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July 02, 2007

書談:竹内・藤井著『猫はカガクに恋をする?』

Nekokagaku■『猫はカガクに恋をする?』
著者 :竹内 薫/藤井 かおり
価格 : \1,470 (本体 : \1,400)
出版 : インデックス・コミュニケーションズ
発行 : 2007.6
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竹内さんに会ったんで、猫カガク本の感想、ブログにアップしますね、と報告してあげた。

「アマサイさん、いつもありがとうございます」
「いえいえ、それより先生、あの本かおりさんとの共著になってますが、役割分けはどうなっているんですか」
「いや、それは一応営業秘密なんで」
「いいじゃないですか、別にそれで損するわけじゃないし」
「だめんなんですよ」
「じゃ、ヒントだけでも、原作は先生とか、」
「教えられないものは、教えられないんんですっ!!」
とか言って、(たいして大きくない)目ん玉ひんむいて、怒り出すんだよ。別に怒鳴らなくってもいいじゃん。日頃から感情の起伏が激しいな、男の更年期なんじゃないの、あのおっさん(物理の師匠とか言ってくせに、いきなりおっさん呼ばわりをする不肖の弟子アマサイ)。

ふふふ、でもいいのだ、これで、私のこの本のする推理が当たっていることになる。

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本書は、透という青年が、香鈴という台湾出身の女性と出会い、エオウィンという不思議な猫によって、過去にタイムトラベルするというお話。しかも、行く場所はなぜか、科学の大発明・大発見が起こるところばかり。そうだ!事件は現場にあるのだ!このエオウィンは『シュレディンガーの猫』でトンネル効果を起こすから、らしい。目が黄色と青の色違いなのだがいきなり緑になると時空の扉が開くのである。

そこで二人(+一匹)は、二千年前のコンピュータ・アンティキテラの設計図を持って帰ったり、動物学者・ローレンツのフラッグを失敬してきたり、『ガリレオの指』を本人に見せたり?ちょっとばかし、歴史を変えるような余計なことばかりしてくる。

二人が何かするというより、エオウィンがいろいろきっかけを作ってしまうのだが。

本書は、科学のやさしいお話、とは違うものだ。科学者にもそれぞれ人生があり、それは現代の私たちとは、かけ離れたものではない。自分の仕事が認められないときは腐るし、自分の子供はかわいいし、尊敬される父親・母親でありたい、という心情は同じである。全てに通じる人間ドラマなのである。透と香鈴の「漫才」ばかりを気にしていると、ラストシーンに通じる「符号」を見落としてしますぞ。新感触のファンタジーなのである。
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ふふふ、それでさ、登場人物には全て自在のモデルがいるわけであるよ。腹の出たサイエンスライターは明らかに、明らかだし?台湾出身でも、暴力癖の元夫がいるわけでもないが、ヨガインストラクターはアマサイと仲良しのあの人であるし、オタッキーの健史は、知る人ぞ知る、実在の透の教え子で現役システムエンジニアのGさんなのである。

で、エオウィンは、モデルどころか、そのものが、竹内家にいるのであ~る。つまり、本書は、実際に竹内家の猫が『シュレディンガーの猫』として家人を過去のあっちゃこっちゃに連れて行っているという「旅行記」なのだよ。だから、二人の著者の役割分担などないのだ。リアルタイムトラベルを原稿に落としているだけなのだから。ふふぉふぉふぉふぉ。。。

そして、先日、アマサイは、竹内家からエオウィンを連れ出してきたのだ。ほれほれ、目の色違うではないか。これが緑色になったら、アマサイもタイムトラベルができるわけである。うーん、どこがいいかな。そうだ、ワトソンが、ロザリンドの成果を盗む現場をとっつかまえてやる。エオウィン、これを見なさい、にっくきワトソンが二重螺旋の模型を作ってご満悦のところだ。こいつの研究室に行きたい。ほれほれ、時空の扉を開けなさい。うーん、やっぱり、透と香鈴じゃないとダメのかな。呪文とかないんだっけ。うーむ。餌をやればいいのか。お前はシュレディンガーの猫なんんだろう。ほい、どうした、ほれ。。。。

「私、文章倶楽部のまなべさんに連れてこられた「にゃあちん」なんだけどな。エオウィンって名前じゃないし。お目目の色が違うのは、今ちょっと結膜炎なの。こんな家に連れられてきてほんとに迷惑。なんかわからないけど。ぷちっとな。」【押す】
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