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April 13, 2007

書談:土屋×森『人間は考えるFになる』

Fninaruobituki■『人間は考えるFになる』
著者 :土屋 賢二×森 博嗣
価格 : \520 (本体 : \495)
出版 : 講談社 文庫
発行 : 2007.3
bk1

暇つぶし、ほとんど期待しないで読んだのだが思いの外面白かった。土屋さんのことはまったく知らなかったのだけれど、森さんは、『臨機応答・変問自在』を読んでいたので、それに+αのノリかなと思っていたが。

こうゆう対談本は以前はよくあったものだ。文系有名人×理系有名人みたいなの。
昔でいうと
竹内均×梅原猛
である。ああ、これ高校生のとき担任の教師に借りたんだな。あれから、ん年経っているが返していないような気がする。○○はあげるけど、これは読んだら戻してね、って言われたような気がする。ごめんよ、K先生。

で、本書であるが、
森さんは小説書きをビジネスと考えている。デビュー前の一作目は楽しんで書いていたような気がするが、それ以降は仕事として割り切っているそうだ。
土屋さんが、どうすれば売れる本が書けるのか、という問いに、
文章がうまかったら売れるでしょうね、
というあっさりとした答え。

森「よく女性の気持ちがわかりますね、とか言われますが、わかりません(笑)。でも、外国人や犬の気持ちよりは、日本女性の気持ちは想像できます。」
土屋「僕は犬の気持ちの方がわかる(笑)」
ミステリなんて誰でも書けるとも言っている。
そんなもんなのか?
作成の秘訣なんか言語化できたら、作家はみんな売れっ子になってしまうだろう。

友達は必要か、の章は結構ワカモノに勇気を与えると思う。
友達なんかいなくていいんじゃないですか、たくさんいたらつきあうのたいへんだし、
何年かにいっぺんやってきて、じっくり話して帰っていく
というのが両先生理想らしい。

それには同意するが、十代のころって、友達がいない、とか少ないとかで悩むんだよね。
真の友情とは何か、とか平気で語っちゃうし。

大人になると、仕事とか家庭とかあって、敢えて友達がどうのこうの、とか思わなくなるね。それだからこそ、たまに会う学生時代のクラスメイトと話すと安堵するというか。
ああ、やっぱり友達は大事です。(^^;)

また、ここでは、女性って男性と違って友情より恋愛を取りますよね、友達の恋人を取るっていうのは男には考えられない、ってな話が出てきます。

それって一般的なことなのかなぁ。略奪愛はまれにあるから取り上げられるんではないか。男は友達の女を奪うことはない、
いや、それもどうなんでしょうね。
アマサイにはよくわかりません。

まあ、とにかく、軽い割に示唆に富むエッセイでした。よろしかったらご賞味ください。

ツチヤ教授にも興味を持ちました。彼の単著書も読んでみたいと思います。
じゃあ、今日も、人気blogランキングぷちっとな。
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