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May 08, 2007

書談:奥田英朗著『イン・ザ・プール』

026464590000■『イン・ザ・プール』
著者:奥田 英朗
価格 : \500 (本体 : \476)
出版 : 文芸春秋(文春文庫)
発行 : 2006.3

ここでテレビ見たから読む気しないとかえらそーに言っていますが、文庫になったので読んでみました。
bk1でも人気です。

昨年放映されたのはシリーズ第2弾の『空中ブランコ』でしたが本書の作品も織り込まれています。そして、直木賞受賞作。デビュー10年未満で受賞しちゃう人もいるんでしゅね。賞レースは水モノです。

・収録作品
「イン・ザ・プール」「勃ちっ放し」「コンパニオン」「フレンズ」「いてもたっても」

「コンパニオン」は確かTV版のエピソードとしても使用されていました。ストーカーに怯えるコンパニオン。実は単なる被害妄想だったのですね。「先生、私が妄想だったわかってたんですか」「うん、一目みてわかったよ。でも、そういうのは言ってもダメなんだよね。自分で気づくまで待つしかないんだ」みたいな会話が交わされます。それを気付かせるために、伊良部医師もドラマオーディションなんかに出たりするわけです。患者のために体張ってって憎めない奴です、伊良部という男。だから、そんなにたくさん診察できないんだろうな。

うーむ、なんといってもおもしろかったのは「たちっぱなし」。。。
付いていないので(!?)殿方の気持ちはわかりませんが、たってもたたなくても具合が悪いんでしょうね。
あう、乙女アマサイとしたことがなんとはしたない(^_^;)

ほんとにあるんでしょうかねえ、そのままの状態がずっと維持されるというのは。
この患者さんは言いたいことを言えない毎日で、それを爆発したら元に戻ったという結末でした。

じゃあ、ストレスをためていると逆の現象が、、、ないでしょう。

このまま書き続けるとはどんどんオゲレツになるので、止めましょう。

まあ、心の病って結局直らないわけかなあ、なんて思うけど。日常生活が送れない入院状態でなかったら、病んだら、病んだまま生きるのがいいのかなって気がしましたね。ううぅ、ノイローゼだぁ、って思うこと自体ビョーキなんだし。伊良部がいなくても、他の医師でも友達でも、語れる人を身近に持つことですかな。それも、本音を語る!みたいな片意地張らず。

素のままで生きるって難しい世の中だなあ。でも、みんながみんな素であけっぴろげでも困るしさ。

なんかおもしろくって、ほっと癒される、そんな短編集でした。

これ漫画にだったらおもしろいな、と思ったらもうコミックスがでてました。じゃあ、今日も、人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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