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July 31, 2007

すざくが見つけたブラックホール

昨日、一般のテレビニュースでもやっていたので重要なことなのでしょう。
新型ブラックホール、衛星「すざく」が発見

巨大なドーナツ形の厚い「雲」に覆われ、これまで存在の分からなかった新しい型のブラックホールを、日本のX線天文衛星「すざく」がとらえた。観測した上田佳宏・京都大大学院准教授(X線天文学)ら京大と米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターなどの研究グループが、米専門誌「アストロフィジカルジャーナル・レターズ」8月1日号に発表する。


NASAの天文衛星「スウィフト」は、20万電子ボルトまでの高エネルギーX線を観測でき、新たに約200個の天体を見つけられた。そのうち、八分儀座の方向にあるESO005―G004(地球から8000万光年の距離)など二つを「すざく」で詳しく観測した。ブラックホールを囲む濃いガス状の分子の「雲」が巨大なドーナツ形に広がり、特別に分厚いために、ブラックホール周辺にある光や低エネルギーのX線を吸収してしまっているらしい、という。

すざく、というのはこれです。

■目的
1.X線・ガンマ線による高温プラズマの研究
・広い温度範囲にわたってさまざまなX線源をプラズマで調べること
・さまざまなX線源のプラズマのダイナミックな運動を研究する
・私たちの銀河内の超新星残骸から核ガンマ線をサーヴェイすること

2.宇宙の構造と進化を研究する
・銀河団の進化
・非常に遠方にある暗い原始天体の探索
・私たちの銀河内の超新星残骸から核ガンマ線をサーヴェイすること

3.ブラックホール候補天体と活動銀河核の広帯域のスペクトル研究
・ブラックホールへの降着流の研究
・活動銀河核が1-1000keVの領域で宇宙X線背景放射に対してどのような貢献をしているかの研究

■国際協力
「すざく(ASTRO-EII)」の搭載機器の多くは、国際協力で開発されています。主観測機器であるXRSは、X線源のスペクトル観測を行う高分解能のX線分光計であり、宇宙科学研究本部とNASAが開発しています。XISは4つのCCDのX線撮像分光計から成っており、望遠鏡が作るX線の画像を撮像するもので、マサチューセッツ工科大学(MIT)によって開発されています。
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おお、だからNASAなどが入っているのですね。

JAXAの衛星は結構成果を上げているようですね。有人飛行だけが宇宙研究ではないということを市民に説明してくだされ。メカマニアからみてもかっこよくていい感じです(アマサイはマニアではないが)。

ちなみに、すざく(朱雀)とは、「朱雀は東洋の伝説上の鳥の姿をした宇宙の守護神で、災厄を祓い、福を招くとされている。 日本のX線天文衛星シリーズ、「はくちょう」、「てんま」、「ぎんが」、「あすか」を 引き継ぐにふさわしい名前である」そうです。

命名の由来も結構おもしろいです。

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