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July 30, 2009

曲面の反射特性

国立情報学研究所

佐藤いまり准教授が 「MIRU2009(画像の認識・理解シンポジウム)」より、優秀論文賞を受賞しました。MIRU(Meeting on Image Recognition and Understanding)は画像の認識と理解に関する国内最大規模のシンポジウムです。

発表タイトル: 陰に基づく符号化による未知の反射特性・光源方向における法線推定、岡部孝弘(東大),佐藤いまり(NII),佐藤洋一(東大)


何か以前お会いした(^^;)ことある方とおもいきや、
いまり先生でしたね。

いや~、NIIさんよ~、こういう発表するなら、論文の要約くらい載せてくれ。

取り敢えず法線推定ってこげな話ですかね。


『光沢を有する曲面物体の反射特性の推定について』

池本直隆/磯村稔(日本大学生産工学部2004)

Hosensuitei


2.照度差ステレオ法と物体表面上の輝度計算法

本論では,物体表面上の輝度計算は,物体表面からの反射光を拡散反射光成分と鏡面反射光成分とに分けることができるとものと..える。したがって,物体表面からの反射光のうち,拡散反射光成分による輝度計算はLambertの余弦定理に基づき,鏡面反射光成分による輝度計算はCook-Torranceのモデルを用いることとする。Fig.1は照度差ステレオ法の原理である光源,視点と被測定物体の幾何学的関係を示したものである。Fig.1に示すように,直交座標系..の平面に被測定物を置き,光源から光を照射した場合を想定する。なお,光源は点光源で,被測定物体は光沢を有する曲面物体である


コンピュータビジョン、三次元計測なんかに使うみたいですね。

なかなかおもしろそうですな。としか言えない。

NIIのHPはときどき見てます。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 28, 2009

TVドラマ『たった一人の反乱』

日本初の女性起業家今野由梨さんの物語。

のっけから腹が立つ。

奨学金試験に合格するが、東大に受かった息子に譲ってくれとその母親から言われる。

「いくら頭がよくても女は女、男のように社会に役に立つことなんて出来ないでしょう」

ババァ!何言うとるんやっ!その奨学金は今野さんが受かったものだろう。お前の馬鹿息子はたまたま東大に引っ掛かっただけだろう。男だったら力仕事でも何でもして学費かせげや!まったく女が女を差別してどーするっ!

今野さんは、「わかりました。でも奨学金はお譲りしません。私を奨学生に選んで良かったと思っていただけるようしっかり勉強します」

偉いぞ!今野さん。

今野さん、大学4年になり就職活動をする。大手の面接を受ける。自分を雇えば損はさせない、定年まで働いて社長になると宣言。

「きみぃ〜、わが社は一部上場のメーカーだよ。女が社長になれるわけがない。女性は男性のサポートをしていればいいんだよ。きみも好い人見つけて結婚しなさい」」

ジジィ、ちょっと待てや!サポートだとぉ〜サポートせんでもいいようなまともな社員育てろやっ!ジジィたちのせいで日本の文化水準は大幅に遅れただろがっ!

就職先がなくなった今野さんは10年のアルバイト生活を経て電話秘書サービスの会社を起こす。そこでもまた苦難の道を歩む。

うーむ、今野さんの先達がいたからこそ、今の日本があるのだな。有難い、有難い。

私たちの母親の世代の話だよ。ちょっと前の話だよ。いや、信じられんね。ここまでよくきたもんだ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 27, 2009

Wiiを解体しちゃったそうです。

家庭用ゲーム機「Wii」の分解@Tech-On

おお!こげな連載やっていたのだな。日エレの2006年の転載記事なので新しくはないのであるが。分解ものは、非常に好きであります。

アマサイの会社が作っているのも「筐体」ものなんで非常に参考になります。

簡素を極めたメイン・ボード

シンプルに見える理由の一つは部品点数,特に,抵抗やコンデンサ,フェライト・ビーズといった受動部品の数が少ないことにある。Wiiのような高速動作のマイクロプロセサを使う製品では,LSIの周辺や裏側にチップ抵抗やコンデンサ,フェライト・ビーズを多数配置することが多い。信号の波形を整えたり,信号雑音を抑えたりするためだ。ところが,Wiiでは抵抗の数が少なくコンデンサの数も控えめ。対症療法的に雑音対策部品を追加したような個所も見当たらない。プリント基板の受託開発に携わる技術者は,「カスタムLSIの端子配置まで含めて最適化したのだろう」と推測する。


アマサイのとこでも、部品点数の減少は、小型化、生産ステップの省略に貢献いたしますので、大切であります。


電磁雑音対策は入念

 例えば,「ゲームキューブ」用メモリ・カードのスロット近くやシステムLSIの直下に3端子コンデンサを使ったり,USBコネクタからの信号配線に,輻射雑音の原因になるコモンモード雑音を除去するコモンモード・チョークコイルを配置したりする。また,外部と接続するコネクタ周りには,静電気放電の影響を防ぐためにツェナー・ダイオードを必ず配置している。

 基板の表裏の1層目(表面)がほとんど接地パターンで覆われていたり,表裏の接地パターンが多数の貫通ビアで結ばれたりしているのも電磁雑音の影響を封じ込める策である。それぞれは基本的な手法だが,携帯機器メーカーの技術者は「必要な対策を漏らさず施しているのがすごい」と語る

電磁雑音対策へのこだわりはメイン・ボードだけに終わらない(図3)。基板を覆うシールド板は,基板の接地電極との接点を増やすために,中央部分を何カ所か凸形に加工している。部品メーカーの技術者は「こうした加工は,基板上の部品と万が一干渉すると不具合の原因になる側面もある」と指摘する。長所と短所を勘案して,電磁雑音対策を優先したと思われる。

そうです、そうです、電磁ノイズは最小限にしなくてはいけません。以前、電磁ノイズ対策のための回路を出願しました。「この発明、こことここに○○設置しただけ、じゃん」と思ったのですが、「いや、単純な構成だということは、わかっている、でも電磁波除去はこの製品に不可欠なアイテムなんだ。これで、特許とれるかやってみてほしい」と発明者とその親分に言われたので苦肉の策で提案書をまとめました。弁理士さんにも「チャレンジングな出願ですね」と言われてしまった。

まあ、限定すれば、特許というものは、取れるのであって、本当にその製品しか守れない権利範囲になりましたが、権利化することができました。

うちはコンシューマ製品じゃないんで、売れると言ってもたかが知れています。いろいろ入れ込むということはできません。ここまで、電磁波対策できれば、技術者も満足じゃないんでしょうか。

Wiiでノイズについて語っちゃうのは当業者だけでしょう。そうそう携帯電話屋さんのノイズの鬼、かもしれませんね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 24, 2009

書談:影木栄貴『ぶっちゃけ隊』

書談:影木栄貴『ぶっちゃけ隊』
今話題のDAIGOの姉の作品です。ひまつぶしに買ってみたんですが、案外面白かったです。画も今風じゃなくて、アマサイが知ってる少女漫画です。そもそも今風もよくわからないんですが。

『トリビアの泉』に家族して出ちゃったのが事の発端らしいです。そこでDAIGOがにわかに竹下の孫と認知され。

お姉さんの影木さんはもう10年以上のベテラン漫画家さんです。そーですねえ、ボーイズラブを描いていてどこでじーちゃんの話を出すのか。難しいですね(^_^;)。てか、若い人知らないし。

影木さんにとっても祖父は簡単に話題にしていい存在ではなかったようです。DAIGOがふつーにテレビではなしてるのを見て目からウロコだったようです。彼は嫌みにならないから得な性格ですね。

当たり前といえば、そうですが、普通のじいと孫の交流がいいですね。

しかし、漫画のコミュニケーション機能とはすごいです。同じ内容をエッセイ文で書いてもここまでインパクトがあるでしょうか。筆力がかなりないと難しいでしょう。

竹下登氏の子供は三人とも女の子です。婿をとって跡継ぎにしようとは思わなかったのでしょうか。彼にそういう欲があればまた孫たちの人生も違っていたでしょう。

政治家としての評価は別れますが、家庭人としてははなまるじーちゃんだったようです。

影木栄貴さんのインタビュー

芸術家が2人も出るなんて「まる子」さんのご家族はたいしたものです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 23, 2009

三次元撮像カメラ

富士フイルム、「FinePix REAL 3D」を正式発表 ~3D対応のデジタルフォトフレームも


FinePix REAL 3D W1
 富士フイルムは、裸眼立体映像の撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」を8月8日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格6万円前後の見込み。また、FinePix REAL 3D W1で撮影した立体画像の表示に対応した8型デジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V1」も同じく8月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後の見込み。

 FinePix REAL 3D W1は、同社がフォトキナ2008で開発発表していた3Dデジタルカメラ。今回、正式な発売が決まった。3D映像をCCDで撮影でき、背面の液晶モニターにおいて裸眼による立体視ができるコンパクトデジタルカメラは、世界初としている。

そんなもん必要なんかいな(^^;)。カメラ小僧/おじさん向けでない特別機能を付けたデジタルカメラとなるとこうなるのかな。


FinePix REAL 3D W1は、2つのレンズで撮影した写真の視差を利用し立体映像を生成する方式を採用した。画像処理エンジンは、新開発の「リアルフォトエンジン3D」。2つのCCDから得られる撮影情報から、被写体の距離、明るさ、色調などを解析し3D映像を合成する。撮像素子は1/2.33型有効1,000万画素CCD×2基。センサーのアスペクト比は4:3で、最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。感度はISO100~1600。
(中略)
 3D静止画の記録形式は、カメラ映像機器工業会(CIPA)が2月に制定した「マルチピクチャーフォーマット」(CIPA DC-007-2009)を採用した。立体用画像のほかに通常のJPEG画像を同時記録することも可能となっている。なお、2Dモードでは通常のJPEG撮影ができる。
(中略)
 FinePix REAL 3D W1は、2眼式を活かした2D撮影機能「ツインカメラモード」3種類を搭載した。「テレ/ワイド同時撮り」は、2つのレンズのズーム域を変えることで、同じ瞬間を望遠と広角の2つの画角で記録できるモード。「2カラー同時撮り」は、2つの撮影システムの設定を変えることで、同じシーンでカラーとモノクロなど色調を変えて記録できるモード。「高/低感度同時撮り」は、高感度と低感度の2枚を同時に撮影し、流し撮りの際に背景のブレの度合いを変えて2種類同時に撮影したり、暗いシーンでブレ軽減優先、画質優先の両方を撮影し、後から選ぶことが可能となる。顔検出機能「顔キレイナビ」は2D時に有効となる。

お小遣いに余裕があったらほしいですがね。てか、ほんと高いおもちゃという気がします。


まあ、原型はこれじゃないかと思います。
■特開2009-128969
【発明の名称】撮像装置および方法並びにプログラム
【出願日】平成19年11月20日
【出願人】富士フイルム株式会社
【要約】課題:デジタルカメラ等の顔検出機能を備えた撮像装置において、簡単な操作で、疑似三次元画像データを作成する。
解決手段:記録された第一の画像データから疑似三次元画像を生成するために用いる参考画像データを生成し、顔検出手段により新たに顔が検出された際に、新たな顔を含むスルー画像データと、参考画像データとの相関値を算出し比較し、比較された相関値が所定の値より高い際に、取得された新たな顔を含む第二の画像データと、記録された第一の画像データから疑似三次元画像を生成する。
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【0099】
図11に示す如く三次元テンプレートデータを利用する場合における、デジタルカメラ1のテンプレート選択部102の構成態様を示すブロック図を示す。テンプレート選択部102は、主に三次元テンプレート取得部102aと二次元輪郭画像生成部102b等により構成される。
【0100】
三次元テンプレート取得部102aは、フレームメモリ68に記録された三次元テンプレートデータ、または、外部記録メディア70に記録された三次元テンプレートデータを取得するものである。
【0101】
二次元輪郭画像生成部102bは、疑似三次元顔画像を生成するために、三次元テンプレートデータからを所定の角度、大きさを考慮し、二次元空間へ射影処理することで、第一と第二の参考顔情報を生成するものである。
【0102】
統計処理部75aは、参考顔情報が利用された頻度を算出し、統計データを算出するものである。
【0103】
選択順序設定部75bは、テンプレートの選択順序を示すデータを更新するものである。
【0104】
図12はデジタルカメラ1の一連の処理フローチャートである。
【0105】
テンプレート選択部102は、二次元または三次元のテンプレートデータが、フレームメモリ68に記録されているか否かを判断し、テンプレートが記録されている場合(ステップST40;YES)、二次元テンプレートデータが記録されているか否かを判断する。二次元テンプレートデータが記録されている場合(ステップST41;YES)、フレームメモリ68から二次元テンプレートデータを選択する(ステップST45)。
【0106】
ここで、テンプレート選択部60は、予めフレームメモリ68に記録された二次元テンプレートデータから適宜、顔情報生成部66bにより生成された顔情報に基づき、最適なものを選択する。また、テンプレートの種類が多くなることにより、最適なテンプレートを選択するための探索時間が長くなるという問題がある。そこで、上記問題を解消すべく、テンプレート選択部60及びCPU75は、以下のように、テンプレートの選択後に統計処理及び統計データの更新処理を行う。
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なんだか、開発現場は楽しそうな気がする。

知財の意見も採り入れて特許出願できそうだ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 22, 2009

ベンチャーの生きる道

不況がベンチャーとってチャンスであることは疑う余地のないことだ。

以下、引用は本日付け日経新聞・経済教室、一橋大学教授・伊藤邦雄氏の見解

しかし、わが国には起業家を輩出する風土が希薄化しつつある。明治維新や本田宗一郎を持ち出すまでもなく、日本にそうした風土がなかったわけではない。ところが、いつからかリスクを取っに挑戦し一敗地にまみれた起業家に「欠格者」の烙印(らくいん)を押す重苦しい空気がまん延し始めた。「七転び八起き」という言葉が空虚に響き、実態は「一転び、即退出」である。リスクは失敗と隣り合わせ。志高く起業に挑む人の心意気を是とする「称賛の文化」を創造すべきである。

明治維新や第二次大戦後を事例に出すのはこの場合適していない。あのような熔解状態の世界では、リスクも何もあったものではない。律儀に生活していても、生きながらえるかどうかわからないのだ。今は高いレベルで人々の生活が安定している。日雇い派遣の問題などはあったけれど、それでも、戦後よりはずっとずっと裕福である。

日本に称賛の文化なんかないでしょう。成功者の足を引っ張るのが日本の「伝統」である。ゼロからどうやって作るのか。

このおじさん、ずいぶん呑気なこと言っているなあ。

今後は、こうした大企業の無形資産経営と企業家とを結びつける道を考えるべきだろう。その一つが「カーブアウト経営」だ。大企業に眠る技術や知的財産を社外に「カーブアウト」 (切り出し)し、その事業化を起業家に委ねる。従来、大企業の特許取得は、自社の製品と技術を守るための受け身的なものだった。今後は特許の積極括用を経営戦略に位置付ける必要がある。当初は自社の知的財産の外への切り出しに大企業経営者は抵抗感があるかもしれない。だが現状の不本意なな企業価値を見れば、その余裕はない。巨木だけでは森は枯渇するが、若木も滋養左与えないと大木に育たない。巨木と若木の「共生」が必要なのだ。
呑気を通り越してバカですか、この人。

大企業に眠る技術や知的財産が、多大な価値があるとは限らんでしょう。あったとして、それをスピンアウトするってことでしょう。そういうのは、知財流通機関がやってますからご相談ください。

ベンチャーを育成したいのなら、人材育成ですね。これは経営者と投資家です。まっとうな経営者は、なんらかの後ろ盾がないと現れないでしょう。添え木ですね。投資家もドラマじゃないんだから、「あんたの心意気に惚れた。○憶円だそう」なんてことはないわけで、やはりある程度伸びるという確証を示さないと。それはには社長の人柄、とかないわけではないけどね。これは、知財(特許)とそれを実現化するノウハウですよ。ベンチャーが大手からほしいのは特許じゃなくて、生産管理とかの人材かもね(^^;)。

ああ、こんなおじさんに企業経営なんて語ってほしくないですな。


この程度ならアマサイの方が、素晴らしい実現可能性がある企業論を語れるぞ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 21, 2009

ベアリング

技術畑の割には自動車の構造がイマイチわかっていないアマサイです。
(カメラとかPCならわかる、というわけでもないが。)

ええ、前職では、あまりわかっていないのに自動車の特許明細書書いてました。いや、電子制御のことだから、そこの周辺だけ説明できればいいんだけどさ♪←自慢してはいけない。

で、今回ディベート甲子園の中学生論題は「電気自動車の導入」です。

まあ、EVという単語を見つけると一応読んでしまいます。

ハイブリッド車もEVも動かす「ハブベアリング」/Tech総研

クルマはガソリン車からハイブリッドへ、そしてEV(電気自動車)へ……。19世紀末にダイムラーとベンツによって初の本格的ガソリン車が生まれて100年余り、クルマは大きな変化の時期を迎えつつある。  しかし、どんな大きな変化が訪れようと、クルマがクルマである以上――SFチックな“浮上式”にでもならない限り――、「車輪を使って走る」ことは変わらない。ハブベアリングは、その車輪の付け根にあって、車輪を支える“かなめ”となる部品である。ハブベアリングの開発について、世界のトップメーカーでもあるNTN株式会社を訪ねた。
ベアリングぐらいは、、、いや、こういう部品にこそ深い技術が含まれているのであります。


 ベアリングといえば、内側の輪と外側の輪、その間に挟まる鋼球やローラー(転動体)というのが、まず誰もが思い浮かべる基本形。しかしハブベアリングの、特に最近の製品を見ると、ずいぶん複雑な形状をしていることがわかる。

「自動車は“すり合わせ技術の固まり”とも言われる、多くの部品を組み合わせる機械です。ですから、複数の部品をユニット化し、組立性を向上すれば需要もあがる。同時に、走行性能や省資源の追求から、あらゆる部品には軽量化・コンパクト化が強く求められています。ハブベアリングの設計も、これらに応えて急速に進化しています。
(中略)

しかも単に一体化を進めるだけでなく、その形状にも工夫を凝らし、たとえばフランジ部では、強度をしっかりもたせながら各部を薄肉化。こうしたきめ細かな設計もあり、90年代の第1世代から現在の第3世代にかけ、同一クラスの車輌に使われるユニット全体で25%程度の軽量化を実現しているという。
 軽量化の最たるものが、写真1の中にあげた、軽自動車用超軽量ユニット。そのフランジ形状から、いつの間にか「手裏剣型」の通称が定着したとか。

「これは3年ほど前に開発したもの。こうした形状を実現するために、鍛造で製作するとともに特殊な熱処理を行って、剛性を高めています。ご覧になってわかるように、こちらの製品では、ドラム式のブレーキユニットをしっかり支えられるよう、若干フランジの幅も増してありますが、試作品ではぎりぎりまで絞り込んでいます。
 やはり新しいものを開発するときには、まず“とことん”やってみたい。どこまでできるのか極限までやってみて、そこで初めて、では製品としてどの辺が適当かが見えてくる。この2つのユニットは、その過程の証拠品でもあります」(亀高氏)


変わらないようで変わっていくのがこのような技術なのですね。

アマサイはメカ萌えではないのですが、やはり機械部品は美しいですね。洗練された芸術品にも似ています。このような部品で着実に技術革新が生まれると思うとカンドーしちゃいますね。

そりゃ、そうだ、技術も美術も「ART」だもんね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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戸塚さんの晩年

こないだ、戸塚洋二さんの闘病生活のドキュメンタリーをNHKでやっていた。初めはターミナルケアの番組かと思っていたので見なかった。

アマサイは死が恐い。父は10年前に亡くなった。急に死期を迎えたのであまり実感が無かった。葬式を終えるとああもう居ないんだなと思った。

母は今元気だけれども、これから先は分からない。母が亡くなったら大きなショックだろう。父に対してはあまり愛情を感じていなかったが、それでも、葬式を終えてから鬱になった(鍼の先生が、あまりの病状に「何かすごく悲しいことでもあったの?」と聞かれた)。母のときは、精神が正常でいられるか自信がない。

そして、そこから遅かれ早かれ私も死ぬ。

そんなことを時たま考えるということは私も年をとったのだなあと思う。結婚はしていないし、子供もいないからひとりぼっちになる、というのに変にリアリティを持ってしまう。妹、弟はいるけどね。

だから、死に直面する話などテレビであっても見たくない。

しかし、戸塚さんの死は知りたい。偉大なる科学者はどのように死と立ち向かったのか。

戸塚さんは凄い。癌の再発によって勤務がままならなくなると、病気の進行を克明に記録する。医者に無理をいい、患部のレントゲン写真をもらい、腫瘍の大きさを測る。そんなことして恐怖はないんだろうか。通常では考えられないが、それによって戸塚さんは精神の安定を保っていたらしい。

ある日、同じ病の人からメールがくる。不安な毎日を過ごしているという。

戸塚さんは数日考えブログを通じて返事を書く。

自分は凡人なので、1日1日を精一杯生きるというようなことはできない。

自分の出来ることは、人の話を今まで以上に良く聞き、身の回りを観察する。本をゆっくり読む。文章は推考を重ね、より意図が通じるようにする。そうすると毎日に張りがでる。

そんなような回答である。

戸塚さんは科学者というより、ギリシア時代の哲学者のようだ。

昔は、多くの情報を瞬時に処理するという能力はあまり求められなかったと思う。深く思索するということが、生きる基本だったのだと思う。

戸塚さんの晩年の生活こそ、普遍的な思想だと思う。

だから余計に若死にが悔やまれる。

ほんともうちょっと元気だったらノーベル賞とれてたよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 17, 2009

サイドリーダー

サイドリーダー
上に乗ってるのはオックスフォードの英語学習者向けの読み物です。
下にひいてあるのは、ペンギンブックスの読み物カタログです。

オックスフォードのImformation_Technologyは初心者向けで日本の中学英語がわかれば十分読めます。買ったのは音声CDがついていたからです。ゆっくり朗読しているのですが、デジタル録音機でとって1.5倍で再生すれば、中級者の教材になります。

松本茂先生が、リーダーは難易度の高いものと低いもの、交互に読むと良いとおっしゃっています。リスニングも同じですね。

アマサイは、こういうサイドリーダーよく読みます。ノンフィクションが少ないのが難点です。大学の副読本なんかいいんですけど、あまり本屋に出回らないようです。今はアメリカ、イギリスが日本をターゲットにして出版してますしね。


文芸作品を原書で読むのはたいへんですが、リライト版だったらさほど苦労はないですね。

今まで興味がなかったのですが、ネイティブと同じ教養で話すために、このようなものでロシア文学、イギリス文学を網羅しておくのも悪くない。全部CDついてるしね。

ちょっとまた英語に力を入れてるアマサイでした。

いや、そこそこ難しい文章も読んでますよ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 16, 2009

半押しオートフォーカス?

おもしろそうな商品。

「半押しオートフォーカス自体,実は受け入れられていない」,タッチ・パネル機「FinePix Z300」の狙い

富士フイルムが2009年6月に発売した「FinePix Z300」は,野心的な試みが盛り込まれている。撮影前のプレビュー時にユーザーがタッチ・パネルに触れると,触れた場所にピントを合わせた上に,シャッターも切ることだ。

 携帯電話機で,こうしたモードを備えた商品はあったが,カメラ・メーカーがこれを採用するのは画期的である。「シャッター・ボタンは”神聖”な存在。変えるとユーザーを混乱させる」(あるカメラ・メーカー)という意見が根強いからだ。

半押し?アマサイには意味がわかりません。

――なぜタッチ・パネルでシャッターを切れるようにしたのでしょうか。

 主たる想定ユーザーである女性が求めていると考えたからです。女性が何の写真を撮っているかというと男性同様,人物が多いのはもちろんですが,料理,ペット,アクセサリーといった身近なものを撮っている。これらは近接して撮るので,合焦点の構図の両方に気を配る技能が必要になります。

 でも,現実のユーザーはその前段階,つまりシャッター・ボタンを半押しして合焦することさえ,難しいと感じていたり,十分に知らなかったりする。これに対する統計データを持ち合わせていませんが,ユーザーにインタビューすると,かなり高い割合で半押しが受け入れられていませんでした。

なーるほど。そうですね。半押しなんてなんか難しそうです。

――タッチ・パネルの方式は何ですか。

 抵抗膜方式です。静電容量方式も検討しましたが,乾燥した指で押すと反応しないことが多いので見送りました。

――iPhoneのように二本の指で写真を拡大できません。知的財産権のからみがあって難しいと聞きますが。

 多点検知の活用も研究課題ですね。

――とはいえ,画面遷移やそのアニメーションは,大変優れていると感じます(詳細はデジカメWatchの記事を参照)。例えば,写真を次々にめくるときには,指を横にスライドさせるだけでなく,画面の左右の端に,矢印ボタンが表示される。そのボタンを押しても写真はめくれます。

人間工学的、っていうんですか、こういうの。
もっと、いろいろ考えてほしいですね。

特許のネタにもなるし。

金になるか、はなかなか難しそうですが。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 15, 2009

言葉のあやですね。

知財ビジネスというといちゃもんをつけたくなるアマサイです。
これも例外ではなく。。。

特許群 一括供与のサービス拡大

 パテントプールとは、ある製品の製造に必須となる特定技術分野の特許を複数の権利者から集めて特許群を組成し、複数の製造業者などに対して一括供与する業務。シズベル社は特許のライセンサー(権利提供)企業とライセンシー(権利利用)企業の探索と選定、契約、特許群の組成、管理などにあたり、ライセンスの管理料を得る。業界関係者によると、規模や分野によるが、1パテントプール構築で年間に数万ドルから数千万ドルが動くともいわれる。

 利点は、シズベル社が前面に立つため、クロスライセンスのように企業同士が相対で直接交渉する必要がなく、公平で合理的な契約を可能とし、速やかな技術の普及を図れること。ほかに米国のヴィア・ライセンシング社やMPEG LA社の名も知られる。

ではなぜ日本企業に合った仕組みなのか。二又社長は、欧米はもとより中国、韓国の企業と日本企業を比較して、国際的な知財権利交渉の場で、英語のディベートができる人材が少ない点を指摘する。「日本人は相手を徹底して攻撃する交渉を好まない。だが交渉能力は実践で身につくものであり、日本人の交渉能力はなかなか伸びない。パッケージ化され厳しい権利交渉が不要になるパテントプールは日本人向きなのだ」という。

パッケージって、バルクってことじゃないの。
交渉が必須なのに、交渉を避けて第三者のめききに頼るわけですか。
ほんとにいい特許なら、交渉でもなんでもするべきでしょう。
そんな魅力的な特許はないということじゃないの。
バルク売りつけることじゃないくて、交渉できる人材を育成することが知財を開くことじゃないのかな。
ディベートできる人がいないとか決めつけないように。

必要だったら、交渉力でもなんでも身につけられますよ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 14, 2009

かつての憧れ一眼レフ

カメラ小僧(いや小娘?)になりたかったのですが、資金がなく達成しえませんでした。

小学生になって、小遣いでインスタントカメラを買いましたが(昔でいうところのバカ○ョ○カメラ)遠足での写真を撮るくらいしか用途がなく、
えっー、絞りとかないの?天体写真撮れないじゃんっ、
と失望しちゃったんでありますね。

また、人形を部屋の中で少しづつ動かして、アニメ的写真を撮ろうと思ったのですが、挫折、です。

デジカメとパソコンがあれば、子供ころ描いていた夢が実現できますね。

でも今は、趣味は方々に広がって、一極集中はできないんですね。

仕事で、カメラ、画像処理のようなことは少し入っていくるので、それだけで結構満足です。

こういい特集があるとじっくり読んじゃう程度がには好きです、カメラ

小型一眼レフ、ペンタックス「K-7」開発秘話--“隙のないモノづくり”の裏にあるもの

――撮影支援機能も搭載されていますね。 手ブレ補正機構「SR」(Shake Reduction)の動作図 若代:シャッター速度換算で最大約4段分の効果がある手ブレ補正機構「SR」(Shake Reduction)を利用した「自動水平補正」と「構図微調整」というものを搭載しています。どちらも写真の作り込みという意味では面白い機能だと思います。

 そもそもK-7に搭載した「SR」は、撮像素子を動かしてレンズから入射された光軸のズレを調整するというシステムです。つまり、撮像素子が動くのです。この動きを利用することで自動水平補正と構図微調整を実現しました。まず、構図微調整機能とは、三脚を使ったライブビュー撮影で効果を発揮する機能です。

 十字キーを使って左右上下に構図を微調整できます。本来であれば、カメラ自体を動かさなければならないような状況であっても無理なパースをつけずに調整することが可能なのです。そしてもう1つの自動水平補正とは、自分でも気づかないようなわずかな傾きをカメラが自動で相殺し、水平に近づける機能です。

 どちらも、撮像素子が動かなければ成し得なかった機能と言えますね。

――手ブレ補正機構である「SR」を利用して新しい機能に活かすという発想は面白いですね。
若代:お客様からセンサを動かせるようにしてほしいという要望が来るわけがありませんので、こういった機能のアイデアは、開発陣から出てきます。ただ、すんなり機能の搭載が決まるわけもなくて、レンズによるケラレ(画面の一部が暗くなる)の問題をどうするか?といった良い意味でのアンチ意見などもあり、紆余曲折を経た結果として搭載した機能です。機能のON/OFFがあるのはそういった経緯からです。妥協せず、常にチャレンジしたいと思っているんです。


撮像素子自体を動かすんだ。ふ~ん。
とある光学機器では、走査するとうぃ~んと光学体が移動するのがよくわかりましたが。
物理的に補正するのが一番確かなんですね。

参考:アマサイブログ『手ぶれ補正』

このおじちゃんはオリンパスがお好きなんだそうです。


デジカメ、画像処理はおもしろい。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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続・字幕翻訳の世界

戸田さんの名前が検索上位になっていたのは、『笑っていいとも』に出ていたからなんだね。
リチャード・ギアつれて。これも彼女の心遣いだと思うよ。
私の話なんか若い人は面白くないだろう。映画俳優連れて行った方が喜ばれる。
いや、単に『HACHI』のキャンペーンなのかな(^^;)。

で、前回の続きだけど、

文学作品の映画化で字幕によって損なわれる場合がある、というなら、やはり、オリジナル言語で聞け、ということになると思う。

先の批判にはこのように述べている。

だから理屈をこねながら「韋駄天」などという言葉を使っているのではないか? 誰もこの言葉が「現代向け」とは思わないだろう? こんな言葉を使うくらいなら「ストライダー」のままのほうがまだずっとましだ。大体「若い人には判らない」ことを覚悟しているなら、「馳夫」で何故いけない? それに、字幕にルビが付けられるなら、何故"「馳夫」という名が読めるかどうか"心配する必要がある?

語るに落ちた、とはこのことである。
映画は映画本体で楽しむべきなのに、なぜ、原作「翻訳本」の訳語にこだわるのだろう。

※批判者は「読み」を間違った解釈、狭義な解釈をしている。ここでは、ルビの問題ではなく、「馳夫」が、この物語の意味ある人名であるところ(翻訳で用いられた)訳語である、ということが観衆に瞬時に理解でない、ということなのだ。高速ランナーをそう呼ぶことがままあるのか、あだ名のか、判別できない。私も翻訳者であったなら、「馳夫」は使わないだろう。ストライダーなんてのは、おまぬけさんでしょう。韋駄天は妥当である。

必ず聞く言葉がある「そんなに字幕が嫌なら英語で見ろ」と。当たり前だ。極端なことを言えば、原作をヨレヨレになるほど何十回も読んでいるファンならば、それこそ台詞が一言も入っていなくても全部話を理解できる。だが私はこの日本語字幕署名運動に協力した。(中略)そして次は他の観客のために。この映画を見る全員が、この映画の本来の意味、正しい物語を知っているわけではない。そういった人々が「映画字幕」のせいで物語を誤解し、駄作だと勘違いしてしまう。これは勿体なさ過ぎるではないか。戸田奈津子の字幕のためだけに。

映像から原作の雰囲気を感じ取ってほしい、それは当たり前だ。
しかし、感じ取られるようにせねばならない、
これは反則だ。
文章、あるいは漫画の原作と映像化とは異なるものと、考えるのが、「鉄則」だ。それではあまりにあまりなので、どれだけ、どこの部分をくみ取るかということだ。

『指輪物語』は名称、言語が重要なアイテムである。

じゃあ、映像化時点で、損なわれてるじゃないか。

戸田奈津子氏はこれらの抗議活動については、「そういう事が起こっているのは知っているが、自分はインターネットをやらないので何を言われているかは判らない」と雑誌の取材に対して答えている。(中略)この翻訳問題には必ずついてまわる誤解、「マニアが小うるさく騒いでいるだけ」「字幕の制約を理解せず表面的なことだけを言っている」があるが、
戸田さんはインターネットをやらないという「信念」を貫くべきだろう。どの作品にも、熱烈なファンがおり、それは、心のそこでは映像化をよく思わないものだ。字幕という脆いインターフェースをつつくのは誰にでもできる。

憎むべきとしたら、戸田さんを採用した配給会社だ。
個人攻撃は、そのような文学作品を好む人たちにはフェアな行動なんだろうか。

戸田さんレベルをこき下ろすのは、天につばするものだ。
そのうち、誰も有名作品の字幕翻訳をしなくなってしまうだろう。

しかし、この批判者、字幕翻訳の特殊性を全然わかってないな。

----------------
戸田さんは、ラブロマンスや叙情的な作品の字幕を得意とする。
この言葉は、日本の同じ世代が言うというどのように置き換えられるのか。
それについて、たいへん勉強されている。
そのうまさ、批判者に言わせると演出、が戸田字幕の需要を高めている。
----------------
解釈を入れないで、翻訳ができるものなら、やってほしい。
それは不可能だということがわかるだろう。

これは、実は字幕だけの問題、文学作品だけの問題ではない。

有名ば学術書、啓蒙書、では必ずと言っていいほど出てくる。
違うことを言っているようだが、同じなのだ。
翻訳者は解釈していけない、という。
中山茂HP:翻訳論:クーンの翻訳について
中山先生の訳でなかったら(例えばM上Y一郎さんとか)、ここまで、『科学革命の構造』は、読まれなかったろう。

●まとめ:アマサイの言いたいこと

・字幕翻訳は、映画画面に字を映し、それを音声で意味を取ったかのように、瞬時に理解されなくてはならない。
・その訳語は、現代劇なら今日的な言葉で、100年以上前であったら、その時代に使われたであろう言葉で、現代人が理解しうる範疇の置き換えなくてはいけない。
・字幕翻訳には、時代背景や当該専門分野を調べる時間はほとんどない。
・字幕翻訳は、映画の分野別に専門翻訳を請け負うシステムにはなっていない。
・字幕翻訳は、その原作翻訳本をひもとく必然性はあまりない。
 原作→翻訳
 ↓
映像化
 ↑
ここに字幕をつけるから。
・字幕に限らず、解釈を入れないで翻訳はできない。

字幕翻訳はもっと単価を上げて、もう少し人材を募るべきだとは思うけれど。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 10, 2009

電子黒板

電子黒板って流行っていたんですね。アマサイはちっとも知りませんでした。

日立ソフト、政府の学校ICT化向け電子黒板

日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)は7月9日、同社の電子黒板「StarBoard」を学校ICT対応モデルとして拡充した「StarBoard PX-DUO-50(学校ICTモデル)」を発表した。価格は70万円からで、全国の学校を対象に8月17日より販売を開始する。

学校ICT化は、文部科学省らが推進する「スクール・ニューディール」構想の一環。補正予算における学校ICT環境整備の事業費総額は4000億円にのぼり、1校につき1100万円の環境整備が支援できるとしている。主な整備内容として、「教育現場におけるテレビを50型以上にする」「電子黒板を小学校・中学校に1台ずつ導入する」などが盛り込まれている。

StarBoardは、プラズマテレビに座標検出装置「ユニバーサルデジタイザキット(UDK)」と呼ばれるカメラを設置し、書き込む位置を計算することで内容を表示。指やペン、指示棒などで直接書き込むことができるほか、図形や写真などを拡大・縮小できるジェスチャー機能を搭載している。また、文字認識技術によるテキスト変換や、ブラウザを立ち上げることなくウェブ検索し画像をドラッグ&ドロップで取り込むことができるなど、生徒の学習意欲や参加意識の向上を図る仕組みになっているという。

パソコンと連動して、動画を取り込んだり、板書をそのまま保存したり、確かに便利ですね。

でも、ハードウエアでばっかり進歩して、人的資源はどうなんでしょうね。せめてガッコのセンセの給料をすこしばかり上げてモチベーションを計るとか、教職事務みたいなことをやってくれる人を職員室に入れた方がよっぽど教育が向上すると思うんだが。

特許はたくさん出てますね。
代表的なもの、というわけではありませんが、
座標検出は、電子黒板を構成する技術の1つですね。

【公開番号】特開2009-3670
【発明の名称】座標検出装置
【出願日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【出願人】日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
2009003670【要約】
【課題】 2点同時入力の検出を可能とする光学式センサを使用した座標入力装置において、2点が重なるような動作を行っても交差および折り返し動作を識別することを可能とすること。
【解決手段】 四角形状の座標入力面を照射光によって走査し、照射方向の対向する位置に設置された再帰反射材によって反射された光を受光する光学式センサを有し、前記座標入力面に挿入された座標指示物による遮光タイミングに基づき前記座標入力面に挿入された座標指示物の座標位置を検出する座標検出装置において、前記照射光の走査によって順次に検出した座標位置を記憶する位置座標記憶手段と、記憶した座標位置と新たに検出した座標位置とに基づき前記座標指示物による指示座標の移動に伴う速度ベクトルを順次算出し、算出した速度ベクトルに基づき、前記座標入力面に挿入された2つの座標指示物による座標指示の交差動作と折り返し動作の座標位置を識別する演算手段を備える。

思い出したよ。某有名国立大学法人、関東地方の都市名がついているとこですが、そこのTLOが電子黒板の特許売りつけに来たよ。

外国出願したいんで、その金出してくんないか、って話でした。
で、特許使用料は安くしてあげるからね、だってさ。

なめんてんか、知財のゴロツキめっ!

けっ、不愉快なこと思い出しちゃったぜ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 09, 2009

字幕翻訳の世界

グーグルのヒットワード上位に戸田奈津子さんの名があった。

すわっ、ご病気でもされたのか、とあせった。

どうやら、誤訳問題のようだ。
でもなぜ今のタイミングで出るのだろう。

『指輪物語』の件はとみに有名なようだ。
「字数とか表示時間の問題ではない、戸田はわかりやすく訳す、ということから逸脱して「演出」をしているのだ。」

ふーむ、それはいかんだろうと確かに思う。

「字幕翻訳者は、黒子だろ、余計なことはするな。」

ふーむ、それはそうだ。字幕に限らず、翻訳者は原作を損ねることがあってはならない。

が、しかしである。
それを戸田さん個人「のみ」を責めるのはまずいんではないか。

小説『指輪物語』の原作者トールキンは言語学者であり、英文学の教授なのだそうだ。故に原作は言語学・文学の知識を駆使することでしか成立しえない内容である。外国語への翻訳に関してもトールキンが厳しい制約を課している。

日本語訳に関しても、その縛りがあるのだが、
72年の瀬田貞二氏の訳、瀬田訳に基づいた92年の田中明子氏の新訳でやっとトールキンの思想を網羅しているといえる。
(アマサイは、読んだことないので、全部先のURLの受け売り)

で、映画化。監督ピーター・ジャクソンは、トールキンの思想を理解した上で映画作成にあたった。

そんで、多くの国が、吹き替えを好むのに対し、日本人は、字幕が好きなんだねえ。

でさ、その原作につけた縛りを映画の字幕に求めるって酷じゃないのか。

求めてもいい。でも、日本の映画配給会社は、そのような事態に対処できないでしょう。最近は聞かなくなったが、日米英、同時上映とかあるじゃん。

配給会社としては、原制作国の封切り日と極力かけ離れない時期に放映したいんだよね。

だから、戸田さんは大型劇場にかかる映画の字幕の大半を請け負っている。

年40本くらい訳しているらしいよ。

監修の反映や訳語の討議なんてしている間ないでしょう。
まして、原作本があるものは事前に読むとかって、字幕翻訳者は神様じゃないよ。
年間数十本もやる翻訳者にとっては、one of themでしょう。手抜きとかじゃなくて、そこまでは要求するのは無理だ。

うん、先の批判文によれば戸田さんは、何回か「その訳語では、観客にはわからない」という理由で監修者の言葉を退けたと。

私がその原作のファンだった怒るだろう。

でも、字幕を引き受けたのは、映画『ロード・オブ・リング』であって、原作『指輪物語』の映像化ではない、というかそう言う認識はないんだよ。何百本も字幕つけてきたプロが「それではうけない」tpダメだししたら、従うしかない。

普通の翻訳者であると、恋愛小説もSFも歴史物もコメディも翻訳するってまずあり得ない。それぞれ、専門分野がある。

技術翻訳だって、コンピュータもやります、機械もやります、医学もやりますってことはないんだ。

それが、字幕翻訳者だと、それらが、全部1人がやることになっている。

問題があるとしたら、字幕翻訳者を育てない、映画配給業界だろうな。

続き書く、一応予定。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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知的資産経営評価融資セミナー

というのに行ってきました。

知的資産経営評価融資の秘訣

知的資産とは人的資産、経営ノウハウとかも入りますが、我々が扱っている知的財産権というのが一番わかりやすいですね。

誤解を恐れずに書けば、特許権を担保に資金をたくさん借りるにはどうしたらいいか、と言う話です。主な対象は借りる側じゃなくて貸す側だったみたいですが。

でも、実際に来てたのはアマサイのような中小企業関係者だと思います。

いや、怪しいセミナーじゃないですよ。経済産業省さんの肝入りです。

知財の活用と言ってもこういう話を、また制度を取り入れてくれないと活用できませんって、旦那?!

特許をご褒美のように考える(ばかな)輩と以前書きましたが、それは致し方ないことでもあります。特許証を賞状と同じように崇めてるとこありますからね。知財の活用と言ってもどこにも明文化されていないし、教えてくれる人もあまりいませんでした。

小泉政権のときに「知財立国」というスローガンをぶち上げましたが、今やっとスタートラインに立ったというのが本当のところです。

アマサイの活躍分野は益々広がります( ̄▽ ̄)v。

知財の流通論は意味がない。結局が人がやるものだから、人間自体に注目しないとね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 07, 2009

姫の次はアルマです。

「アルマ」2012年にも稼働 「宇宙の進化」探る

 標高約5000メートルの南米チリ・アタカマ砂漠に日本の国立天文台や米国、欧州などが協力して設置する世界最大の電波望遠鏡「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA=アルマ)」の建設が今秋から本格化する。フル稼働は早ければ2012年。これまで難しかった暗黒星雲の内部や太陽系外惑星などの高精度観測を実現。銀河の形成や星の誕生、生命の起源などに迫る大発見に期待がかかる。

アマサイが朝カル横浜で得た知識によれば(なんだか偉そうだが)、チリは望遠鏡のメッカなんだそうだ。標高が適度に高い、晴れの日が多い、邪魔になるような光源(都市部のライト)が少ない、という条件を満たしている。

電波望遠鏡などはお値段がはるので、このように多国籍軍(?)で作るのである。

 ◆最強の“複眼”

 アルマは口径12メートルと7メートルの中型アンテナ計約70台を円形に並べ、昆虫の複眼のように天体を観測する。「干渉計」と呼ばれる手法で、性能はアンテナが置かれた範囲を直径とした巨大望遠鏡に匹敵する。

 口径12メートルアンテナ(重さ約100トン)は台車で移動させ、観測開始後は約9カ月ごとにアンテナの設置範囲を直径約200メートル圏内からJR山手線がすっぽりと入る直径約18・5キロ圏内まで変化させる。直径が小さいときは電波をとらえる感度が高く、大きいと分解能が高くなり、観測目的に応じて使い分ける。


いや、これはかなり大きいですね。私が昨年の講義で聴いたのはこれだったのかしら。

 アルマが用いるミリ波やサブミリ波は物質を透過しやすく、可視光などと違って暗黒星雲の内部や向こう側も観測できる。同様の観測施設はこれまでも存在したが、アルマの性能はけた違いに高い。

 星のもとになる物質が多く含まれる暗黒星雲は、恒星や惑星などが誕生する揺りかごでもある。アルマは、太陽系から数百光年の距離にある木星以上の大きさの惑星を観測でき、暗黒星雲の向こう側にあるサブミリ波でしか見えない未知の銀河も見つかるはずだ。

 また、宇宙誕生のビッグバン直後に生まれた原始銀河の観測を通じ、銀河の形成や宇宙の進化を解明する。原始銀河から届く光は、宇宙の膨張に伴う「光のドップラー効果」で波長が長くなり、可視光より波長が長いミリ波やサブミリ波での観測が適している。

 生命の起源につながるアミノ酸の発見も重要な観測課題だ。アミノ酸は構造が複雑で、従来の望遠鏡では発見が難しかった。もしも、暗黒星雲でアミノ酸が見つかれば、ノーベル賞級の成果だ。

ビックバンはわかるが、アミノ酸んなんて都合良く見つかるのかな。やはり、生命っぽいものまで見つけてくれないとなんだか喜べない?!

生命の発見はグレーであった方が楽しいなby素人科学者。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

July 06, 2009

TVドラマ『官僚たちの夏』

TBS日曜劇場の自信作『官僚たちの夏』見てみました。

全体的に堅いですね。テーマ的にしょうがいないとは思いますが。NHKのドキュメンタリ番組(かじぇのなかのすばる~、ってやつ)みたいに「直線的」に話が進むのかと思ったら、当時の政治状況とか官僚機構とか、複雑な背景があります。テレビの前にどっかと座っていないと筋が追えない感じがします。終わってみると佐藤浩市(風越信吾)の行動だけおっていれば、話はわかる、ということがわかる。

どうしても『華麗なる一族』と比較してしまいます。あれは実在の銀行の吸収合併がモデルになっていますが、なんといっても万俵家内にうずまく愛憎劇がおもしかったですね。

城山先生には、そんなのと比べるな、と怒られてしまいそうですが。

本作品は、一種の「時代劇」としてみるといいかもしれません。

今となっては、自動車立国日本は当たり前ですが、昭和30年代当初は、

「おもちゃみたいな自動車、大量生産してどうする。もっと他に日本の生きるべき道をみつけろ」という意見が主流を占めていたとは。

自動車メーカーがんばったんですね。

牧順三という優秀らしき通産省職員が、特許庁に移動願いを出してそこの総務課で働いています。 バリバリのキャリア官僚風越信吾が牧に向かって、「そんな事務方の仕事をしていてどうする。通産省の本流に戻れ」みたいなこと言います。

つまり、その当時の特許庁の仕事は、雑務で国家の命運とはなんの関係もなかったのですね(^^;)。

そんで牧は、海外勤務したくて、その語学(フランス語)の勉強の時間を作るために特許庁に行ったのねん(アインシュタインがスイスの特許庁職員時代に、暇にまかせて相対性理論を作ったのを知っていたのか。それとも庁が閑職であることは世界的常識だったの?)。

いや、今でも、1つ1つの業務自体は地道なものですが、特許庁自体は、世界の技術潮流の定める機関の1つとなっているはずです。

だから十数年後、プロパテントの進んだ米国の企業から三倍賠償とかいわれちゃうんだよね。

やはり、知財人としてそこが気になりましたよ。

まあ、しばらくは見てみようと思います。


城山三郎の原作にも興味があります。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 03, 2009

エレクトロスプレー・デポジション法

液晶テレビの特許訴訟なかなかにぎやかですな。

新しい方式開発して、量産化すれば、そげな問題に直面しなくて済みます。
そんなの簡単にできれば誰も苦労しませんが。

エレクトロスプレー・デポジション法で有機EL薄膜パターンを形成
-有機半導体・有機ELディスプレイの新たな製造方法を確立-
平成21年7月1日

知的財産戦略センターVCADシステム研究プログラム加工応用チームらは、静電気力を活用して薄膜を製造するエレクトロスプレー・デポジション(ESD)法を改良し、品質の低下を招いていたピンホールのない有機半導体の薄膜パターンを形成することに世界で初めて成功しました。新ESD法を活用した薄膜は、平均粗さが1nmの平滑さを達成し、従来の手法を上回る高品質な薄膜パターンを実現しました。

従来のESD法では、基盤にスプレーした溶液の微細な液滴が乾燥する際にナノ粒子ができて薄膜を形成するため、薄膜上にピンホールが発生し、薄膜の品質低下を招いていました。研究チームらは、2種類の蒸発速度が異なる溶液を適切な割合で混合する手法で、ピンホールのない高品質な薄膜形成を可能にする条件を発見し、課題を克服しました。

新手法を活用すると、材料の溶液をスプレーするだけで、大面積の薄膜を形成することが可能になるとともに、微細なパターンも効率的に生み出すことができます。さまざまな有機半導体デバイスの製造手法として、大規模な製造設備への展開を進め、ものづくり現場へと適用範囲を広げることを目指します。

エレクトロスプレー・デポジション(ESD)法
サンプル溶液を細いキャピラリーに収め、基板との間に高電圧を印加することで電界集中により発生する極めて微細な液滴を利用してスプレーし、さらに帯電したサンプルを静電気力により捕集して基板上に薄膜化する手法。タンパク質やDNAなどの固定化によるバイオチップの製造や、合成高分子材料を用いてナノファイバー不織布を作る方法などに応用されている。


材料の溶液をスプレーするだけ、ほんとに簡単な気がしますね。量産化できれば、コスト低下できますが。理研の研究成果って基本的にどっかに売るんですかね。それとも学問の推進だけで、金はいいんですかね、ってことは絶対ないと思うのですが。

薄型表示装置、毎月新しい方式が出るような気がして、とてもじゃないけど、追いつけません。

記事に取り上げているからと言って必ずしも理解しているわけではない、自分。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 02, 2009

帰属意識が高い技術者じゃ、だめでしょう。

世間では、不況は底をついた、あとは上昇するだけ、と言っているが、アマサイはそんな悠長な環境にはいない。来週、発明案を聴きに行こうとしていた技術者から「アマサイさん、特許出願ではお世話になりました。今月一杯で、うんぬんかんぬん、、、、会社都合です」というあいさつををIPメッセンジャーでもらうことも度々である。

アマサイの席だって、来月あるという保証はなにもない。なくてはならない人だから、いてほしい、というのは、真っ当な社会情勢の真っ当会社での話である。どちらにも該当しないだから、安心なんかできない。

その時の準備は常にしているが、そんなの毎日に気に病んでも仕方がない。自分のやるべきことをやるだけである。
で、休み時間にぼーっと日経BPのコラムを読んでいた。
この編集員のことなにもしらなかったのだか元沖電気のエンジニアさんなのだそうだ。

続・なぜなら、給料が安いから


「これは八王子だけのことかもしれないけど、そもそも質疑応答っていう文化がないんだよ。えらい人が来て何かを説明するようなことってあるよね。みんなで拝聴するわけだけど、聞くだけで何かを言うのはタブー。司会者とかもよく分かっていて、何か質問、意見はありますかなんてまず聞かない。強引に何かを言おうとしたら制止されたりして。だから上から下への一方通行が当たり前になっている。もちろん理由があるんだけどね」

 社員は「組合が認めない組織、イコール会社が認めない組織のチラシをもらってはいけない、話を聞いてもいけない」と躾けられている。けれど、会社が経営方針説明会などを開いて、その場で発言を許可すれば「認めない組織」の人たちがこれぞ好機と厳しい質問を浴びせることだろう。発言があれば、答えないわけにはいかない。しかも、その一部始終を社員たちも見聞きすることになる。それはマズいということで、説明会などでは一切の質疑応答をしないようにした。それが習慣として根付いてしまったのだと、旧社員の方から聞いた

大企業の看板を見るとたいした根拠もなく、ああ、こういう大きいとこで、楽に働きたいなあ、なんて思ってしまう。大企業の知財が楽だとか、やりがいがあるなんて全くないわけだけど。まあ、アマサイも一般庶民の凡人さんなので、友人親戚に勤め先を言って、へえ、有名企業だ、すごいね、なんてたまに感心されたいと思ったりするわけである。その価値は非常に小さいものだとわかっているが。

OKIの従業員の扱いは酷いとはよく聞く。今でもやっているんですかね。労働争議。本社ビルだか、なんだかに、ビラとかまいているのをテレビ中継で見たことあるが。

嫉妬でもなんでもなくて、名前だけで就職先選んだ人はみんな苦労しているような気がするなあ。アマサイは、しっかりとした恒久的な仕事(実質そんなものはないけど)をしたいと思ってきたら、こんなはずでは、ということはこの先ないと思う(たまにブランドに憧れることはあるけど)。

90年代初頭、日経エレクトロニクス誌の記者として欧州メーカーの研究開発トップを取材した際、こんなことを言われたことがある。「例えば日本メーカーは優秀なプリンターを開発して世界市場を席巻している。うらやましいことだ。残念だけど、欧州ではもうそれができなくなっている。研究者たちがきれいなラボで、きれいな仕事しかしなくなってしまったからなんだ。食堂だって、管理職やドクターたちと現場作業員では別だしね。でも日本はちがう。ドクターをとって入社した人でも作業服を着て、現場の作業員と一緒に働く。だから優秀な製品が開発できる。でもいずれ、日本でもそれができなくなって、優れた新製品が生み出せなくなる日がきっとくるよ。そのときどうするか。そこが問題だね」。

現代の小中規模メーカーは、このとおりだと思う。役員が製作現場に来て、この技術は一体どうなっているんだ、なんて平技術者と一緒に考える。博士号持っていたって関係ない。半田付けしているお姉さん方と一緒に作業する。

まあ、それでも上場して、有名企業にしようとしてるとこは、こういう感覚が薄れているね(うちのことである)。もうそうしたら、企業としての価値なんかないね。引用のエッセイにあるよう、買収したはいいが、良い技術者はみんな居なくなって、空洞化してる、解体するしかない、ともなりかねない。

ものづくりに関わる人は仲森さんのエッセイをよく読んだ方がいいよ。

日経BPにもまともな記者がいた。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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July 01, 2009

のすたるじー?

のすたるじー?
以前、昔から知っている模型屋さんが閉店したと書いたが、同じビルの一階の店もいつのまにかこげなものになっていた。

ここは長年タバコ屋さんと雑貨屋さんが合体したような店だった。雑貨部門は、その時々でキャラクターものになったり、エプロンなんかの家事用品が主体になったり、子供向けのおもちゃ屋になったりいろいろ趣向を凝らしていた。

もしかしたら店主は何回か変わったのかもしれない。アマサイは子供のころよく立ち寄ったが、大人になるとウインドウ越しにちらりと見るだけになった。今では子供もあまり引き付けないかもしれない。

都市部なので店舗の変遷は当たり前なのだが、何十年も変わらないものが変わるのは寂しい。

自分の年を考えると変わらないものがある方が珍しいわけだが。

昨日はココログの障害がなかなか修復せずアップできんかったよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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