無料ブログはココログ

« December 2007 | Main | February 2008 »

January 31, 2008

ユニバーサルプラグ

なんか地味だけどなかなか有益な技術であるみたいのなのでメモ的に。

1つのプラグであらゆるデバイスの電源を供給する「GreenPlug」


Green Plugがユニバーサルであるゆえんは2つ。1つは1個のACアダプタから複数のポートに、異なる電圧の電力を供給できる点だ。これは、同社が開発したRISCベースのコントローラチップによって可能になるという。複数機器を1つのACアダプタで利用できることからAC-DC変換に伴う損失を減らすことができる上、利用していないポートに対する無駄な電力供給もカットできる。

 そして、ユニバーサルである所以のもう1つは、プラグ形状の統一である。現在のACアダプタは製品ごとにプラグ形状も異なっており、同じ電圧/電流なのにプラグ形状が異なるので流用できないといったことも発生し得る。そもそも機器とACアダプタが1対で提供される現在の事情では、そのことが問題になることもあまりなかったといえる。

 しかし、Green Plugのように複数の機器を利用できるACアダプタにとって、異なるコネクタが混在していては意味がないわけで、USB端子をGreen Plugの統一形状に規定し、最大24Vまで供給できるようにしている。もっとも、プラグ形状まで統一するということもあって、Green Plugが普及するカギは、いかに技術を採用するパートナーを増やせるかという点になるだろう。

 しかし、エコロジーの観点でAC-DC変換時の無駄をなくすというのは注目を集めている分野であるのも事実で、注目されるべき技術だろう。Green Plugのデモは典型的な技術デモではあったものの、現在の電力供給の1つ常識が崩れるかもしれない、非常に大きな意味を持った内容といえるだろう。

この記事とはちびっと違うけれども、
通信は無線である程度できたとしても、あの電源コードはどうにかならないんですかね。ってうちが後進的なビルだからでしょうか。いんてりじぇんとビルとはきちっと収まってるんですか?

以前無接点充電器のことを調べたのですが、市場に出ているのはひげ剃り器くらいなんすかね。携帯電話とかワイヤレスでできないんでしょうか。

そこの貴方、電源コードをなくす、あるいは省略できたら、大発明家になってがっぽがっぽ儲かるですよ、
とあおってみる。

いろいろ書きたいネタはあるのですが、文章を組み立てて書く間がなくて。すまんこってす。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 30, 2008

人材は流通する者である

「科学技術立国の裏側」(下)2008年1月28日日経の記事である。上がだいぶ前に掲載されていて、続きはいつかなあ、と思ったら、月曜の科学欄だったのであるな。

東京大学情報理工学系研究科修士課程二年の浅川浩紀さんは四月、グーグルに入社する。東大入学後から博士課程へ進むのが当たり前と思って勉強してきたが、二〇〇六年に米国本社でのインターンシップに三カ月間参加「周りの人のエネルギー自由な雰囲気にひかれ」、就職に心が傾いた。グーグルでは「大学では考えられないような大量のデータを一気に処理できるシステムを使うことがで凄た」と目を輝かせる。指導教官の竹内郁雄教授は「ずばぬけて優秀な学生。ほかの会社なら引き留めるが、グーグルだったら仕方ない」と語る。

コンピュータサイエンスは、有力企業の方が断然おもしろいでしょうね。っていうか、大学は企業がやらないような、だけれど、企業がほしがるような研究しないとね。それは何かと問われれば、アマサイは知らないけどさ。
( ̄▽ ̄;)

竹内教授は「従来型のソフトウエア企業は人気が低い。日本企業には魅力ある会社にする努力が必要」と警鐘を鳴らす。米国の企業側も日本の優れた人材を欲しがっている。 優秀な学生であれば性別や人種、経歴に関係なく若い人材でも強引に引っ張るのが米国流。長年、米スタンフォード大学で量子ITの研究を続ける山本喜久教授は「これはと思った学生は、必ずヒユーレット・パッカード(HP)が持っていく」と苦笑する。

グリーンスパン氏は、この経済不況であっても「米国はこの10-15年単位で常に成長を高めてきた。イノベーションの波がその都度起きた結果だ(日経・私の履歴書・1/30)」と言い切る。それには人材流動があるからではないか。米国から出て行く人もいるが、入ってくる人もいる。人材が循環している。出て行く人をうらめしげに木陰から覗くような日本と大違いである。人材流出と流入を別立てにしているからだ。大学や研究所が魅力あるところであれば、人材は向こうから頭を下げてやってくる。日本で育った人が、新天地に出向き、また、帰国することもあろう。

日本を代表する新聞が「優秀な人材、流出止まらず」とか書いていてはだめなんである。新聞社も日本の科学技術の宣伝マンをやるつもりで記事を書いたらどうだろうか。

アナログ回路技術者を育てないで、いない、いない、と騒いでる奴ら、本当に滑稽である。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 29, 2008

日本ではできるかな?

米国技術栄誉賞、2008年からは特許商標庁が審査

米国商務省長官のCarlos M. Gutierrez氏は24日、「米国技術栄誉賞(National Medal of Technology and Innovation)」の審査責任機関として、米国特許商標庁(USPTO)を選定したと発表した。

 米国技術栄誉賞は、革新的かつ重要な技術の開発に多大な貢献をした発明家や企業、グループなどに対して米国大統領から授与される賞で、技術分野で授与される賞としては米国で最高の栄誉とされる。従来は、技術管理局が行なってきたが2007年に廃止され、今後の審査機関が注目されていた。

 同賞は1980年に創設され、1985年から授与されており、これまでに175の個人・機関が授与されている。例えばMicrosoftのビル・ゲイツ氏、Apple Computer創業者のスティーブ・ジョブズ氏、スティーブ・ウォズニアック氏をはじめ、ベル研究所などIT系の技術者や機関が多く受賞している。

日本の特許庁はしなくていいです。中小企業をもり立てる方にお金と労力を使ってください。

昨日は特許国際流通セミナーに行ってきました。なんか無駄なとこにお金投じている気がしないでもない。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 28, 2008

正親町天皇

歴史ものを読むときに便利だろうと思って、『歴代天皇事典』PHP文庫 っていうのを買った。後醍醐天皇の表紙がス・テ・キです。

Rekidaitenno神武天皇からきちんと書いてあるとこがいいよね。どこの国でもそうなんでしょうか。神話と現実のラインってクリアじゃないんでしょうか。10代目の崇神天皇からが実在の人物だった可能性が高いそうです。最も「神武天皇が居たという明確な証拠はないが、実在でない、という証拠もない」と書いてあります。いいんじゃないですかね、そういうことで。天皇家はやっぱり神武天皇以来、ってことで祀っていらっしゃるんでしょうか。

それで、そう言えば戦国時代の天皇ってどうなっていたでしょう。何か傀儡将軍と言われた足利義昭の動きだけが記されていて、それ以上の偉い人って聞かなくないですか?ええ、ちゃんと居ますよ、天皇は、当たり前だけど。正親町天皇(おおぎまち)です。この人何もしてないわけじゃなくて、いろいろ政治的に動いているわけですよ。だって、この時代ほど天皇が重要な時代ないわけじゃないですか。戦国大名は天皇が居るから京都に上りたがっているわけですから。秀吉を関白に、家康に征夷大将軍を与えたの天皇ですし。信長はなんだか与えようとしたけど、断られましたね。

ウィキペディアより

後奈良天皇の崩御に伴って践祚した。しかし、弘治3年(1557年)の践祚では天皇や公家達は、権威はともかく金銭的には既に生活に窮するほど落ちぶれており、即位の礼さえ挙げられなかった。毛利元就などの献金を受けてようやく即位の礼を挙げることができた。このとき、本願寺法主顕如も莫大な献金を行っており、天皇から門跡の称号を与えられ、以後本願寺の権勢が増した。

天皇家の財政はこのように逼迫し、権威も地に落ちかけていた。だが、永禄11年(1568年)の織田信長の上洛によって、この状況が変わってくる。信長はもはや破綻寸前に陥っていた天皇家の財政を様々な政策や自身の援助により回復させた。その一方で天皇の権威を利用し、信長の敵対勢力に対してたびたび講和の勅命を出させることとなる。元亀元年(1570年)の朝倉義景・浅井長政との戦い、天正元年(1573年)の足利義昭との戦い、天正8年(1580年)の石山本願寺との講和はいずれも正親町天皇の勅命によるものである。(ただし、本願寺との和議は本願寺側からの依頼という説もある)。

豊臣秀吉に政権が移った後も、秀吉が権威の後ろ楯として天皇を利用した。そのため、天皇家の権威は高まった。このように織豊政権と天皇家は互いに利用しあう関係にあった。
正親町天皇の治世は織田信長と豊臣秀吉の全盛期にあたる。信長の援助のもと、応仁の乱より衰退しきった朝廷を立て直した時期であった。

うんでさ、この方は信長にうまいこと金ださせたり、そろそろ引退しませんか、とか言われてものらりくらりかわしたり、なかなかやり手だったようですよ。そりゃ、そうですよね、天皇家だって生きていかねばいけませんから、乱世は殿上人にとっても乱世です。

歴代の大河ドラマのデータをちょいと見てみましたが、戦国モノにはほとんど天皇の配役はありませんでした。でも、正親町天皇なんか在位30年ですよ。平安後期~鎌倉、室町なんて、院政があったせいもありましょうが、みんな一桁の在位じゃなかったかなあ。

ちょっと歴史をひもといただけでは、ここまでわかりませんので、本書を購入したのはお得でした。天皇家から見る歴史もおもしろいですね。

あっ、ちなみにアマサイは義昭は賢将軍だったと思います。あの時代、地位について天寿を全うしたってのがすごいです。生まれた時代が悪かったのでしょう。慶喜は、ね、だめでしょう。

忙し-疲れた-ぐったりのループに入ってしまいました。更新しなくても、人気ブログランキングぷちっとな。よろぴくね。【押す】≪コメントはここ

January 24, 2008

メディアはマッサージ:マクルーハン理論

Marukuhan■『マクルーハン理論-電子メディアの可能性-』
著者:M.マクルーハン/E.カーペンター/編著
価格: ¥1,260 (本体 : ¥1,200)
出版: 平凡社/平凡社ライブラリー
発行年月 : 2003.3
内容説明
「メディアはメッセージ」のセンセーションを理論的に凝縮し、電子メディア時代の多様な知見を拡大深化させた論集。先駆者として甦るマクルーハンの理論を多彩な視角から浮き彫りにする。サイマル出版会81年刊の再刊。
bk1
--------------
今週の試験のためにちょいと読んだわけである。マクルーハン旋風のいうのがその昔あったというのは知識として知っている。でも、この内容のどこがウケたのか全然わからない。唯一

メディアはマッサージである、

洒落が真実を突いている。「メディアはメッセージ」というのが本来の言だが、マッサージの方をマクルーハンは好んだという説もあるらしい。本書を読めばわかります。マクルーハンの文章はこの中の半分、あと半分は寄稿?、なので、これだけ読んで知ったかぶりしてもマクルーハンさんの罰は当たりません。

たとえば、テレビはメディアとしては映画の全面的なアンチテーゼである。映画の場合、われわれは座ってスクリーンを眺める。われわれがカメラの目なのである。テレビではわれわれがスクリーンなのである。そこでは東洋の絵画におけるように、われわれが消失点(バニシング・ポイント)なのである。絵がわれわれの内側に入ってくるのである。映画ではわれわれが外に出て世界に向かうのである。テレビではわれわれはわれわれの内側に行くのである。『テレビとは何か』

は唯一クリアに理解できたところである。

テレビによる経験の形式はきわめて深い無意識的な内省のごとき性質をもつものである。黙想的で東洋的なのである。テレビつ子というのは、深奥なところまで東洋化した人間なのある。

に至ってはなんだかわかるようなわかんないような。

メディア論ってこういう能書きをたれればいいのだということはわかりました。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 23, 2008

工学部志望者の減少

「電気電子離れ」とどう向き合うか

日本の大学で,電気電子離れを懸念する声が上がっている。その代表例が,東京大学での電気電子工学科の人気の落ち込み。同大学では2年次に,3年次以降の各専攻に学生を振り分ける際,電気電子工学科の人気が従来に比べてかなり落ち込んでいる。こうした事例は東京大学だけに限らない。

えーと、これ一昨年くらいのネタじゃなかったっけ。
(^^;)
まあ、改善されてないってことだよね。

まず、電気電子工学科生ってそんなに必要ないってことでしょ。同窓生は、ガッコでならったこととあんまし関係ない職種についてます。技術営業やる素養として電子工学を学ぶってあまりにもタフだよね。実験だとか演習だとかでバイトする間もありゃしない。経営工学とか勉強した方が応用が利くし、別にR&Dに行きたいと思えば行けるんじゃない?修士取っとけば確実かな?

ネーミングの問題じゃないの、
電気電子情報機械ロボット生命システム工学科とかにすれば、
あははは、、、、(^O^)

いや、茶化したくもなるよ、こんなこと。悩むことじゃないよ。昔は、電子工学科=つぶしがきく、誰が言ったかしらないけど、そういう図式が流布してたから、何もしなくても高競争率になったわけ。

その上、高校で「数学と理科の成績が良いから君は医学部行きなさい」「君は数学ができなさすぎるねえ、じゃあ、経済学部に願書出しとけば」「君は国立T大学確実だ、悪いけど私立のK大学とW大学も受けてくんないかな」って学習塾みたいな進路指導してたらさあ、大学での学習姿勢がいびつになるわな。それに続く人たちも費用対効果に基づいた学部・学科選択になるよ。

高校は別に被害受けないから変わらないと思うよ。そうですね、人材を必要とする大手メーカーさんがなんとかするべきですね、大学と協力して。

大学のキャンパスがちょっと前の箱根駅伝みたいに外国人ばっかりになったら、気づくのかもしれない。

これはゆとり教育の問題ではない。和田秀樹がまた余計なことを書きそうだ。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 22, 2008

理論天文学者・小久保英一郎

日曜の夜は8時からずっーとテレビを見ていることにならないよう、気を付けている、のだが、油断すると、、、なわけである。『情熱大陸』はチェックしそびれることが多い。夕方にテレビ欄を見ておいてよかった。

理論天文学者・小久保英一郎(こくぼ えいいちろう)、1968年仙台市生まれ。 国立天文台に籍を置く小久保は、理論天文学者であり、シミュレーション天文学において世界トップクラスの研究者だ。惑星がどうやって形作られていくのかを研究しており、今は自分で作ったスーパーコンピュータで「地球を作る実験」を行っている。ちなみに以前小久保が行ったシミュレーションによると、46億年前、月はたった一ヶ月で誕生したそうだ。

とにかくすごい人のようである。彼の理論を元にして多くの天文学者が研究しているという。学会に行けば、もうひっぱりだこ。文字通り第一人者。林忠四郎-佐藤勝彦/佐藤文隆ラインか?
結構イケメンで独身だし(^^;)。
TOKYO SOURCE


よく考えたら、元々、天文学者は遠くを見たいから自分で大きな望遠鏡を作ってたんですよ。だから、計算したいんだったら、計算機を作ればいい。そういう発想の研究室だってたんです。「まさしくその通りだな」と思って。「君だったら作れるから、計算機を作るのやってみな」って言われて、修士課程ではちょっと天文学から外れて、僕はコンピューター作りをやるんです。その間、集中してハードウェアの勉強をし、設計をして、秋葉原からチップ買ってきて配線して、動くようにして計算をやって。 未だにそのプロジェクトは大学で続いていて、世界最速を目指してやっています。

やはりGRAPEの後継機を使っているようですな。

番組ではしきりと「わけのわからない言葉が飛び交っている」と言っていたが、意味のないナレーションだ。どっちかっていうと理系会社員のような生活だ。「僕の研究の成果で世の中の役に立つとか、利益があるとかではないけれど大きな視点でものを考えられるようになるかもと思う。」と言っているのを聞いて、ああ、まともな人だな、と思った。科学者にはこういうまとも感覚が大事だと思う。天文学の講演とかして啓蒙活動も熱心みたいだ。市民に自分の研究が説明できること、その意義を語れること、これができない奴は研究者になってはいかん。

「探検とは知的情熱の肉体的表現である」
"Exploration is the physical expression of the intelectual passion."

冒頭に出てきたこの言葉、アマサイも覚えておこうと思う。

小久保さんの論文読んでみたいな。わかるかどうかしれんけど。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

それでも人は生きて行くのだろう。

雑誌か書籍か忘れたが、「学校にいかなけば死ななかった子供たち」というのがある。いじめの問題を扱っているのだろう。読もうとは思わない。こういうのはいじめの歯止めにはならない。隠蔽することはないが、大きく報道することはない。苦しむ遺族がいるだろうから。

「学校に行かなかったら」というのは違うと思う。結果論としてはそうかもしれないが、意味の無いことだ。あの会社に勤めていなかったら過労死することなかったのに。あの道路を渡らなかったら事故に遇うこともなかったのに。これらは同じことを意味する。

学校は行くべきだ、これから辛いことはいくらでもある、学校ぐらい行かなくてどうする、とも思わない。死にたくなる場所は回避すべきだ。でも、彼らが死んだのは学校のせいではない。それは彼らをバカにしている、冒涜している。そんな言葉でくくってはいけない。

---------
もうだいぶ昔の話だが、とある漫画原作作家の息子が死んだ。高校生でいじめを苦に、ということらしかった。父親が昼のワイドショーに出て「学校が息子に合っていなかった。中学の教師が適切な進路指導をできなかった。息子のことは私より知っているはずなのに。なぜ適性の欠いた学校に送り込んだのか」とか言っていた。自分を責める場面もあったのかもしれないが、こう言ってしまっては、「育児放棄」父親と言われてもしかたがない。

同様に死者を貶めている。生きている者を労るように、死んだ者も尊敬しなくてはいけない。

---------
私には何もわからない、ただこのように思うだけである。

January 18, 2008

J.C.R. リックライダー

このテキストであるが(印刷教材と呼ばれている)、本当に教科書という感じでなかなかサクサクと読めなかった。ラジオとかテレビ放送の歴史なんかはそれなりに面白いはずなんだが、技術的な事項ばかりに終始して、本質的な議論は非常に少ない。紙面の都合もあり、あとは参考文献を読めということだと思うが。

それが10章はコンピュータの話なんで俄然おもしろくなってきた。パソコンの普及の歴史、はアマサイの専門分野のようなものだ。ここの章の参考文献はばかすか読みたいぞ。つーか来週試験なんでそんな時間はないんであるが(^^;)。

特に興味を引いたのはJ.C.R. リックライダー(Licklider)である。インターネットは軍事用に開発された、とだけ聞いていて草創期の詳しい事情は知らなかった。

Wikipedeaより、

現代のコンピュータネットワークについてのコンセプトを作り上げたという点でも重要な人物であり、その分野の開発での彼の役割の重要性が広く認められるようになってきた。単なる計算の道具ではない汎用的な道具としてのコンピュータという観点での開発にも深く関わっており、今日のインターネットに繋がる考察でも有名である。彼は通信におけるコンピュータの重要性と民主主義における大衆への情報伝達の重要性を理解していた。
彼の初期の業績としてタイムシェアリングシステムを積極的に導入するべきであるとする議論を展開した事が挙げられる。彼はまたダグラス・エンゲルバートに助言と資金を与え、それによってエンゲルバートはスタンフォード研究所内に Augmentation Research Centerを設立し、有名なNLS(oN-Line System)を開発した。

タイムシェアリングを導入したなんてめちゃくちゃ偉いじゃないか。このあたりは技術的にもおもしろそうだ。
参考文献は買おうかな。原論文は短いものだけでも読んでおきたい。

・喜多千草著『インターネットの思想史』青土社
みたことないはずだ、カルチャラルスタディーズの棚においてある。

「人間とコンピュータの共生」 1960年3月

「銀河間コンピュータネットワークメモランダム」 1963年4月

インターネット・サイエンスの歴史人物館(4)J. C. R. リックライダー

放送大学大学院の勉強が息抜きになるというなんだか歪んだ?状況。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 17, 2008

天璋院篤姫

2008年の大河ドラマの発表があったとき、
篤姫?知らない、そんな人、
大奥?べちべちねちゃねちゃして嫌~い、
という無知をさらけ出したアマサイであった。

その後、今年になってからかなあ、江戸城無血開城は大奥がキーを握っていた、と聞いて、ああ、あの人じゃないか?
と思い出した。

ずいぶん前に大政奉還時の大奥の女たちを描いたドラマがあった。女たちは徳川家を見捨てようとする武士たちと違って、最後まで江戸城に残ろうとする。結局、城外に避難せざる得ないのだが、女たちはみな町中で安らかに暮らしていけるようになる。明治の時代になって、人々は噂する。敵前逃亡した一橋さん(慶喜)に比べ、○○様はご立派でした、と。それが天璋院篤姫じゃなかったのかな。(ウィキペデアで見ると83年にやった『大奥』みたいなんだけど、ちょっと確信が持てない)

昨日NHK『その時歴史が動いた』を見てかんどーしてしまったよ。幕末にこんな立派な女性がいたとはねえ。一般的に男より女の方が責任感が強く、行動力があるのは動かせない事実だと思うが。開城と同時にリストラされた大奥の女たちに就職先を世話したり、なかなかできるこっちゃないです。和宮との関係も涙をそそりますなあ。島津家の援助も蹴るとこなんぞ、さすが、薩摩おごじょです。

先週同番組でやっていた天英院煕子にしても、初期の大奥の主春日局にしても、江戸城には偉大な人がたくさんいたのですね。

私たちはもっと、もっと先人に学ばねばいけません。

今読んでいるのは八幡太郎義家『武神』です。この人は奥州藤原に繋がっているのですね。やっぱり歴史はおもしろいね。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 16, 2008

いわゆるちょ~ひも理論です。

ブラックホールの内部構造、解明へ - 超弦理論の予測をスパコンで検証 -

今回、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)と独立行政法人理化学研究所を中心とする研究チーム(研究責任者KEK西村淳准教授)は、素粒子の究極理論とされる超弦理論に基づき、ブラックホール内部の状態をスーパーコンピュータによってシミュレーションすることに成功した。素粒子の究極理論とされる「超弦理論」においては、すべての素粒子を極めて小さな「弦」の様々な振動のしかたとして表すが、その中には重力を媒介する粒子も含まれ、一般相対性理論を素粒子のスケールまで自然に拡張することができる。このことから超弦理論を用いればブラックホールの内部構造を解明できると期待されていたが、弦の間に働く相互作用が強いため具体的な計算は難しく、超弦理論の予測を実証できるかどうかについて世界の理論物理学者の注目が集まっていた。 今回の研究成果により、ホーキング博士によって理論的に示されているブラックホールの性質が、超弦理論によって説明可能であることが実証されたことになる。

Strings_01
ちょ~ひも、これで一歩前進ってことですね。一番可能性の高いトレンドな理論という竹内さんの予言は当たっていたわけです。
まだ、読み切れていないが、これでお勉強中であ~る。

【本研究の意義】 超弦理論が、一般相対性理論を素粒子のスケールまで拡張する究極理論として提唱されてから20年以上になるが、具体的な計算の難しさから、その実在性や有用性は明らかでなかった。本研究成果によりブラックホールの持つ性質が超弦理論によって理解できたことは、超弦理論の実在性を示すものである。また本研究により、コンピュータを用いた超弦理論の新しい解析手法が確立したことは、超弦理論を様々な問題に応用する可能性を切り開くものである。今後、ブラックホールの「蒸発」現象や、宇宙の起源、万物の創成などの解明において、超弦理論が重要な役割を果たすことが期待される。

と言われても当業者とでぃーぷな物理ファンしか意義ってわからないよね。宇宙論の研究でお金を出させるのはたいへんだと思います。まあ、「あのホーキング博士の理論に貢献するわけですよ!」と力説すれば納得してもらえるかな(^^;)

とか言ってるアマサイも、す、すごいことなんだろーなーという認識ですが。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 15, 2008

ゲイツおじさんが言うことにゃ。

ゲイツって引退したような気がしたが。
米国時間1月6日、Gates氏にとっては最後となる「2008 International CES」での基調講演の直前に同氏はCNET News.comの取材に応じ、
だそうですね。最後のお伺いってことでしょうか。

Q:AppleやGoogleといった競合企業からの挑戦に対抗するには、今から5年以内にMicrosoftはどのような立ち位置にいるべきなのでしょうか。


Gates:長年にわたり、Appleはわれわれの競争相手であると同時にパートナーでもあります。私がAppleまで出向いて「Apple II」用の「AppleSoft Basic」を作ったのは、Microsoftを創設してからわずか3年後のことでしたし、Macintosh版の「Office」製品も手がけました。

Q:しかし、Appleには数年間にわたり、今ほどの競争力がなかった時期がありましたね。
Gates:ええ、あの数年間はほぼ死に体でしたね。競争の激しい世界ですから。われわれは自社のプラットフォームを向上させていく必要に迫られています。Windowsが大きな成功を収めたのは、Windowsで利用可能なソフトウェアの方がはるかに種類が多かったおかげなのです。

 今は、Windowsと言ってわれわれの頭にまず浮かぶのは、「Windows Live」や携帯電話向けのWindowsです。Windowsの主要プラットフォームとしての地位を保たなければなりません。明らかに、われわれには開発ツールやビジネス分野において強みがあります。また、クラウドOSやナチュラルなユーザーインターフェースに関しても、大きな前進を遂げようとしています。

 私は、この業界が競争の激しい世界であるという事実を喜んでいます。オンライン広告においてはGoogleが先行し、音楽プレーヤーではAppleが先んじています。しかし、われわれにも成功の余地があるのです


うしゃしゃしゃしゃ(^◇^) 。なにやら挨拶が済んだらすぐに仇敵Appleのことに言及されています。インタビュアーも競争力がなかった時代が、と気を利かせているようですが、結局のところ、(広義の)コンテンツ、基本技術アイデアではAppleに負けましたね、と言っているようなものです。さすがのゲイツさんもむかついたのか「よその企業の話はこのくらいにしませんか。」と言っています。Appleのことはジョブスに聞けよ!全くその通りです。でも、Windowsがマッキントッシュの改悪版だってことは誰も知っている事実であり、

Q:「テクノロジ分野における2007年最大の期待はずれ」というような記事をたくさん読んだのですが、「Windows Vista」はそのようなリストの大半に登場していました。Vistaが必要だと人々に思ってもらえるようにするために、改良すべき点が何かあると思われますか。


Gates:Vistaは(出荷本数が)1億を超えました。これはかなり驚異的な数字です。多くの人が、2007年で最も気に入った製品(のリスト)にVistaを入れています。こうしたユーザーは、Vistaの持つ魅力的な新機能を使っているからです。確かに、デバイスドライバを提供してほしいという意見はたくさんいただきました。うまく対処できなかった互換性の問題も多少ありましたが、今では、間違いなく前よりはるかにうまく対処できるようになっています。私はVistaを誇りにしています。発売から1年間、ドライバの改良や追加提供など、われわれは多くのことに取り組んできました。もう1年たてば、Vistaはずっと強力になります。われわれは常に問題点から学び取り、Windowsのすばらしい次期バージョンの開発に取り組んでいます。まだまだ進化するでしょう

不幸にもトップランナー、一社独占になってしまったから、真似るような技術が前方にはないのよねん。多くの人が泣く泣くVistaを使っているということに気付いていないのかしら。やっぱ、マイクロソフト社は解体すべきと思いますが。

Macが大学に配布されていた時代がうそのようです。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 13, 2008

映画『バブルへGO!!』

阿部ちゃんがメインキャストだけれど内容があまりにあまりなので映画館には行く気がしなかった。一時的好景気をちゃかすという発想がそもそもバブル的ではないか、と思ったら80〜90年代に調子こきまくったホイチョイプロダクションが脚本じゃねえか(^_^;)。なめてんのか、人を。まだ、あったんか、あの集団。

配役は良かったね、つーか、それ以外みるべきものがない。

薬師丸ひろ子があんな大きい子(広末涼子)のお母さん役とはね。最近そういうとこばっか目がいってしまうなあ。阿部ちゃんとひろ子ちゃんが結婚するとああいう子ができそうですな。

---------------
空白の十年とか言って、バブル期が現在の日本経済の混乱を招いたように論客どもは発言しているけれども、そうではないだろう。70~80年代の経済政策の悪さがバブルから平成大不況を引き起こしたのだろう。その時期に限らず、毎度毎度行き当たりばったりなような気がするが。年金問題なんてずっと以前から存在してたじゃん。景気が悪くなってから長期的視野とか言ってもダメである。

バブルの恩恵なんか全くうけていないアマサイでした。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 11, 2008

放送大学に知財の科目が。

我が愛する放送大学にも知的財産の科目(社会と知的財産('08))ができた。ばんざーい。うれしいぞ。私が在学していた10数年前にあればもっとうれしかったのだが。
担当は東大先端科学技術研究センターの妹尾堅一郎氏と理科大知財大学院の生越由美氏

生越さんは審査官の経験もあり、妥当な採用だと思うのだが、妹尾さんってどこの(何専攻の)人?ああ、経営とか経済ね、ふむふむ。この科目が一般科目[社会系]に属しているからな。法学として扱うか、否かの問題もあったんだろうね、シラバスを見るとMOT(技術経営学)の観点が入っているようだ。満を持してってことだろうか。専門科目に「著作権概論」が数年前に入っているのだから、もう少し早く採用してもよかったと思う。今後は社会系専門科目に知財法の設置も検討してもらいたい。

放送大学の科目の変遷を追ってみると学術界の勢力図を見るようです。

『社会と知的財産('08)』 目次

1 知的財産とは何か
【キーワード】
知的財産、知的財産基本法、産業競争力、知財立国、知財改革、知財政策、国会、知的財産戦略本部、中央省庁

2 知財制度の概要
【キーワード】
特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、育成者権、不正競争防止法にかかる権利、知的財産高等裁判所

3 第一次産業と知的財産
【キーワード】
バイオ特許権、育成者権、ブランド農作物、DNA鑑定、税関、農林水産省

4 第二次産業と知的財産
【キーワード】
特許権、実用新案権、意匠権、商標権、営業秘密、特許庁

5 第三次産業と知財マネジメント
【キーワード】
ビジネスモデル特許、医療方法特許、電子商取引、サービス産業、経済産業省

6 文化産業(歴史資源)と知的財産
【キーワード】
文化産業、伝統文化、世界遺産、国宝、美術館、博物館、万国博覧会、文部科学省・文化庁

7 文化産業(地域資源)と知的財産
【キーワード】
地域ブランド、伝統工芸品、地域の特産品、地域団体商標、産業遺産、地方自治体、財務省・国税庁

8 文化産業(コンテンツ資源)と知的財産
【キーワード】
クールジャパン、コンテンツ産業、アニメ、映画・デジタルシネマ、無形文化遺産、オペラ、演劇、観光立国、総務省

9 情報社会・知識社会の到来と知的財産
【キーワード】
工業社会、情報社会、知識社会、技術、ブランド

10 技術経営と知財マネジメント
【キーワード】
技術経営、知財マネジメント、有形資産経営、無形資産経営

11 経営と知的財産(その1)
【キーワード】
大企業の事業戦略と知財戦略

12 経営と知的財産(その2)
【キーワード】
中堅・中小企業の事業戦略

13 経営と知的財産(その3)
【キーワード】
職務発明、産学連携、技術移転

14 イノベーションと知的財産
【キーワード】
成長、発展、イノベーション、生産性、標準化

15 知財人財の育成
【キーワード】
知財人財、知財関連人財、知財民度

知財学部、知財専攻大学院も増えてきましたね。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 10, 2008

情報学のお勉強 その2

今期の放送大学大学院選科では、
『情報化社会研究('05)-メディアの発展と社会-』
というのを登録しました。
文系(社会学)の情報学、中身は一般にメディア論と呼ばれているものらしいです。
中間レポートが先日返ってきました。
教科書の中にあるテーマ2つ選んでまとめて自身の考察を書け、と言うお代でした。
一応「A」をもらったのですが、いつものように講評に納得がいきません。
(A○が最高評価です)
自分の考えの書き方がよくない、みたいなことが書いてありました。
(これから受講される方がここをみつけて参考にされるのはよくないと思うので、わざと具体的に記しておりません)

でもですね、400字でその事項の背景を記してさらに自分の考えを書くってかなり困難ではないかと思うのですが(中間レポートの記述式では上限800字と決まっているようです。それ以上の文字数を指定されたことはあまりないような気がします)。
なんか、この添削をされた先生の考察の方が浅い気がしました。エスペラントは結局、欧米人にしか有効でないということでしょう、とかコメントしてありました。アマサイはそんなこと言っていないし、そんなこと結論じゃないのに。英語が準共通語化しているが、いろいろ問題があり、エスペラントの方が見込みがあるってなことだったのになあ。なぜわからんかな。だから、社会学って、社会学専攻の人って嫌いです。哲学の出来損ないと思っています。

もっと深い考察をしていかないと社会学が情報学に貢献するのは無理です。

まあ、先生方も本業業務の他に短期間に大量の採点をしなくてはいけないのでたいへんだとは思います(授業担当講師の他にレポート・試験採点要員の先生方がたくさんいらっしゃいます。そりゃ、全国ネット通信大学/大学院だから当然でしょう)。

Jouhoshkai
印刷教材(教科書)にページ制限はないはずなんで、もっと書き込んであってもよいと思うが。柏倉先生がフランス文学専攻なのでフランスのメディア論を知ることができるのが良い点である。まあ、それを見込んで選択したのだが。

章別 目次 + 執筆者

1 コミュニケーションと伝達(放送大学教授) 柏倉 康夫

2 時間意識の変容  同上

3 話し言葉の復権  同上

4 印刷・書物・電子テクスト  同上

5 拡大する映像世界  同上

6 ラジオの過去と現在  同上

7 絶え間なき通信の時代 (東京経済大学教授) 吉井 博明

8 放送規制の展開  (上智大学准教授) 音 好宏

9 放送メディアの現状と課題  同上

10 コンピュータ・ネットワークの開発思想 (関西大学准教授) 喜多 千草

11 だれもが使えるコンピュータの誕生  同上

12 情報の画一化と社会 ― 戦争報道の現実 ― (放送大学教授) 柏倉 康夫

13 文化と情報経済 (立命館大学アートリサーチセンター客員教授)武邑 光裕

14 デジタル社会の著作権 同上

15 情報化社会の行方 柏倉・吉井・武邑・音 共同執筆


こんなことここに書いて大丈夫かいな、と思わないわけではない。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 08, 2008

ピラミッドの著作者は誰ですか?

エジプト政府、「ピラミッド」の著作権を主張へ

AFP通信が報道じたところによると、エジプト政府はこれまでピラミッドやスフィンクスを模した工芸品などの販売を黙認してきたが、著作権を主張することにより、今後は、エジプト政府に対して許可を求めなければピラミッドやスフィンクスを模したものの制作や販売は認めない方針だ。 (中略)  エジプト政府がピラミッドとスフィンクスに著作権があると判断した場合、著作権の国際条約となるベルヌ条約の加盟国(世界中のほとんどの国が加盟)は自動的に、その著作権を保護する義務が生じることとなる。そのため、日本でもピラミッドの著作権は成立することとなる。  ただし、ギザの大ピラミッドの場合、建設されてから既に5000年近くが経過しているものと見られている。通常の著作権法の概念では一定期間が経過したものは著作権の対象から外されるのが普通。5000年前の造形物が著作権での保護の対象になるかに付いては議論を呼びそうだ。

うーん、これは誰がどう考えたって無理だと思うが(^^;)

1.何に対して、著作権違反を主張するのかがわからない。ピラミッドって要は角錐形デザインでしょ。5000年前はどうかしらないが、今ではありふれた造形物でしょう。スフィンクスのミニチュアは、全部似せてしまわないで、ちょっとうそんこにすればいいわけだね。それらは著作権じゃなくて意匠権だと思うが。意匠権は登録しなれけば発生しません。

2.ピラミッド、スフィンクスの著作権がエジプト政府が所有する根拠がわからない。モノ自体はエジプト政府が管理しているけれど、著作権が当時の?政治機構から現政府に受け継がれた証明はないわけで。著作人格権はどうなるの?

3.5000年経っているので著作権切れてます(^^;)

ええ、たぶん、冗談でしょう。エジプトには「4月ばか」ではなく12月にうそをついていいらしい。

文化大臣の意見を聞いてみたいです。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 07, 2008

TVドラマ『のだめのカンタービレinヨーロッパ編』

おもしろ楽しかったです。ひさびさに正月にふさわしいドラマを見ました。

上野樹里って天才じゃないかなあ。のだめは樹里ちゃん以外考えられません。シリアスモノへの移行はたいへんかもしれませんが、がんばってほしいです。仲間由紀恵ちゃんもその点ではちょいと苦労しています。あっ、そうだ、大河ドラマに出ましょう。来年のキャストは決まっているのかな。おきゃんな姫さまの役でもあればいいですが。

玉木宏、お前はいい、お前は良い奴だ、実物も千秋のようにサドに違いない。漫画と同じに白目を剥くとこなんか、玉木以外誰にもできんぞ。

小出恵介の真澄ちゃん、結構好きだったが、 同じホモキャラの高橋くんこと木村了の方がイケメンなので乗り換えることにしました(誰にも関係ないことですな)。Junonボーイですか、ふむふむ。

連ドラ、日本編ののだめのセリフ「どうして楽しくピアノ弾いちゃいけないんでしゅかっ」と、ヨーロッパ編の「めぐみ、どうして弾かないんだ?なんためにパリに来たの?君はみんなに自分のピアノを聞いてもらいたいんじゃないのかい?」という外人のおっさん(ヴィエラ先生のような気がしたが)の言葉が心に残った。

原作のヨーロッパ編は単行本何冊分なのだ?4時間ちょっとでまとめてしまってパフォーマンスが良いのか悪いのか。漫画の方はイマイチのれず、2巻を読んだところで購買意欲をなくしてしまった。19巻も出てしまっては容易においつけんな。

音楽漫画だから映像化されてよかったですね、二宮先生。

ブームに乗ってクラシックCDなんかはけして買いません。今日も人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

January 06, 2008

書談:小池真理子『唐沢家の四本の百合』

Karasake4lilies
■『唐沢家の四本の百合』
著者 :小池 真理子
税込 : ¥600 (本体 : ¥571)
出版 : 中央公論文庫
発行年月 : 1995.9

読んだのは、11月くらいだが、そのときからブログにアップしようと思っていた。

唐沢家の三兄弟それぞれに嫁いだ紀佐子、勢津子、夏美は実の姉妹のように仲がよかった。その中心にいるのは、兄弟の父慎介である。「三姉妹」は慎介を実の父以上に尊敬し、愛していた。「三兄弟と三姉妹」は唐沢家に敷地内にそれぞれ家を建てた。彼女たちの姑にあたる慎介の妻は、紀佐子が長男慎一と結婚したときは、病床にあり、その一年後亡くなった。洒落者で遊びも仕事も精力的な慎介は、その数年後、若い女性と再婚する。その女性には高校生の娘がいた。慎介は、その義娘と息子たちの嫁3人を唐沢家の4本の百合に例え惜しみない愛情を注ぐ。しかし、ここから唐沢家に歪みが起こり、崩壊への道を進んでいく。最初の犠牲者は、紀佐子の夫・慎一と後妻の寿美江であった。

80年代~90年代に流行った心理サスペンスの部類であろう。でも、別に推理小説でなくてもいいのになあ、と思う。義父が息子の嫁たちを「私の愛人たち」などと冗談を言って迎え入れる、そんなあり得ない?情景をもっと楽しみたかった、それこそ、サスペンスは殺人ではなく、道ならぬ恋、だとよかったのに。

アマサイは小さい頃、大家族の一員だった。父が結婚してからも狭い本家に母と住んでいたからである。よく覚えていないが、祖母、父の兄である長男夫妻、その子供たち、結婚していない叔父・叔母、長男の嫁・叔母は床屋を営んでいて、見習い理容師さんとかも勤務していて、とにかく人が大勢いたという感じ(富山県に4歳までいたというのはそのころ)。

子供の有無はあるけれど、なになに一族というと普通の日本ではアマサイ家のような形態である。唐沢家のようなおしゃれな雰囲気はないんである。ああ、そうか、貴族だと思えばいいのか、敷地内に家屋を3軒も増設できるって、普通の財産/経済状態じゃないわな。
小池さんはフランス小説の多く影響を受けたそうだが、本書の背景にそういう要素が入っているんだなあ、きっと。

後半は、寿美江の娘・有紗を中心に話が展開される。こいつ、なんかしているだろう、というのは、誰でもわかるけれど、どんでん返しが二重、三重構造になっているあたりさすが小池真理子である。これほど精度の高いミステリというのは、他にないんじゃないですかね。

小池さんが『妻の女友達』で推理作家協会短編賞を取ったのが89年、『恋』で直木賞を受賞したのが96年、本書の単行本が91年。もうすでに「恋愛小説家」の基盤はできています。ミステリー作家でデビューしたのは、その方が需要が多いからであって、89年の時点で『恋』にような作品を創出するのは折り込み済み、だったのではないでしょうか(ミステリから恋愛モノにソフトランディングしたのは自然の流れではなくて、初めから戦略なのではないかということです)。

小池さんの作品は結構読んできていますが、うーむ、日本を代表するすごい作家であるな、ということを読むたびに思うわけであります。

なんだかね、楽しいお正月休みも終わってしまったですよ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

January 05, 2008

青春の書(*^^*) その3

藤原美子さんの『我が家の流儀』を読んでいたら、自ずと夫の藤原正彦氏の著作を思い出した。当たり前だが、美子夫人の子育て記が、そのまま正彦氏のエッセイ群と符合しているのだ。「検便事件」に関しては正彦氏の本にも書かれていたはずだ。彼の著書は『若き数学者のアメリカ』からずっと読んでいる。

初めての出会いは高校生のとき。高校の3年のときの担任の家にはよく遊びに行った。数学担当の彼女は、練習問題の添削などまめに面倒をみてくれた。読書家でもあったので、アマサイの知らない分野の本を教えてくれた。彼女の部屋の本棚にあったのが『若き数学者のアメリカ』である。なんかタイトルがキザだよなと思ってその時は借りていかなかった。

そして、その数ヶ月後アマサイは、大学生になった。ある日の午後、学校付近駅構内書店にぶらりと立ち寄った。ここで、藤原正彦氏と再会する。『若き数学者~』が文庫になっていたのだった。ああ、K先生のとこにあったやつだ、なにげに手にとって読み始めた。どういう始まりだったか忘れたが、藤原氏の渡米記にどんどん引き込まれていった。レジで精算し、本を開いたまま、電車に乗り、下宿の最寄り駅を降り、7,8分間ずっーと手に持ち活字を追い続け、家の中で仕事に出る1時間ちょっとの間読み続けた(勤労学生だったので)。

何がよかったのかと今では思う。30くらいの青年が、アメリカという異文化に遭遇し、体当たりで、数学を学び、アメリカ人と対決?している姿に、同じ理系のワカモノとして、共感するところがあったのだと思う。理系でなくても大学生でなくても共感はできるはずであるが。

ミシガンの寒さで鬱病になり、悶々つている姿には、私自身が何らかの理由で落ち込んだときを思い出し、書誌を挟んで応援したくなってしまった。美しい(数学の)証明、という表現もここで初めて知った。奨学金をもらって勉強していたが、帰郷しなくてはならなくなった学生には、そのまま我が身を重ねた。つまり、そのときでも、今でも珍しい、正統派青春小説(ノンフィクションだけれど)なのである。

大志というのはどのワカモノにもあり、それに到達できる術は必ずある、そんなことを教えてくれる一冊である。

ワカモノが混沌とした世間を生き抜いていくには成功物語が必要だ。本書は多くの人にとって生きる支えになるのではないかと思う。

Wakisugakusha■『若き数学者のアメリカ改版』
著者 :藤原 正彦
価格 : \540 (本体 : \514)
出版 : 新潮文庫
発行 : 2003.9
bk1
なんかポップな表紙になってしまったが、前の装丁の方が好きだったなあ。

書名からハンサムな人を想像していたのですが、お若いころから野武士を思わせる風貌でしたね、藤原センセ。いや、ニッポン男児らしくていいと思います。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

January 03, 2008

映画『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』

映画『魍魎の匣(もうりょうのはこ)』
昨日見てきました。目が痛くなりました。京極堂のせいではありません。レディースディなのでその後「ナショナルトレジャー」を見たので。いくら安くても1日二本が限界です。

前作よりも良かったです。中国ロケで1950年代の雰囲気を出していたのが効いています。やはり監督の力量かな、とむ影さん。ばらばら人間の生成は、グロくていやなのですが、あまり嫌悪感はなかったです。美術がきれいだったからかな。パンフにもそのように書いてありました。

まあ、基本的に阿部寛しか見てませんが。
(^_^;)だって阿部ちゃん(たぶん)独身最後の作品なんだもん。
(;_;)

配役でみるべきものといったら、あとはクドカンですかね。異常をきたした男の「オン・ザ・ライン」をよく演じていました。

京極堂の妹・敦子の田中麗奈もなかなかよいです。因みに盟友FK女史は堤真一がどうしてもお気に召さないそうです。

今度こそ、京極堂を読もうかなと思っています。『狂骨の夢』あたりから。

「ナショトレ」は何だかバリバリハリウッドで粗雑な感じがしました。京極堂の後だからでしょう。カーチェイスは要らないと思うけど。

人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

January 02, 2008

映画『間宮兄弟』

テレビはこれと言って楽しみなものはないです。今日はレディースディだったので映画を見てきました。その話は後程。

昨日家にいたらたまたま『間宮兄弟』をやってました。映画館に行くほどではないが、気になるなあ、と思っていたので丁度良かったです。

確かに男兄弟であんなのはあり得ないでしょう。「1日終わって報告しあえる相手がいるっていいよなあ」って、兄ちゃん、その相手が弟なんかい!
(^_^;)。

女姉妹でもないだろう、それは。

普通だったらキモいだけど、塚地と蔵之介だと自然ですね。演出の妙だと思うけど。

エリカ様と北川景子、ここでも光っていました。

戸田菜穂みたいな奥さん、いそうです。間宮兄弟の母親が中島みゆきというのはオドロキでした。

監督は森田芳光ですか。やっぱりうまいんですかね、あの人。

人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

January 01, 2008

謹賀新年2008

謹賀新年2008
あけましておめでとうごさいます。

昨晩は年賀状の印字をしていました。モノクロでいいと思って、一所懸命そのように印刷設定をしていたのだが、うまくいかず、カラーインク三色も満タンになっていないと作動しないという、アンエコロジカルな○ラザー製のプリンタだったと気付いたのが、その30分後。ヨドバシカメラは年末もやっていることを確認して新宿に向かう。4500円相当のインクセットをポイントカードで600円で購入出来てほくそ笑む。そんなことしてるばあいじゃない。絵柄設定に戸惑い、年一回しか使わんから印刷もイマイチ。終わりころに、インクジェット葉書ときれい印刷にすればいいことを再発見。なにやっとるのだ、自分。印刷完了して安心して『刑事コロンボ』の第6巻のDVDを見て眠る。

こんなお馬鹿なアマサイですが、今年も宜しく。
m(_ _)m。

写真は著しく構図が悪いですが、市ヶ谷界隈の元旦2008です。

人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

« December 2007 | Main | February 2008 »

サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

更新情報

June 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30