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June 11, 2007

ソシオ・メディア論@『総合情報学』

昨日は、情報学の参考文献を求めてジュンク堂池袋本店へ。1時間くらいで済まそうと思いましたが、3,4時間さまよっていました。本屋でゆっくりできるのは久しぶりでしたので。

で、表題。

NTTコムウエア

 「ソシオ・メディア論」という言葉を僕が最初に提唱したのは、1996年初頭に出版した『20世紀のメディア①エレクトリック・メディアの時代』(ジャストシステム)での巻頭論文でした。1冊の本を責任をもって編むのははじめての経験でしたが、巻頭に全体を束ねる論文が必要だろうと考え、そのなかで一種のキーワードとして掲げました。  そこで言っている「ソシオ・メディア論」というのは、メディアやメディアの社会的な影響を、従来のように技術の進化に軸足を置いて考えるのではなく、ダイナミックにうごめく日常生活の網の目の中で見ていこうという考え方です。

ぐぐると同じ人の名前が出てきます。水越伸・東京大学大学院情報学環教授の造語のようですね。

 僕があえて「ソシオ・メディア論」という言い方をしたのは、特別な意図があったからです。大きく分けると二つあって、一つには従来、メディア研究というと、技術論が先行して社会という網の目のうごめきに着目した研究は非常に少なかったこと。技術論が8割方を占め、僕らのような考え方は2割といった比率です。これは日本に限りませんが、僕はあえて誰もやらない分野をやろう、逆サイドに走って旗を立てておく必要があるのではないかと考えたわけです。  もう一つの意図は、僕らが社会のうごめきの中にいる以上、僕ら自身の考え方や分析の視点も、そのうごめきの中に飲み込まれながらやるべきだという自覚を表明したかったことです。

印刷教材には以下のような図で示しています。

「SocioMedia.vsd」をダウンロード

『総合情報学』123頁

テクノ・メディア論が技術から社会へ向いているものに対して、ソシオ・メディア論は社会から技術に向いています。テクノに対して、文系のメディア論と言われる所以です。

メディアリテラシーの考え方にも通ずるものがあります。

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