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October 31, 2008

スーパーハイビジョン

いいよねえ、NKH技研。。。

会社訪問:NHK技術研究所@Tech総研

日下部: 私は「スーパーハイビジョン」の映像を、高精細・高画質に表示できるプロジェクターを研究しています。現在のハイビジョンの次の世代のものです。現在のハイビジョンの画素数は約200万画素なんですけど、スーパーハイビジョンは約3300万画素です。縦が約4000画素、横が約8000画素もの多くの画素から構成されていて、とてもクリアに映像を表示できるんですよ。

日下部: 映像って、赤と緑と青に光る点で表現されているんですけど、そういう点の数を増やすだけでなく、光る点の輝度の範囲も拡げることで深みのあるリアルな映像をつくり出しています。

日下部: そうです、そうです。白と黒の明るさの比をダイナミックレンジというのですが、従来だと1000:1くらいなんですけど、このプロジェクターでは、100万:1もあるんです。では、実際にご覧ください。こちらが今回実現された「黒」になります(スクリーンに黒い色を照射)。


日下部: それは映像が高精細で、かつ輝度のダイナミックレンジが広いからなんですね。また明るさの違いも細かく表示できるので、微妙な色や明るさの変化を最大限に表現できるんですよ。


こ、このテックハニーって萌えキャラ?気に入らないんで、日下部氏の発言だけ抜いた。別に意味通るんで。おぢさんたちはこういうメイドさん姿の女性がくると喜ぶんでしょうか。

今年の一般公開は行けないかったのですが、てか、行ったことないけど。

スーパーハイビジョン、約3300万画素。と聞いただけでワクワクするなあ、アマサイは。

携帯電話のカメラは何万画素でも気にしないだけど。

アマサイは、カラーチャートとかぼっーと見ているのが好きです。エンジニアマインドも相まって、カラー画像表示にはとっても興味があります。

2008102481■特開2008-102481
【発明の名称】画像表示装置
【出願日】平成19年3月19日(2007.3.19)
【出願人】日本放送協会
【発明者】金澤 勝 日下部 裕一
【要約】
課題:1台の装置で4以上の原色変調光を正確に合成することのできる画像表示装置を提供する。
解決手段:N(≧4)の原色光を発光する原色光発光手段11と、原色光を画像信号に応じて変調して原色変調光を生成する原色変調光生成手段12と、原色変調光を画像光に合成する一体型の画像光合成手段13と、画像光を投射する画像光投射手段14とを含み、画像光合成手段13が、画像光を一方の正方形端面である出射面から出射する四角柱状の画像光路と、画像光路の側面、または、画像光路の側面および画像光路の他方の端面から延伸し、それぞれが1の原色変調光を伝播するN本の原色変調光路と、画像光路中に形成され、画像光路の側面から延伸する原色変調光路を伝播した原色変調光を出射面の方向に反射するダイクロイックミラーとを含む。
【背景技術】
 カラー画像表示装置は、テレビジョン受像機あるいはパーソナルコンピュータ用表示装置等に適用されているが、直視型と投射型に大別される。
直視型のカラー画像表示装置にあっては、解像度を高めるとともに画面を大型化するためには、画素を小型化するとともに画素数を増す必要があるため、装置が複雑化、高額化することは避けることができない。
従って、大型のカラー画像表示装置としては投射型を使用することが望ましく、各種の投射型カラー画像表示装置が提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
 しかしながら、特許文献2に開示された従来の投射型カラー画像表示装置は、第1の緑色光と第2の緑色光とを時分割で表示するものであるため、光源を高速で点滅させなければならないという課題があった。
 また非特許文献1に開示された従来の投射型カラー画像表示装置は、2台のDLPプロジェクタからの投影像をスクリーン上で合成するため、2台のDLPプロジェクタを光学的に正確に位置決めしなければならないという課題があった。
 本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであって、4以上の原色変調光を正確に合成することを可能とする一体型の画像光合成素子を備える画像表示装置を提供することを目的とする。

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そういうふうになっとるんだなあ、くらいしかわからないけど、これが明日の技術の基礎となっていると思うと楽しいですね。

だって、明日の画像処理を作るということは明日を作るということでしょう?

って、ちょっと強引だったダスか(^^;)?

これからもNHK技研に大注目です。

技研内に入れてくれるなら、メイド服でも着ぐるみでもなんでも着ようじゃないきゃ!えっ?!需要がないですと?人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 30, 2008

ドナルド・キーン

ニュースヘッドラインに

「日本文学のキーン氏、、、」
と見えたので、

ああ、ついに旅立たれたか、と思ったら、

外国人初の文化勲章受章ということでした。
すんまへん「(^^; ) すんつれいしました。

【文化勲章】「紫式部さんに伝えたい」とドナルド・キーン氏

2008.10.28 12:02

 文化勲章受章の喜びを語る日本文学研究者のドナルド・キーンさん 「自分のような外国人が文化勲章をいただくのは大変な驚き。でも、非常に光栄なことで喜んでいます」

 今秋は自らの日本文学研究の端緒となった「源氏物語」の千年紀。節目の受章は「何かのご縁ですね」と笑う。

 1940(昭和15)年、たまたま手にした源氏物語の英訳本に感動して「将来は日本文学者になろうと決意しました」。太平洋戦争のさなか、海軍の語学将校として日本語を学び、源氏物語の原文に触れた。

 「美しい散文的な言葉にひかれ、思いやりに包まれた平和な世界があることに心を奪われました」と振り返る。

 戦後40年以上にわたり、1年の半分は日本で暮らしている。三島由紀夫ら数多くの文人と交流を深め、万葉集から現代までの『日本文学の歴史』を25年の歳月をかけて完成。米国の名門、コロンビア大学にはドナルド・キーン日本文化センターを開設した。いまも教壇に立ち続け、日本の古典文学を教えている。「古典文学を知ってこそ、自分の国を知ることになる」が持論。「優れた古典に親しめる機会を増やす取り組みに力を入れていきたい」

 受章の喜びを伝えたい人は?

 日本文学を世界に広める“水先案内人”は、満面の笑みを浮かべた。

 「紫式部さんに、一番に伝えたい」

なんか最近の人は、キーン先生のこと知らないらしいですね。
もう80歳を過ぎておられるので、マスメディアには登場することは少なくなりました。アマサイがキーン先生を知ったのは、おそらく伝説の英語教育番組『百万人の英語』ですね。國弘正雄先生がRead and Thinkというコーナーでネイティブの書いた論説文などを取り上げおり、その中でもキーン先生の著書があったのではないかな。それ以前に70年代、80年代は結構テレビに出演していたので、そちらが先かもしれません。

何れにしろ、ドナルド・キーン博士を知らないなんて日本国民は居なかったと思いますね。日本文学と日本文化を世界に啓蒙してくれた大恩人です。

昔NHK教育テレビで市民大学講座という45分番組があったころ、キーン先生が、日本文学者との交流をお話してくださいました。

ほとんど実際に会われて何度も対話された方々なので、非常におもしろかったですね。また、月並みですが、日本人と違う、米国人の日本観ですから、ふむふむ、外人はそのように受け取るのか、というのも興味深かかったです。

やはり、三島由紀夫は世界的人気作家なのであるなあ、とも思いました。

その番組の内容は書籍化されているはずですが、ちょっと見あたりませんでした。


これは近い内容かもしれません。
D_kheen■『思い出の作家たち-谷崎・川端・三島・安部・司馬-』
著者:ドナルド・キーン
訳者:松宮 史朗
価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版: 新潮社
発行:2005.11
bk1


昨日はNHKで源氏物語の発刊までの経緯をやっていました。
源氏は古い物語ではなく、その後1000年の間あらゆる時代のあらゆる国の人々を魅了したと解説されていました。
アマサイも日本人として読まなくてはと思うのですが、どうもねえ、のめり込めないです。でも、やはり読まないとね。

とにもかくにも、

ドナルド・キーン先生

文 化 勲 章 受 章

お め で ど う ご さ い ま す 。

( *゜▽゜)/°・:*【祝】*:・°\(゜▽゜* )

お聖さんももらったっとった。てか、まだもらってなかったのが不思議であーる。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 29, 2008

ディベート合宿

先週末うちの組の者と箱根に行って来ました。
組員2/3、21名ほどです。

何しに行ったかですと。
でぃべーとですよ、でぃべーと、朝から晩まで、じゃないけど、
○日本はサマータイム制を導入すべき
○日本は小売店の深夜営業を禁止すべき
という論題を1クールずつしました。
ここでいう1クールというのは、
・1グループ3チームで
・肯定側、・否定側、・審判を順繰りに担当してグループ内でディベータ及びジャッジをすることです。

サマータイムなんてフラスコのおぢちゃんにも見に来てほしかった、いや、参加してほしかったですね。

サマータイムと睡眠に関してはだいぶ研究がストックされたようで、

サマータイム制度と睡眠
こげなレポートがPDFでアップされとりました。

日本人の多くは夜型であり、そこにサマータイムを施すと体内時計が狂い病気に成りやすく、事故なども起きやすいということみたいですね。

そんな簡単に体内時計で狂うのか疑問です。人間慣れるということがあるんじゃないか。、現状睡眠障害を持っている人には良い影響を与えるとは思いませんが。

問題は1時間早く行って、1時間早く会社が帰してくれるか、ってことじゃないですかね。大企業は別に問題ないでしょうが、中小はどうなんだろうか。
それも「慣れ」でしょうか。

政府・官庁が言っているのは、経済効果ですね。
明るい時間が長いと人間戸外に出やすい、遊び・趣味の幅が広がるでしょう、てなことですね。
まあ、それは否定できないんじゃないかと思います。

アマサイが10年前くらいにこの論題をやったときは、
・父親が早く帰ってきて子供とキャッチボールをする時間が増える、
なんて殊更取り上げられましたが、今はあんまり言わないみたいですね。
ええ、もちろん、キャッチボールは子供との触れあいの象徴的な言葉で、みんなが野球少年で女の子は関係ないという意味ではないですよ。
キャッチボールは経済効果を生まないから削除されたのかな。

アマサイは、夜型なんで一年に2回時計が変わるなんて勘弁してほしいです。

でも、STを実施してほしくない理由は、この論題がディベートできなくなってしまうからであります。

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小売店の方は、資料なしの即興ディベートだったので、
結構むちゃくちゃな議論を展開する人がちらほら。

というアマサイもせっぱ詰まって、
深夜のコンビニはは店員一人なのでATMを狙った強盗が増えるとか言っちゃったよ。
いや、コンビニ強盗はあってもATMは壊さないでしょうね、はい、すいません。

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ディベートそのものより飲み会が実に実にディープな世界でした♪

「みっちゃん」がいつもように写真をたくさん撮ってくれました。みっちゃん、ありがとう。でも、その画像を見て、アマサイは自分が思っているより遙かにデブであることがわかって愕然としたのであった。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 28, 2008

ロボットとの共生第1歩

産総研のプレスリリースを見てたらなにげに目に留まりました・

人と共存する次世代生産ロボットを実現する高速ビジョン安全領域センサの開発
高速ビジョンセンサ(カメラ)を用い人の存在や位置を確実に検知しロボットを制御する
国際安全規格に準拠した日本初の安全センサシステム技術を開発
様々な産業の工場内での人とロボットの安全な共存作業を実現
・中坊 嘉宏(知能システム研究部門 安全知能研究グループ 研究員)

1.研究成果概要

 本研究でクリアしなければならなかった最大の課題は「絶対に間違えずに100%の確率で、確実に人の位置を検出する」ということです。本研究は人に発光マーカーを装着し、その光をカメラで受光して解析するシステムなので、人から発せられた光を100%確実にカメラが受光できれば、100%で人の位置を検出できるということになります。そこで、この「発光-受光」の関係を「通信システム」として読みかえ、発光については機械や外部などからの光と絶対に間違わないものに、受光については絶対に捉え損なわないものにすればよい、と課題を明確にしました。

 発光については、点滅パターンをヨーロッパの国際安全規格である通信安全規格EN50159に沿って符号化することで、他の光と絶対に間違うことが無いようにしました。さらに、ロボットと人間ができるだけ近くで作業できるように、可能な限り速く点滅するようにしました。一方の受光については、速い点滅を確実にとらえるために、超高速カメラを用いて、1秒間に1000コマを取り込んで処理ができるシステムを採用しました。


そんなに難しいんですかね、人認識って。ロボットと共同作業というのですから、人のした作業の後に自分(ロボット)がタスクを行う。まあ、ロボットのように一定の動きじゃないからね。

だから高速カメラが必要なのねん。

関連特許がすでの出ています。

2007283450■特開2007-283450
【発明の名称】人間ロボット共存作業用安全装置
【出願日】平成18年4月18日
【出願人】独立行政法人産業技術総合研究所
【発明者】中坊 嘉宏、山田 陽滋

【要約】
課題:ロボットの構造にかかわらずセンサと安全コントローラによりロボットの可動範囲と作業者の侵入禁止領域を任意の領域に確実かつ簡便に設定し、またその可動範囲と侵入禁止領域を随時変更することを可能にし、ロボットと作業者が近接し、あるいは時間的に入れ替わりで作業するような環境でも、安全に効率的な作業を可能にする。
解決手段:この人間ロボット共存作業用安全装置は、ロボットの侵入検知装置11、16と作業者の侵入検知装置12、17から成る侵入検知装置の組を一つ以上備え、侵入装置の組をロボットの可動範囲内で作業者が進入可能になっている開口部分を覆うように配置して成り、ロボットの侵入検知装置11、16と作業者の侵入検知装置12、17の間に挟まれた領域にロボットと作業者のどちらが侵入した場合でも不安全通知信号32を発し、この不安全通知信号32に基づいてロボットの動作を停止もしくは動作速度を制限し、作業者との衝突の危険を防止する。

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ロボットとの共生はまだまだなようで。
取り敢えず災害地帯の探査くらいで今は満足しておきましょう。

鉄腕アトム=アストロボーイの世界は遙か彼方ですな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 23, 2008

3次元測距デバイス

世界初の3次元測距デバイスを新開発。

太陽光の下でも使用でき、(10万lx対応)、物体の形状と奥行き(距離)を計測できる 「高照度対応距離画像センサ」を来春新発売予定

アマサイの仕事では測距技術が重要アイテムなのでメモ的に。

■ 開発技術の概要  従来の3次元測距デバイスを用いた場合、直射日光が差し込むような周囲光強度が極端に強い条件下では、この周囲光成分だけで1つ1つのCCD撮像素子が飽和して溢れてしまう状態となり、殆ど信号光(反射光)成分を抽出することができず、測距動作が出来ませんでした。  今回独自開発しました周囲光消去型3次元測距デバイスでは、感光部で発生した電荷から、周囲光により発生した電荷を量りとって廃棄し、信号光(反射光)による発生電荷のみを蓄積できるようになりました。 具体的には、  1) 周囲光強度に応じて障壁が上下する、電荷成分分離エリアを形成  2) 感光エリアに、周囲光、信号光成分を蓄積  3) 障壁を有する分離エリアに転送し、上澄み部分に相当する信号光成分と、それ以外の周囲光成分に電荷を分離  4) 量り取った周囲光成分を廃棄(消去)する 以上の動作により、実現しています。  この周囲光消去型3次元測距デバイスを距離画像センサに搭載することで、晴天昼間の太陽光照度に相当する周囲光10万lxでも画素飽和が発生することなく、距離演算が可能となりました。

4)、リリースにある消去アルゴリズムが重要みたいですね。
P3979443---------------
特許第3979443号
【発明の名称】強度変調光を用いた空間情報の検出装置
【登録日】平成19年7月6日
【出願日】平成18年8月28日
【特許権者】松下電工株式会社
【特許請求の範囲】(抜粋)
・所定の変調周波数の変調信号で強度変調された光が照射されている空間からの光を受光し受光強度に対応する量の電荷を生成する感光部と、
・感光部で生成した電荷のうち信号電荷を蓄積する電荷蓄積部と、廃棄電極を備え感光部で生成した電荷のうち不要電荷として廃棄する電荷の移動が廃棄電極に印加する廃棄電圧に応じて制御される電荷廃棄部と、
・電荷蓄積部に蓄積した信号電荷を外部に取り出す電荷取出部と、隣接する規定の複数個の制御電極を組にし制御電極に印加する電圧を組単位かつ変調信号の周期に同期するタイミングで制御することにより半導体層において各制御電極に対応する部位に形成されるポテンシャル井戸の深さを制御する制御回路部と、
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旧松下電工さん、いろいろ試行錯誤して出願していらっしゃるようです。

CCD/CMOSなどの固体撮像素子、アマサイも勉強しましたが、時間が経つと忘れてしまいますね。バケツリレーのようなもの、ということだけは覚えているのですが。

毎日勉強です。

パナソニックより松下の方がいいと思うんですがね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 22, 2008

にふてぃ人生

にふてぃ人生
「これからはYahoo!がライバルです。nifty.com」と書いてあるわけだ。

って今ごろ( ̄▽ ̄;)?!

つか、Googleじゃないの?!

ネットビジネスしてるならYとGを追い抜く意気込みは当然とおもうが。

今更何言っとるのかなあ。

ニフティどんどんダメになるなあ。

パソコン通信の時代から使って、メインアドレスはニフコムなのだがなあ。ブログもココログなのだが

私のように惰性でニフティ使ってる人多いだろうな。

小ネタだけど、人気ブログランキングぷちっとな。【押す】よろしくね≪コメントはここ

October 21, 2008

パルスジェットエンジン

この番組見てました。

夢の扉

今年の末に、アメリカで宇宙空間への商業飛行がいよいよ始まろうとしています。そんな中、日本でも夢の宇宙空間へ旅立つための有人宇宙飛行機の開発に単身取り組んでいる人がいます。

愛知県にある小さな町工場で開発を進める緒川修治さんです。緒川さんは宇宙に夢を馳せ、単独で有人宇宙飛行機の開発を行っています。そして、これまでのロケットエンジンではなく、少しでもコストを下げるという目的で開発を進めているのが次世代のジェットエンジンと呼ばれるPDEです。この未来のエンジンを利用して宇宙空間に飛び出そうという壮大なものなのです。

これではなんだかわからんが、宇宙ロケットではなく宇宙ジェット機を作ろうという魂胆?なんである。緒川修治さんという航空工学を専攻した方がお父さんと一緒に研究している町工場研究所なんである。それまでは普通の重工機メーカーのエンジニアだったのだが、退職してこの事業を始めた。お父さんもずっとパルスジェットエンジンの研究をしてきた。

【パルスジェットエンジン】 ジェットエンジンの一種。 導管が一本のジェット推進エンジンで吸入口近くに逆止弁があり、弁が開くと吸入空気がエンジン内部に入り、着火、燃焼する。 400~600km/h程度のスピードでの飛行に適したエンジンだが、騒音や振動が大きく、燃費も非常に悪いため、ドイツのV-1?飛行爆弾に使われた程度で、現在ではほとんど使われていない。
【ジェットエンジン】 吸い込んだ空気を圧縮し、燃料を混ぜて燃焼させ、排気ガスの噴射(jet)の反作用として推力を得るエンジン。ただしスクラムジェットエンジンの場合、積極的には圧縮しない。

レシプロエンジンやロータリーエンジンとは異なり、燃焼室が機械的に閉鎖されないのが特徴。ロケットエンジンとの違いは、酸化剤を機体に搭載せず、大気中の空気を利用すること。そのためロケットエンジンよりも効率が良く、トマホークなどの巡航ミサイルにも使われている(他のミサイルはロケットエンジンが多い)。

狭義にはターボジェットエンジンとターボファンエンジンを指す。
広義にはラムジェット・パルスジェットなどの、エアブリージングな(=空気を酸化剤として使う)ジェット推進機関全般を指す。

以上は「航空軍事用語辞典++」より引用

そうなのだ、今は使われていない方式なのだそうだ。
検索するとトンデモさんにあたってしまいそうだ。アマサイの疎い分野なのでトンデモさんか否か見分けがつかないダス。
緒川さんのHPに概要が載っています。

PDエアロスペース:パルス燃焼
なんだか実用品も使えるみたいですね。

特許公報を検索したら珈琲焙煎装置なんかも発明しているみたいです。

お父さん、緒川尚孝さんのHP
パルスジェット技術研究所

画像検索したら出てきました。緒川さん親子と同じ感じで研究してるみたいです。
John Williamson


そうですね。宇宙ジェット機だけ研究していてはやっていけないでしょう。しかし、番組では、このジェット機部門の資金を得るためスポンサーを探す様子もやってました。それにはまず小型機(大人2人で運べるくらい)で成功させなければならない。が、敢えなく失敗。あれじゃ、滑走路短すぎるでしょう、と素人でも思いましたよ。でも、途中経過を評価してくれてお金を出してくれる人が見つかったようです。

よかった。よかった。

こういう夢のあるお仕事にこそ支援するのが技術立国ニッポンなのではないでしょうか。

夢のある、なんて言うのは簡単だけど、なかなか成し得ない大事業です。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 20, 2008

TVドラマ『流星の絆』

注目してる人はすごく注目している?ドラマである。
TBS-HP

アマサイは原作はもう読んでおり、すでにアップしております

HPによれば、脚本の宮藤官九郎は単行本になる簡易本を渡され仕事を依頼されたという。

つまりていぶいえすは、雑誌連載時からテレビドラマ化を決定していたということか。3月に発刊しているから、それから企画会議をしてたら今年10月スタートに間に合うはずないもんな。

もう東野圭吾は「青田刈り?」されるほど人気作家になってしまったのか。
ファンとしちゃうれしい。

がしかし、先週放送の一回目からめちゃくちゃ評判悪い。

結論からいうと東野圭吾と宮藤官九郎のマッチングってありえんだろう、ということ。復讐劇なのになんでのっけからコメディやっているんだと怒っている方は少なく見積もっても7万人相当いるだろう(どういう計算?)。

アマサイは別に不満ないっす。1回目は取り敢えずよくできてるなあ、と思った次第。

活字のものを映像化するだからそのままは無理。でも、宮藤くんは東野作品のベースを活かしつつ自身のカラーをうまく出している。

小説とテレビドラマ、映画とは別物と割り切らなくては、とよく言われるが、本作品に関しては割り切らずとも楽しめます。

だって、今までの東野作品のドラマ化ときたら、

『ガリレオ』なんか作中にいもしない女刑事は出てくるし、

『白夜行』なんて時代背景を現代にして、70~80年代のハイテク犯罪史という重要な伏線無視してるし、

それに比べて本作品はどこを崩しているというの?漫画の挿入なんてかわいいもんじゃないですか。功一と泰輔は原作より5歳くらい若いが、それはメインキャストにアイドルを使いたかったんでしょう。それも普通ですね。二宮くん、錦戸くん、戸田恵梨香、なかなか良い人選だと思うぞよ。

「もう絶対見ません」という東野ファンの気持ちがアマサイにはちとわからない。

もちろん、映像化は批判されるのが普通ですから、その域だと言えばそうであると思います。

東野さん自身は、「クドカンおもろいやないか」と喜んでいるじゃないかと思うんですが。

東野さん、理系作家という変な肩書きがとれてよかったです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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理研が突き止めたブラックホールの正体その1

理研でブラックホールの研究をしているということは先に書いた。


ブラックホールに吸い込まれるガスの流れを知る@理化学研究所

 観測の結果、可視光の明るさはX線の強度よりも短時間(例えば0.05秒ぐらい) で変動すること発見しましたさらに、可視光の変化とX線の変化はまったく同一でもまったく別々でもなく、連動しつつそれぞれ特徴的なパターンを繰り返すことを発見しました。可視光は、X線が強くなる直前に暗くなり、その後、瞬間的に増光し、それからまた急激に弱くなる、というパターンを示しました。

 これらの可視光やX線は、ブラックホールから直接に放射されるわけではありません。ブラックホールに激しく吸い込まれるガスは、重力のため数千万度という高温の電離気体や、より高いエネルギーをもった粒子の集団となり、そこからX線や可視光が放射されるのです。ブラックホール周辺では、重力、磁気力、放射の圧力などが競合するため、この電離気体の流れの様子は、激しく変化しています。その結果、そこからの放射の明るさも、一見するとまったく無秩序に変動して見えます。しかし、今回の研究では、可視光の変動とX線の変動を詳しく比較することにより、それらの変動の中に安定したパターンが内在することが明らかになりました。この安定した構造は、乱雑に見える放射線の変化が、実は基本的な物理過程で支配されていることを示唆するものです。

例によってアマサイには研究の重要度がわかりませんが、ブラックホールと言われるとわくわくするのはなぜだろう(^_^;)。

アマサイが物理帝国主義者で素人科学者であるからだろう。

Rikenにはもっともっとがんばってほしいですね。科学者たちの素敵な楽園を残しつつ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

October 17, 2008

米国のインタゲおじさん、クルーグマンがノーベル賞

【ノーベル経済学賞】クルーグマン氏、米政権経済政策は間違いと批判2008.10.14 18:34

スウェーデン王立科学アカデミーは13日、2008年のノーベル経済学賞を、収穫逓増に基づく新貿易理論を確立したプリンストン大学教授ポール・クルーグマン氏(55)に授与すると発表した。ロイター通信によると、氏は米ニュージャージー州の同大学で記者会見し、今回の金融危機について「1990年代のアジア通貨危機と同じ困難な局面だ。29年の大恐慌といくつかの類似点がある」との厳しい見方を示した。

この日の記者会見で、昨年ノーベル平和賞を受賞したゴア前米副大統領も“反ブッシュ”だったと水を向けられると、「ノーベル賞は知識人が受賞する。知識人の多くは反ブッシュというだけのことだ」と皮肉った。

クルーグマンさんについてはよく知って?います。
日経新聞

クルーグマン氏は現実の経済問題に積極的な発言を続けてきたことでも知られる。バブル崩壊後の日本経済について、デフレ脱却のため、日銀がインフレ目標政策を導入すべきだと主張。1997年のアジア通貨危機の前にはアジアの高成長の危うさをいち早く指摘した。

一昨年のJDA推奨論題がインフレターゲットなので少し勉強しました。

日本でも、経済学啓蒙書の著者として知られてますよね。
Kuruguman■『格差はつくられた』-保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略-
著者:ポール・クルーグマン著
訳者:三上 義一訳
価格: \1,995 (本体 : \1,900)
出版 : 早川書房
発行 : 2008.6

常に権力にもの申すってのがかっちょいいです。
そういうことも受賞理由なんでしょうかね。

しかし、アマサイには、ノーベル賞に経済学って、何のため?つーのがイマイチわかりません。誰か教えて!

いや、他にもっと評価すべき分野があると思うんですが。。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

October 16, 2008

カッシーニとか

カッシーニ、土星の巨大サイクロン観測

NASA、欧州宇宙機関、イタリア宇宙機関の共同プロジェクトである土星探査機カッシーニは、土星の南極にあってこれまで独立した積雲のように見えていた部分を最近撮影した。

カッシーニ画像チームのメンバーであるトニー・デル・ジェニオ氏は、「解像度の低い画像では膨らんだ雲のように見えていた部分が、実は大気のかすみを通して見える深い対流構造であることが分かった。そのうちの1つはより高い高度まで突き抜けていて、独自の小さな渦を形成している」とプレスリリースで述べている。「小さい」といっても比較的小さいというだけで、サイクロンの目の外側には幅4000キロに及ぶ雲の輪がある。地球上の最大のサイクロン(ハリケーン)の約5倍の大きさだ。

カッシーニの可視赤外線マッピング分光計チームの科学者ケビン・ベインズ氏によると、土星の極のサイクロンはアンモニアが充満する大気の奥深くで雷から熱を供給されている可能性があるという。


そういえば、カッシーニって探査機ありましたね(^^;)。

そっか、土星の大気を調べるって重要なことなんですね。地球にさえわからないことがたくさんあるのに、火星とか土星を解析するには気の遠くなるようなお仕事ですね。

火星に関しての移住計画はかなり高い蓋然性があるようです。

太陽系は「地球区域」になりそうですから、少しでも把握しておかねばいけません。

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南部先生が創造の原点についてお話されています。あれほどの天才でも苦労されているのですね(いや、天才だから、というべきか)。今の内にいろいろなご見解をうかがっておきたいです。

尚、アマサイブログの科学記事は大抵、森山さんの日記からピックアップしています。森山さん、いつもありがとう。


ノーベル賞のお祭り騒ぎが、科学技術立国、教育立国強化のなんらかのトリガーになればいいと思っています。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 15, 2008

手のひらサイズインクジェットプリンタ

これはなかなかおもしろいですね。

手のひらサイズのスーパーインクジェット装置を開発@産総研

今回開発したインクジェット装置は、従来の装置構成はそのままにして、移動ステージや、電源アンプの小型化により、塗布面積以外は、従来の装置とほぼ同等の機能を保ったままで、体積比で約1/600にまで装置本体を小型化した。(制御部は含まず。) 装置は、5Vの直流電源にて駆動可能なため、バッテリーでの駆動も可能である。インクジェットのノズルの移動機構として、超音波モーターを用いており、電源を切った後もノズル位置が高精度に保持可能である。このため、本ユニットを多数搭載することで、可変ピッチ型マルチヘッドのスーパーインクジェット装置などへの応用も期待される。
別にモバイルコンピュータの出力のために持ち歩くわけじゃないですよ (^_^;)。いや、それもできるでしょうが。

一方、精密印刷分野では、印刷技術の高度化に伴い、紙幣などをスキャナ装置などで読み取り、インクジェット装置で手軽に複製を作成するなどの犯罪も起こっており、偽造防止のためのセキュリティー印刷や、個体識別のための微細コードマーキング用途へのニーズも高まっている。

現在、家庭用のプリンターに採用されているインクジェット技術での液滴のサイズは最小で1ピコリットル(10のマイナス12乗リットル)であり、液滴の直径として約12 マイクロメートル程度である。しかしながら、インクジェット用紙とは違い、一般の工業用の基材の上に吹き付けられた液滴は数10マイクロメートル程度に広がってしまうために、電子応用分野では更なる精密な印刷技術の開発が望まれていた。

インクジェットって結構な機械機構だから微細化するのはたいへんです。

文中の2002年の開発方法の1つはこれではないかと思います。
2004114375■特開2004-114375
【発明の名称】インクジェット記録装置
【出願日】平成14年9月24日
【出願人】コニカミノルタホールディングス株式会社
     独立行政法人産業技術総合研究所
【発明者】村田 和広/横山 浩
【要約】課題:ノズルの小径化等によりコンダクタンスを低め、電圧によるインク吐出量の制御性を高める。
解決手段:本発明のインクジェット記録装置は、帯電したインクのインク滴の吐出を受ける受け面を有する基材Kにその先端部を対向させて配置されると共に当該先端部からインク滴を吐出する超微細径のノズル21と、ノズル21内にインクを供給するインク供給手段と、ノズル21内のインクに吐出電圧を印加する吐出電圧印加手段25と、を備える。このインクジェット記録装置では、インク滴吐出流量の低減と吐出電圧の低下とを図れ、微小なインク滴の吐出を実行するための制御を容易に行うことができる。
----------------------------

今回の発表に近いものは、これかもしんない。

■特開2006-205679
【発明の名称】一括転写型インクジェット用ノズルプレート、およびその製造方法。
【出願日】平成17年1月31日
【出願人】独立行政法人産業技術総合研究所
【発明者】村田 和広
【要約】課題:パターンを一括転写できる微細ノズル孔を有するノズルプレート、およびその製造方法を提供する。また、基板上の任意の位置、任意の形状に、微細ノズル孔を形成する方法、およびそれにより得られるインクジェット用ノズルプレートを提供する。
さらに、目的のパターンを得るための描画効率が高く、ノズル制御機器を単純化して低コスト化できる一括転写型インクジェット用ノズルプレート、およびその製造方法を提供する。
解決手段:コンピューターからのデーターに応じて、微細インクジェット法により立体構造物を基板上に配設し、該立体構造物を形成した部分の余部を硬化性材料により被覆し、次いで該材料の硬化後、該材料を剥離して該硬化材料のプレートに微細ノズル孔を形成する一括転写型インクジェット用ノズルプレートの製造方法。
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インクジェットは日本人の発明ではなかったかな。今後も期待できます。

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October 14, 2008

ヒッグスの名の元に

イタリア人が「日本人にノーベル物理学賞を盗まれた」などとお馬鹿なことを言っている。


ノーベル賞って、別段学術上の「公平性」なんて旨としていない。政治的色彩が強いとも言われているが、そんなの当然である。
物理学賞はスウェーデン科学アカデミーが選考してるらしいじゃん。言ってしまえば、スウェーデンの見識にすぎないわけだ。独断と偏見ということは、ないだろうが、科学史上の1つの解釈、なんである。それを俺にもよこせ、なんてちゃんちゃらおかしい。そんなこと言ったら、日本人は本来いくつメダルをもらっているはずなのか。

イタリア人、陽気なラテン系の割に器が狭く、ねちっこくせこい。

じゃあさ、自国でローマルネッサンス賞とか世界的なものを作ればいいじゃん。くだらない論争である。

まあ、アマサイの見識なんてこげなもんです。同じ物理帝國に住むKimball兄貴はこんながさつではなく、公平性を有する見解を述べていらっしゃいます。
なぜイタリア人物理学者カビボ(Cabibbo)博士は2008年ノーベル物理学賞をもらえなかったのか?(T_T)


ついでに?竹内薫さんが物理賞についておもしろいことを書いていた。

【ノーベル物理学賞】竹内薫さん(サイエンスライター)寄稿

多少、うがった見方になるが、今回の受賞の背景は、おそらく、来年か再来年に欧州原子核研究機構(通称「セルン」)の大型実験装置で発見されると予想されるヒッグス粒子と深く関係している。ヒッグス粒子は、自発的対称性の破れにより、物質に「質量」を与える。1961年の南部氏のアイデアを用いて、具体的な予言をしたのは英国のピーター・ヒッグス氏である。この粒子が発見されれば、新粒子を理論的に予言した、という意味で、ヒッグス氏のノーベル賞受賞は堅い。また、実際にヒッグス粒子を発見した実験チームも受賞するだろう。となると、自発的対称性の破れを世界で初めて提唱した南部氏や、3つのクォークという新粒子を予言した小林氏、益川氏が受賞していない状態は、きわめてまずい。それが、全くノーベル賞を予期していなかったという南部氏や、遅すぎる受賞となった小林氏、益川氏の3人の同時受賞につながったのかもしれない。

戸塚洋二さんがなくなった影響を受けて、なんてアマサイの戯言と違って理学博士らしいご見解です。


ヒッグス粒子は一口に説明できないのですが、これまたKEKさんがしっかり解説してくださっています。

「素粒子理論の大予言- ヒッグス場と粒子 -」@高エネルギー加速器機構

ヒッグス場とそれにともなって、ヒッグス粒子という素粒子があるはずだと考えられています。ヒッグス場は素粒子の質量を決めるために重要な役割を果たしています。素粒子の質量とはそれぞれの素粒子の固有な重さのことです。質量はマクロな世界では重力の受け方で測ることができますが、素粒子の様なミクロな世界ではそれぞれの素粒子に固有なエネルギーといった意味を持ちます。たとえば、W粒子は陽子の80倍以上の質量を持つため、高いエネルギーの加速器によって始めて生成することができます。また量子力学の原理によると素粒子の質量はそれによって媒介される力の到達距離を決めます。光子は質量がゼロのために電磁気力はマクロな世界で感じることができますが、W粒子の交換によって生じる弱い相互作用が働くのは10^-15cm程度のごく短い距離だけです。また、電子は陽子の約1800分の1の質量しかありませんが、これが原子の大きさを決めています。このように素粒子の質量は物質の構造と力の様子を決める重要な意味を持っています。

次回の物理学賞はピーター・ヒッグス氏か

とにかくね、日本人は、日本人が3人も+1人(化学賞)が受賞できたことに有頂天になりましょう、しばらくは。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 10, 2008

クラゲの子はカエル?

ノーベル化学賞の下村脩さんの息子は有名ハッカーらしい。

「史上最悪のハッカー」を追いつめた日本人(週刊文春 1995年3月9日号)

ケビン・ミトニック(31)もその一人だった。十代の頃から病み付きになり、何回逮捕されても懲りることを知らなかった。友人は少なく、ハッキングに時間を費やしすぎて結婚が破綻したほど。MCI電話会社にアクセス、さらにクレジット・カードの番号を二万個も盗んだ。しかし盗んだ情報を売って金儲けをするわけではない。目的はただ盗むだけ。そして一九九二年執行猶予中に姿をくらまし「史上最悪のハッカー」になった。 そのミトニックが二月十六日、逮捕された。「史上最悪ののハッカー」を追いつめたのが下村努さん(30)。政府の運営するサンディェゴ・スーパーコンピューター・センターで、競争原理を専門とするシニア・リサーチャーである。

下村さんの父である下村修博士(66)は、マサチューセッツ州の海洋生物学研究所で発光学の研究に専念し、母親の明美さん(58)はその助手を務める。ともに長崎県出身で長崎大学薬学部卒。修博士は一九六十年にはフルブライト奨学金で、プリンストン大学に二年間留学。帰国後名古屋大学で理学部の助教授を二年間やったが、結局再渡米した。下村さんが生まれたのは、渡米直前の一九六四年十月である。

ハッカーという言葉についてはまだ誤解があろう。

不正アクセス、他人の情報を盗んだりするのは、クラッカーと呼ばれている。ハッカーはコンピュータに精通している人のことで、コンピュータセキュリティの専門家、と呼んだほうがよいみたいだ。

クラッカーであるミトニックを追跡した様子は、著書として表され、『ザ・ハッカー』という映画にもなった。

Takedown■『テイクダウン -若き天才日本人学者VS超大物ハッカー-
著者: 下村 努/ジョン・マーコフ共著
訳者:近藤 純夫
価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版: 徳間書店
発行: 1996.5

なった、とか言っているけど、アマサイはよく知っているわけじゃない。そういえば、そういうことあって、映画もあったなあ、程度。その中核が日系アメリカ人って今回の記事を追ってしった。

アマゾンでもbk1でも在庫がないようだが、ユーズドで高い値が付くだろうな。

努氏は完璧にアメリカ人だね。もう物心ついたときは、米国いたし、行動様式も日本人のそれとは違う。

分野は違うけど、お母さんの科学者だったみたいだから、サイエンスの才能は遺伝していたのかな。

代々学者って家系、結構ありますよね。アマサイブログのご近所さんにもおられます。

情報セキュリティについては勉強中なので教えを請いたいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 09, 2008

オワンクラゲ

ノーベル化学賞に下村脩さん 蛍光たんぱく質を発見

スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、今年のノーベル化学賞を米ウッズホール海洋生物学研究所・元上席研究員の下村脩(おさむ)さん(80)と米国の研究者2氏の計3人に贈ると発表した。下村さんは、オワンクラゲの発光の仕組みを解明する過程で、緑色蛍光たんぱく質(GFP)を分離し、その構造を解明した。GFPは、生命科学の研究で、細胞内で動く分子にくっつけて追跡する便利な「道具」として世界中の研究者に使われている。

ノーベル化学賞にも日本人が入っているとは、めでたい、めでたい。
でもアマサイは化学には疎いからなあ。
と思ったら、下村先生の成果に昨年触れていたアマサイであった。
実験で学ぶBio技術@新宿高校公開講座
そうか、あの講座を受けることができたのも下村先生のおかげなのねん。

医学・生理学賞なら可能性があると思ったが、まさか化学賞とは、とご本人が言うあたり、おもしろいですね、今回の受賞者。益川さんは、今更受賞してもうれしくない、と発言するし。

生体から物質を抽出生成したところが化学なんでしょうね、ってことはアマサイにもわかります。

---------
しかし、20世紀には、なぜ理系ノーベル賞は、東大でなく、京大から出るのか、というちんまい議論をしていましたが、21世紀には名古屋大学優勢ですよ。まあ、サンプルが少ないので、解析もあやふやですけどね。でも、益川・小林両氏は京大にいたでしょう。やっぱり東大は出てこない。。。

---------
NHKの解説員は、今回も含め今世紀のノーベル賞輩出の理由を「ノーベル賞は評価に長い時間をかける。今回の受賞は60年代、70年代の研究成果である。その時代日本は高度成長期であり、科学研究にも力を注いだ。そして、今評価されている。これからも、受賞者は増えると思われる」てなこと言っていました。

そうでしょうね。アマサイもその意見に賛成です。

しかし、南部先生の評価はどうしてこんなにかかったのか。ノーベル賞は「評価失敗」の歴史でもあります。その時代は定説だと思われたが、あとになってみると、全く逆の実験結果をもたらした。それはだいぶ前の話だけれど、その二の舞を踏むまいという心理があるのではないでしょうか。選考は密室ですので、わかりませんが、超慎重派がいて、もう絶対に南部理論が覆されることはないだろう、南部の年齢を考えても今が潮時、とOKサインを出す人がいるんじゃないでしょうか。

発光タンパク質は、ご本人が言われるように、ここ20年、年々成果の重要性が重くなってきた、評価の蓄積?という珍しい例ではないかと思います。

まあ、とにかく、喜ばしいことですよ。

なんだかんだ言っても、ノーベル賞選考会は結構合理的な判断をしているのかもね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

October 08, 2008

ノーベル物理学賞 南部・小林・益川各氏に受賞

アマサイブログを設置して早、4年弱、この日にめぐりあうことが出来ました。

ノーベル物理学賞、素粒子研究の日本人3氏に

スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル物理学賞を、素粒子物理学の理論づくりに貢献した米シカゴ大名誉教授で大阪市立大名誉教授の南部陽一郎氏(87)と、新たな基本粒子の存在を共同で提唱した高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)名誉教授の小林誠氏(64)と京都大名誉教授で京都産業大理学部教授の益川敏英氏(68)の日本人計3人に贈ると発表した。日本人が一つの賞で同時受賞するのは初めて。

遅すぎたという話もあるが、まあ、そうだと思うけれど、生存していることがこの賞の重大なポイントであるからにして、貰えるまで生きていてよかったですね、と言うべきであろう。

戸塚さんの早世が惜しまれる。

アマサイは、戸塚さんの逝去が今回のお三方の受賞に結びついたものではないかと勝手に思っています。日本人2人+米国籍日本人、と書かれていますが、違いますね。今回は3人とも日本人である必要があったのです。ノーベル賞委員会は、素粒子物理学への日本人の貢献を称えたのだと思います。だったら、一遍にくれないで、毎年分散して日本人を受賞させろ、と思いますが、所詮、毛唐の考えることですから。

そんな授与の仕方はないと、言われる方もあるでしょうが、選考プロセスは完全に密封なのですから、想像は自由です。いろんな国際的な賞なんかを鑑みると強ち間違えではないような気がするんですが。

しかし、南部先生は、幾度もノミネートブームがあって、もはやダメだろう、と誰もが予想しないときに。。。ノーベル賞委員会、何考えてるんでしょうね。高齢者にはいち早く受賞させなくては、ねえ。

自発的対称性の破れと物質の重さ

書談:準素人のための素粒子物理学(『クォーク 第2版』)

アマサイは南部先生のファンでもあるので、何度が記事にしているが、小林・益川理論は実のところよく知らない。
南部さんの業績は、よく知っているのかと言われれば困るのだが(^^;)

知らないことは知っている人に訊くのが一番です。
TOSHIさんのコメント

『世界を変えた一つの論文-小林・益川理論-』@KEK
いずれにしろ、めでたいこっちゃ

\(^o^)≪★祝☆CONGRATULATIONS☆祝★≫(^o^)/
★祝福の大砲!☆(ノ^o^)♂ドド-ン
   ★祝福の大砲!☆(ノ^o^)♂ドド-ン
      ★祝福の大砲!☆(ノ^o^)♂ドド-ン


あとは物理を知らない一般の人にもっともっと浸透させたいですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 07, 2008

粘菌は偉い!

日本人科学者は優秀ですねえ。
今度は認知科学賞ですってよ。

「迷路の近道、菌でも探せる」中垣氏らにイグ・ノーベル賞

 ノーベル賞をもじって、ユーモアあふれる研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が2日、米ハーバード大で行われ、単細胞生物の真正粘菌が迷路の最短経路を見つけることを発見した中垣俊之・北海道大准教授ら6人に、今年の「認知科学賞」が贈られた。AP通信が伝えた。

 中垣准教授らは、真正粘菌が迷路全体に広がった後、エサを迷路の入り口と出口に与える実験を行った。粘菌は、最短経路以外に広がっていた部分を次第に縮小し、最後は1本の管状になって両端でエサを食べる最も効率的な形になった。「脳も神経もない原始的生物でも、高度な情報処理機能をもつ」として8年前、英科学誌ネイチャーに発表した。(ワシントン、増満浩志)(2008年10月3日11時08分 読売新聞)

非常にまともな研究ですね。ネイチャーにも載ったというのだから。

理研のニュースリリース
粘菌が迷路を最短ルートで解く能力があることを世界で初めて発見
理化学研究所/北海道大学/平成12年9月26日

その粘菌による迷路解法は、2つのステップからなります。変形体が迷路の道筋全体に広がった後、餌を入口と出口に与えると、1)行き止まりの経路にある部分を衰退させ、入口と出口をつなぐ経路全てに管を残します。2)最終的に、最短距離の管を選んで1本の太い管を残します。このように粘菌は、入口と出口という離れた二つの場所にある餌に群がると共に、最短ルートで管を形成する事によって、一つの個体を維持したまま効率よく餌が摂取することができます。つまり、迷路という複雑な状況であっても、餌のある2つの場所をいかに結ぶかという問題に対して粘菌は最適な答えを探し出すことができたのです。

 粘菌による迷路解法の2つのステップ、その物理的機構は細胞内で自発的に起きるリズム現象と深く関わっています。粘菌の細胞内には、収縮運動の繰り返しを引き起こすリズム体(化学反応でできた時計)が至るところに存在し、お互いに影響を与えながら細胞全体に収縮運動の波などの時間的・空間的パターンを作ります。このパターン形成が管の形態形成とリンクすることによって、迷路解法の基となります。これらは、反応拡散方程式とよばれる数理モデルを用いて理論的に説明することができます。すなわち、細胞を構成する物質の物理的性質に基づいて、粘菌による迷路の解法が解明されました。


すごい研究だと思うっす。
6名ちゃんとお名前を列挙しないと。
Wikiのイグ・ノーベル賞の項より。

認知科学賞
中垣俊之 北海道大学/理化学研究所
小林亮 広島大学
石黒章夫 東北大学
手老篤史 北海道大学/Presto JST(科学技術振興機構(JST)による戦略的創造研究推進事業)
山田裕康 名古屋大学/理化学研究所
アゴタ・トス(Ágota Tóth) ハンガリー、セゲド大学

中垣さんのHPにはよいことが書いてあります。

他人から「この単細胞め!」などと言われれば大抵不愉快だろう。ところが必ずしもそう感じる必要はないかもしれない。真正粘菌変形体という巨大なアメーバ様生物は、単細胞生物にもかかわらず迷路の最短経路を探し当てることができるのだ。粘菌の賢さは果たしてどれほどだろうか? 脳も神経もないのにどうやって答えを導き出しているのだろうか? 私たちは、この不思議な生物粘菌の底知れぬ計算能力を解き明かし、さらにその計算方法を学ぶことを目指している。最終的には粘菌に学んだ計算方法を利用して現代社会のインフラ基盤である通信網・道路網・上下水道網などのネットワークの新しいデザインに役立てたい。
自然から学び、日常に活かす。それが科学研究の原点なんでしょうね。

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October 06, 2008

光ピックアップ青紫レーザ

今の出願業務で扱う技術をお勉強するのに満足はしているが、
「今度出た○○モの携帯、うちで開発したカメラが内蔵されててね」
とか
「○ャープの液晶テレビ、うちが技術提携してるのよねん」
とか
「あのとっても静かな洗濯機、モータ制御はうちで請け負ったのよん」
とか
誰でも知っている電気製品の技術を特許出願してると自慢してみたいアマサイである。

レーザ技術はうちにも関係ある。
光ピックアップ装置は関係ないけど。

三洋電機がパルス出力450mWの青紫色レーザを開発,4層Blu-ray Discに12倍速で記録可能

 三洋電機は,パルス発振時の光出力が450mWの青紫半導体レーザを開発した。発振波長は405nmで,4層記録のBlu-ray Disc媒体に12倍速で記録する場合に対応する。現時点では,こうした装置は規格として計画されている最中という。2~3年後には実用化されると同社は見込んでおり,装置の実用化時期に合わせて今回の半導体レーザを量産する考えである。

 今回の半導体レーザでは,主に三つの改良により出力を大きくした。第1に,長期安定性を確保する目的で,光吸収の少ない端面保護膜構造を採用したこと。ミラーの役割を果たす端面保護膜のうち,95%程度の光を透過する多層構造の前側端面について,材料や層数などの構造を工夫して光の吸収を低減した。その結果,実用化の判断基準となる「+80℃環境下で1000時間」の動作を確認できた。従来の端面の構造では,約500時間で素子が破壊してしまっていたという。

 第2に,光変換効率を高める目的で,光が通る光導波路構造での損失を低減したこと。今回,クラッド層の結晶成長時に取り込まれる不要な不純物を,従来の半分以下に抑えることで,クラッド層での光の吸収を低減した。同じ電流を流した場合の光出力は,従来の方法に比べて約10%向上できるとする。

三洋電機のニュースリリースの方がわかりよいです。


例によって特許出願は、最近済ませたであろうからまだ公開されているはずないんであるが、近いもの。

■特開2008-176903

【発明の名称】光ピックアップ装置
【出願日】平成19年9月5日(2007.9.5)
【出願人】三洋電機株式会社
【出願人】三洋オプテックデザイン株式会社
【要約】
【課題】第1レーザ光及び第2レーザ光の往路中に共通光路に各波長対応の回折格子を配置する構成であると、回折格子を通過させるレーザ光に対応していない格子において不要な回折光が発生し、不要光スポットが光検出器の受光領域上に投影されて受光領域上の各サブ受光部から得られる受光出力を乱した。
【解決手段】回折格子4に第1レーザ光に対して回折作用を有する第1格子4aを形成すると共に、第1レーザ光と相違する波長の第2レーザ光に対して回折作用を有する第2格子4bを形成し、第1レーザ光が第2格子4bを通過する際に生じる不要回折光が光検出器13の第1受光領域21上に投影される不要回折光スポットを略回避する位置に第1受光領域21の前方サブ受光部及び後方サブ受光部を形成するべく第1格子4aを設計している。これにより第1受光領域の前方サブ受光部及び後方サブ受光部を外して前記不要回折光スポットが投影されるようしている。
----------------
ふむふむ。
特にコメントはない(^^;)。へたなことを言ってアマサイの無知ぶりをさらしたくない。

ああ、CEATEC行きたかったなあ。

12倍速ってどれだけ高密度化できるんでしょうね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 05, 2008

書談:東野圭吾著『さまよう刃』

書談:東野圭吾著『さまよう刃』
■『さまよう刃』
著者:東野圭吾
出版:角川文庫
価格:705円(税別)
発行:2008.5.25

単行本発刊から早くも4年の月日が経った。東野さんの作品が出て大概2ヶ月以内に購入している。ちょー多忙でない限り一週間以内で読む。実質休日半日である。うっかり平日夜から読み出すと大変である。徹夜したまま、会社に行くことになる。しかし、これは文庫本になっても手にしなかった。

重い、重すぎるのである。娘が不良少年たちに犯され死に至らしめられた。父親は全てをなげうって復讐の鬼と化す。そんな小説を好む女性はいないと思う。性的暴行はこの世で一番卑劣で即刻死刑に値する。主人公の父親に感情移入しない人はいないだろう。

小説だからといって割り切ることは出来ない。


正確には完読してない。レイプシーンとおぼしき箇所は飛ばしてしまったから。思ったより少なくて良かった。

父親の脳裡には、復讐が正しい行為とは思えない、という理性が幾度も過る。その度に彼は「邪念」を吹き払う。こんな獣を生かしておいてよいのかと。彼は犯人の1人の部屋から娘が凌辱された姿を写したビデオを入手し、それをパソコンにデータ化し、「邪念」が起こった時に見るのである。ちょっとこの記述も読んでいてやりきれない。全体として敵討ちのため逃走する父親、追跡する刑事たちの模様は素晴らしいエンターテイメントである。しかし、上記の理由から東野ベストには入れたくはない。

但し、東野圭吾は犯罪の重さや刑法の意義を問いたかったのではないと思う。濁悪の末世に生きる家族の絆である。それは『手紙』『赤い指』『流星の絆』にもみられるものである。

流行作家・東野圭吾が訴えているのは意外にシンプルな原則なのである。

ドラマガリレオの延長で『容疑者Xの献身』の映画化、『流星の絆』のTVドラマ化など、今年はちょっとした圭吾りん(文壇バーではそう呼ばれているらしい)ブームですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 02, 2008

柔軟な通信システムとその方法@Google

特許が1件公開になったくらいで記事になる会社も珍しいわけである。

グーグルのワイヤレス構想--特許申請で判明したその「オープン度」

Googleが構想している未来のワイヤレスネットワークは、現在の携帯キャリアのビジネス手法と大きく異なっており、両者はいずれ衝突する可能性がある。

 先週初め、Googleは、スマートフォンがどの携帯電話ネットワークにも縛られることのない、オープンなワイヤレスネットワーク構想について記述した特許申請書(US20080232574)を米特許商標庁(USPTO)に提出した。Googleのオープンなワイヤレスネットワークでは、携帯電話などのワイヤレスデバイスは、最も魅力的な価格でありながら最も強力で速い接続を検索できるようになる。必然的に、携帯キャリアのネットワークは「ただのパイプ」と化すだろう。


のっけから、文章間違ってるわけでだが。先週の初め申請した特許明細書が、今ネットで見られるわけないのである。提出された(Filed)のは、2007年3月19日と書いてあるがな。そもそも原文が違っているのだな。

特許制度しらなくても、これくらいわかるはずである。どんな記者and翻訳者なんだか。

Googleのアイデアは、ワイヤレスネットワークのユーザーが居場所に応じて、複数のネットワークを利用できるようになるということだ。たとえば、自宅ではVerizon Wirelessの電波の方が強い場合、加入者は、そのネットワークに接続し、通話を行うが、職場ではAT&Tの方が強いので、AT&Tを利用するかもしれない。価格も要素の1つであり、携帯キャリアは、オークションのように最も魅力的な通話料金を提示して、絶えず競争することになる。

一方、ユーザーもほかの無料、あるいは低料金のネットワークにアクセスできる。そのため、たとえば、Wi-Fi、WiMAXネットワーク対応の携帯電話からインターネットを閲覧できるだけでなく、まだ提供されていない「空き」周波数帯を利用するネットワークに接続できるようになるかもしれない。

-----------
1つだけ言えるのは、Googleが構想を実現するにはまだ長い道があるということだ。しかし、ワイヤレスネットワークがより多くのデータを処理するようになり、インターネットに近づいている現在、携帯キャリアが、好むと好まざるとに関わらず、開放を強いられるのは時間の問題だ。
何、結局ぐーぐるの提灯持ち記事なわけ。これでスペシャルレポートってちゃんちゃらおかしいのであるが。

で、特許の要であるクレームの部分、

1. A method of initiating a telecommunication session for a communication device, comprising:(a) submitting to one or more telecommunication carriers a proposal for a telecommunication session;(b) receiving from at least one of the one or more of telecommunication carriers a bid to carry the telecommunications session; and(c) automatically selecting one of the telecommunications carriers from the carriers submitting a bid, and initiating the telecommunication session through the selected telecommunication carrier.

まあ、いくらアメリカといえどもこの程度のクレームでは特許になりません(でしょう)。

記者がいう通り、自社の構想を特許文書に示しただけなのかしらね。

そんな難しくもないので、英語と通信技術のお勉強になる文書ではあります。

公開公報を宣伝に使うなんて、ぐーぐるさん、やはりベンチャーですね。やり方が素人っぽい。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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October 01, 2008

核燃料リサイクル

うちの組のもん()は擬似的に原子力ビジネス通になっております。

なじぇならば、今期のJDA推奨論題が、
「日本政府は核燃料の再処理を放棄すべきである」
であるからのなのである。

現在日本では、原発に利用した核燃料をリサイクルする計画が推進されています。原子力で現在の電力の1/3を支えている日本でリサイクルは大きな課題です。

JDA-HPの2008年度後期推薦論題候補の説明によりますと。

核燃料の再処理とは、原子炉から出た使用済み燃料から、未反応のウランや、ウランから生成されたプルトニウムなどを抽出する処理のことをいいます。再処理には、燃料を効率的に利用できることや使用済み燃料の量を減らせるといった利点があります。その一方で、事故や放射能漏れなどの危険性や、抽出したプルトニウムによる核武装の可能性なども指摘されています

----------
核燃料サイクルは2種類あります。a)プルサーマル主体の核燃料サイクル。青森県の六ヶ所村に施設があり、実現可能性は高いもののプルトニウムの供給量によって効果は制限されます。b)高速増殖炉(FBR)主体の核燃料サイクル。実現可能性は低いもののプルトニウムを増やすことができるシステムであり、供給量には左右されません。施設は現在「もんじゅ」が福井県にありますが、1995年の運転開始前点検中に事故が発覚しました。現在も確認試験中ですが2008年9月には終了し、発電経験の獲得及びナトリウム取り扱い技術の確立等を目指して運転を開始する予定です。本格始動は全ての試験終了した後の2050年とも言われていますので、現在はa)のプルサーマルを中心として計画が進んでいます。

肯定側のメリットは、事故を未然に防ぐ、安全性の確保、
否定側のデメリットは、ウラン資源の枯渇化、原発の停止、などですね。

原発の停止は、現在使用済み燃料を各発電所で保管している状態であるので、どっかに移すなり、処理するなりしないと、置く場所がなくなり、原発自体の稼働を止めなくてはいけないということです。

まあ、いろいろつっこみ所はあるんですけどね。
処理施設の事故発生も同様に。

肯定側の資料はいろいろあります。
アマサイが使ったのは、

Nishiobaku■『むだで危険な再処理-いまならまだ止められる-』
著者:西尾 漠著
価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版 : 緑風出版
発行年月 : 2007.2
いや~、すごいタイトルですね(^^;)。
緑風出版は左翼系というか、遺伝子組み換え食品、携帯電話、原子力発電、などなど、科学技術の最先端はすべて悪とでもいいたげなラインナップを揃えています。
そういう出版社もないと困るけどね。

否定側の資料でめぼしいものは少なく一番効力のあるのは、山名資料でしょう。
Yamanagen■『間違いだらけの原子力・再処理問題』 WAC BUNKO
著者:山名 元
込価格: ¥945 (本体 : ¥900)
出版 : ワック
発行 : 2008.6

山名さんはバリバリの原子力研究者です。

アマサイは個人的には、リサイクルやらざる得ないと思うんですがね。

今日の日経ビジネスHPにこのようにありました。

世界原子力機関(IAEA)関係者の証言が興味深い。 「実際に原子力発電所を建設し続けていたのは日本だけだ。少なくとも5~6年は日本が世界の原子力ビジネスを引っ張っていくことになる」
この関係者が指摘する日本企業はズバリ東芝のことである。
イランにあった東芝現地法人に採用され、東京大学大学院で西洋政治思想史を学んでいたという異能の経営者、西田厚聰に率いられた東芝は、半導体とともに原子力を経営の柱に据え、次々と大胆な布石を打ってきた。
 その初手が2006(平成18)年に6400億円の巨費を投じた米国原子力大手「ウエスチングハウス」(以下、WH)の買収であった。当時、西田がパソコン出身ということもあり、入札で最も高い値を入れ続ける西田に対し、社内からも、「値を吊り上げればいいというものではない。西田は原子力は素人だから・・・。本当に分かっているのだろうか」と危惧する声があちこちから聞こえてきたほどだった。
 原子力ビジネスの世界は、ウラン燃料の供給から使用済み核燃料の再処理まで一貫したサービスを提供してこそ豊かな果実を独り手にすることができるようなシステムになっている。この一貫サービスを提供できる唯一のメーカーが仏アレバなのであった。東芝はそれを追撃し、凌駕し、世界市場を席巻しようと目論んでいるのである。それに必要な重要な最後の1つのピース(小片)が日ロ原子力協定であった。
リサイクルをしないと、その技術が失われてしまいます。 アマサイは技術的観点から、やるべきと思うのです。

しかし、事故の危険は回避できるのか、というのは大きな問題です。

日本のリスクの捉え方は特殊なので、それが一番の課題かと。。。

大会は今月19日、出場する方々、がんばってください。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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