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March 03, 2008

iPS細胞研究の決め所

iPS細胞研究、京大・東大など4拠点で

これってこないだサイエンスゼロでやっていたことが実現ってことですかね。

京都大学の山中伸弥教授のグループが、“万能細胞”の一つ「iPS細胞」を皮膚の細胞から作り出すことに世界で初めて成功した。神経や筋肉など体のさまざまな細胞に変化することができる万能細胞を人の皮膚の細胞から作り出せたことは、受精卵を元に作られる万能細胞「ES細胞」に比べて倫理的な問題が少なく、画期的な成果として国内外で大きな注目を浴びている。  iPS細胞の誕生以来、世界中で研究が盛んに行われるようになり、アメリカでもiPS細胞の研究が加速して日米の研究競争が激しさを増している。  iPS細胞の誕生には、理化学研究所で行われていたES細胞の遺伝子研究の成果など日本の生命科学の水準の高さも背景にある。  番組では、iPS細胞の生みの親、京都大学再生医科学研究所の山中伸弥教授をスタジオに招き、誕生に至る経緯にも触れながら、新たな万能細胞「iPS細胞」のもつ可能性とその最新情報を伝える。

後半しか見ていないのですが、この分野、日本は米国に比べ遅れをとっているそうです。この山中教授は研究手法に着目しているそうです。米国の優れた点はいろいろあるのでしょうが、教授をボスとした○○研究室の壁を物理的にとっぱらって、情報交換を円滑に行うことで、効率は何倍にも上がるそうです。まあ、素人から考えても同分野のことをやっているのに秘密主義ってのは、ばかげていますよね。企業でも、プロジェクトごとに密室状態ってのは、よくないです。お互いを知ることで向上することも多々あります。

××の特許について調べてくださいってA君から言われたから、調査レポート作ってあげたら、2ヶ月後にB君から同じ内容の調査依頼がきました。おまいら、部屋の隣同士で話せんのか、ばかたれが!いやはや、うちの会社が儲からないわけです。

R研の人から、研究室マネージメントなんて日本にはないんです、それぞれでそれぞれのルールでやってるって感じですね、って聞いたことがあります。

組織改革だけでパフォーマンスが上がれば、お得だと思うんですが、そう簡単ではないんですかね。

山中センセも言っていましたが、研究を先んじて特許をどんどん取っていかないと、ますます、遅れをとります。知財戦略から、ラボ管理も見えてくるんじゃないでしょうか(我が社なんてその反面教師です)。

とにかく、人の生命に関わることですから、iPS細胞の研究は、科学技術戦略の第1項にしていただきたいものです。

クローン技術を医療に適用すべきである、というディベート論題をやってことがあるので、この分野に少し、少しだけうるさいです。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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