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November 28, 2008

経営戦略なんて簡単です

学生にも「経営戦略がない」と見限られる国内半導体メーカー

指導教官である教授が「なぜ半導体メーカーに行かないのか?」と学生に聞いたとき,その答に教授は声を詰まらせてしまったそうです。学生は「先生と話をしていて日本の半導体メーカーに経営戦略がないことが分かった。そういう企業には行きたくない」と答えたのです。 以前から,「給料が高いようだ」「なんとなく華やか」「ソフトウエアに興味を持ったのでシステムを開発したい」などという動機で,コンサルティング会社や金融機関へ就職する理工系学生は結構いました。しかし,「経営戦略がないから電機メーカーに行かない」という学生は初めてだった,とその教授は言います。立派な研究成果を挙げた優秀な学生だったそうですが,だからこそ経営にも目が向いたのでしょうか。

最近の学生さんは賢いですね。アマサイの時分、というか周辺は就職できればいい、それもなるべく隣のおじさんも社名を知っているようなとこがいいなあ、くらいでしたね。でも、この学生さんは、特に優秀だそうですから、特別なのかもしれませんね。

この筆者は、学生さえも問う経営戦略が企業にはない、と言っていますがそうなんでしょうかねえ。今どき、経営戦略という単語は誰でも知っているでしょう。この彼がどの程度の意味でこの言葉を使ったのか、定かでありません。初めから、金融・コンサルがあって、その反対理由として電機はいや、戦略がないから、と言ったにすぎないのかもしれません。

そもそも、金融とかコンサルって、戦略を売り買いしているようなものですよね。机上の空論ならいくらでも言えます。

他方で、半導体メーカーの戦略、それって、HPや会社案内に書いていないだけじゃないですか?まあ、普通は書くのかもしれませんが。しかし、新卒の学生にわかるように提示する理由は何もないような気がしますが。公示できる戦略なんてビジネススクールの教科書の最初の方に載っているありきたりなものでしかないのでは。

『現場に対して単に『いいものを作れ』としか言えない企業はやはり凋落していく」と語っています』
今どきそんな企業あります?町工場だって経営戦略がないと生き残れないでしょう。

なんだか、この筆者とその学生さんは戦略という意味がよくわかっておらず、振り回されているだけだと思うのです。

まあ、半導体産業は、危機に直面しているのは事実です。当事者たち(アマサイは違うけど)は、「あんたたちに言われたくない」と言っているに違いありません。

人のことは何とでも言えますよ。一億総評論家、いやですねえ、って、アマサイもだな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】宜しくね!
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November 27, 2008

書談:『死刑執行人サンソン』

Sanson■死刑執行人サンソン
-国王ルイ十六世の首を刎ねた男-
著者:安達 正勝著
価格: \735 (本体 : \700)
出版: 集英社
発行: 2003.12
bk1

ひさびさに新書の大作を読みました。アマサイにとって新書とは単にお手軽な知識を注入するためのものではなく、現代に生きていく指針、感動さえももたらすものでした。それはこれほど新書が乱立する前のことです。

御三家、勝手にいっちゃいますが、講談社、中央公論、岩波が市場を閉めていたころ(+講談社ブルーバックスであるな)、毎月、どれを買うべきか迷うほど良書が出ていました。

しかし、こうも新書だらけになると、質が低下するのはやむえないですな。

そのなかで本書は光り輝いていた~!

って5年前に出てたんですね。

駅内書店にあったのでてっきり新刊とばかり、アマサイセンサもにぶってきたか。

ここでのサンソンは、シャルル=アンリ・サンソン。パリの死刑執行人を勤めたサンソン家の4代目当主です。どこの国でも同じでしょうが、執行人は親子代々執行人です。しかもフランスでは、忌み嫌われ、町中には住めなかったそうです。市民が彼とその家族の接触を拒んだからです。商品さえも売ってくれないのです。子供を学校に通わせるのも困難です。日本でいうと江戸時代のエタ・非人のようですね。

しかし、国から相当の給料はもらっているし、教養も豊かです。ムッシュ・ド・パリと呼ばれるにふさわしい。自分の仕事に対してたいへんな誇りを持っています。刑の執行は国王の名義で下されます。国王を敬愛してるからこそできる仕事であると。そもそも、彼が刑を行わなければ、罪人は逃げてまた罪を犯してしまうかもしれない。また、刑が決まってもそれを苦痛を最小限にして執行するのが彼の倫理観です。実際、死刑囚の遺族の中にはサンソンの心配りに感謝をしている人も少なくありません。高潔な死刑執行人なのです。

しかも、彼は早くから死刑廃止論者です。命を奪うことは何人足りともしてはならないという哲学を心に秘めています。

そして、革命の大河の中に彼は飲み込まれていきます。彼は死刑廃止が叶わないならば、せめて楽に死なせてあげるべきと考えています。そして、医学的も技術的も最高の死刑器具が発明されます。ギロチンです。彼は医者や職人とともに最良のギロチンを作るために腐心します。しかし、まさか尊敬するルイ16世をこの器具で自らの手で刑に処すとは。
いや、どきどきしますねえ、これからどうなるんでしょう。前半、本書の1/3のほどのところまでは、彼の祖父と彼の青年期を描いています。それでもかなりエキサイティングな人生です。こんな薄い本なのにどれだけ波瀾万丈があるねんといった感じです。

最終章のナポレオン1世との会話は、感動のあまり涙がこぼれそうです。

こんな著作があるのは、サンソンや彼の子孫たちが記録を残しているからです。後世に自分たちの生き様を残し、息子や孫たちに誇り高く生きてほしかったからでありましょう。現代に通じる高い志を感じます。

これを読んでから、もっとフランス史を知りたいと思い物色中です。フランス革命以前、中世、ブルボン王朝ができまでを特に知りたいです。革命ものは結構あるんですが、フランスの起こりから書いたものはあまりないんですね。まあ、地続きですから、ドイツ史やオーストラリア史も読めばいいんでしょうね。

今は岩波の『フランス史10講』を読んでいます。


安達さんに言わせるとルイ16世は賢帝の部類に入るそうです。数百年の王朝の責任を全て彼になすりつけられたのは気の毒です。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

November 25, 2008

さあ、特許で儲けよう、うそだよ~ん

アップルの注目特許10件--未来の製品を占う

おそらく単なる技術企業ではないAppleは、今後も革新的な製品で世間を驚かせ、楽しませるだろう。

 これらの多くの裏側にあるコンセプトは特許を取得している。よって、Appleのデザインチームの内情を探るため、silicon.comでは、Appleがここ数年に提出した最も興味深い特許申請10件をまとめ、評価した。

 これらのアイデアの多くは決して日の目を見ることはないだろうが、おもしろいアイデアや、今後の可能性を示唆するアイデアだ。

CNET.COMの原文にリンクがないということは、いくつかの記事を編集したんざんしょうかねえ。公開番号が書いてないので、データベースで探すのもめんどくちゃい。

クラムシェル型「iPhone」

 現在のiPhoneに代わる興味をそそるデザインの折りたたみ式デバイスは、基本的には、2つのタッチスクリーン(うち1つは透明)を搭載したクラムシェル型携帯電話だ。特許では、このデバイスのテクノロジを説明するのに、「両面トラックパッド」という言葉が使われている。基本的に、携帯電話の下半分は透明で、iPhoneのディスプレイそのままの上半分に折り重ねてたたむことができる。下半分の透明なタッチスクリーンは、折りたたんだときもそうでないときも、タッチコントロールとして使用できる。

 図を見ると、下半分は入力専用で、上半分はディスプレイに充てられている。おそらく、これは、実行する機能が必要とするか否かに関係なく、物理的な「スペース」の半分が入力に割り当てられるデバイスについてSteve Jobs氏が不満を述べたため、没にされたデザインだろう。

えーと、なんだかトンデモ発明(^_^;)?

10件とも全部こんなノリなのだが。。。
ラップトップコンピュータのようにデザイン的な特許が、大きなシェアを占めることもあるだが。。。

うちの会社にもこげな発明を持ってきて、
「わかんねえじゃん、すげ~儲かる特許に化けるかもしれねえじゃん」
とテキ屋もどきの「演説」を始める方もいるんでがんす。

パソコンを含む電子端末が成熟した現代にはそれは難しいと思うんでありますが。

因みに、アマサイは科学技術の文脈で「化ける」という言葉を使うのが大嫌いです。

特許は博打じゃねえーーーんだよっ!!!

その発明が有益なことを引用文献で(自分なりに)立証してみろってんだっ!

まあ、アップルさんはお金持ちなんで、なんちゃって特許を出願して100のうち1つので実現すればそれでいいんでしょうね。

新規デザインで一儲け、って悪魔に魂売るようなものと思っています。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】宜しくね!
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November 23, 2008

ケネディ、キング、オバマ

45年前の本日22日(日本時間は23日)、偉大なる政治家が狂人が発射した弾丸によって撃たれました。

アメリカ合衆国第35代大統領
ジョン・フィツジェラルド・ケネディです。

いろいろな説はありますが、未だ彼の死は謎のままです。

そして、今年、バラク・オバマという黒人男性が同国44代大統領となりました。
彼はケネディの再来とも言われています。
カリスマ性であるとか、弁舌さわやかなことがその共通点としてあげられていますが、もっとも二人をつなげているのは、アメリカにおいて両者ともマイノリティの出身であったことです。

アメリカは欧州人が信教の自由を求めてやってきた場所です。ですから同じキリスト教であってもプロテスタントが是とされています。ケネディが大統領選に名乗りを上げたとき、誰もが彼が大統領になるのは不可能だと考えていました。彼がアイルランド人を先祖とするカトリック教徒だったからです。そのときは、黒人が大統領になることをよりも、カトリックが大統領になることの方が難しいとまでいわれていました。この最大の難関をケネディが崩したのですから、黒人大統領の出現は歴史的必然であったのです。45年は長いか短いかは問題ではありません。オバマ氏が奴隷の子孫ではなく、単なるアフリカンニグロの血を有しているだけだ、ということも問題ではありません。

崩されられるべき、障壁が1つなくなったことの方が重要です。

また、真にすべてのアメリカ国民が自由と平等であることは、ケネディ政権時代の大きな課題でした。黒人が大統領になったくらいですべて変わるわけではありませんが、ケネディと共に人権運動を行ったキング牧師の子孫たちが、牧師の理想に確実に近づいたのは紛れもなく事実です。

すなわち、

私には夢がある。いつの日か私の幼い四人の子どもたちが、彼らの肌の色によって評価されるのではなく 彼らの人格の深さによって 評価される国に住めるようになることであろう。
(1963.8.28.『ワシントン大行進』の際のスピーチ)

という彼の理想です。オバマ氏は、肌の色ではなく彼の人格の深さによって、アメリカ最高の地位を射止めたのです。この事実は非常に大きなものです。

ケネディの理想は、この2008年に新しい若い世代に受け継がれたのです。

世界の長い歴史の中で、自由が最大の危機にさらされている時に、自由を守る役割を与えられてきた世代はごく少ない。私はこの責任からしりごみするものではない、私はそれを歓迎する。われわれの誰かが自分の立場を、他の人もしくは他の世代と交換するだろうなどということを私は信じない。こうした努力にわれわれが捧げるエネルギー、信念、献身こそがわれわれの国家を、そして国家につかえるわれわれを照らしだすのである。そしてその明かりから発せられる輝きこそが、本当に世界を照らしだすのである。

ケネディ大統領就任演説
http://hw001.gate01.com/katokt/Kennedy001.htm

この2008年という年は忘れられることはないでしょう。そして、その年の11月22日には何かを感じる人は非常に多いと考えます。


Kennedyking

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November 20, 2008

量子通信の基礎技術

アマサイの素人科学者マインドにヒットするニュースがいろいろありました。

難しすぎてわからないけれど、やっぱり量子通信/コンピュータというと読んでしまいますねえ。

量子受信機の原理を世界で初めて検証
~ 従来の光通信性能限界を超える低誤り率受信機の原理を実証 ~


独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」という。理事長:宮原 秀夫)は、エアランゲン大学(ドイツ)及びデンマーク工科大学(デンマーク)と共同で、現在の光通信技術の性能限界を超える低誤り率での信号検出が可能な量子受信機の原理を世界で初めて実証しました。量子受信機は、現在の光通信理論に基づく受信機では不可能な深宇宙通信、超大容量通信を可能にする量子通信に必須となる基本技術であり、今回の成果は、その実現に向けた大きな一歩となりました。本成果は、米国物理学誌『Physical Review Letters』11月21日号(予定)に掲載されます。

【今回の成果】
 NICTでは独自の理論研究を進め、現在の光技術でも十分に実現可能な新しい量子受信機の方式を提案しました。今回の共同研究は、その原理が正しいことを実験により検証したものです。従来のコヒーレント通信の受信方式では、光の波の性質である干渉を使って、信号の位相と振幅を測定しています。しかし量子雑音の影響をできる限り除去するには、光の波動性だけでなく量子性、すなわち光子としての性質も最大限に活用する必要があります。量子受信機では、光を適切に干渉させた後に、光子検出器で光子を直接検出することでそれを実現しています。我々の提案では、干渉に用いる外部参照レーザーのパラメーターを量子力学的に最適化することで、既存の提案に比べ装置を劇的に簡略化することに成功しました。
  実験では、平均光子数が1光子以下の極めて弱い2値位相変調(BPSK)信号*5に対して、光子検出器の量子効率を補正した条件で、コヒーレント通信の理論限界を超える低誤り率での信号検出を世界で初めて実証しました。量子雑音に埋もれた光の量子状態の識別は基礎物理学としても重要な研究課題であり、本成果は物理学の権威ある専門誌Physical Review Letters誌に受理されました。

リンク先の補足資料を読めば、ちょびっとは概念がわかります。

これ以上のことを説明すると複雑になってニュースリリースたりえないということでしょうね。

『現在の光通信理論に基づく受信機では不可能な深宇宙通信、超大容量通信を可能にする量子通信に必須となる基本技術であり、』
書いていることは大きいが単なる改良だという気がしないでもない。

ふ~む。

関連資料は後で探しておきます。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】宜しくね!
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November 18, 2008

バイオベンチャーがんばってちょ。

今日も疲れ切っているアマサイです。
応接室でのレスがちょー遅れて申し訳ないです。
ちょっこっとできた時間に書こうと思うのですが、いつの間にやら、雑務がいろいろ。
承認制になっていますので、ご自分の投稿がアップされたら、アマサイちゃんと読んでくれているな、と思ってください。みなさんのご歓談は自由です。
表を更新しないと心配なさる方もいらっしゃいますので、こちらはなんちゃって記事であっても書いておきます。

バイオ破綻 流出する知財 資金途絶えたベンチャー

金融市場の冷え込みにより、ベンチャーキャピタル(VC)などからの資金調達が困難になり、破綻(はたん)するベンチャー企業が相次いでいる。特に深刻なのは、長期の研究開発期間と多額の資金を必要とするバイオベンチャーだ。公的資金を投入して開発したシーズが消失したり、技術が海外流出する事例も出てきた。このままでは技術立国の存立が揺らぎかねないと政府もベンチャー再生に官民ファンド活用も検討している。しかし、資金の出し手となる民間金融機関がリスクマネーを敬遠、ファンド構想も“絵に描いたもち”になる可能性も指摘されている。

「県に(ベンチャー投資の)ノウハウが欠けていた。うまく化けていれば、お金が入ってくるかもしれなかったが…」

 9月末、金子原二郎長崎県知事は苦渋の表情を浮かべた。事の発端は、県費1億円を投じた新薬開発実験研究の受託事業を手がける長崎県立大発バイオベンチャー「バイオラボ」の破産だ。これを機に長崎県はベンチャー支援の廃止を決定した。同社は米国発金融危機のあおりで資金調達に失敗し、中国で計画していた研究施設の建設遅延により資金繰りが行き詰まり、破綻した。

ただ、ここにきて金融危機がファンド構想の土台を揺るがせている。「現状では金融機関が拠出するマネーはないのではないか」(森下竜一アンジェスMG取締役)との懸念が現実味を帯び、「公的資金の拠出を先行すべきだ」との声が一部のバイオ関係者からあがる。経産省も対策の練り直しを急ぐ。


金融危機と特許、直接繋がらないと思っていましたが、こういうことがあるんですね。事業準備中に資金を経たれたらどうしようもないですね。

公的資金、いや、なんでも、公的資金を宛にしないでほしいですな。確かに今まで投入した資金、人的貢献を無にするのは惜しいですが、他に優先すべきことがあるでしょう。

特許出願はしてるんだよね。だったら、それを担保に引き受けてくれる企業を探しましょう、ってどこもたいへんだけどね。

でも、バイオ産業って乱立しすぎだったんじゃないですかね。金融危機はどこも負うべきリスクがあります。いや~、こんなときに、こんなことが、って言い訳は通用しないと思いますよ。いつかは来ることなんだから。

ロバストな事業にするために見直す良い機会じゃないですかね。


人間も事業も苦難を乗り越えられるのが本物。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】宜しくね!
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November 17, 2008

イノベーションの時代

第七回 日本イノベーター大賞、表彰式開催のお知らせ

日経BP社は2008年「第7回日本イノベーター大賞」の受賞者を決定しました。
日本イノベーター大賞は、日本の産業界で活躍する独創的な人材にスポットを
当てることにより、日本に活力を与えようと2002年に日経BP社が創設した賞で、
今年が7回目となります。ただいま表彰式へのご参加を下記の通り受付しており
ます(無料)。当日は受賞者の苦労話や日経ビジネス編集長との対談などを
お聞きいただけます。ぜひご参加ください。

-----------------------
開催日時:2008年11月27日(木) 17:00~(会場16:30)
開催場所:グランドプリンスホテル高輪 プリンスルーム(東京・港区)
主 催:日経BP社
協 賛:第一三共株式会社
------------------------
これはおもしろいね、イノベーションもイノベータも、なんたるかわかってない人たちが、同様にわかってない人たちを選んでいる。
( ̄▽ ̄;)
ごますり賞なんて、金融危機に直面した日本にはいりません。
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アマサイは小さい企業、小さい法人にしか勤めたことはないけどれど、なんで日本経済がこんなになっちまったかわかるような気がするね。

いろいろあるけど、1つは、管理職が仕事をしなくなったということだね。昔は、例えば営業部長なんかは部下のフォロー/コントロールをするだけでなく、自身にもノルマがあり、大きな負担となっていた。それはそれで問題なのだが、今は、マネージメントと称してこいつら役付が何もしなくなったってことなんだな。
(これは例えなので、そうじゃない職場もたくさんあることでしょう)

アマサイの前の上司なんか、アマサイや他の人の作った書類に、自分の名前を上書きして、上長に提出していた。もう爺さんなんでしょうがないと思ったが、そいつは前の会社(大企業)でもそうやって(窓際だったらしい)、うちの会社に流れ着いたってことだろう。さらに上長もわかっていたが、それはそれで都合のいいこともあるんで(お偉いさんの考えることは詳細にはわかりません)、その状態にしておいたらしい。さすがに何回目かの「粛正」のときに、「お別れ」することになった。

上がそんな奴ばかりだったら、辞めたくもなるだろう。結局人材が流動して、分散する。組織が大きくても人材がスカスカじゃあ、売上げも伸びないわな。

要領ばかり良く、何でもできますと良いながら、何にもできない人間ばかりになるんだねえ。そして、人を育てない、育てられなくなる。この悪循環が繰り返される。

こうなったら、個人や小さい組織で少数先鋭でやってくしかないね。大企業じゃないから何もできないんじゃなくて、そんなスカスカ組織、やる気になればすぐに追い抜ける、はずだ。

イノベーションは、いつだって、社会の状態の悪いとき、小さな組織において起こっている。

この技術史的法則を今こそ一人一人が自覚すべきなのだ。

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November 14, 2008

KKDIよ、携帯電話で何する気ぞ。

KDDI研究所,途中から見ても放送番組を冒頭から追いかけて再生する技術を開発

KDDI研究所は,放送番組の途中から視聴しても冒頭からの内容を時間短縮して再生し,実際の放送に追いついた時点で自動的に通常の放送に切り替える技術「ネットワーク型追いかけ再生アプリケーション」を開発した(発表資料)。ワンセグなどの放送サービスに向ける。 

 例えば,19時から20時までの番組を視聴する場合に19時20分ごろから見始めても,冒頭からの内容を10分間に短縮して視聴し,19時30分から通常の放送を視聴するといったことができるという。時間の短縮には,映像を早送りしたり,ハイライト・シーンを抽出したりすることで対応する。

 今回開発した技術は,再生端末に大容量の記録媒体を必要としないことが特徴。時間短縮した映像を,ネットワーク側からリアルタイムに生成して送信するため,再生端末で早送りなどの処理が不要となる。放送中の番組に追いついた場合も,通常の放送への切り替えはネットワーク側で指示し,再生端末側の判断処理をなくしている。

なんかすごいような気もするが、なにぜに携帯にそげな機能を、、、
という気がしないでもない(^^;)。
まあ、携帯電話に限定はしてないけれど。

特許公開公報があれば読んでみたいです。今日はメモ的に。

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November 13, 2008

ロレアル・ユネスコ女性科学賞に小林昭子教授

ロレアル・ユネスコ女性科学賞・小林昭子日大教授

世界の女性科学者の地位向上を目指す「ロレアル・ユネスコ女性科学賞」の09年の受賞者に、東京大名誉教授で日本大教授の小林昭子氏(65)が選ばれた。金属のように電気を通す結晶になる機能性分子の設計と合成に初めて成功した。来年3月5日にパリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で授賞式があり、賞金10万ドル(約1千万円)が贈られる。ほかに4人が同時受賞した。同賞は98年に創設。日本人の受賞は岡崎恒子氏(00年)、米沢富美子氏(05年)に続いて3人目。

そう言えばなんだかそういう賞ってありましたね。米沢先生のお名前で思い出しました。

小林研究室HP

単一分子性金属の開発  これまでの分子性金属は通常二種類以上の分子種からできています。電気を流すパスを形成する分子が、そのパスの中に電子あるいはホールというキャリアーを発生させるためには、パスを形成している分子との間で電子のやりとりを行う分子種が必用だからです。ところがNaやCuのように一種類の分子からできた金属結晶を私たちは分子設計に基づいて合成することが出来ました。次にこうした一種類の分子種から成る超伝導体や強磁性金属等の実現を目指して研究を行っています。

 一種類の分子から出来た最初の金属結晶は硫黄原子を沢山含むπ電子の広がった配位子を持つニッケル錯体Ni(tmdt)2です(図1)。Ni(tmdt)2単結晶の室温伝導度は400 S cm-1であり、0.6 Kまで金属的な温度依存性を示します。この金属結晶は単位格子内には1個の分子しか存在せず、中心のNi原子が格子点に乗り、分子は極めて緻密な充填構造を形成しています。 この物質は磁気量子振動が観測され、この分子性結晶が金属の顔であるフェルミ面(図2)を持つ金属である実験的な証拠が得られました。

例の如くよくわからんが(^^;)、すごい研究のような気がする。

ロレアル、えーと、化粧品の会社だよね、ああ、シャンプーとか。
化粧品会社とユネスコで、女性科学賞、わかりやすいっちゃわかりやすいわな。
HPは、クリックするたびに動画が出て非常にうざいであるが。

世界で初めて、単一分子性金属の設計と合成に成功した。これまで分子性結晶は絶縁体の代表と考えられてきたが、銅やナトリウムのような金属元素のように、一種類の分子が集合しただけで金属結晶となる機能性分子を初めて実現させたものである。機能性分子は、フラットパネルテレビやコンピューターのモニターで使用される発光ダイオードの重要な構造部品として活用されているほか、ソーラーパネルや光増幅器にも使われており、未来の照明材料として期待されている。また、生体内電子伝達に関連して、分子物質の電子物性と生体機能を結びつける研究も今後の発展が期待され、機能性分子の応用範囲は多岐にわたり、大きな可能性を秘めている。

そんなすごい賞なのに、なんでピッポッパでわかるHPがないんや。
これは、米沢先生が取られたときのニュースリリース

ロレアルーユネスコ女性科学賞は、科学の発展に寄与した女性科学者の業績を称えることにより、科学の分野で活躍する女性に光を当て、世界レベルで女性科学者の地位向上を図ることを目的として、ロレアルグループ(本社:フランスパリがユネスコと共同で1998年に創設した。毎年5大陸から各1名に授与される。

ロレアルグループは、1907年の創立当初から研究活動を最重要視し、化粧品科学を一つの独立した科学分野にまで育て上げてきました。また、女性研究者を積極的に登用しており、現在、2,900人の研究者のうち、女性が占める比率は55%以上にも上ります。一方、国連専門機関ユネスコは、とくに女性の科学への参画を優先課題に掲げ、数多くのプログラムを推進しています。こうした共通の理念に基づき、1998年にロレアルはユネスコと共同で「ロレアルーユネスコ女性科学賞」を創設しました。同賞は、科学の発展に寄与した女性科学者の業績を称えることによって、科学の分野で活躍する女性に光を当て、世界レベルで女性科学者の地位向上を目的としています。

また、同賞とは別に、将来が期待される博士課程や博士研究員レベルの若手女性科学者を奨励・援助する目的で「ロレアルーユネスコ奨学金」を設けています。世界5大陸から15人を選出し、奨学金20,000USドル(約200万円相当)が贈呈されます。

う~む、よくわかりました。

女流文学賞/女性科学者賞はまだまだこれからも必要なようだ。それは別に悪いことではない。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 12, 2008

オバマ氏の産業政策はいかに?

米次期大統領にオバマ氏--テクノロジ業界への影響


テクノロジ企業にとって大きなマイナス面となるのは、民主党の勢力が強まった連邦議会とホワイトハウスが、自由貿易に対して、はたしてどれほど敵対的な態度を取るのかということだ(この点についてはある程度強調しても言い過ぎにはならないだろう)。

 Obama氏は、自由貿易に対してClinton氏が持っていたようなイデオロギー的な先入観は持っておらず、民主党内の保護貿易主義者から強いプレッシャーを受けることは間違いないと見られる。2005年の中米自由貿易協定の承認問題で、少数の民主党議員が共和党議員に合流して賛成にまわったとき、その15名の民主党議員たちは、党内からも、労働運動家からも強い非難を浴びることとなった。そのようなリスクを再び犯そうという政治家はほとんどいないだろう。

民主党の人民主義的な傾向は、そのほかの形でもテクノロジ企業にマイナスの影響を与える可能性がある。Obama氏は、独占禁止法の適用においてより厳しい措置を取ることを推進してきた。このことは、自由市場を推進する立場であるはずの共和党政権からもすでに厳しい監視の目を向けられて動揺しているYahooやGoogleといったシリコンバレー企業にとってマイナスとなる可能性がる。さらに、Obama氏は、H1-Bビザの発給数拡大についても一時的にしか約束していない。


う~ん、結局オバマさんはいろいろ悩んでいる、としか読みとれないのだが。
(^^;)

就任をしていないのに科学技術業界の動向って早すぎるでしょう。まあ、予想として何か書かなくちゃいけないだろうけど。

うちの母が
「オバマさんはね、アメリカに有利な、儲かる政策を採っていくから、なるべくアメリカの車に乗るように言うのよ。日本の車とかあままり買ってくれないないんだって。だから、日本の産業はよくならないみたいよ」
と言ってました。

アマサイ家のコメンテイターの話はとってもわかりやすいです。

これからの経済予想はアマサイの母に聞くことにします。
( ̄▽ ̄;)


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November 10, 2008

職人さんは偉い!

昨日テレビ東京で「凄腕!修理の職人」というのをやっていた。
アマサイのエンジニアリングマインドを刺激する楽しいものだった。

時計修理のスペシャリストというのはおもしろかった。60年前以上のオメガの懐中時計を直してもらうとこやっていた。

そげな古い時計の部品はオメガ本社にもないだろうということで、75歳の神業の登場だ。壊れた原因は、1つのネジの軸がすり減ってしまった。この軸を新しいものに付け替えるという作業だ。ゼロコンマ以下の作業なので顕微鏡を使って行う。ネジに穴を開けて新軸を挿入するという、普通では考えられない作業である。

その職人さんの技はもちろん、すごいのだが、オメガの時計の内部って美しい。直した後、蓋をせずにずっーと見ていたいね。文字盤をくりぬいてネジ動きが見られる奴があるけど、メカ好きにはたまらないね。

時計も時計職人の世界も美しい。

もう1個みたのは、古い銀塩写真を新しく甦させる技術だ。それって、デジタルでやるの?と思ったら全然違った。漂白したり露光したり、全くのアナログの世界であった。

その方は、日本と米国で特許も取っている。こげな技術は世界でも希なのだそうだ。


■特許第3446174号(P3446174)
【登録日】平成15年7月4日(2003.7.4)
【発明の名称】経年変化した白黒写真 の修復法
【出願日】平成11年7月27日(1999.7.27)
【公開番号】特開2001-42489(P2001-42489A)
【特許権者】有限会社 フォト ムラバヤシ
【発明者】村 林 孝 夫
-------------
上記処理を用いてする修復法の手順は次のとおりである。
1.前水洗(2分)
印画紙表面の汚れを落とし、膜面に水を含ませる。
2.硬膜(8分)
漂白処理は膜面のゼラチンを軟化するため、硬膜液で硬膜処理を行なう。
3.水洗(10分)
印画紙に残留した硬膜液を除く。
4.漂白(2~5分)
画像を形成する変色した銀化合物や銀鏡を漂白する。
5.水洗(3分)
印画紙表面に付着した漂白液を除く。
6.清浄(5分)
清浄液で印画紙に残留した漂白液を分解する。
7.水洗(30分)
印画紙に残留した清浄液を除く。
8.露光漂白によってできたハロゲン化銀に充分に光を当てる。
9.現像(2~3分)
一般的な印画紙現像液で現像する。
10.停止(30秒)
印画紙に残留した現像液を停止液で中和する。
11.定着(5分)
印画紙に残留したハロゲン化銀を定着液で分解する。
12.水洗(3分)
印画紙表面に付着した定着液を除く。
13.ハイポ除去(6分)
印画中に残留したハイポ(チオ硫酸ナトリウム)を分解する。
14.水洗(30分以上)
印画紙に残留した化合物をほぼ完全に除く。
15.乾燥自然乾燥する。
16.フラットニング乾燥した印画紙を平らな2本の板に挟み、加圧して平らにする。
---------------
ノウハウ明かしちゃっていいのか?と思ったけれど、写真現像と同じで、てかそれ以上にテクニックがいるので、素人ではこのままやってもうまくいかないようだ。

この方は、お父さんも写真家でお父さんが昔撮られた写真を甦させるために研究を重ねた。それはお父さんの遺言でもある。完成時には、お墓に報告したと涙ながらに話していた。

技術開発には必要なのは、まず情熱と志だね。


こげな職人さんがいるから日本は安心と言いたいが、技術があってもこの先報われなかったら、その知的財産は途絶えてしまうのだ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 07, 2008

小室、せつなさだけが残ったじゃんか。

小室哲哉の事件を誤解している人が若干いる。彼は著作権譲渡詐欺という立派な?犯罪を犯しているのである。

小室哲哉プロデューサー逮捕へ 著作権譲渡で5億詐取容疑

数々のヒット曲で1990年代の日本音楽シーンを席巻した小室哲哉音楽プロデューサー(49)が、所有していない著作権を譲渡すると偽って兵庫県内の投資家から5億円をだまし取った疑いが強まり、大阪地検特捜部は3日、詐欺容疑で4日に逮捕する方針を固めた。近年は事業の失敗や離婚の慰謝料支払いで多額の借金を抱えていたという。特捜部は著作権譲渡に関与した会社役員らからも事情を聴く。関係者によると、小室プロデューサーらは2006年8月、806曲分の著作権を所有しているかのように偽り、10億円で売却する契約を兵庫県芦屋市の投資家男性と締結。同月、代金の一部として5億円を受領し、だまし取った疑いが持たれている。

 806曲の大半は小室プロデューサーが作詞作曲したものだが、著作権を譲渡する権限はなかったという。


小室容疑者 当初18億円提示 著作権譲渡 次々断られ10億に 2008年11月5日 東京新聞夕刊

 著作権譲渡をめぐる詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサー小室哲哉容疑者(49)らは当初、十八億円で著作権の譲渡契約を結ぼうと、大手広告代理店などに持ち掛けていたことが五日、分かった。

 次々と断られた末、兵庫県芦屋市の投資家男性と十億円で合意。特捜部は、小室容疑者が八億円も値下げせざるを得ないほど切迫した状況にあったとみて、経緯を調べる。

 関係者によると、小室容疑者らは、二〇〇五年ごろ、既にほかの音楽出版社に譲渡していた著作権を二重譲渡する形で現金を得ようと計画。十八億円を提示して大手広告代理店などを回った。契約は成立せず、〇六年六月、共犯とされるプロダクション役員の木村隆(56)、平根昭彦(45)の両容疑者は投資家と十八億円で交渉を開始。折り合いが付かず、小室容疑者が十億円に値下げし、八月に仮契約が成立した。小室容疑者が、前妻に差し押さえられていた印税収入について「差し押さえ解除のため五億円が必要」などと要求したため、投資家は先に五億円を送金。その後、著作権の譲渡権限がないことが発覚すると、小室容疑者は七億円に減額することも申し出たという。

自分の著作物の著作権がどうなっているか、わかっていないクリエターも少なくないと思うが(事務所とか言われるままに契約書にサインしたりとか)、彼は明らかに二重譲渡、三重譲渡になることをわかっていて話を持ちかけたのである。悪質きわまりない。共犯とおぼしき木村と平根とかいうやつも気質の匂いはしませんな。もう彼はブラックビジネスに身をおいていたのでしょうね。

小室ファミリー大迷惑!?締め出し デイリースポーツ

5億円にも及ぶ詐欺容疑で4日に逮捕された音楽プロデューサー・小室哲哉容疑者(49)の楽曲が、各ラジオ局から“締め出し”を受けたことが5日、分かった。逮捕を受けて、各社はglobeやTM NETWORKの楽曲以外にも小室容疑者がプロデュースした楽曲のオンエア自粛を決定。波紋は、かつての“小室ファミリー”と呼ばれた安室奈美恵やTRFらアーティストにも広がっている。

 同容疑者の逮捕を受けて、各ラジオ局は楽曲の自粛を決定。TOKYO FMは小室容疑者の自身が演奏した曲以外にも、プロデュースするなどした関連するすべての楽曲のオンエアを当面、見合わせることを決定した。また、ニッポン放送では、小室容疑者の楽曲をオンエアしないように配慮して放送。オンエア中止などの“自主規制”については現在、検討中という。


CDをオンエアに使用することは問題ないような気がするが、根本の著作権所有者が揺らいじゃってるんだから、放送局とは真っ当な判断ですね。

JASRACが著作権料分配停止、二重譲渡分の一部 読売新聞

 詐欺事件で逮捕された音楽プロデューサー・小室哲哉容疑者(49)が二重譲渡した約300曲のうち、文化庁に著作権登録されている34曲について、日本音楽著作権協会(JASRAC)が昨年末以降、著作権使用料の分配を停止していたことがわかった。JASRACは「権利者が確定していないため」と説明している。

昨年末、、、もう、業界ではわかっていたんだね、小室が単に事業に失敗したんじゃなくて、やばいことしてるんじゃないかと。

事業に負債を負ったからって、詐欺行為をする人はそんなにいないよね。自分に甘い上に自分を過信している。この局面を乗り切ればなんとかなる、と思ったんだね。それは事業家としてダメだし、自分の作品を汚すのはクリエターとしてダメだし、そもそも、人間としてダメダメだね。

ちゃんと捜査してもらって、裁きを受けてほしいです。業界にはもう戻らなくていいです。

アマサイは小室プロジュースの作品、全部好きですよ。TRFとglobeはカラオケの十八番です。でも、CD持ってるから、ベストセレクト盤とかなくもいいです。カラオケは、ZARDと森高千里だけにします。渡辺美里が「MY REVOLUTION」歌えなくなったらかわいそうです(確認してないけど、これは美里の持ち歌になっているから心配ないような気がする)。でも美里ちゃんは他にも代表曲あるから大丈夫です。

小室はもう昔の人です。21世紀は良い音楽がたくさんあります。小室作品がなくても大抵の人は困りません。多分、業界もそうだから、「小室切り」に躊躇がないんだと思います。

小室哲哉さん、何万人のファンを裏切ったことは生涯背負い、忘れないでください。

貴方が更正したらなら、もっと、多くの人の心を打つ音楽が作れるかもしれません。


アマサイもファンなんです。だから、厳しく言ってしまうのだ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 06, 2008

超流動ヘリウム3

理研ニュースからです。

■超流動ヘリウム3で新しい現象を見いだす 河野公俊 基幹研究所 河野低温物理研究室 主任研究員

ヘリウムには、中性子が1個少ないヘリウム3(3He)という同位体がある。ヘリウム3は陽子2個+中性子1個+電子2個からなり、合計数5の奇数なのでフェルミ粒子である。ところがこのヘリウム3も、0.001K以下にすると超流動状態になる。これはヘリウム3の原子が二つ一組の“クーパーペア”となることで、合成数5+5=10で偶数となり、ボーズ粒子として振る舞い、ボーズ・アインシュタイン凝縮を起こすからだと考えられている。
 ヘリウム3の超流動の研究は、ある温度(転移温度)以下で電気抵抗がゼロになる超伝導現象のメカニズム解明にも貢献する。超伝導は、フェルミ粒子である電子がクーパーペアをつくり、ボーズ・アインシュタイン凝縮を起こすことで現れる現象だからだ。

ボーズ・アインシュタイン凝縮ね、ってよくわかっていなかったよ。勉強せねば、と思うが、この記事を読むので精一杯だ。

 しかしその後、従来のBCS理論だけでは説明し切れない新しいタイプの超伝導現象が発見された。一つは、1970年代後半から見つかり始めたセリウムやウラン化合物の超伝導、もう一つは1986年に発見された銅酸化物系の高温超伝導である。現在、転移温度の最高記録は、高圧下で160K(約-113℃)に達している。

 これら新しいタイプの超伝導メカニズムを解明し、より高い転移温度で超伝導を示す物質を開発するための基礎研究が、世界中で盛んに行われている。低温に冷やさずに電気抵抗がゼロになる超伝導体を開発できれば、それを送電線や電子デバイス技術に応用して、エネルギー問題の解決に大きく貢献できると期待されているのだ。


そうですか、エネルギー問題に役立つのなら、バンバン投資してバンバン研究しないといけませんね。

「先日、ノーベル物理学賞を受賞された南部陽一郎博士は、超流動や超伝導現象からヒントを得て、“対称性の破れ”に関する理論を提唱しました」  対称性の破れは、宇宙誕生と物質創成にかかわる。物質をつくる粒子には質量などの性質が同じで電荷が反対の反粒子がある。超高温の火の玉宇宙として誕生した宇宙には光のみが存在した。その宇宙が膨張するとともに温度が下がる過程で、光から粒子と反粒子が生まれた。ほとんどの粒子と反粒子は衝突して光に戻ったが、対称性の破れによって粒子だけがわずかに生き残ったらしい。そのような宇宙誕生と物質創成のメカニズムを、河野主任研究員はヘリウム3の実験によって探ろうとしている。「宇宙の温度が下がり、光だけの宇宙から対称性の破れによって物質が創成された過程と、ヘリウム3を冷やして常流動から異方性を持つ超流動A相に変わる過程に、対応関係があるという仮説があるのです」

アマサイはエネルギー問題なんてどうでもいいです。宇宙生成の研究に役立つ方がずっといいです。河野先生、ノーベル賞級の仕事を是非是非なさったください。

河野低温物理研究室


いや、新電子デバイスの方がノーベル賞にはつながるわな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 05, 2008

欧州特許審査

大統領、オバマ氏になったようですね。ここまで来て70の爺さんが大統領になったんじゃ、この先どうやってリーダーシップを発揮していくわけよ、って疑問が残りますね。爺さんより黒人を選んだアメリカ人は偉いです。

ケネディ大統領時代の司法長官、実弟のロバート・F・ケネディは、黒人と白人の混血が進み、肌がカフェオレである子孫が大半になったとき人種差別はなくなろうだろうと言っていたそうです。カフェオレに成る前に40年後黒人の大統領が生まれるとは、ボブも予想していなかったようです。

小浜市の人は大喜びですね(^_^;)

と、言いつつ、大統領選とはあまり関係ない欧州の特許について。

欧州特許庁、コンピュータプログラムの特許性について統一へ

欧州特許庁(EPO)長官はこのほど、欧州特許条約におけるコンピュータプログラムの特許性に関する取り扱いを統一するために、同条約における最高決定機関である拡大審判部の審判に付すると発表した。特許性の取り扱いが現在、不統一であることに鑑みたものだ。

 今回の審判対象は、コンピュータプログラムそのものの特許を禁止する欧州特許条約(EPC)52条2項、同条第3項自体の適用に関するもの。すなわち、コンピュータプログラム自体が特許対象から除外されていることについてではなく、除外規定についての詳細な条件設定に関するものであるという。

 請求項(クレーム)が全体としてコンピュータプログラム自体に該当して除外規定に該当するかどうかという問題もあるものの、個々のコンピュータに関連する特徴がいかに請求項の技術的特徴に寄与し、いかに関連付けられるかに関するものであり、かなり詳細なものになるとしている。特許性に関する限界が明確になるとともに、審査官が審査する指針ともなる。特許審査業務もスムーズになることが期待され、出願人側にも出願する対象が明確になるなど、メリットがあると指摘されている。

 審判対象は、4つの分野になる。まず第1に、請求項のカテゴリーに関するもの。第2に、特許が不可能なものと可能なものの境界線に関するものであり、特に請求項全体としていかに解釈されるかというものだという。第3は請求項の個々の特徴に関するものであり、第4は審査において基準となる当業者の定義に関するものであるとしている。

 拡大審判部は、個々の事件を審理するのではなく、法律・運用の問題を審理する部門であり、今回のような審査・審理において不統一となっている運用を統一するためにも審判に付される。

いや、私もてっきりコンピュータプログラムも審査対象になるつー話かと思ったでやす。

『すなわち、コンピュータプログラム自体が特許対象から除外されていることについてではなく、除外規定についての詳細な条件設定に関するものであるという。』

しかし、現在、日本、米国及び欧州で特許審査の共通基盤を作ろう、という動きなわけですから、欧州だけプログラムは無し、ということはいつまでも続けられないでしょう。これは審査対象にする前に統一しておこう、というお話ですね、きっと。

欧州は統一されたが、文化・技術は一本槍というわけにはいかんのでしょうね。欧州という枠は結構簡単にできたが、中身は相変わらずバラバラです。まあ、50年くらいはバラバラのまんまかなと思うです。市町村の併合じゃないんだから、そうは易々とはいかんでしょう。

てか、早く、世界の特許潮流に合わせてください欧州特許庁長官殿。

いや、特許制度は国の大きな屋台骨ですから新大統領に無関係、ということはないんですよ。オバマさんは対外政策でお忙しいでしょうが。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

November 04, 2008

パナソニック、幸之助さんの義弟の会社買収

パナソニック、三洋買収で基本合意 TOBで09年4月子会社化

 パナソニック(旧松下電器産業)は三洋電機を買収することで基本合意した。7日にも両社の社長が記者会見して発表する。パナソニックはTOB(株式公開買い付け)により三洋株の過半を取得し、来年4月をメドに子会社化する考え。今後、三井住友銀行など三洋の主要株主3社と株式取得条件を詰める交渉を進める。電機大手同士の初のM&A(合併・買収)により、年間売上高が11兆円を超える国内最大の電機メーカーが誕生、電機業界は大規模再編時代に突入する。

 パナソニックの大坪文雄社長と三洋の佐野精一郎社長が会談し、パナソニックが三洋を子会社化することで大筋合意した。両社が7日にも取締役会を開いて決議。その後、両社長が記者会見して発表する段取りだ。 (07:00)


よかったんじゃなねえの。あのままだと、創業者一族が自分たちの利権だけを求めててんやわんや。問題はそれだけではないんだろうけど。

三洋の電池はすごいらしいよね。科学番組にも出てたなあ。


2008年05月28日HEV用リチウムイオン電池事業の展開を加速@三洋ニュースリリース

(3)プラグインHEV※用リチウムイオン電池の開発加速
環境問題への意識の高まり、原油高騰を背景に、環境配慮型のHEVより、さらに環境負荷を減らすことができる次世代型環境配慮自動車「プラグインHEV」の需要も拡大することが予想されます。三洋電機では、「プラグインHEV用リチウムイオン電池」の早期商品化に向け開発を進めており、2011年の導入を目指し、開発を加速させます。
 
※ プラグインHEVとは
 家庭用電源で電池を充電できる次世代HEV。一般的なHEVよりも大容量の電池を搭載し、モーターのみで走行できる距離を長くすることができます。通常の自動車、さらには一般的なHEVよりも電気での走行比率が高まるため、CO2削減などの効果がより大きくなることが期待できます。

白物家電はバッティングするわけなんだけどどうすんのかな。
報道だと全ての事業、全社買い取りなわけだけど。
まあ、吸収されたら適宜間引くんでしょうね。

日本一の総合電機メーカー。銀行じゃあるまし、組織大きくしてどうすんのかな、という気がしないでもないですが。まあ、がんばってください。

そっか、他を吸収するなら、Panasonicの名称の方がいいですな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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November 03, 2008

映画『容疑者Xの献身』

映画『容疑者Xの献身』
ようやく見に行くことが出来ました。ほぼ原作に沿って描かれてました。小説は単行本発刊直後に読みましたが、東野作品の秀作のうちの一つという認識でした。あれで直木賞を取ったのはうれしかったけれど圭吾りんの実力はもっと上だっちゅーの。

しかし、フジテレビ系列のテレビドラマと映画をカップリングする技は見事なものです。テレビは短編集、映画は長編がベースで確かに湯川学が主人公なのですが、連作のように扱い、湯川を福山雅治にしたのは、アレンジを越えて独創と言ってもいいんじゃないかと思います。映像化するのに二枚目を据えるのは当たり前ですが、東野氏がイメージしたのは、佐野史郎ですよ。
(^_^;)
続編『ガリレオの苦悩』を読んでいても「ちぃにいちゃん」のような上手い具合のイケメンは全然想定できません。

後映画化で感心したのは、数学、物理監修を複数の学者、研究室に依頼してることです。

原作で石神は、難解な高等数学を研究しているとしか書いていないのです。ですが、映画では大学時代「四色問題」の解法が美しくないという理由から、独自の理論を構築する、というエピソードを挿入しています。これは上手いですね。現在の石神はグラフ理論でもやっているのでしょう。そして、時折その四色問題を夢想する場面が出てきます。その解き方は素人にはわかりませんが、問題のイメージは容易です。ここに石神という人間の側面が表出しています。

長塚京三の息子、圭史が花岡靖子(松雪靖子)に殺される元夫役というのは以外でした。出てくるのは冒頭だけですが、インパクトありすぎ。こんなやつは殺してもいいだろう、と思わせる。松雪泰子をキャスティングしたのは、秀逸ですね。特別好きな女優さんじゃないけど、今回はいいな♪と思いました。原作で工藤はもっと二枚目のはずなのだがな、なぜダンカンなのだ?

もう最後は泣けます。涙腺の硬いアマサイさえウルウルしてしまいました。無私無上の愛ってホントにあるのかもなあ。
(ρ_;)

誰が観ても感動できる秋の一本です。

松雪泰子が隣りに引っ越してきたら、男性はよろめいちゃうよね?!いや男性でなくてもアマサイも、、あぶなっ!人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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