姫の次はアルマです。
標高約5000メートルの南米チリ・アタカマ砂漠に日本の国立天文台や米国、欧州などが協力して設置する世界最大の電波望遠鏡「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA=アルマ)」の建設が今秋から本格化する。フル稼働は早ければ2012年。これまで難しかった暗黒星雲の内部や太陽系外惑星などの高精度観測を実現。銀河の形成や星の誕生、生命の起源などに迫る大発見に期待がかかる。
アマサイが朝カル横浜で得た知識によれば(なんだか偉そうだが)、チリは望遠鏡のメッカなんだそうだ。標高が適度に高い、晴れの日が多い、邪魔になるような光源(都市部のライト)が少ない、という条件を満たしている。
電波望遠鏡などはお値段がはるので、このように多国籍軍(?)で作るのである。
◆最強の“複眼”アルマは口径12メートルと7メートルの中型アンテナ計約70台を円形に並べ、昆虫の複眼のように天体を観測する。「干渉計」と呼ばれる手法で、性能はアンテナが置かれた範囲を直径とした巨大望遠鏡に匹敵する。
口径12メートルアンテナ(重さ約100トン)は台車で移動させ、観測開始後は約9カ月ごとにアンテナの設置範囲を直径約200メートル圏内からJR山手線がすっぽりと入る直径約18・5キロ圏内まで変化させる。直径が小さいときは電波をとらえる感度が高く、大きいと分解能が高くなり、観測目的に応じて使い分ける。
いや、これはかなり大きいですね。私が昨年の講義で聴いたのはこれだったのかしら。
アルマが用いるミリ波やサブミリ波は物質を透過しやすく、可視光などと違って暗黒星雲の内部や向こう側も観測できる。同様の観測施設はこれまでも存在したが、アルマの性能はけた違いに高い。
星のもとになる物質が多く含まれる暗黒星雲は、恒星や惑星などが誕生する揺りかごでもある。アルマは、太陽系から数百光年の距離にある木星以上の大きさの惑星を観測でき、暗黒星雲の向こう側にあるサブミリ波でしか見えない未知の銀河も見つかるはずだ。また、宇宙誕生のビッグバン直後に生まれた原始銀河の観測を通じ、銀河の形成や宇宙の進化を解明する。原始銀河から届く光は、宇宙の膨張に伴う「光のドップラー効果」で波長が長くなり、可視光より波長が長いミリ波やサブミリ波での観測が適している。
生命の起源につながるアミノ酸の発見も重要な観測課題だ。アミノ酸は構造が複雑で、従来の望遠鏡では発見が難しかった。もしも、暗黒星雲でアミノ酸が見つかれば、ノーベル賞級の成果だ。
ビックバンはわかるが、アミノ酸んなんて都合良く見つかるのかな。やはり、生命っぽいものまで見つけてくれないとなんだか喜べない?!
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