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April 30, 2009

知財という仕事

知財というのはじみぃ~な仕事です。
近年は新聞の一面も飾ることがあるので、なんだかきらびやかものと勘違いされてる人がおおいです。
一日中パソコンに向かっています。
人と話すことはあまりありません。
そんなことがおもしろのか、
ワタクシはおもしろいと思ってやっています。毎日がエキサイティング、とはいきませんが、まあ、週に一回は「おおっ!」と思うことがあります。

ワタクシの主な任務は新規出願です。
技術者さんから提案があり、そのお話を聞いているとたいてい
「おおっ!」
と思います。
「こりゃ、おもしろい技術だわい」「そういう技術があるのか、知らなかった」など、です。
でも、その「おおっ!」があまり大きくないときもあります。
そうなるとちょっと頭を抱えます。
いやはや、これをどう出願しろと?ちんまい特徴しかないじゃんか。
取り敢えずファイルケースに放り込んでおきます。
新規出願の他、調査や、中間処理と呼ばれる特許庁への応答など、複数の案件を持っていますので、やることは山ほどあります。
で、他の仕事をさくさくやっていると、ふいに
「おおっ!」 と思います。
さきほど 「おおっ!」が小さい案件を思い出します。
これをああやって、こうやって、そうやれば、結構すごく見える特許になるやんけ。
もう、その日のうちに文書としてまとめ、特許事務所に依頼の電話をします。
これで、また1つ出願できる、幸せな気分になります。

ここでは、出願ですが、調査や中間処理にも必ず「おおっ!」があります。知財の仕事には全てにおいてやりがいがあります。

たぶん、端からみれば、そのちんまい特徴のどこがかわったのか、全くわからないと思います。ワタクシの苦労を知ってくれる人も少ない、もしくはいないかもしれません。
しかし、ワタクシはそれでもいいと思っています。
凄い発明は発明者が凄いのです。
あんまり凄くない発明こそ、ワタクシ達の知財プロフェッショナルの出番です。

そして、仕事というのはそういうものでしょう。順調にいって当たり前であって、当たり前を評価する人はごくごく僅かです。何か滞ると減点される。

自分が楽しいと思う仕事につく、もしくは、自分の仕事を楽しいと思いこむ。それが社会生活の原点ではないか。原点を忘れている人が多いのが最近少々気になります。

職務発明裁判の多くが個人的怨恨であることはなかなか興味深い。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
≪コメントは応接室にお願いします。≫

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