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August 29, 2007

書談:竹内薫著『闘う物理学者!』

Fight_buturigakusha■『闘う物理学者! -天才たちの華麗なる喧嘩-』
著者 : 竹内 薫
価格 : ¥1,680 (本体 : ¥1,600)
出版 : 日本実業出版社
発行 : 2007.8
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(公式HPの記載)
量子の世界から宇宙まで
現代社会を支えている巨人たちの素顔!
“ 偉大な頭脳 ”の意外な苦悩とは? 天才アイン シュタインですら、勝てなかった相手とは?/ガリレオは「それでも地球は回っている」なんて言っていない?/インテリ科学者とボンゴの名 手は犬猿の仲?/「宇宙の始まりは時間が虚数だった」ってどういうこと?/マリー・キュリーはスキャンダルまみれ?/故国を追われた物理 学者が思想家に転向?……etc. 天才たちの“ 闘 い ”から読み解く現代物理学への道!
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■目次
・物理学に必要なのは実力か人気か
 ファインマン vs. ゲルマン
・350年にわたった無数の馬鹿者たちとの闘い
 ガリレオ vs. ローマ法王
・永遠にわかりあえない2人
 アインシュタイン vs. ボーア
・ビジネスモデルとしての物理学賞
 ノーベル賞 vs. フランクリンメダル
・異端の烙印を押された科学者
 ボーム vs. アメリカ「帝国」
・超秀才物理学者の独奏曲
 ランダウ vs. スターリン
・幾多の逆境と闘い抜いた生涯
 マリー・キュリー vs. 差別
・天才同士の苦悩と葛藤
 湯川秀樹 vs. 朝永振一郎
・違う世界に棲んでいる師弟
 ホーキング vs. ペンローズ
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まとまった感想を書こうと思っているが、なかなか書けず。竹内薫公式HPの掲示板に書いたのを転載します。
どの章が一番とは言えない。ガリレオの闘いの本質は今まであまり要約されていないし、フランクリンメダルなんて知らない人多いし、ペンローズはホーキングほど著名ではないと思うし、、、買って読んでまったく損はしないと思います。
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評価の最高値が☆5つならば、その☆の枠にはみ出すほどぐりぐり塗りつぶすくらいの、☆5つです。KAORUさんの著書の中でも最高峰であると思います。物理学者(科学者)のミニ評伝集は過去にも数々あったでしょう。しかし、本書には、登場する物理学者が紙面から躍り出んばかり、ビビット感があります(それでも願わくばランダウだけは紙面に収まっていてほしいものです)。

ボームの項に「システムとしての思考」の説明として『「私の考え」は本を読んでいる「あなたの考え」と切り離すことができない』とあります。当然のことながら、ファインマンであれ、ガリレオであれ、KAORUさんの目を通しての人物像です。各種いろんな妖怪?と現実世界で戦ってこられたKAORUさんだからこそ見える物理学者たちの戦いがあるのだと思います。闘う科学作家が闘う物理学者を描いた今までにない作品といえます。

ミツミマリさんのイラストもイカシテます。

理系や理系に進む人だけではなく、現実社会の苦難にあえぐ全ての人に読んでいただいて闘うことをおそれない心を持つ人なってほしいです(って、著者でもないのに)。

アマサイは夏バテのような夏かぜのような状態です。元気をくれぇ~!今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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