« 高感度・広DRのCCDセンサ | Main | 柔軟な通信システムとその方法@Google »

核燃料リサイクル

うちの組のもん()は擬似的に原子力ビジネス通になっております。

なじぇならば、今期のJDA推奨論題が、
「日本政府は核燃料の再処理を放棄すべきである」
であるからのなのである。

現在日本では、原発に利用した核燃料をリサイクルする計画が推進されています。原子力で現在の電力の1/3を支えている日本でリサイクルは大きな課題です。

JDA-HPの2008年度後期推薦論題候補の説明によりますと。

核燃料の再処理とは、原子炉から出た使用済み燃料から、未反応のウランや、ウランから生成されたプルトニウムなどを抽出する処理のことをいいます。再処理には、燃料を効率的に利用できることや使用済み燃料の量を減らせるといった利点があります。その一方で、事故や放射能漏れなどの危険性や、抽出したプルトニウムによる核武装の可能性なども指摘されています

----------
核燃料サイクルは2種類あります。a)プルサーマル主体の核燃料サイクル。青森県の六ヶ所村に施設があり、実現可能性は高いもののプルトニウムの供給量によって効果は制限されます。b)高速増殖炉(FBR)主体の核燃料サイクル。実現可能性は低いもののプルトニウムを増やすことができるシステムであり、供給量には左右されません。施設は現在「もんじゅ」が福井県にありますが、1995年の運転開始前点検中に事故が発覚しました。現在も確認試験中ですが2008年9月には終了し、発電経験の獲得及びナトリウム取り扱い技術の確立等を目指して運転を開始する予定です。本格始動は全ての試験終了した後の2050年とも言われていますので、現在はa)のプルサーマルを中心として計画が進んでいます。

肯定側のメリットは、事故を未然に防ぐ、安全性の確保、
否定側のデメリットは、ウラン資源の枯渇化、原発の停止、などですね。

原発の停止は、現在使用済み燃料を各発電所で保管している状態であるので、どっかに移すなり、処理するなりしないと、置く場所がなくなり、原発自体の稼働を止めなくてはいけないということです。

まあ、いろいろつっこみ所はあるんですけどね。
処理施設の事故発生も同様に。

肯定側の資料はいろいろあります。
アマサイが使ったのは、

Nishiobaku■『むだで危険な再処理-いまならまだ止められる-』
著者:西尾 漠著
価格: ¥1,575 (本体 : ¥1,500)
出版 : 緑風出版
発行年月 : 2007.2
いや~、すごいタイトルですね(^^;)。
緑風出版は左翼系というか、遺伝子組み換え食品、携帯電話、原子力発電、などなど、科学技術の最先端はすべて悪とでもいいたげなラインナップを揃えています。
そういう出版社もないと困るけどね。

否定側の資料でめぼしいものは少なく一番効力のあるのは、山名資料でしょう。
Yamanagen■『間違いだらけの原子力・再処理問題』 WAC BUNKO
著者:山名 元
込価格: ¥945 (本体 : ¥900)
出版 : ワック
発行 : 2008.6

山名さんはバリバリの原子力研究者です。

アマサイは個人的には、リサイクルやらざる得ないと思うんですがね。

今日の日経ビジネスHPにこのようにありました。

世界原子力機関(IAEA)関係者の証言が興味深い。 「実際に原子力発電所を建設し続けていたのは日本だけだ。少なくとも5~6年は日本が世界の原子力ビジネスを引っ張っていくことになる」
この関係者が指摘する日本企業はズバリ東芝のことである。
イランにあった東芝現地法人に採用され、東京大学大学院で西洋政治思想史を学んでいたという異能の経営者、西田厚聰に率いられた東芝は、半導体とともに原子力を経営の柱に据え、次々と大胆な布石を打ってきた。
 その初手が2006(平成18)年に6400億円の巨費を投じた米国原子力大手「ウエスチングハウス」(以下、WH)の買収であった。当時、西田がパソコン出身ということもあり、入札で最も高い値を入れ続ける西田に対し、社内からも、「値を吊り上げればいいというものではない。西田は原子力は素人だから・・・。本当に分かっているのだろうか」と危惧する声があちこちから聞こえてきたほどだった。
 原子力ビジネスの世界は、ウラン燃料の供給から使用済み核燃料の再処理まで一貫したサービスを提供してこそ豊かな果実を独り手にすることができるようなシステムになっている。この一貫サービスを提供できる唯一のメーカーが仏アレバなのであった。東芝はそれを追撃し、凌駕し、世界市場を席巻しようと目論んでいるのである。それに必要な重要な最後の1つのピース(小片)が日ロ原子力協定であった。
リサイクルをしないと、その技術が失われてしまいます。 アマサイは技術的観点から、やるべきと思うのです。

しかし、事故の危険は回避できるのか、というのは大きな問題です。

日本のリスクの捉え方は特殊なので、それが一番の課題かと。。。

大会は今月19日、出場する方々、がんばってください。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

|

« 高感度・広DRのCCDセンサ | Main | 柔軟な通信システムとその方法@Google »

「ディベート」カテゴリの記事

「自然科学・工学」カテゴリの記事

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61116/42652263

Listed below are links to weblogs that reference 核燃料リサイクル:

« 高感度・広DRのCCDセンサ | Main | 柔軟な通信システムとその方法@Google »