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March 23, 2009

情緒と論理

藤原正彦氏がお茶大で定年を迎えられるそうです。

アマサイブログのアクセス解析のリンクを辿っていったらなにげにぶちあたりました。
藤原正彦先生最終講義

彼の出世作代表作が「国家の品格」になってしまったことに納得がゆかないアマサイです。藤原先生の人生及び著述業の原点は『若き数学者のアメリカ』でしょう。
あんな説教本を前に出したくはありませんな。20年来のファンとしては。

鈴木光司さんの近著『情緒から論理へ』なんて帯が
「藤原正彦氏『国家の品格』に異議アリ! 」
だもんね。
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ベストセラー『国家の品格』で藤原正彦氏は、「論理より情緒」と喝破した。
本書は、これに異を唱える。

論理的に考えず、情緒的な希望的観測に引きずられた指導者たちの過ちによって、
過去、いかに多くの国民が不幸に見舞われたことか。

いまの日本人に必要なのは、「情緒より論理」と言うべきなのだ。

「僕が『情緒より論理だ』と言うのは、もともと日本人は情緒を好みすぎる民族だからです。
日本人は放っておけば、ますます情緒に惹かれます。だからこそ、必要なのは論理と僕は声を大にして言いたいのです」
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売るためのうたい文句というのはわかっていますが、そんなのケースバイケースでしょう。
(^^;)
ビジネス、行政、政治には論理より優位なものはないわけで。
日常生活にはもっと情緒をもって潤いのある生活が必要でしょうね。

もっとも、藤原先生はきっとビジネスでさえ情緒が必要とおっしゃると思いますけど。

教育の現場に関しては、両方とも必要なのに徹底されていないんじゃないですかね。

国語には、大別して、文学と論説があると思うのですが、国語の教師は大抵日文の出身なので、論説とかエッセイ(情緒のない方ね)とかは教えるの苦手かもね。論説文、国語でちゃんと教わった覚えがない。

それに、今は違うかもしれないけれど、国語は教わるもんじゃない、読書の過程で身に付くものだ、と信じていて、あんまり授業らしいものしない人も多かったね。

それじゃ、情緒も論理を身に付かないでしょう。

じゃあ、数学や理科で論理が身に付くかというとちょっと違うね。

理系の論理は主に数学の裏付けがあり、言語の論理とはまた違うからさ。
実験という裏付けもあるんだけど、高校過程までの実験ってどうなんでしょう。ちゃんとお膳立てができていて、おお、実験指導書のとおり結果がでたぞ、じゃ、科学的証明の感覚って養えない。
実験をしない、極端に少ない学校は問題外の外です。

なんだか、情緒も論理も学校で教えられない、教える場ではないと認識されているのは問題なような。

ああ、藤原先生長いこと教員生活ご苦労様でした。
今後のさらなるご活躍に期待しております。

といっても、60年代、70年代や旧制高校時代の教育に現代の規範を求めるは絶対間違っていますからっ!。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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