『バンビ~ノ!』考
ってほど大げさなものではないのだが、
テレビドラマ『バンビ~ノ』が昨日最終回であった。ひさびさに楽しめるものだった。
単なる料理好きの大学生が、気楽な短期アルバイトと思って福岡から東京のイタリア料理店バッカナーレで働く。地元の店で料理をまかされているので、いっぱしの料理人のつもりで振る舞うが、プロの現場を目の当たりにして自分の力不足を痛感する。大学を辞めて本格的な料理修行を始める。といった話である。
近年には珍しく直球中の直球、スポ根にも似たど根性修練ものである。こういうドラマにありがちだが、「お前、まるで昔の人みたいだな、仕事ばっかりでいいのか。今しかできないことってあるんじゃないのか」なんて疑問を提示される。『巨人の星』だとこの解決に2ヶ月くらいかけるわけだが(*)、1シーズン10回ちょっとの平成時代では、20分くらいで、「いいんだ、これは俺の生き方だから!」なんて具合に落ち着く。
*確かライバルのオズマ選手に「お前も俺と同じ野球マシーンじゃないか」と言われて苦悩する星飛雄馬が描かれていたはず。
主人公の伴省吾という男も今どき珍しく、短絡的な情熱家である。挑発にすぐのってしまうかと思えば、先輩に諭されると、そうか、そうなんだ、なんて簡単に反省してしまう。ここまで単細胞はどうなのよ、って気がするが、松ジュンがやっているので全て許しますぞ、お姉さんは。
松本くんを主役に据えた点でこのドラマは成功してます。が、脇役を、これでもか、これでもか、固めるのは見事としか言いようがありません。
伴省吾(21歳) - 松本潤
宍戸鉄幹(55歳) - 市村正親(オーナーシェフ)
宍戸美幸(31歳) - 内田有紀(支配人)
日々野あすか(23歳) - 香里奈(料理人)
香取望(28歳) - 佐藤隆太(料理人)
桑原敦(35歳) - 佐々木蔵之介(副料理長)
織田利夫(34歳) - ほっしゃん。(ドルチェ担当)
妹尾雅司(20歳) - 向井理(厨房の見習い)
与那嶺司(35歳) - 北村一輝(給仕長)
遠藤進(60歳) - 山本圭(博多の料理店、オーナーシェフ)
高橋恵理(21歳) - 吹石一恵(伴の彼女)
内田有紀、蔵之介、北村の店の三人衆がトップ会談?とおぼしきミーティングをやっているのも効果的です。有紀ちゃん、『北の国から』の兄ちゃんと別れてよかったじゃん。
宍戸鉄幹は、ここで市村正親使うこともないのになあ、と思うくらい重量感がありました。
いつも半人前の役が多い隆太くん、ここではかっこいいではないですか。
香里奈さんという人、初めてみました(女優として認識したというべきか)が、いい感じのするお嬢さんですな。
恋人の恵理、けなげです。

原作の方はまだ完結してないのでしょうか。続編をテレビ化してほしい気もしますが、半年、2クールくらいで、もっと緩やかにやってほしいものです。
で、いきなりイタリアに行くってどうなのよ、松本くん。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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