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February 25, 2008

幸せのはかり方

ある女性がIQが高く、ハンサムな男の子を産みたいと思い、精子バンクで該当する遺伝子を持つ精子を買って人工授精を行った。生まれた子供は彼女の予想通りの赤ん坊だった。他の誰よりも早い時期に立って歩くことができ、言葉を覚えるのも早かった。

難関と言われる小学校に入学したが、担任の教師は自分で学習するようにと彼に申し伝えた。教科の高度な範囲まで習熟して何を教えればいいかわからなかったからである。特に理数系には優れた才能を発揮し、運動能力も高かった。

当然、有名高校に入り、その後はハーバード大学に進んでいった。

彼の母親は、彼なす事すべてを賞賛した。彼は彼女にとって神様の次に偉大な存在であった。

そして、24年が経った。彼は有名大学のたくさんある街、マサチューセッツ州ケンブリッジ市に一人で住んでいる。

彼は有望な若手科学者になっているだろうか。また、すでに学会に名を上げて、自身の研究とともに後進を育成しているのであろうか。

どちらでもなかった彼は小学校の教員になっていた。明日の教材を作るために今日もパソコンに向かう。

これが僕の生徒たちです。彼はうれしそうに1枚の写真を見せた。どの子もすばらしい。凄い才能があるんです。子供と接するのは毎日楽しいです。この本棚はほとんどがファンタジーかな。今、僕が子供のころ読んだ絵本を集めているんです。お薦めはね、いろいろあるけど「カルガモ一家のお散歩」かな、カルガモの家族がいろんなところを移動する、ただそれだけの話です。家族が一緒というのがいいですよね。人間も家族で暮らすことが一番の幸せだと思うな。

数学の本?1冊もないですね、もう何年も理数系の本は読んでいません。IQなんて人の一部にしかすぎない、IQの高さと人の幸福なんて何の関係もありませんよ。

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彼はいつも孤独だった。同級生からは「精子野郎」とか「天才野郎」とか蔑称で呼ばれた。IQテストを幼いころから数多く受けさせられた。大人達は彼に大きな驚きと少しばかりの恐れをいただいていた。彼は大人達に何を求められているかよく知っていた。彼は大人達の要望にそぐわないことをすることはなかった。
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彼は今幸せなのだろうと思う。自身の幸せを若いうちから見つけられたこと、これ以上すばらしい才能は他にはない。

23日フジテレビでやっていた「サイエンスミステリー」のアマサイ的記述です。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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