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March 31, 2009

書談:竹内薫著『理系バカと文系バカ』

Rikeibunkeibaka■理系バカと文系バカ PHP新書
著者:竹内 薫
構成:嵯峨野 功一
価格: \756 (本体 : \720)
出版: PHP研究所
発行: 2009.3

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北地方某理学大学教員のブログに以前コメントしたら「書いてないこと読み取られても答えられない」とお叱りを受けた。大の大人がいうようなことぢゃないね。要するに「自分の知性が及ばないので答えられない」だけなのだ。こんな奴が准教授とはちゃんちゃらおかしい。

で、そういうことをうちの応接室でかいたら、前記ブログの取り巻きが「アマサイって奴が先生のことを揶揄してます。酷いですよね」って言い付けていた。

馬鹿、あれは揶揄とは言わない、批難・批判というのだ。

前者が理系バカで、後者が文系バカとアマサイは理解している。

自分の文章が悪いのを読み手のせいにする。是・非の二値化表現を「揶揄」という自分でも意味の解せない用語で、正しくあてつける。

そんなバカ同士で構成しているバカブログには近づかない方が懸命である
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題名からすると、理系、文系、互いに足りないところを補って、バランスのとれた思考法を身につけましょう、みたいな結論だと思うが、

違う。

筆者は筋金入りの理系バカなので、文系の人にはちょっとおもしろくないかもしれませんな。

アマサイ的に本書の狙いは、理系も文系も「バランス感覚を持った」理系になりましょう、ということだと思う。

筆者は、そうではない、というかもしれないが、そんなものは読み手にゆだねられるものなのだから、アマサイの言うことが正しいのだ。

先に述べた「書いてもいないことを」などと能書きをたれる理系バカは本のなど書く資格はない(まあ、あの人は単著なんて書けない、依頼はないと思うので心配ない)。

「理系、文系なんて分け方は無意味だ。他にもカテゴリはあるはずだし」という弁は、ここでは有効ではない。実際に多くの現場で(主に学校であるけれども)この二値化が働いているのだから、否定しても仕方がないことである。

また敢えて誤解を恐れずに言えば、文系的思考はあまり具象化できないに対し、理系的思考はなんとはなしに形態があるものである。また、後者は努力しなければ習得できないものであろう。

本書を読むとなんとなくその思考法の全貌が見えてくるのはお得である。

それにまた、多くに国の政治、行政に理系出身者が幅を利かせているのは注目に値する。
因数分解は社会に出たらいらないでしょう、
iPS細胞なんて知らない、
ノーベル物理学賞、へぇ~、すごい、なんだかわからないけど、

このような考えはすでに時代遅れである。

筆者が体験した、報道番組制作部での理系知識の無さには、ちょっと背筋が寒くなる。

数学、理科が得意な人間はえばっていいのだ、少なくとも、英語ができる人間くらいには。

本書中に資料として、「理系白書」のデータが使われているがこれは飽くまでデータとして使われてるだけですから。あそこが文系バカだということは、あちこちで暴かれている通りであるから。

理系バカも文系バカも、どちらでもないと自負する人も読むべき一書でしょう。

これは売れてほしいし、売れるんじゃないかと思います。。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

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