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June 12, 2008

パラダイムという概念を破壊しろ

儲けようと開発しても儲からない

パラダイム持続型イノベーション

過去の大きなイノベーションについて、イノベーション・ダイヤグラムを描きこんでみると、興味深いジレンマに気づく。それは、ラディカルなイノベーションであればあるほど、イノベーション・チェーンを持続的につむいでいくために本質的なプロセスは、つねに土壌の下にあって価値創造には直接的にかかわらない「知の創造」を途中に含むということである。一方、価値創造を直接的ゴールとして行なう「開発」はそれだけでは結局のところ抜群の競争力をもつような新しいパラダイムの経済的・社会的価値を創造することはできない。平たくいえば、儲けることを直接的目標にして製品やサービスを開発しても、長期的に儲けることは不可能だということでもある。

なんでこのコラムを取り上げたかというと、経営学のオジサンたちって未だに「パラダイム」って言葉を常用しているのね、と嘲笑したいからである。彼のみが使っているとは考えられないので、社会科学では一定の地位を持っているのだろうな、「パラダイム」。でもこの用語をうれしそうに使っている文章、このように中身がない。

彼が「それは、あたかも土壌と植物の関係に似ている」と称して出してきた図。意味、わかんなくな~い?

だってさ、社会科学上の概念図って「花形・負け犬」マトリックスみたいに、おお、ごちゃごちゃ説明されてたらわからんかったが、この図だとお主の言うことがようけわかるっちゃ(ってどこの方言だ?)ってものでしょう。これは、図自体じゃ何かわからなくて【図に説明につけてるのに】さらに何を言いたいのかわからないっつー最悪のものでしょう。

最後まで読めばわかるとおり、材料を変えただけでは、技術革新にならない、プラスアルファが必要だということである。それまで青銅だった大砲を鉄製にするには、単に材料を変えるだけではなく、創意工夫があったという話らしいのだ。

それって、破壊型パラダイムとかへんてこな線図を使わなくては、説明できないことなのか?

経営学って、天気予報と同じである。いくら当たらなくても、天気予報は不要、と思う人はあまりいない。同様に経営学が実際の企業経営に役に立たないとしても、実際の経営成果を分析する後付け理論だったとしても、経営学が不要だと思う人はいない。

アマサイのディベートの師匠がとある勉強において
『「経済学って、何のための学問ですか?」という質問が飛び出したのは、誠に微笑ましくも、好ましく感じた。』とおっしゃっているのだが、

その答えは、

「エコノミストを生成し、食わしていくため」

というのが一番妥当だと思うのだが。

ここまで、書くと完全に嫌われるな。カミソリ送られてくるかしれん。

いや、世の中、結構無駄な学問というものはあるものだ。しかし、無駄な学問、学会が適度にあるのは良い社会なのだと思う。

経営学はそれの最たるものであろう。無くてもよいがあってもよい。

バートランド・ラッセルが
「私は若い、頭が切れるころ、数学を研究し、少し頭が弱くなったころに哲学を行った」と言ったそうだ(ちょっと文言は違うかもね)

たぶん、ラッセルのような天才が、かなり頭が弱くなって、ボケ寸前になると、経営学なんかをやると丁度いいのだろう。

えっ、毒舌じゃないでしょ、最後の一文は。ラッセルが経営学やったら、もっと精度の高い学問になっていたのになあ、って話だよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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