手のひらサイズインクジェットプリンタ
これはなかなかおもしろいですね。
今回開発したインクジェット装置は、従来の装置構成はそのままにして、移動ステージや、電源アンプの小型化により、塗布面積以外は、従来の装置とほぼ同等の機能を保ったままで、体積比で約1/600にまで装置本体を小型化した。(制御部は含まず。) 装置は、5Vの直流電源にて駆動可能なため、バッテリーでの駆動も可能である。インクジェットのノズルの移動機構として、超音波モーターを用いており、電源を切った後もノズル位置が高精度に保持可能である。このため、本ユニットを多数搭載することで、可変ピッチ型マルチヘッドのスーパーインクジェット装置などへの応用も期待される。別にモバイルコンピュータの出力のために持ち歩くわけじゃないですよ (^_^;)。いや、それもできるでしょうが。
一方、精密印刷分野では、印刷技術の高度化に伴い、紙幣などをスキャナ装置などで読み取り、インクジェット装置で手軽に複製を作成するなどの犯罪も起こっており、偽造防止のためのセキュリティー印刷や、個体識別のための微細コードマーキング用途へのニーズも高まっている。
現在、家庭用のプリンターに採用されているインクジェット技術での液滴のサイズは最小で1ピコリットル(10のマイナス12乗リットル)であり、液滴の直径として約12 マイクロメートル程度である。しかしながら、インクジェット用紙とは違い、一般の工業用の基材の上に吹き付けられた液滴は数10マイクロメートル程度に広がってしまうために、電子応用分野では更なる精密な印刷技術の開発が望まれていた。
インクジェットって結構な機械機構だから微細化するのはたいへんです。
文中の2002年の開発方法の1つはこれではないかと思います。
■特開2004-114375
【発明の名称】インクジェット記録装置
【出願日】平成14年9月24日
【出願人】コニカミノルタホールディングス株式会社
独立行政法人産業技術総合研究所
【発明者】村田 和広/横山 浩
【要約】課題:ノズルの小径化等によりコンダクタンスを低め、電圧によるインク吐出量の制御性を高める。
解決手段:本発明のインクジェット記録装置は、帯電したインクのインク滴の吐出を受ける受け面を有する基材Kにその先端部を対向させて配置されると共に当該先端部からインク滴を吐出する超微細径のノズル21と、ノズル21内にインクを供給するインク供給手段と、ノズル21内のインクに吐出電圧を印加する吐出電圧印加手段25と、を備える。このインクジェット記録装置では、インク滴吐出流量の低減と吐出電圧の低下とを図れ、微小なインク滴の吐出を実行するための制御を容易に行うことができる。
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今回の発表に近いものは、これかもしんない。
■特開2006-205679
【発明の名称】一括転写型インクジェット用ノズルプレート、およびその製造方法。
【出願日】平成17年1月31日
【出願人】独立行政法人産業技術総合研究所
【発明者】村田 和広
【要約】課題:パターンを一括転写できる微細ノズル孔を有するノズルプレート、およびその製造方法を提供する。また、基板上の任意の位置、任意の形状に、微細ノズル孔を形成する方法、およびそれにより得られるインクジェット用ノズルプレートを提供する。
さらに、目的のパターンを得るための描画効率が高く、ノズル制御機器を単純化して低コスト化できる一括転写型インクジェット用ノズルプレート、およびその製造方法を提供する。
解決手段:コンピューターからのデーターに応じて、微細インクジェット法により立体構造物を基板上に配設し、該立体構造物を形成した部分の余部を硬化性材料により被覆し、次いで該材料の硬化後、該材料を剥離して該硬化材料のプレートに微細ノズル孔を形成する一括転写型インクジェット用ノズルプレートの製造方法。
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インクジェットは日本人の発明ではなかったかな。今後も期待できます。
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