし。

主旨は「競争のない世界を創造する」WIN-WINのビジネス関係をつくりましょう、ということらしい。その戦略がブルーオーシャン、製品の均一化で激しい競争をしているのが、レッドオーシャン(血まみれ)、前者の方がいいでしょうっていう話。簡単にいっちゃうとそういうことです。興味ある人は読んでください。600円だし、すぐ読めちゃうし。
経営学に限らず社会科学で成功する理論ってネーミングが大事ってことですかね。「暗黙知」や「パラダイムの変革」は科学哲学で生まれた言葉ですが、うまく社会科学に乗っていますなあ。

良い名称を付けて、あとは既成の経営理論の組み合わせ、つなぎ方次第です。

ありゃ、これじゃ、経営学の学徒、専門家全部を敵に回してしまいすなあ。
( ̄_ ̄;)

ドラッカーはいいと思います。技術のこともわかってるみたいだし。じゃあ、今日もぷちっとな。【押す】
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