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July 29, 2007

書談:東野圭吾著『夜明けの街で』

Yoakenomatide
■『夜明けの街で』
著者 :東野 圭吾著
価格 : ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
出版 : 角川書店
発行年月 : 2007.6
bk1
内容説明
不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた僕なのに、越えてはならない境界線を越えてしまう。しかも、彼女は15年前に起きた殺人事件の容疑者だった。事件はまもなく時効を迎えようとしていた…。『野生時代』連載を単行本化。
* * * * *

毎回作品の趣が違う東野さんであるが、今回は特にぶっとんでいる。不倫とは何か、ということを説いている、なんて言ったら、倫理学者のようであるが、『片思い』では男女の性別とは何かを追求していたし、『赤い指』では少子高齢化の縮図を描いていた。

主人公は職場に来ている派遣社員の女性と恋に落ちる。世の男性はこうして、女性にちょっかいを出すのか、となんか感心した。別に一度くらい関係を持ってもいつでも引き返せると思うらしいですな。第一、妻が夫の浮気を気づかないはずないのにねえ。

えっ、これはフィクションだろうって?そういう、そこの旦那、買って読んでみてくださいよ。この夏、どんなホラーよりも恐いでっせ。

↑ミニ解説にもあるように、相手の女性は殺人容疑がかかっています。正確にいうと彼女の父親の秘書が物取りに殺されたようなのですが、全然足取りはつかめず、捜査本部は解散、その中の刑事と秘書の姉が、彼女が犯人なのではないかと疑っているということです。根拠は秘書と父親が不倫関係にあり(というのも断言はできないが)、彼女が秘書女史を憎んでの犯行と思っているわけです。これにはどんでん返しがあるのですが、やっぱり謎解きではなくて、テーマは不倫でしょう。

一般の恋愛小説で語られる不倫よりよっぽどこの小説の方が深いと思うなあ。

一般論でしか語れないけれども、日本人は恋愛べた。家庭は一つの場所であって、お互い自由でいましょうね、なんてこと不可能だと思いますけどね。不倫は文化だとすんばらしいお言葉を吐いた三流芸能人がおりましたけれども、その文化を運用?できるほど成熟はしてないということです。

いや、ただのミステリ小説ですってば、そんなに怖がらなくても大丈夫です。(^^;)じゃ、ぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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