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July 31, 2007

すざくが見つけたブラックホール

昨日、一般のテレビニュースでもやっていたので重要なことなのでしょう。
新型ブラックホール、衛星「すざく」が発見

巨大なドーナツ形の厚い「雲」に覆われ、これまで存在の分からなかった新しい型のブラックホールを、日本のX線天文衛星「すざく」がとらえた。観測した上田佳宏・京都大大学院准教授(X線天文学)ら京大と米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターなどの研究グループが、米専門誌「アストロフィジカルジャーナル・レターズ」8月1日号に発表する。


NASAの天文衛星「スウィフト」は、20万電子ボルトまでの高エネルギーX線を観測でき、新たに約200個の天体を見つけられた。そのうち、八分儀座の方向にあるESO005―G004(地球から8000万光年の距離)など二つを「すざく」で詳しく観測した。ブラックホールを囲む濃いガス状の分子の「雲」が巨大なドーナツ形に広がり、特別に分厚いために、ブラックホール周辺にある光や低エネルギーのX線を吸収してしまっているらしい、という。

すざく、というのはこれです。

■目的
1.X線・ガンマ線による高温プラズマの研究
・広い温度範囲にわたってさまざまなX線源をプラズマで調べること
・さまざまなX線源のプラズマのダイナミックな運動を研究する
・私たちの銀河内の超新星残骸から核ガンマ線をサーヴェイすること

2.宇宙の構造と進化を研究する
・銀河団の進化
・非常に遠方にある暗い原始天体の探索
・私たちの銀河内の超新星残骸から核ガンマ線をサーヴェイすること

3.ブラックホール候補天体と活動銀河核の広帯域のスペクトル研究
・ブラックホールへの降着流の研究
・活動銀河核が1-1000keVの領域で宇宙X線背景放射に対してどのような貢献をしているかの研究

■国際協力
「すざく(ASTRO-EII)」の搭載機器の多くは、国際協力で開発されています。主観測機器であるXRSは、X線源のスペクトル観測を行う高分解能のX線分光計であり、宇宙科学研究本部とNASAが開発しています。XISは4つのCCDのX線撮像分光計から成っており、望遠鏡が作るX線の画像を撮像するもので、マサチューセッツ工科大学(MIT)によって開発されています。
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おお、だからNASAなどが入っているのですね。

JAXAの衛星は結構成果を上げているようですね。有人飛行だけが宇宙研究ではないということを市民に説明してくだされ。メカマニアからみてもかっこよくていい感じです(アマサイはマニアではないが)。

ちなみに、すざく(朱雀)とは、「朱雀は東洋の伝説上の鳥の姿をした宇宙の守護神で、災厄を祓い、福を招くとされている。 日本のX線天文衛星シリーズ、「はくちょう」、「てんま」、「ぎんが」、「あすか」を 引き継ぐにふさわしい名前である」そうです。

命名の由来も結構おもしろいです。

X線観測器、宇宙へのロマンをかきたてます。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 30, 2007

こんなセブンはやだぁぁぁ~

こげなものができて非常に不愉快であるのに、これは一体なんたることか。

ウルトラセブン 40年ぶり復活

今年で生誕40周年を迎えた特撮ヒーローの「ウルトラセブン」が今秋、TBS系「ウルトラセブンX」として復活することになった。腹筋が割れスリムになったが、外見は40年前とほぼ同じ。変身方法や必殺技も大きく変わっておらず、往年のファンも楽しめる内容になっている。

単なる特撮ものではなく、大人の観賞にも堪え得る傑作とされる「ウルトラセブン」が世紀をまたいでよみがえる。

セブンは1968年10月から1年間にわたりTBS系で放送された。94年3月に日本テレビ系でスペシャルとして放送されたことはあるが、テレビシリーズでの復活は初めてとなる。

外見は、腹筋が割れ多少スリムになった程度で40年前とほぼ同じ。円谷プロダクションの表有希子プロデューサーは「40年前のシンプルで格好いいウルトラセブンにこだわり、オリジナルを生かしつつも、現代風にアレンジさせた」と説明。赤いゴーグル状のアイテム「ウルトラアイ」を使った変身方法も変わっていない。必殺技も、頭部のブーメランを使う点は同じ。旧作では「アイスラッガー」と呼ばれたが、新作での名称は未定という。

キャラクタ使用権安売りしているウルトラマンに続き、セブンもかい。
それに元々セブンは「単なる特撮もの」ではありません。文明批判であり、ヒューマンドラマです。大人が見て耐えうるようなコンセプトがあるのは昔からです。勘違いしないように、ぷんぷん。

一方で、特撮シーンは大きく進化。コンピューター・グラフィックス(CG)など最新技術をふんだんに使い、迫力ある映像になった。

これはちょっと期待していいかもしれんな。

メトロン星人がグランプリ…「ウルトラセブン大賞」授賞式
40周年だからこれは許してあげる。

ウルトラマンメビウスは少し見てました。

着メロ『ムーライト伝説』から『帰ってきたウルトラマンのテーマ』に変えました。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 29, 2007

書談:東野圭吾著『夜明けの街で』

Yoakenomatide
■『夜明けの街で』
著者 :東野 圭吾著
価格 : ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
出版 : 角川書店
発行年月 : 2007.6
bk1
内容説明
不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた僕なのに、越えてはならない境界線を越えてしまう。しかも、彼女は15年前に起きた殺人事件の容疑者だった。事件はまもなく時効を迎えようとしていた…。『野生時代』連載を単行本化。
* * * * *

毎回作品の趣が違う東野さんであるが、今回は特にぶっとんでいる。不倫とは何か、ということを説いている、なんて言ったら、倫理学者のようであるが、『片思い』では男女の性別とは何かを追求していたし、『赤い指』では少子高齢化の縮図を描いていた。

主人公は職場に来ている派遣社員の女性と恋に落ちる。世の男性はこうして、女性にちょっかいを出すのか、となんか感心した。別に一度くらい関係を持ってもいつでも引き返せると思うらしいですな。第一、妻が夫の浮気を気づかないはずないのにねえ。

えっ、これはフィクションだろうって?そういう、そこの旦那、買って読んでみてくださいよ。この夏、どんなホラーよりも恐いでっせ。

↑ミニ解説にもあるように、相手の女性は殺人容疑がかかっています。正確にいうと彼女の父親の秘書が物取りに殺されたようなのですが、全然足取りはつかめず、捜査本部は解散、その中の刑事と秘書の姉が、彼女が犯人なのではないかと疑っているということです。根拠は秘書と父親が不倫関係にあり(というのも断言はできないが)、彼女が秘書女史を憎んでの犯行と思っているわけです。これにはどんでん返しがあるのですが、やっぱり謎解きではなくて、テーマは不倫でしょう。

一般の恋愛小説で語られる不倫よりよっぽどこの小説の方が深いと思うなあ。

一般論でしか語れないけれども、日本人は恋愛べた。家庭は一つの場所であって、お互い自由でいましょうね、なんてこと不可能だと思いますけどね。不倫は文化だとすんばらしいお言葉を吐いた三流芸能人がおりましたけれども、その文化を運用?できるほど成熟はしてないということです。

いや、ただのミステリ小説ですってば、そんなに怖がらなくても大丈夫です。(^^;)じゃ、ぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 27, 2007

デジカメで見える未来

顔認識がそれほどまでに最先端技術だとはね、知りませんでした。

パナソニック、顔認識搭載の18倍ズーム機「LUMIX DMC-FZ18」

顔認識機能は、人物の顔を自動検出してピントを合わせ続ける顔認識AFと、逆光時などに自動的に露出を物の顔に合わせて補正する顔認識AEを合わせた機能。人物の顔は最大15人まで検出できる。おまかせiA選択時は強制的にオンになるが、通常撮影モードではメニュー画面からオン/オフできる。また、ピント合わせのタイミングをレリーズ時、または撮影直前から選択可能。セルフタイマー撮影時に有効という。なお、セルフタイマー時には、連続3枚までの連写が可能になった。

出願していたとしても、公開まで1年半かかりますから、データベースで見つかるわけもありませんし、「顔認識」というべたなキーワードではヒットする範囲もしれてます。まっ、一応それらしきもの。

特開2001-216515
【発明の名称】人物の顔の検出方法およびその装置
【出願日】平成12年2月1日(2000.2.1)
【出願人】松下電器産業株式会社

2001216515【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の技術では、輝度が局所的に最も小さくなる輝度極小点と輝度が大きくなっていく輝度変曲点を検出してこの2点に挟まれる領域を目や口の候補領域として切り出してから、これらの候補領域の形状特徴と輝度特徴から目の候補と口の候補を検出し、目の候補と口の候補の位置関係より顔の候補を検出し、顔候補を詳しく調べて顔であるか否かを判定する。
【0010】しかし、顔以外の背景物が多く映っている場合には、輝度極小点と輝度変曲点が多数存在するために、目や口の候補領域が多数検出され、多くの誤検出が発生するという課題を有していた。従来技術では、目や口の候補領域の形状特徴と輝度特徴から目の候補と口の候補を検出しているが、個人差や表情の変化によって目と口の形状が大きく変化するため、目や口の候補領域として誤検出された背景部分は、目または口の候補領域として多数残ってしまう。さらに、斜め向きの顔や傾いた顔も検出するように設計した場合に顕著であるが、目の候補と口の候補の位置関係を使って顔の候補を検出するときに、誤検出された背景部分が顔の候補として多数残る。顔候補を詳しく調べる処理で誤検出を何%抑制できるかは、顔候補を詳しく調べる処理のアルゴリズムと閾値に依存して変化し、顔の候補として誤検出される背景部分は少ない方が望ましいだけでなく、多くのアルゴリズムでは計算量が急激に増大してしまう。
【0011】また、従来方式では、ヒゲが口にかかった顔を検出しようとしても、ヒゲと口を分離できずに検出もれになる場合があるという課題を有していた。
【0012】本発明は、目や口の動きを含む顔の表情やヒゲの有無による顔の変動に強く、少ない計算量で、人物の顔の領域などの情報を検出する人物の顔の検出装置を提供することを目的とする。

案外、アルゴリズムはこの程度で測定、解析デバイスが高密度化しただけかもしれません。

昨日のワールドサテライトニュースでもやってましたが、通常のユーザーには、携帯電話についてカメラでも十分で、それほど高性能のもは必要ないわけですよね。だから、半年~1年前の型落ちが人気だそうです。デジカメに限らず、ほかの家電製品でも。

先の製品のさらなる追加機能

今回から、シーンモードに赤ちゃんやペットの名前を入力できるタイトル編集機能が加わった。タイトルは、ひらがな、カタカナ、アルファベットの3つから選んで、液晶画面に表示されるソフト・キーボードで入力する。入力した文字や撮影日などを写真に焼き込んでプリントすることもできる。

デジカメの未来は、コンピュータ付カメラですね。(^^;)

やっぱり家族もち、子供がいないとデジカメあってもねえ、って気がします。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 26, 2007

見える人には見える表示装置

日経7月20日の記事『目を動かした人に映像』
Nttled
NTTコミュニケーション科学基礎研究所は目を動かした人だけにカラーの映像を表示する装置を試作した。発光ダイオードを縦一列に並べ、眼球を左右にうごかす僅かな時間に、網膜に文字や絵の残像を映し込めるよう明滅を繰り返す。
と書いてあるんだが、よくわからない。「視聴者が気付かないほどの短時間の映像で潜在的な意識を植え付けるサブリミナル効果とは異なる」と書いてあるが、どのような状況か理解できないし、どういうシステムなんだか。

日経の独自取材なのか、ネットには流れておらず、NTTからも関連ニュースリリースは出ていないようだ。

で、ぐぐってみたら、この特許公開公報が当たった。

特開2006-309291号
【発明の名称】瞳孔検出に基づくポインティング装置及び方法
【出願日】平成17年4月26日
【出願人】国立大学法人静岡大学
2006309291
【要約】
課題:瞳孔座標検出によるポインタ位置制御において、視点とポインタ位置とのずれを解消すること。
解決手段:一定時間の閉眼によりトリガーされ、特定時間の間、操作者の瞳孔座標を検出する。この間の瞳孔の移動範囲を画面上のポインタの移動範囲と対応づけてゲインを設定する。次に、画面端部において瞳孔位置から求めたカーソル位置が画面外に相当する場合であってもカーソルの移動を画面内に留めることにより零点を設定する。これにより操作者の注目点である顔の正面あるいは視点に対してカーソル(ポインタ)を表示できる。

う~ん、これだと視線(瞳孔)を捉えるだけだから従来技術か。NTTのはそれをLEDパネルに反映させるということなのかな。

まあ、そのうち詳しい発表が成されるでしょう。

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JosephYoikoさんにご教示いただきました。サッケード(サッカード)に使用するもののようです。
・特開2003-255861 眼球運動を利用した情報提示装置及び情報提示方法
・特開2002-175025 眼球運動を利用した情報提示装置及び情報提示方法

新聞技術報道の限界ですな。でも、情報が流れるだけでもありがたいです。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 25, 2007

気に入らない言葉

脊髄反射と予定調和である。
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アマサイさんの記事に脊髄反射してしまいましたぁ~

って、どういう日本語だよ、と思ったら結構使われている。

でも、即座に反応しちゃいましたぁ~
っていう意味だろうが。医学用語みたいの使う方がかっこよく聞こえるのかな。

大辞林 第二版 (三省堂)
せきずい-はんしゃ 【脊髄反射】
脊髄が中枢となって起こる、最も単純な反射の総称。例えば膝蓋腱(しつがいけん)反射、アキレス腱反射、発汗反射など。

全然脊髄と関係ないと思うがな。

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小池百合子大臣が『笑っていいとも』に出たとき、
タモリが「はい、時間です」、観客が「えっ~」、
「あはは、予定調和だ」とおっしゃった。

大辞林 第二版 (三省堂)
よてい-ちょうわ ―てう― 【予定調和】
〔哲〕〔(フランス) harmonie prtablie〕ライプニッツの説で、単純で相互独立的なモナドの合成体である世界は神の意志によってあらかじめ調和すべく定められているのだという考え。

まあ、これは許せる範囲か。それにしたって、打ち合わせ通りですね、いつも通りですね、って意味だよな。

ささいなことに難しい言葉を使っておちゃらける、ってならいいけれど、
つまんないことに過剰な意味を持たせるように使われているように思う。

やっぱり気に入らないな。

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付け加えると前も書いたように「○ニーの遺伝子」という使い方もダメである。創立の精神とか独創の思想とか言えばいいものを、何か特殊な高貴なものを語っているようにみせている。アホである。結局、一代で受け継がれることなく絶えてしまったということだ。

さっきまで、ココログのメインテナンスだったみたいですね。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 24, 2007

書談:レイ・カーツワイル著『加速するテクノロジー』

Raykurzweil『加速するテクノロジー NHK未来への提言』
著者:レイ・カーツワイル/徳田英幸
価格 : ¥998 (本体 : ¥950)
出版 : 日本放送出版協会
発行 : 2007.5
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実質80ページくらいなので、たらたら読んでも往復通勤時間、2,3日で読めてしまう。一流のテクノロジストの思想がそれでわかってしまうのだからお得である。

高校生のときにシンセサイザもどきを発表してから、OCR、画像スキャナー、音声変換装置など、あれもこれもかい!驚くほど多くの発明をし、技術の未来をも予測する未来学者である。ムーアの法則に匹敵するものをいくつも提唱しているのに、日本ではあんまり名前を聞かなかったような気がする。

ある意味かなりいっちゃってるオジサンだからかなあ。

ナノテクや遺伝子工学を使って、人体機能の一部を機械に担わせ、加齢などおそれるに足りない、とおっしゃている。跳躍力を伸ばすために足に機械いれちゃうのかい?

以下の引用はITmedia「『スピリチュアルマシンの時代』のカーツワイル氏に聞くナノテクの未来」より

20年間自分の体の生化学の再編を進めてきました。5年前からグロスマン博士と共同作業を行うようになり、より徹底的にやっています。私は毎日約250種類のサプリメントを飲み、毎週点滴治療を受けています。40歳のときに受けた生物学的老化度判定テストでは、38歳くらいと判定されました。56歳の今、広範囲な生物学的老化度判定テストを受けたところ、私の生物学的年齢は40歳という結果が出ました。つまり、過去16年間、あまり年を取っていないということです。

20年後のナノテクノロジーのキラーアプリケーションは、ナノボットです。ナノボットは、人間の体と脳の内部で病原体とがん細胞を破壊し、DNAエラーを修理し、毒素や壊死組織片を破壊することにより、または、老化作用を逆転させることにより、根本的な延命を実現するでしょう。ナノボットは、人間の血流中を移動できるほど小さなコンピュータベースのロボットです。

本書では、徳田氏が「機械を体内に入れるのは抵抗がある人が多いのではないか」という問いをしている。カールワイルにとっては何十回と聞かれた質問であるらしく「受け入れない人もいるだろうが、それは少数になるだろう。そうしなければ生きていけないとなったら抵抗する人はいない。また、そんなことをしたら人間とは言えないではないか、というなら、人工臓器や義足を使っている人は人間ではないのだろうか、そんなわけない」と一気に述べている。

臨界点というものが存在する。健常者であってもコンタクトレンズを入れるのに抵抗感を感じる人はほとんどない。しかし、視力の性能を上げるためにCCDカメラのようなものを挿入するようになるだろうか。

これは、あまり適切な例えとは言えなかった。運動選手が肺活量を上げるためにナノテクポンプを内蔵するだろうか。カーツワイルによれば、それはイエスなのだろう。たぶん、「CCDカメラのようなもの」もOKなんだと思う。

やはり、身体論が日本人とアングロサクソンでは違うんじゃないだろうか。アングロサクソンでくくるのも問題あるだろうが、化粧を変えるみたいに顔の整形を頻繁に行う日本人に多いとは思えない。もちろん、身体論なんて、もわっとした思想はなにかの拍子で簡単に変わるだろう。日本人はその生来に思想から脳死は認めないと言われていたが、これはほぼ受け入れられるに至っている(この場合、当初の前提に無理があったと思うが)。

しかし、カーツワイルの考える未来は、彼の予言通り数十年のスパンで実現はされないと思う。機械内蔵人間と素のまま?の人間との壁は、一見したよりも、厚く高いものだと思う。

理系に属する人もそうでない人もみんな読むべし。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 23, 2007

解決不能な「特許V標準化」問題

QUALCOMMに見る「標準化と特許」2007/07/19

「しょうがないよ。賢い会社なんだから」――。

携帯電話やモバイルWiMAXなど,移動体通信の標準化に関する取材を進めていると,必ずと言っていいほど話題に上るのが,米QUALCOMM,Inc.の動向です。「A社がQUALCOMM社に買収された」とか,「あの人,QUALCOMMに転職したの?」とか,あるいは「ついにQUALCOMMが特許を主張し始めた」などです。

QUALCOMM社の動向に注目が集まる一つの理由に,強い特許があります。同社は移動体通信サービスの基盤技術となっているCDMA(code division multiple access)に関連する特許を多数保有し,それを基にした,端末メーカーに対する特許ライセンス・ビジネスを事業の中核に据えています。CDMAを含む特許は申請中を含め,米国だけで6000件以上に達し,全世界で3万5000件を超えました。「特許ロイヤルティーの割合は,端末価格の5%以下」(QUALCOMM社)ですが,このほか携帯電話機用チップセットでも高いシェアを持っていることから,端末メーカーによっては,かなりの金額をQUALCOMM社に納めているところもあります。

国政、産業界がプロパテントを支持している以上、これ(*)は避けられないことです。
* 基幹特許を持つ者がスタンダードになる、または作る、ということ。
無線通信には特許プールを考える向きもあるがQUALCOMM社は参加するつもりはないとのこと(日経エレクトロニクス7/16日号)。そりゃ、そうです。苦労して、発明して、優良特許を保有する会社を買収してきたのは何のためか。そういう企業には特許プールなだというものはナマケモノの寄り合いみたいなものんでしょうね。アマサイも特許プールが馴染む業界はなかなかないのではないかと思っています。自社で努力しなくても、標準ができれば、プールしている団体に規定代金払って商売すれば安全にできます。米国の特許管理会社のMPEG LA LLC(1996年設立)のMPEG2は特許プールの成功例でと言われていますが、どうなんでしょうね。でも、そこに愛はあるのかい?じゃ、なくて、そこにイノベーションはあるかい?

日本のVHS対ベータの戦いのように、裏取り取引やだまし合いで決定してしまう標準規格よりも特許戦争で白黒つけるほうがましだと思います。

米国ではそんなことないんだろうけど、日本では、また、開発部長や営業部長、責任はあるけど権限のない人、が首くくることになりますよ。

みんなプロパテントにも大きなリスクがあるってわかってないんだなあ。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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日曜大工?

日曜大工?
写真でわかるでしょうか?スチールハンガーです。組み立て式のやつ。恐ろしく面倒でした。止め金とかがたくさんあって。女所帯になにやらすねんとムカつきながら作りました。建築でさえなんたら工法という簡易なものがあるのだから、ぱこんぱこんとブロックを組み立てる具合にいかないのでしょうか。

もっとも、以前のは、接合部材がプラスチックで簡単だったのですが、半年も経たないうちに歪み始め、補強作業もむなしく、先日崩壊しました。過剰なぶら下げも問題だったでしょうが。

これでやっと部屋が片付きますます。

こういうときには男手が。もっとも亡き父はぶきっちょだったので、私がやった方がうまくいくはずですが。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 20, 2007

『篤姫』は使ってはいかん?

こりゃ、知らんかったわ。
NHK関連会社「篤姫」商標を独占
Atuhime

2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」に絡み、NHK関連会社のNHKエンタープライズ(東京)がドラマ発表直前に「篤姫」の商標を申請、登録されていたことが分かった。「篤姫」の名がついた商品を販売したい企業の多くは、同社に使用料を払って許可を受ける必要がある。同社は「タイトルが無秩序に使われるのを防ぎ、地元に公平に使ってもらうため」と説明するが、鹿児島県内の企業からは「NHK側が独占するのはおかしい」と疑問の声も上がっている。

商標というのは登録すれば、全商品に権利が及ぶわけじゃなくて、細かい分類になされており、そのカテゴリで取得するのである。で、検索したら、酒とかジュースとかお菓子とか事務用品とかめちゃくちゃたくさんとっとるがな。
( ̄▽ ̄;)

こりゃ批判されてもしかたないな。

同社によると、過去のNHK大河ドラマや連続テレビ小説などの題名でも同様に商標登録してきた。現在放送中の「風林火山」は「大河ドラマ風林火山」で登録済みだという。

同社は「タイトルが無秩序、不適切に使われ、大河ドラマ自体のイメージが損なわれることを防ぎたい」と説明。使用を希望する鹿児島の業者向けの説明会を近く開く、としている。

そうやな、「風林火山」なんかは山梨県の特産物に昔から名付けられているだろうな。

確かに番組イメージがあるし、1年にも渡って放送されるのに無防備ではいかんな。

でも、県の産業組合に初めから話通しておいた方が摩擦が少なかったんとちゃうか?話し合いで済むことなのに、法的手段を先行させるってよくないなあ。

えぬえちけーまた評判おとしまっせ。

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July 19, 2007

書談:大和和紀『レディーミツコ』

Seishounagon知る人ぞ知る、大和和紀先生の初期の名作である。昨日買ったこの本に付随していたのを読んだ。表題の未収録作品もおもしろかったのだが、『レディーミツコ』がこんな卓越した作品だとは思わなかった。もちろん講談社KCでも読んでいる。

クーデンホーフ光子(旧名:青山ミツ(あおやま みつ)は明治期にオーストリア・ハンガリー帝国の貴族、ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギーに嫁いで、彼なき後は、彼の地の領主として辣腕を振るう。本書によれば、公使して来日していたカレルギー伯が馬で散策中、ミツコの父の骨董屋の前で落馬し、ミツコに介抱されたのが出会いらしい。原作があるので、ほぼ事実であろう。怪我で介抱って、少女マンガの王道(^_^;)カレルギー伯は伊集院少尉だし。恋におちた二人は、家庭を設け子供も生まれ、日本で暮らし始めるが、伯爵の父が亡くなったの機に母国に帰る。そこでは、東洋人を領主の妻としてまったく認めない激しい攻撃をうける。ミツコは天性の聡明さと気丈夫さ、そして伯爵の愛によって数々の苦難を乗り越える。しかし、彼は若死にする。7人の子供を抱えたミツコに新たなる試練が待ち受ける。

明治の女性はなんと強いことか、なんて、安っぽいエッセイなんかに書かれているけれど、ミツコはその代表選手である。彼女の生き方に感銘を受けない人はいないだろう。でも、そういう女性ってどうして、人生が少女マンガなんだろうな。うらやましい(^_^;)

ミツコのあまりにも強い生き方に子供たちは一時期反発する。ミツコも自分の考えを理解しない子供たちに冷たい態度をとる。しかし、子供たちはすべてミツコの意志、生き方を習い、自分らしい人生を模索していたのであった。次男のリヒャルトは『パン・ヨーロッパ』という現在のEUの基礎となる思想を築いた。これも東洋人の母に育てられなかったら発想できないことであろうと語っているそうだ。ミツコは「欧州連盟の母」とも呼ばれている。

なんか、日本女性はみんなミツコのような素質を持っているんじゃないかとふと思った。

表題のラブコメもおもしろいので、みなさん是非お読みください。

今トレンドなのは『ベビーシッターギン』ですね。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 18, 2007

ディベート甲子園2007

長らくディベートのことは書いていないんだが、一応看板に「ディベート」も記しているので何か書かなくてはなるまい。

16日は教室ディベート関東甲信越大会であった。
アマサイもジャッジの一人として参加し、4試合の判定を下した。
ああ、ジャッジは毎試合5人いるでの。1/5の判定じゃ。
最後は高校生の決勝戦の勝敗決定に参加した。
ちなみに今期の論題は、
高校: 「日本は18歳以上の国民に選挙権・被選挙権を認めるべきである。是か非か」
* 公職選挙法で定めるすべての選挙を対象とする。
である。

全国大会を控えているので、どこがどういう議論を出したかを明示するのはまずい気がするので、この論題でよく聞く議論に対してコメントしたいと思う。
※ナンバリングは単なる便宜上。

1)高年齢層ほど投票率が高く、20代の若者の多くが政治に無関心。若者の意見が投票行動に反映されない。
 だから、18、19に選挙権・被選挙権を、という議論である。
 若者に得になる政策とはなんだろう。17歳以下ではなく、18,19に固有な政策とは?被選挙権年齢制限から外れていた24歳以下の候補は、若者に需要に応える政策を打ち出せるのだろうか。そもそも、人は同年齢というだけで、投票するものなのだろうか。

2)幅広い年齢層の政治参加が望まれる。
 だとしたら、下限はなぜ18歳なのか。中学生ぐらいにまで投票させてもいいんじゃないか?(論題がそうだからではいけません。何かもう少し明らかな根拠を見いださないと)18歳(高卒)は現在でも大人とみなされる、っていう事象を集めるといいかもしんない。

3)政治が悪くなる。
 若者はエエ加減だから、十代が増えるとさらに政治が悪い方向にいく。なんとなく、納得できそうですが、300万人、有権者が増えたからと言って、白を黒にできるか、ってのが問題。そこは、政策レベルでは変わらないが、僅差で当落が決定することも多くあるので、十分影響はもたらす、という資料を使っていたところがありました。でも、それ立論で言って満足しちゃいかんな。第1、第2反駁でひっぱりきらないと(まあ、これはどの論点でも同じです)。

まだ、経験が浅い、と言ってしまえばそれまでだけれど、反駁がどのチームも薄かったです。立論の議論をつつかれるのは前もってわかっているはず。こういわれたら、こう言う、ってことは、立論ができた時点で対策できる。相手のメリット/デメリットは、資料を用いなくても反駁できるじゃん、って思うことが多々ありました。

地区大会を突破したみなさんなら、どのチームも優勝の可能性はあります。残りの二週間強、論点を洗い直して、みんなで反駁の研究をしたらいかがでしょうか。
教室ディベート北海道支部、岡山さんの作られた「反駁ノート」を今一度、読んで、その事例を今回の論題に当てはめるというのも一考かと。
http://www13.big.or.jp/%7Eyokayama/debate/
の「実践報告、研究論文のページ」
7. 反駁の方法

立論の欠陥を指摘されたチームは、その補正もしないといけないですね。

がんばってください。

具体例を挙げないで抽象化してコメントするのはちょっと無理があったな。⇒「ディベートタウン」のセンセ方のページを見て研究してみてください。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 17, 2007

本郷とか、駒場とか

Nancyfuhirosik
昨日のカンブリア宮殿、東大総長の小宮山宏さんが出ていた。東大総長、そもそも歴代の人もあまり見たことないんだが、結構まともな人だと思った。学者人生には変わりないが、エンジニアリングマインドを持っているからかなあ、と思った。
※図はナンシー小関ソフトで作りました。

同じ総長でもこの人はお馬鹿さんです。学者としては優秀なのかもしれませんが、自分の専門以外のことは、飲み屋でのぐだまきです。

番組で出た世界大学ランキングで東大は16位だそうです(NewsWeekに載ったやつ)。結構高ランキングですね。私の記憶しているのは、これです。100位以下では計測方法うんぬんは言えませんが、十位代ならいいんじゃないでしょうか。
しかも、唯一非アングロサクソン圏の上位保持校だそうです。
知財はねえ、がんばってます、あそこは。
なりふりかまっていません。とにかく金、です。これ以上は言及できない。
(^_^;)

こんなの気にしないで、いっそ、世界大学ランキング、日本で作ったら?と思いますね。

まあ、そりゃ、どうでもいいや。

小宮山さんの言葉で一番気に入ったのは、
環境学サークルの学生から、調査領域を広げるか、専門性を高めるかで悩んでいる、どうすればいいかという問いに対して、

「いろいろ言及する批評家はいくらでもいる。そんなのものは意味はない。そんな中途半端だったら、たこつぼに入っていた方がまだましだ」
というお答え。

ただの馬鹿より専門馬鹿の方がまし、ということですね。

学長とか学部長が専門馬鹿では困りますが、近年、専門家、それ一筋の人をないがしろにしているような気がします。

こういう当たり前のことを言える人は偉いと思います。

ところで、小宮山さんの名前を検索していたら、東大広報部のページにあたり、

『東大生はなぜ「一応、東大です」と言うのか?』の著者のページにあたりました。

そうですね、なぜ、一応って言うんでしょう(^^;)。
まあ、アマサイは関係ないんでどうだっていいですが。

ここは、総長も卒業生も在学生もフラットに掲載されているのがいいですね。さらに、学内の靴屋さんとか、東大受験参考書を書いている人も並列に載せているのもおもしろいです。

東大だけでなく京大、阪大、早稲田、慶応も世界に名がとどろくよう、がんばってください。

でも、中小企業に金だけ出させる知財戦略は止めなさい。

アマサイは弱小私大出身なんで別段。。。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 16, 2007

書談『基礎バイオ英語』『バイオ英語』

書談『基礎バイオ英語』『バイオ英語』
書談『基礎バイオ英語』『バイオ英語』
なんだか、忙しい、疲れる、忙しい、疲れるの繰り返しの連休であった。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
バイオの英語教科書はないものかと何気にぐぐったらでてきた。バイオ技術者認定試験なるもののテキストである。英語が必修科目とはさすがである。

基礎編は科学の基本事項、数字とか実験用具なんかが半分くらいで説明してあって、後半は、生化学、遺伝子工学、細胞工学に関する英文が、1つ2パラグラフぐらい、10数個解説している。こんな具合。
Kisobaiobun

応用編(『バイオ英語』の方)は全部この形式である。
目次
1.細胞生物学
 1.1 細胞とは
 1.2 タンパク質とは
 1.3 糖質とは
 1.4 遺伝を担う分子―DNAとRNA
 1.5 タンパク質の機能
 1.6 酵素反応
 1.7 エネルギー代謝
2.生体の恒常性
 2.1 神経による調節システム
 2.2 ホルモンによる調節システム
 2.3 免疫システム
3.遺伝子操作に関する表現
 3.1 遺伝子とその発現
 3.2 遺伝子組み換えに用いられる素材
 3.3 DNAのクローン化
 3.4 DNAの解析技術
4.細胞工学に関する表現
 4.1 微生物の培養
 4.2 動物細胞の分離と培養
 4.3 植物細胞の培養
 4.4 細胞融合とモノクローナル抗体
 4.5 培養細胞における遺伝子組換え操作
 4.6 多細胞生物個体における組換えDNA

でも、なぜ全部大判=A4の大きさなのかわからんが。モバイルに不便ではないか。

内容はアマサイ所望のものである。物理記事ならスラスラと、ではないが、おおよその当たりはつけられる。
生物科学記事は単語をひいて訳語が出てきても、背景が分からんと分からんのである。当たり前。

本書があればかなり網羅できる範囲が広まるであろう、
ことを期待して。

各方面返事しないですまん。明日から復活します。
( ̄▽ ̄)v

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July 13, 2007

加速器でガン治療だそうです

日経7月9日の科学欄にこげな記事がありました。

中 性 子 線 で が ん 治 療 小型加速器を試運転

京都大学や日立製作所などは、放射線の一種である中性子線を発生させてがん治療に利用す る小型中性子加速器の試験運転を十月にも始める。中性子線によるがん治療は副作用が少なく、脳腫瘍(しゅよう)や頭頸(とうけい)部のがんなど重症患者の治療法として期待されている が、現在は原子炉で中性子線を発生させている。新型加速器は小型で病院に設置しやすい。安全性などを確認し臨床研究を始める。

Figgantiryoうひゃ~、加速器なんか室内に持ち込めるんかぁ~、加速器というと筑波とかにある直径○kmのを思い出す、そもそも、加速器ちゅーのは、素粒子物理学の研究のため、という先入観があったのであるがぁ~。

結構以前からやられているそうです。

ホウ素中性子捕捉療法(BNCT) 正常な体の組織に傷害を与えずがん細胞を狙い撃ちする次世代のがん放射線療法。患者にホウ素化合物を注射してから、中性子線を患部に照射するとホウ素から別の放射線が発生しがん細胞を攻撃する。臨床研究段階で、二〇〇六年度は国内で主に脳腫瘍(しゅよう)や頭頸(とうけい)部がん、皮膚がんなどの患者約百人を対象に実施された。現在は筑波大学など八機関が日本原子力研究開発機構の研究炉(茨城県東海村)で実施している。

しらんかった。日経は勉強になるなあ、某理系白書なんかよりずっとずっと。

加速器は、放射線の一種である陽子線を加速してエネルギーを高め、ベリリウムと呼ばれる物質に当てて中性子線を発生させる。加速器が小さいとエネルギーを高められず、治療に必要な中性子線が得られなかった。

森教授らはベリリウムに衝突して失われたエネルギーを回復させたり、陽子線を冷却してエネルギーの拡散を抑えたりする方法を考案。治療に利用可能な中性子線を発生できる直径五メートルのリング状加速器を開発した。付属の設備を含めても百平方メートルの部屋に収まる。

そうであるな、放射線治療の一種だと思えば、別段不思議はない。

物理学は怖くないよ~、人間の生活に役に立つんだよ~と力説したい。

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July 12, 2007

今日のマンガーズ?

Rclothsekateri一昨日はなんだか疲れてしまって、活字を追うのがいやになった。映画は今から行けないし、DVD買うのもめんどくさいし、お手頃に漫画にするか。

アマサイは漫画は好きだが、マンガーズじゃないので、いざというとき読むものがきまらない。とむ影さんやまいねさんお勧めの『大きくかぶりをふって』を手に取ったが、うにゃー1巻とったら次々と買わねばならんな。

文庫仕様の棚に向かい『女帝エカテリーナ』を買った。なんだかお得な気がしたので。

ふぎゃー、活字が多い、小説より字がちっこくて密だ。って買ったときにわかるだろう、ふつう。視神経がどんよりしているので、ちかちかする感じ、こりゃだめだ、と駅構内の本屋に入って『Real Clothes』を入手。最近発売した2巻しかない。さっきの本屋には1巻からあったのに、ぶつぶつ。

デパートの婦人服売り場に勤める20代の女性が主人公。写真のカバーはその上司でカリスマ店員、女帝?といったところ。

うひゃ~、27、8歳ってこんなにうざいのか。上司にも「あなたの年って中途半端よね」なんて言われてる。そうだなあ、32歳ぐらいまで中途半端だろうな。アマサイもそうだったような気がする。

槇村さとるの描く主人公は、いつも明るい前向きガシガシと生きていく女性だ。○歳のおっきいおねえさんには暑苦しいなあ(^^;)。槇村作品はほとんど読んでいるが、今は、体調に合わないみたい。まあ、でも気分転換になりました。

無責任な激励は本人のためにならないと思うけどな。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 11, 2007

超伝導素子、量子コンピュータへの道付け

雑音のない素子で原子を安定に閉じ込めることに成功
-電源不要の新型アトムチップ、量子コンピュータ開発に新たな道-

 日本電信電話株式会社(NTT)と、独立行政法人科学技術振興機構(JST)は、真空中の原子を固体表面近くに捕捉することができる新型の素子、超伝導永久電流アトムチップを開発し、原子を安定に捕捉できることを実証しました。
 NTTの物性科学基礎研究所(NTTの研究所)とJSTが開発した超伝導永久電流アトムチップは、チップ表面に作られた超伝導体の閉回路を流れる永久電流により磁場を発生させるため、外部電源を必要とせず、原理的にまったく雑音が発生しないことから、従来のアトムチップで課題となっていた電源や熱による雑音の問題を根本的に解決し、原子一つ一つを制御する技術へとつながるものと考えられます。さらに、この技術によって原子を思いのままに配列することが可能となれば、原子を量子ビットに用いた量子コンピュータの実現に新たな道が開かれるものと期待されます。
アトムチップは、エレクトロニクスの技術によって原子の動きを制御する素子で、それによって真空中の原子が持つ量子ビットとしての優れた特性を引き出すことが可能になるものと期待されています。その原理は、素子表面に作りつけた微小な回路に電流を流し、その電流が発生する磁場によって原子を捕まえるというものです。
 今回私たちは、電源を必要とせず、かつ原理的に全く雑音が無い新型のアトムチップを開発し、そのような素子を用いて実際に原子を安定的に捕捉することができることを世界で初めて実証しました。

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相変わらず、ここまで専門性が高いと、そうか、すごいな、としか感想のないアマサイである(どれくらいすごいかわからん)。超伝導の一般書を読んでもう少し勉強してみたい。

日経にはもうすこしやさしくまとめてありました。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 10, 2007

模型屋さん

Joeworks写真はアマサイの近所の模型屋さん。表示どおり閉店する。

アマサイが中学生のころにはすでにあった。いつからあるのか記憶にないが、長い、長い間である。別にアマサイは模型好きではない。というか興味はあったが、どうせ買ってもらえないと思うと意図的に遠ざける機能が働く。

模型というか、リモコン飛行機はほしかった。おいてあったと思う。またキャラクタのフィギアなんかも飾ってあったからウインドウをみてる分には飽きませんでしたね。よく友達と待ち合わせ場所にしました。

大学に入ったと同時に労働者にもなったアマサイは、妹と弟に初月給でプレゼントをした。弟にはこの模型屋で結構高い品を買ってあげた。あんまり喜んでなかったな。母に聞くと、帆船より自動車の方がよかったみたいよ、と言われた。くぅ~、大人が作るプラモと言ったら帆船に決まっているではないか。いや、弟はそのときまだ幼かったな。

という、うっすらと思い出があるお店である。

この店が入っているビルはあまり変化がないのだが、長いスパンでは入れ替わっていることに気づいた。

昔から知っているとこがなくなるのはやっぱり寂しい。

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July 09, 2007

書談:よしながふみ『フラワーオブライフ』

書談:よしながふみ『フラワーオブライフ』
よしながふみなのに、♂同士の絡みがない!素晴らしい!♂♀の絡みもないわけですが。

意外や意外、普通のハイスクールライフ物語ですよ。今どきの。えっ、今どきではないかもしれない。自身の学校時代を男子高校生にして、語っているのかもしれんな。

主人公は、白血病を克服して復学して必要以上に明るい青年。この病歴がどこで効いてくるのかと思ったら、タイトル、そもそものテーマだったのね。

最終章は「よしながふみってうまいわぁ」ととむ影さんと同じ感想をもらすのであります。

そう言えば、よしながさんて、キャラクタークリエイターでもあるのね、本書で気づいました。

書店での分類が分類ですから恥ずかしい人はネットで注文して下さい。

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July 06, 2007

ニコン:投影型露光装置

世のお父さんたちは、現在連載中の『私の履歴書』@日経を食い入るように読んでらっしゃるんしょうなあ。なにせ、長島茂雄さんですからな。

アマサイは、前回までやっていた、ニコン相談役・吉田庄一郎さんの方が興味深かったです。光エレクトロニクスの黎明、デジタルカメラの出現、特許訴訟、とアマサイの心中にフォーカスするネタが多かったです。

ステッパの開発物語が特におもしろかったです。
引用は日経じゃないですが、
ナノネットインタビュー

70年代初め、ニコンはそれらの技術を土台に半導体向けマスク座標測定機を開発、0.1マイクロメートル単位での測定を世界で初めて可能にする。「それまでは、特殊なルーリング・エンジンや天体望遠鏡しかやっていなかったので、これで初めてリピートオーダーをいただけるようになりました。それで、これは何とか会社に寄与できるんじゃないかと、だんだん半導体の世界に入り込んでいったんです」。当時は、ウェーハ上にマスクを載せて露光するコンタクト・プリントが行われていた。だが、解像度を追求していけば、マスクパターンをレンズで縮小して焼き付ける必要が出てくる。そして、ニコンの持つ座標測定機の技術と高解像力レンズを利用すれば、高精度でウェーハを移動しながら縮小した回路を焼き付けられるはず。
ステッパ
縮小投影型露光装置。微細な電子回路パターンをウエハ上に焼き付けるための装置で、半導体製造工程の中核をなす。回路原版の像を縮小投影レンズによってウエハ上に縮小投影露光をする。一定間隔で逐次移動をするステージでウエハを移動し、回路像をウエハの端から1チップ分ずつ繰り返し露光することから、ステップアンドリピート方式と呼ばれ、一般的にはステッパとの呼称となった。
「ステッパの場合は、水のある狭い空間にセンサーなども入れて全部自動化しなければいけないので、設計はかなり難しいと思うんです。でも、既存技術というのは土俵際に行ってから踏ん張る力が出る。光技術による高解像度化も1マイクロメートルからサブミクロンの上の方で終わるだろうと見ていたのが、なんと一桁高まったわけですから。人間の英知というのはどこまで行くのか、底知れぬものがあるなという気がしています」。

無料データベースでは、あんまし昔のものはヒットしないので、こんなとこですかね。

【特許番号】第2590478号
【発明の名称】投影露光装置及び投影露光方法
【出願人】株式会社ニコン
【登録日】平成8年(1996)12月19日
【出願日】昭和62年(1987)6月15日

259047801 今日、超LSI等の高集積度半導体素子の製造にあたっては、投影型露光装置は不可欠の装置となっている。そして、最近の一層の高集積化に対応して、より微細なパターンをより広い領域にわたって正確に投影露光する要請が高まってきている。(中略)そこで、比較的狭い露光領域ではあるが高い解像力を有する投影レンズを用い、被露光物体としてのウエハを所定量だけ移動させて複数の露光を繰り返して画面を合成することが提案されている。即ち、大きなパターンを複数に分割してそれぞれ順に露光して感光体基板上で露光画面をつなぐことによって大きなパターンを合成するのである。これによって、高い解像力を維持しつつ、より広い露光領域を得ることが可能となる。(中略)
 本発明の目的は、微細パターンの投影露光を繰り返してより大きな画面を合成するに際し、画面の境界領域におけるパターンの接続を良好に維持し、以て高い解像力を有しつつより広い領域の投影露光を行い、大きな画面の構成を可能とする投影露光装置及び投影露光方法を提供することにある。(中略)
 上記の如き本発明の構成によれば、接続される2つのパターンの重複領域が光軸位置から等しい距離にあるため重複領域における各パターン像の歪曲収差による変形が等しくなるため、残存歪曲収差の状態に限らず、常に良好なパターンの接続が可能となる。従って、分割露光されたパターンの境界が滑らかに接続され、良好な画面合成を行うことが可能となる。

これではないと思いますが、2000年のASMリソグラフィー社とのステッパー特許訴訟、もっと知りたいですね。こいつは自分で調べてみますか。

某トンデモさんの悪行記(批判しているということ)のページにアマサイブログの記事がリンクされている模様。あまり愉快ではないが、資料として使われているなら仕方ないか。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 05, 2007

画面見ないで打てないです。

SEなら、もちろん、ブラインドタッチだよね?@きたみりゅうじ/Tech総研

お話ししたことのありましたかな?アマサイはブラインドタッチができないことを。
そんなこと自慢してどうする!( ̄▽ ̄;)

これには、正当めいた理由がありましてな。
アマサイは、技術職の現場でそれに関わる事務、みたいなのが、キャリアのスタートなのですたい(それこそ、自慢にはならないんで、何とは申しませんが)。

まあ、何れはその技術職に移行しようと思っていて、事務職で使い倒されるのはいやだったのです(ちょっとオーバー)。ブラインドタッチでババッと打ってしまうと重宝がられて、ああ、タイプはアマサイさんにまかせましょう、となることを恐れていたのです。そうするとメインの仕事を任せてもらえなくなってしまうでしょう、と考えていたのです。

まあ、これは半分合っていて、半分違っていたんですが。

まだ、電子(テキスト)ファイルが氾濫してなかったころ(ほんの十年前です)は、A4の2,3枚の文書は自分で打っちゃった方が早いですし、勉強にもなります。そういう雑務(タイピストのみなさん、ごめんなさいね)はちゃっちゃと済ませて、もっと本質的な仕事をする時間があくわけですから、効率的ではあります。

まあね、タイピングを覚えるのが面倒くさくて、おいらはタイピストになるために、ここにきたんじゃないわい、と若干思い違いをしていました。

今は、考える速度で文書作成できればいいだけなんで、ブラインドタッチねえ、高速になれば便利だわな、というとこに落ち着いています。

アマサイの学生のころは、キーをカナで覚えるかローマ字入力かで、論争?していたくらいですから、はあ、時の流れを感じますなあ。

この漫画に出てくるような、キーボードの神様のような方はもちろん尊敬しております、はい。

高校生のころは英文タイプの必修クラブにいたはずですが。。。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 04, 2007

あの人たちの脳はどうなんでしょう。

脳内メーカー
流行もんが好きなアマサイ、やってみました。

01
なんだか、否定できない。特にHと悪の多さ。



02
この名前で文筆活動はしない方がいいかもしれない。



03
酒は飲まない、飲めない人なんだが、実は潜在的に好きということか。




---------------
・大臣の失言でいつも思うのは、お家とお外の区別つかないほどもうろくしているということだ。欲ボケであるな。

・田中真紀子は毎回コメントを求められるいろもの扱いである。しかも、そのコメントが毎回ピンぼけ。

・結局よりシンパが閣僚になって安部晋三にはよかったんじゃないか。時期は著しく悪いけれど。

年金問題なんか争点に成り得ないと思うが。投票するに値する野党があるなら教えてほしいもんだ。【押す】
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July 03, 2007

イノベーション、野口悠紀雄氏の講演

昨日はここ野口悠紀雄さんの講演を聴きに行ってきました。一応仕事です。

●知的財産を守る大切さをエリー・ホイットニー(Eli Whitney)を例に
 ホイットニーは、18世紀の発明家で紡績機械(綿繰り機)が代表的な発明である。彼は本発明の特許をとっているにも関わらず、あちこちの工場で同じ機械が使われ、彼の人生の多くの時間がその特許侵害調査に使われた。そんなことに煩わされなければもっと多くの発明ができただろうに。

●百科事典の行く末
 ブリタニカ百科事典は有能な頭脳を統合して作られた人類の遺産ともいうべきものである。それが、MicroSoft社がエンカルタという二流の百科事典をCD-ROMで電子化したというだけで、一気に経営危機に追い込まれた。しかし、そのエンカルタもWikipediaというネット無料百科事典の出現で需要は低くなった。

●広告をつけるというビジネスモデル
 昔ラジオの役目は電話が果たしていた。相手がわかるので料金が取れる。無線は不特定多数に配信されるので、ビジネスにならないと考えられていた。そこで、番組の合間、合間に広告を流すという手法である。これでその後のラジオ(そもそもradioは無線のことなのだが)放送が成立した。このビジネスモデルはテレビ、現在の検索エンジンに受け継がれた。

●勝ち組になれない製造業?
 企業の一人当たりの時価総額は、グーグルやヤフーと、電機・自動車などの製造業に比べると100倍近い差がある。これが、せいぜい、5,6倍なら統計の取り方の違いとも疑えるが、3桁ともなると動かしがたい客観性ある数字ということになる。これが、個人の給料格差に反映し、国別のGNP比も構成している。

なんて感じの話でした。どれも野口さんの本に書かれていることでしょう。エリー・ホイットニーのことはアダム・スミスの『国富論』に載っているらしいですね。「E・ホイットニーを知っている人も知らない人もいらっしゃるでしょうが」と前置きをされたのはそういうことですね。経済の学徒には既知の事例なのでしょう。経済学部の人間が全て『国富論』を読んでいるとは思えませんが。

今現在、知の所有権は保護されていないと野口さんは少々お怒りです。自分は書物を書いて、あるいは、大学での講義、一般講演会で収入を得ている。そういう古典的な媒体は非常に危うい状況である。例えば、本のタイトルとか表紙は、書物にとって非常に大切だと思われるが、タイトルをまねされても文句をいう術がない。

タイトルまで知的財産保護したらエライことですが、言わんとしていることはわかります。チーズがなんたらかたら、っていう本のバッタもんが流行って問題になったことがありますね。ベストセラーの装丁を真似て分野も同じようなものだったら、不正競争に相当するでしょう。でもね、野口さんほどの有名人で肩書きも立派であれば、まねっこしても、おこぼれ程度しか得られず、本家に損害を与える度合いもたいしたことないと思いますが。
(アマサイも一応気を遣って講演の↑要約も大したこと書かないわけである)

小説以外の活字文化で収入を得る、知識を切り売りする人々には、なかなか難しい世の中であることは、認めます。

新しいビジネスモデルをうまく取り入れた企業が、生き残れると野口さんは言っています。また、今の日本の現状は日本人の新の実力に応じていない。。。その後の弁が微妙なのであるが、日本人はかならずや、今の不遇な環境を乗り越えるであろう、という結論だと思う。

でも、ものづくり日本の製造業がダメダメならば、これからどのようにしたらいいんでしょうね、ってことを少しでもご教示いただきたかったわけですが。

とは言え、時間を作って足を運ぶ価値はありました。冒頭のお偉いさんたちの挨拶には閉口しました。まあ、6つくらい後援団体がありましたから仕方ないんでしょうが。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 02, 2007

書談:竹内・藤井著『猫はカガクに恋をする?』

Nekokagaku■『猫はカガクに恋をする?』
著者 :竹内 薫/藤井 かおり
価格 : \1,470 (本体 : \1,400)
出版 : インデックス・コミュニケーションズ
発行 : 2007.6
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竹内さんに会ったんで、猫カガク本の感想、ブログにアップしますね、と報告してあげた。

「アマサイさん、いつもありがとうございます」
「いえいえ、それより先生、あの本かおりさんとの共著になってますが、役割分けはどうなっているんですか」
「いや、それは一応営業秘密なんで」
「いいじゃないですか、別にそれで損するわけじゃないし」
「だめんなんですよ」
「じゃ、ヒントだけでも、原作は先生とか、」
「教えられないものは、教えられないんんですっ!!」
とか言って、(たいして大きくない)目ん玉ひんむいて、怒り出すんだよ。別に怒鳴らなくってもいいじゃん。日頃から感情の起伏が激しいな、男の更年期なんじゃないの、あのおっさん(物理の師匠とか言ってくせに、いきなりおっさん呼ばわりをする不肖の弟子アマサイ)。

ふふふ、でもいいのだ、これで、私のこの本のする推理が当たっていることになる。

----------------
本書は、透という青年が、香鈴という台湾出身の女性と出会い、エオウィンという不思議な猫によって、過去にタイムトラベルするというお話。しかも、行く場所はなぜか、科学の大発明・大発見が起こるところばかり。そうだ!事件は現場にあるのだ!このエオウィンは『シュレディンガーの猫』でトンネル効果を起こすから、らしい。目が黄色と青の色違いなのだがいきなり緑になると時空の扉が開くのである。

そこで二人(+一匹)は、二千年前のコンピュータ・アンティキテラの設計図を持って帰ったり、動物学者・ローレンツのフラッグを失敬してきたり、『ガリレオの指』を本人に見せたり?ちょっとばかし、歴史を変えるような余計なことばかりしてくる。

二人が何かするというより、エオウィンがいろいろきっかけを作ってしまうのだが。

本書は、科学のやさしいお話、とは違うものだ。科学者にもそれぞれ人生があり、それは現代の私たちとは、かけ離れたものではない。自分の仕事が認められないときは腐るし、自分の子供はかわいいし、尊敬される父親・母親でありたい、という心情は同じである。全てに通じる人間ドラマなのである。透と香鈴の「漫才」ばかりを気にしていると、ラストシーンに通じる「符号」を見落としてしますぞ。新感触のファンタジーなのである。
-----------------------
ふふふ、それでさ、登場人物には全て自在のモデルがいるわけであるよ。腹の出たサイエンスライターは明らかに、明らかだし?台湾出身でも、暴力癖の元夫がいるわけでもないが、ヨガインストラクターはアマサイと仲良しのあの人であるし、オタッキーの健史は、知る人ぞ知る、実在の透の教え子で現役システムエンジニアのGさんなのである。

で、エオウィンは、モデルどころか、そのものが、竹内家にいるのであ~る。つまり、本書は、実際に竹内家の猫が『シュレディンガーの猫』として家人を過去のあっちゃこっちゃに連れて行っているという「旅行記」なのだよ。だから、二人の著者の役割分担などないのだ。リアルタイムトラベルを原稿に落としているだけなのだから。ふふぉふぉふぉふぉ。。。

そして、先日、アマサイは、竹内家からエオウィンを連れ出してきたのだ。ほれほれ、目の色違うではないか。これが緑色になったら、アマサイもタイムトラベルができるわけである。うーん、どこがいいかな。そうだ、ワトソンが、ロザリンドの成果を盗む現場をとっつかまえてやる。エオウィン、これを見なさい、にっくきワトソンが二重螺旋の模型を作ってご満悦のところだ。こいつの研究室に行きたい。ほれほれ、時空の扉を開けなさい。うーん、やっぱり、透と香鈴じゃないとダメのかな。呪文とかないんだっけ。うーむ。餌をやればいいのか。お前はシュレディンガーの猫なんんだろう。ほい、どうした、ほれ。。。。

「私、文章倶楽部のまなべさんに連れてこられた「にゃあちん」なんだけどな。エオウィンって名前じゃないし。お目目の色が違うのは、今ちょっと結膜炎なの。こんな家に連れられてきてほんとに迷惑。なんかわからないけど。ぷちっとな。」【押す】
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ZARD Golden Best 15th Anniversry

ZardbestZARD Golden Best 15th Anniversry

やっと入手したZARDのベストアルバム。と言っても、方々のCD屋を探して歩き回ったということではない。いつも通りかかる店になかっただけの話である。

熱烈のファンというわけではない。アマサイがカラオケでよく歌う曲を作っている人という感じである。今はカラオケ自体あんまし行かない。今までのアルバムもレンタルで借りて録音しておいた程度である。しかし、ファンには違いない。そして坂井泉水はいなくなってもらっては困る人である。

たぶん、そういう人は多いのであろう。彼女の音楽葬には美空ひばりの時に次ぐファンが弔問に出向いたという。彼女の歌が多くの幅広い年齢層に受け入れられている証拠である。15年間ほぼヒットを出し続けた人も過去にあまりいないだろう。

アマサイも行ければ行きたかったが、時間の調整がつかなかった。でも、TVを見てて別に行くこともないなと思った。ちょっとあそこにいる人たちとは気持ちが共有できない。
「負けないで」は良い曲だと思うが、これで元気づけられたことはない(アマサイの応援歌は主にB'zである)。「揺れる想い」の方が好きかな。友達の留守電にはふざけて「君がいない」のフレーズを入れて要件を言った。先のカラオケでよく歌うのは「こんなにそばに居るのに」である。今はテンポも調整できるんだろうか。CDで聞くより1.3倍くらい伴奏が速いのはなぜなんだ。「マイフレンド」と「永遠」は聴くの心地良い。

うーむ、やっぱり行かなくてよかった。回りの雰囲気に呑まれて、泣きながら「負けないで」を歌ってしまいそうである。それはあんましかっこよくない。

坂井泉水さんの冥福を心よりお祈り申し上げます。

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