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February 03, 2007

橋元時間論本の私的付録

◆余談コメンツ◆


◆橋元さんはだいぶ以前に『シュレディンガーの猫は元気か』というエッセイ集をだしている。これは確か、ScineceやNatureの記事を抜粋して解説したものだ。その傾向からして竹内薫さんの志向が似ていてサイエンスライターとして活躍されるのかなと思ったけれど、予備校の物理講師を経て大学教授になった。SF作家でもある。受験物理の本もたくさん出している。
まあ、今の日本でサイエンスライターして生きていくってほとんど奇跡だろうな。


◆マクタガードの時間論は本書の参考文献一覧にも書いてあるように、入不二基義『時間は実在するか』(講談社現代新書)に詳しい。ってか、他に多分日本語文献ないと思う。入不二さんも昔予備校の英語講師をされていた。うん、アマサイ、受験生じゃなかったけれど、入不二さんの本は持っていた。ここにある『<思考する>英文解釈』。大学受験英語は昔から論評みたい長文読解で出題されるから、哲学専攻の人が先生になる場合が多いんだね。ってか、哲学博士もっていても就職はなかなかできんからねえ。そんなの理系のポスドクの比じゃないよ。
私が現役の時、文系の子はラッセル対訳本とか読んでましたな。


◆『カオスから見た時間の矢』(ブルーバックス)は複雑系の試験関連で読んでいた。統計力学は、時空論で重要なんだ、ってことがわかりかけてきた。熱力学が好きじゃなかったせいもあるけど、エントロピーの話ってなんだか、なんだか、なあ(←いつもこれで済ますアマサイ)と思っていた。杉本先生の『いまさらエントロピー?』は非常に役に立ちました。熱力学が好きになりました。


◆記事にしてなかったけど竹内薫『図解入門よくわかる最新時間論の基本と仕組み』は歴史、哲学、生理学、物理の横断的時間論になっています。


検索してたらこんなとこが見つかりました。

時間学研究所@山口大学

いや、初めて知った。これすごいと思うけど、宣伝不足じゃないの。
どの本にも「日本では時間論をやっている研究者は少なく」って書いてあった。
少ないかもしれないけど、こういう組織があるって画期的だと思うが。

ああ、こうとこの論文もすぐ読めるってインターネットって便利だよね。

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