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May 19, 2008

どこへいくのか、万能細胞

京大、iPS知財管理で新会社 金融3社、出資で合意2008年05月16日asahi.com

京都大は16日、山中伸弥教授らが開発した万能細胞(iPS細胞)の特許活用を目的とした会社を設立すると発表した。大和証券グループ本社と三井住友銀行、両系列のベンチャーキャピタルの3社から計約2億円の出資を得て設立することで合意した。出資総額は1~2年で約12億円に増やす。6月をめどに事業を本格化、万能細胞の応用研究の加速を目指す。

さまざまな臓器の細胞になりうるiPS細胞は、再生医療などへの応用が期待されるが、特許取得競争が激しく繰り広げられているとみられ、特許の管理・活用が課題になっている。国際特許の出願手続きは煩雑であるうえ、治療法の開発などには国内外の特許を戦略的に組み合わせる必要がある。

このため、専門的な知識を持った弁理士や弁護士などを集めるための資金も含め、迅速な対応を迫られていた京大が会社の設立を計画した。「多額の資金は出しても口は出さない」といった形で企業と大学が知的財産権管理専門の会社を作った例は珍しい。文部科学省はそういった例は把握していないという。

この記事を見たとき、バイオの人は権利取得に熱心なんかな、と思ったのだが。

でも、ある弁理士さんのブログを読んでいたら、特許がわかってないもの同士、大学とベンチャーキャピタルとが錬金術始めたのではないかと、思い始めた。

iPS細胞を金融界が支援 三井住友銀など3社 知財管理で新会社
FujiSankei Business i. 2008/5/17

どひゃ、この記事には怪しいオジサンたちがお手々合わせて。。。

そうだねえ。大学が特許戦略あるとは思えないし。
ベンキャピの人も、おお、iPS細胞、聞いたことあります、儲かりまんな、
ぐらいの考えしかないんではないか。

>国際特許の出願手続きは煩雑であるうえ、
ってか、パリ条約の優先権主張して、PCT出願すればいいんですけれど。もちろん素人にはできませんが、米国、欧州の出願処理している普通の特許事務所に依頼すれば、やってくれます。先願検索は知財本部でやって、教授センセ方と対策練ればいいんじゃないでしょうか。

ってか、企業はそうしているんですが(知財部と技術者が協力して)。

「特許って儲かるんですよね」の範疇ではないのか。

ある弁理士さん;
『日本の大学が、産学連係で利益を上げたいのなら、特許出願するよりも、まず、産業界へのヒヤリングです。そして、そのヒヤリングから商品化を前提した研究開発を行って、商品化できそうであれば、権利化を考えるという、スタンスで行くべきです。』

うーむ、おっしゃる通りです。

>専門的な知識を持った弁理士や弁護士などを集めるため
ってか、今までどうしてたんでしょうね。京大も特許出願してるはずなのに。

>文部科学省はそういった例は把握していないという。
有益なことはなにもしないで省だから、別にねえ、、、

日本の大学の特許意識は、30年前と変わっていませんからな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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