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August 31, 2009

分子構造とコンピュータ

IBM、未来のコンピュータに向けて分子の「構造」に着目

IBMによると、AFMを用いた原子スケールのナノ構造に関する研究の近年の進歩にもかかわらず、原子解像度での分子全体の化学的構造の画像化はこれまで実現されていなかったという。

 原子間力顕微鏡を、超高真空かつ極低温(5ケルビンとは、摂氏マイナス268度、華氏マイナス451度に相当する)の環境において使用し、個々のペンタセン分子の化学的構造を画像化したという。ペンタセンは、有機半導体のような属性を与える結晶構造を持つ。

 科学者らは、「初めて、電子雲の向こうに、個別分子の原子バックボーンを観測すること」ができた。大ざっぱに言えば、軟部組織を貫通して、骨の明瞭な画像を提供するX線に似ている、とIBMは述べた。

雑誌サイエンスへの掲載は、6月12日号の記事「determination of atomic charge states(原子における電荷状態の測定)」に続き、2カ月間で2度目となった。両記事で論じられた研究成果は、「電荷が分子間、または分子ネットワーク上を伝播する方法に関する研究において、新しい可能性を切り開く」とIBMは述べた。

分子コンピュータとはまた、違うわけですか。てか、分子コンピュータも理解はしていないんですが、画像化できると何がいいんでしょう。誰か教えてくだされ。

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August 29, 2009

知的クラスターなんとか(^_^;)

知的クラスターなんとか(^_^;)
昨日は、法政大学イノベーション・マネジメント研究センターのシンポジウムに行ってきました。
市ヶ谷駅から見えるでっかい棟です。
写真は、26階の女子トイレから見える風景です。

『イノベーション・クラスターの創生政策とグローバル・リンケージ−知識管理と産学官連携の展望』というものです。

タイトル長すぎて、会社の外部講習出席届けに書けないがな(^^;)。

知財関係のMLにあったから関係あるのだろうと行ってみたのですが。

大学がやっているのだから、当然、産学連携のお話ですね。
研究員の人の調査の中間発表という感じでした。
しかし、一人15〜20分で8人の話詰め込むって無理だろう。

あんまり期待しないで聴いていたのですが、結構役に立ちそうでした。経営学のことってアマサイあまり知らないですが、こういう内容を絡めて社内報告レポートなんか書くいいかもしれません。

いや、やっぱり、1つ1つじっくり、少なくとも、30分くらいは聴きたかったですね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

August 28, 2009

E. M.Kennedy

テッド・ケネディが亡くなりましたね。

死因は脳腫瘍だそうです。

ケネディ家のネームバリューだけでは、40年も議員を続けられなかったでしょう。やはり、優れた資質を持ち、努力家だったのでしょう。

彼が生きていたおかげで、ケネディ家の消息も日本で知ることができました。
今はインターネットで情報収集ができますが、アマサイが子供のころは、新聞だけが、海外情報を知る術でした。海外通信記事を丹念に読むとたまにケネディファミリの由無し言が記載されていたのであります。1980年には大統領選にも出ましたしね。

まあ、大統領になっていたら、やっぱり、暗殺、されていたと思うよ。

(ちなみにジェフリー・アーチャ『大統領に知らせますか?』 は、エドワードがアメリカ大統領という設定)

ああ、アマサイは11歳のときからJFKフリークなので。

オバマを支持していたのは、何かいろんな、意味で予感があったのかな。

こんなサイトもあるんですね。
ケネディの会
http://kennedy.exblog.jp/

JFKはアマサイにとって遠い青春の思い出。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 27, 2009

中国知財の現状

霞ヶ関発直行便:経産省が中国と知的財産保護に関する覚書の合意

経産省は8月24日、北京において中国の国家工商行政管理総局との間で、知的財産保護に関する覚書の交換を行った。これは、商標制度、模倣品の取締り、不正競争の防止、それにインターネット関連の知的財産保護などの分野で、日中双方の交流と協力の強化を図ることが目的。

具体的には、「協議及び共同研究」「人材育成」「情報交換」などを実施するとし、そのために「年間作業計画」の策定や、「ワーキング・グループ」の開催などを行うという。経済の急速な発展にもかかわらず、知的財産に関する認識や保護が遅れていた中国、わが国のみならず世界の多くの国々からその整備が指摘されていただけに、この覚書を契機に、日本のノウハウを取り込み、「先進国」の仲間入りを果たそうという意図のようだ。

わが国の企業や業界も、ソフトやコンテンツ等で「海賊版」の被害を受けたり、「讃岐うどん」や「青森りんご」などの商標登録で悩まされ続けてきただけに、この分野での環境整備が早期になされるよう期待する声は大きい。

昨日は、弁理士友野英三氏が講師の中国知的財産のセミナーに行ってきました。

アマサイの会社も中国本格進出を見据え、知財部へもいろんな業務が要求されます。

10年ぐらい前でしょうか、中国特許法のセミナーに初めて行ったのは。そのときは「ここは、日本の特許法と同じで、」「日本の特許法でいいますところの○○ということです」など、なーんだ、日本と真似っこしているだけか、と途中で帰って来た覚えがあります。まだ、中国出願は関与していなかったので。そのうち、あるだろうな、と思いましたが、専門家が中国語に翻訳してくれるだけで、アマサイの業務自体は変わらないわけで。

そして、メーカーに移りましたら、コピー商品の問題が社会的大きく取り上げられ、JETROさんの海外の模造品防止セミナーなんかに足を運びました。

・中国は巨大な市場であり、知財としても注目しなければ、
・中国の知財状況は、まだ、発展途上、まだまだ用心が必要、
という2つの見方があります。
友野先生は、どちらもあたっており、どちらも中国の一側面である、とおっしゃっていました。

アマサイの会社は、とにかく中国でも速急に知財を固めなくては間に合わないと考えているようです。

すでに、被害らしきものもあり、、、、

とにかく、でかい国ですから、イカサマ師としか思えない人が表ビジネスを闊歩していたかと思うと、一方では、普通に紳士・淑女的にネゴシエーションが進むこともあります。その落差が大きいように思いますね。

まあ、どの種別のメーカーも、中国を無視しては、この先生き残れません。そう言えば、宅配業界も新しい市場を求めて中国に事業展開しているとニュースでやっていました。

中国語も勉強せねばいかんのか。

いや、これ以上お勉強科目は増やしたくないなあ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 26, 2009

職人さんはすごい

宇宙産業から飲料缶まで。へら絞り加工の職人技@Tech総研

金属板を回転させながら“へら”を使って型に押し付け、自在に形を作り上げる「へら絞り」。究極の“多品種少量生産”、しかも高精度で、先端の技術を支える職人の世界を訪ねてみた。

橋やお寺で見かける欄干(らんかん)の擬宝珠(ぎぼうし)に、半導体製造装置の洗浄槽、遠心分離機の胴部分、飲料缶の試作品にパラボラアンテナ、圧力容器、果てはロケットや人工衛星のパーツまで……。
 一見脈絡のなさそうな品々だが、その共通点は“へら絞り”。主に円形の金属板を回転させ、“へら”と呼ばれる工具で型に押し付け、成型していく、スピニング加工とも呼ばれる加工法である。単純な皿状のものはもちろん、「いったいどうやったらこんな形に?」と思えるものまで、要するに薄肉の回転体形状のものであれば、ほとんど自在に作り上げてしまう。


職人さんってすごくない?

作業の様子って感動しちゃうよね。

職人芸は個人の技能なんで特許化できんのですわ。

まあ、当該HPを見てください。

「もちろん、なんでもかんでもへら1本で、というわけじゃない。そこは技術も適材適所、求める形になるならば、プレスや溶接とも組み合わせる。無理難題を持ち込まれるのがわれわれの仕事ですが、今度はこっちが板金屋さんに無理を言うことだってあります(笑)」(松井氏)
 それでも、最終的には自分の手の先で、まさに望むように形が作られていく。そこに、いちばん充実感を覚えるとか。
「10年かかって覚えるか、20年かかるか、それはその人の要領。しかしいずれにせよ、モノづくりには、どうしても人の手による仕事が必要になる。どんな難しい加工も来るなら来てみろ、そんな職人がこれからも育ってほしいですね」(松井氏)

技能は一番の財産です。
経済不況で、こういう職人さんが減っていくのは悲しいです。

だから、高額な発明報奨金で技術者が報われる世の中を、って言っている奴らってバカだなあと思うわけですよ。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

August 25, 2009

特許評価。

日経BPの知財セクションの記事です。

第3回 定量的特許評価で稼ぐ

 定量化は対象の情勢を同定し,他の対象との客観的な比較を可能にしてくれる。自社の重要事業の特許ポートフォリオに点数をつけるとしたら何点なのか,それは業界全体で見て平均点を超えるのか,特定の競合のポートフォリオの平均点より上か下か。これらはすべて戦略的な特許ポートフォリオの構築に必要な情報であり,ここで社内の共通見解が確立できなければ,次の戦略を策定する基礎となる現状把握ができないことになる。

アマサイがこの手の話を嫌いなのはご存じであろう(^^;)。

嫌いだが不要とは思わない。

それは,スコアを魔法の杖のごとく,あらゆる事象に活用しようと考えることだ。残念ながら,現時点ではそこまで洗練された特許スコアは存在しないと思われる。そこで,スコアを使って何をするのか,その目的に使用するにはこのスコアは違和感がないか,そうした視点で社会に存在する各スコアを評価する姿勢が「使えるツール」探しにつながる。

限界はある、と明言した上での話であるから、藤森女史の見解は信用がもてる。

IBMじゃなくても中小から大企業まで、数が多ければいいと思っているところはなかろう、が、実際はまず、数ありきで語られるところが多い。
出願数が多ければ、普通特許取得数は上がる。
大手であれば、特許出願/取得数ランキング上位とか入ったら、そこから落ちるわけにはいかない(らしい)。敵の出願状況まではわからないので、せっせと紙ゴミいや、出願書面を作成するのが知財部の使命となる。
このサイクルにはまると特許評価はなかなか進まない。

引用されている特許品質ランクは1つの物差しにはなるだろうな、といった感じ。
その業界で通用する物差しを作ってもらえればいいのだが。まあ、複合的な分野もあるのでごにょごにょごにょ。

アマサイんとこは、上から○件くらい出さないのとね、と言われ、そうですね、おっしゃるとおりですね、と言っておいて、その○件分の予算だけ確保して、だいたい下回った件数しか出さない。それぞれに特許の意義、パテントマップ上の位置を指し示せば、文句は言われない。

まあ、評価というより定期的な棚卸しは必要でしょう。


うちの内情がわかってしまうので、あんまりストレートには書けません。文章にキレがないのはそのためです。っていつもこと?人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

August 24, 2009

松本清張著『連環』

松本清張著『連環』
清張読みのアマサイです。今月だけで三冊読みました。

面白いという確証があるものが良かったので。

主人公・笹井はワルです。東京で横領事件を起こし、九州に流れ印刷屋の経理として勤めます。給料が安い割に従業員をこき使う職場です。社長は商売上手ですが、内部の者には厳しい人間です。

笹井は何とか印刷屋の金をせしめ逃亡できないかと思案します。

思案する箇所が違うと思うが。

社長の正妻と愛人を誘惑し、社長を殺すことを思い付きます。

そんなに女たらしならジゴロとして生活すればいいと思うが。

笹井はまんまと数百万を手に入れ東京で出版業を始めます。そして転落の道を進んで行きます。

まあ、面白く、次の展開が楽しみでなりませんでした。

しかし、彼を嵌めるのが、かつての同僚なのはわかりますが、協力者とはどこで打ち合わせをしたのでしょう。不思議です。

月刊誌の連載ぽいですが、結末を急がれたのでしょうか。もう一本伏線があればよいと思いました。

やはり、テレビドラマになっていました。

残暑は夏バテの季節。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 21, 2009

暗黒エネルギーはなかった?!

暗黒エネルギーって一体何ね?暗黒ちゅうのはわからんて意味と違うのか。わからんなら、わからんと、正直に言わんといかん!
と以前書いたような気がする。

暗黒エネルギーを不要とする新理論

 宇宙の膨張を加速させる謎めいた力として10年以上前から論じられてきた暗黒エネルギーは、もはや不要な理論であるとの研究結果が発表された。提唱された新理論は、宇宙の加速膨張原理の再考を促すことになるため物議を醸している。

 この研究に携わった2人の数学者によって、アインシュタインが一般相対性理論の中で導き出した、重力と物質の関係を記述する場の方程式に対する解が提示された。

 我々の銀河系は広大な宇宙空間に内包されており、ビッグバン後に発生した波動によって宇宙物質が押し流されたことで、その宇宙空間は極めて低密度になったという。そのため、系外銀河は銀河系から想定以上の遠方に位置している、というのが新理論の考えだ。
この研究に携わったカリフォルニア大学デービス校のブレイク・テンプル氏は、「われわれの解が正しければ、暗黒エネルギーを持ち出さなくても宇宙膨張の加速について説明することができる」と話している。


おお、なんだか、アマサイと同じ思想?の持ち主が。

やっぱり、説明できないから、暗黒なんでしょう。説明せんか。

しかしこの仮説は、広く一般的となっているコペルニクスの原理と相容れないものでもある。コペルニクスの原理では、宇宙における物質はすべて本質的には同質であり、銀河系は特別なものではないとされている。

 しかしスモーラー氏とテンプル氏による今回の研究では、この原理は考慮されなかった。さざ波の内部の物質は、外部の物質よりも著しく低密度であるはずだというのがその理由だ。ただし両氏は、ビッグバンの密度波が生み出したさざ波がいくつもあったとすれば、コペルニクスの原理と矛盾しない理論モデルも可能だと付け加えている。

 ミシガン大学の宇宙物理学者ドラガン・ハッテラー氏は、「暗黒エネルギーの存在は数多くの観測によって確かなものになりつつある。この事実を説明できなければ、この新理論がまともに取り上げられるのは難しいだろう」とコメントしている。

アマサイなんかは著名な科学誌やネットに載っていると、この理論によって科学が進んでいくわけやね、なんて思うわけだが、ただ、こういうふうに報道され、忘れ去られていく理論がたくさんあるようだ。

報道も、キャッチーなアイテムだけ前に出して、言いふらすのは、同じなんだね。

この理論がそうとは限らないけれど。

休みは終わったのに、夏の疲れだけが残留しています。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 20, 2009

チェインジしなけりゃ、乗り切れない

電子デバイス萌えのアマサイです。

EDAって、
Electronic Design Automation、コンピュータによる設計自動化ですか。

【DAC 2009総論】チェンジ図るも,不況には勝てず

7月下旬に米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催されたEDA業界で最大のイベントである46th Design Automation Conference(DAC 2009)。EDAの作り手側から使い手側に魅力ある内容へと脱皮を図り,前評判は悪くはなかった。しかし,使い手側である半導体の不況の影響を受けて,参加者数は今一歩という状況だった。それでも,新規出展社/機関は29あり,EDA業界にはまだまだ成長の余地はありそうだ。

学会がユーザー指向に


ただし,暗い話題ばかりではない。不況(不調)時は変革のチャンスというのは,学会やイベントにも当てはまるようで,DACも「チェンジ」を図った。DACはもともとEDAの研究開発者が,成果を発表したり情報を交換する場所だった。展示会の規模が大きくなると,明後日の技術に加えて,明日の製品をチェックする場所としての意義も出てきた。

 しかし,先端の微細プロセスで製造するSoCでは設計が複雑になり,特定の工程をカバーする,尖がったEDAツールを導入しただけでは設計効率が上がらない。さまざまなツールを組み合わせて,どう使うかが重要になってきた。こうした動きを捉えようと,今回のDACから,ツールや設計技術をどう使いこなすかに焦点を合わせた「User Track」が学会のメニューに含まれることになった。

 今年のUser Trackは,米Intel Corp.や伊仏ST Microelectronics社など,EDA業界の超お得意様の講演が多かったが,内容はピンキリだった。EDAベンダーのプライベート・イベントのユーザー講演と大差ないものもあったが,学会の一般のセッションにあってもいいような講演もあった。

MEMS展で無料レクチャーの質が高かったのも同じ理由ですかな。

カナダOptiwave Systems Inc.は,光-電気回路を解析する回路シミュレータ「OptiSPICE」を展示した。EDAユーザーにはあまり馴染みはないが,同社はベンチャー企業ではない。1994年の設立で,社名の通り,光関係の設計支援ツールを開発・提供してきた。日本ではサイバネットシステムが同社の製品を扱っている。

 同社によれば,昔は,光と電気/電子の回路は別々に設計されていた。最近は両者を一緒に解析したいという要求が増え,一つのシミュレータで両方を扱うことを狙って,OptiSPICEを発売した。ダイオードやトランジスタなどの電子部品に加えて,半導体レーザーや光ファイバ,LEDなどの光部品のモデルを備えている。シミュレーション・エンジンに加えて,回路図入力や波形ビューワ,結果解析ツールなどが含まれる。

 スウェーデンAnSyn ABは,アナログ回路のトランジスタのサイジング・ツール「Analog Dimensions」や同ツールと組み合わせて使う回路シミュレータ「EqSim」を展示した。同社は,スウェーデンLinkoping Universityの研究グループがスピンアウトすることで,2006年に設立された。すでに複数の顧客が同社のツールを使っているという。

 トタンジスタのサイジング・ツールは市場に複数あるが,サイジングに向けて最適化されたEqSimを合わせて提供することで,競合品に比べて最適な処理結果が得られるとする。また,回路シミュレータを別途調達する場合よりもトータル・コストが低いという。65nmプロセスで作る196素子のADSLフィルタを最適化したところ,消費電力を80%削減した。また,80nmプロセスで作る251素子のコンパレータを最適化したところ,雑音を30%削減できたとする。


 英Ateeda Ltd.は,アナログ回路向けのDFT(design for testability)製品を二つ展示した。製品名は「OptimATE」と「LinBIST」である。OptimATEは,アナログ向けのATPG(automatic test pattern generator)で,デジタルのLSIテスターが生成するテスト・パターンでアナログICをテストすることに向ける。これでアナログ回路/ICのテスト・コストの削減を狙う。

 同社によれば,OptimATEは,アンプやフィルタ,AGC(automatic gain controller),レギュレータ,デモジュレータ,RFフロントエンドなどさまざま回路に対応するという。「デジタル・テスターを使ってアナログ回路をテストする」というOptimATEの考え方に基づいたBIST(built-in self-test)回路を自動生成するツールが,もう一方の製品のLinBISTである。現在,LinBISTはA-D変換器とD-A変換器に対応する。同社のDavid Hamilton氏(CEO)によれば,これらの製品を利用することで,アナログ回路/ICのテスト・コストを最大で90%削減可能だという。

そうですね、この業界は売れてこそ技術発展もあるのでしょうな。半導体は産業の米といわれていますが、基幹産業、という意味と農作物のように上がり下がりが激しい、ということではないかな。

不況は新規参入にもチャンスということでしょうか。
道のりはたやすくはありませんが

アマサイんとこも新しいツールなんか買ってもらえません。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

August 19, 2009

みっしょん、いん、ぽっしぶる

一ヶ月前ほどの記事です。


「このメッセージは自動的に消滅する」――米大学が自動消去ツールを開発

WebメールやSNSの書き込みを一定時間経過後に自動消滅させる技術を、ワシントン大学が開発した。

2009年07月23日 15時34分 更新

 電子メール、チャット、SNSの投稿などのオンラインデータが、時間がたつと自動的に消滅するようにできる技術を、米大学が開発した。

 この技術「Vanish」はワシントン大学が開発したもの。WebメールやSNSの書き込みなど、Webブラウザを通じてWebサービスにアップロードされるテキストに時間制限を設定する。設定した時間が経過すると、テキストは自動的に消滅し、送信者でも回復できない。

 Vanishの基盤となっているのは暗号化技術とP2Pネットワークだ。Vanishはアップロードされるテキストを暗号化する。解読のための暗号鍵は数十に分割されて、世界中のファイル交換ネットワークにランダムにばらまかれる。ファイル交換ネットワークは、絶えず参加するコンピュータが入れ替わるため、時間が経過すると暗号鍵にアクセスできなくなる。暗号鍵のある程度の部分が失われると、暗号化されたテキストを解読できなくなる。

これは、当然スパイ大作戦の、

「おはようフェルプス君。・・・今回の君の使命だが・・・例によって君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。なおこのテープは自動的に消滅する。成功を祈る。」

というのが元ネタ?である。

今はトム・クルーズ兄やんがやっている。

えっ、知ってるでしょ、って言ったら、話が全然通じなかった。
若者は知らないのかなあ。

これです。

いや、私だって、ご幼少のころ(おそらく再放送)見ただけだから、覚えてないっつーの。
( ̄▽ ̄;)

あれはですね、その当時の最先端記憶媒体である、テープレコーダのテープが煙りを出して消滅するというのがステキだったわけですよ。

オンライン上のデータが消えてもおもしろくもなんともない。

いや、おもしろいから作ったわけじゃないのか。
(^_^;)

この番組ではなかったかもしれないが、当時のスパイ?ドラマには、脳にマイコンチップを入れて、外部から操作するというブラックサイエンスがあったような気がするが、そのような、もどきのことは今ではできるみたいですね。

体内に埋め込んで無線指示で投薬するチップが登場

で、バイオニックジェミーはいつできるのかな
( ̄▽ ̄)v

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August 18, 2009

マイクロマシン/MEMS展

先月、マイクロマシン/MEMS展というのに行ってきました。
こういうものは展示物も見ますけれども、製品レクチャーを聴いて帰ります。

MEMSはまだ黎明期なんでしょうか。無料受講ができました(情報の重要性にも違うでしょうが、普通、1コマ1~2万円です)。NEDOがてこいれしているんですから、国家的事業ですね。

どれくらい理解しているか疑問ですが、どれもおもしろかったです。

興味の優劣は付けられませんが、オリンパスさんの異種機能多層MEMSですかね。

■特開2009-176947
【発明の名称】3次元モジュール
【出願日】平成20年1月24日
【出願人】オリンパス株式会社
【要約】課題:MEMS等の機能素子への影響を抑えることができる小型な3次元モジュールを提供する。
解決手段:電極基板30と駆動基板40を接合させる基板間接合部材21は、導電性応力吸収部材46と応力吸収接合部材60を有し、導電性応力吸収部材46は、電極基板30と駆動基板40を電気的に接続させつつ、例えば駆動基板40が熱や外力等によって反って駆動基板40に応力が生じた際、この応力を吸収するために所望する方向に変形し、応力吸収接合部材60は、電極基板30と駆動基板40を機械的に接合する。


これは文章より、図面で見た方が楽しいので。
NEDO MEMS事業

異種材料多層MEMS集積化技術 助成事業:オリンパス株式会社

Olympus

やっぱり、アマサイは電子デバイス萌えなのか(^^;)。

今年の夏も終わりだね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 17, 2009

Wordが使えない!

丁度お盆の時期に情報が駆けめぐったようで、未チェックでした。

Microsoftに裁判所がWordの販売差し止め命令,XMLに関する特許侵害で

米テキサス地方裁判所は,米i4iの特許を侵害しているとして,米MicrosoftにWord 2003および2007の米国内での販売を差し止める判決を下した。i4iの代理人である法律事務所McKool Smithが2009年8月11日(現地時間)明らかにした。

 i4iはカナダのトロントに本社を置く企業で,Microsoft Word上のXMLオーサリング・ツールなどを開発,販売している。テキサス地方裁判所は,2009年5月20日,Microsoftがi4iの特許を侵害していると認定し,Microsoftに2億ドルの支払いを命じていた(関連記事)。今回の判決ではさらに意図的な侵害に対する賠償として4000万ドル,延滞金として1日あたり14万4060ドル,合計2億9000万ドル以上を支払うよう命じている。

これってすごいニュースだよね(^^;)。
当該特許はカナダと米国でしか出願していないようなので、英文を読むしかないわけであるが。

5787449---------------
5,787,449
Inventors: Vulpe; Michel J. M. G. (Toronto, CA), Owens; Stephen P. (Toronto, CA)
Assignee: Infrastructures for Information Inc. (Toronto, CA)
Appl. No.: 08/253,263
Filed: June 2, 1994

Method and system for manipulating the architecture and the content of a document separately from each other

Abstract
A system and method for the separate manipulation of the architecture and content of a document, particularly for data representation and transformations. The system, for use by computer software developers, removes dependency on document encoding technology. A map of metacodes found in the document is produced and provided and stored separately from the document. The map indicates the location and addresses of metacodes in the document. The system allows of multiple views of the same content, the ability to work solely on structure and solely on content, storage efficiency of multiple versions and efficiency of operation.
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MSのアプリケーションソフトってどの特許で保護しているのか、知らないのですが、結構掘っていけば、侵害している事実があきらかになるのでは?

まあ、取り敢えず、本特許明細書を読んでみます。


アマサイの職場は休みが終わり今日から始動です。電車はまだすいていたね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 15, 2009

■新星出版:徹底図解『宇宙のしくみ』

Uchuunosikumi■カラー版 徹底図解『宇宙のしくみ』
編 新星出版社編集部
出版:新星出版
発行: 2005/11/17
価格: 1,470円 (本体価格:1,400円)

これも私的指定参考書です。
まあ、カラー版だしな、と甘く見ていたのですが、どうして、どうして、素粒子物理学か、最新宇宙論までに言及していて、内容はかなり高度です。放送大学院のテキストと対応できますから。試験にも役立ちました。天文学叢書みたのと引けは取りません。


系外惑星の検出法であるドップラー偏移法、トランジット法もよくわかります。

第1章 太陽系
第2章 恒星
第3章 銀河
第4章 宇宙論
第5章 宇宙開発

著者には入っていませんが、国立天文台の渡部潤一先生の前書きがあります。放送大学のテキストも渡部先生が執筆してらっしゃるからかなあ。


宇宙科学はおもしろいですね。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

August 13, 2009

DVD:『シャーロック・ホームズの冒険』

DVD:『シャーロック・ホームズの冒険』
アマサイはシャーロキアンではありませんが、このジェレミー・ブレッド・ホームズのシリーズは大好きです。

春頃から2話1枚のDVDにブックレットがついて売ってます。毎回楽しみです。ホームズは近代エンターテイメントの元祖ですね。ホームズファンが多いのもわかります。

モリアーティ教授という敵役がいるのはあまり知りませんでした。仮面ライダーに対するショッカーのようなもの?

日本の現代ミステリー作家は動機に拘りますが、コナン・ドイルもちゃんと人間心理を考えていたんですね。

それぞれに深みがあるので飽きないのでしょう。

アマサイも仮性シャーロキアンとなります( ̄▽ ̄)v。

ポアロシリーズも好きなんだけど。安価DVDにはならないのかな。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

August 12, 2009

書談:長沼毅著『宇宙がよろこぶ生命論』

書談:長沼毅著『宇宙がよろこぶ生命論』
■『宇宙がよろこぶ生命論』
著者:長沼毅
出版:筑摩書房(ちくまプリマー新書)
発行:2009年7月

アマサイの好きな男前センセです(^_^;)。
でもなぜ着物に煙管?

長沼さんNHKブックスにすでに二冊書いてます。啓蒙書も書ける男です。

今回のエッセイ風でありながら、長沼生物学のエッセンスがつまっています。

長沼さんについては、『プロフェッショナル』にでたときにこのブログで取り上げています

とにかく僻地が好きなおっさんで北極南極、活火山、深海、おおよそ生物が住みにくいとこで生物の研究をしています。

そういうとこだから、生物の起源が探れるらしい。

物理、工学系のアマサイは生物学というと敬遠してしまうのだが、長沼センセの文章はすきです。物理、化学、地学の側面から語っているからでしょう。

でも、この本の編集者はクオおじの紹介らしい。一抹の不安が。

まあ、本書はおもしろいからいいでしょう。題名もいいね。
(-^〇^-)

結婚してらっしゃるのがちょっと残念(^^;)。人気ブログランキングぷちっとな。【押す】≪コメントはここ

August 11, 2009

AR拡張現実技術

愛読webTech総研ですが。

AR(拡張現実)技術で近未来をつくるエンジニアたちって、なんでしょうね。

ARは「拡張現実」と訳されるように、現実世界を、コンピュータを使って増強、拡張する技術である。AR技術分野における第一人者、東京大学大学院情報学環教授、暦本純一氏によると、「ARは新しい技術というわけではない。60年代から研究されてきた技術だ」と言う。既に実用化も進んでいる。暦本氏の研究がベースとなって開発されたプレイステーション3用ゲームソフト「THE EYE OF JUDGMENT」(2007年発売)はその一例だ。  そんな古い技術であるARが今なぜ、注目を集めているのか。「昨年ごろより、マーカ型のARを使ってニコニコ動画に初音ミクが躍ったり歌を歌ったりする動画が投稿されたことで、一気に注目が高まったのです」と暦本氏。  ARの核となる技術は位置認識、画像認識、方角認識の3つである。これらを処理するため、従来なら高性能のコンピュータが必要だった。ハードウェアの性能が上がった現在は、ノートPCはもちろん、携帯機器でも処理が可能になったのだ。また「ARToolkit」が提供されたこともARの普及に大きく貢献した。プログラミングに関する基本的な知識さえあれば、誰でも容易にARを再現することができるようになったからだ。  「リアルなビジネスはこれから」(暦本氏)ではあるが、ゲーム以外にどんな分野に活用が考えられているのだろうか。AR技術に携わるエンジニアに、AR技術の可能性およびこの技術に携わる面白さを紹介していこう。

暦本純一さんの業績は以前取り上げました。
(ここでアマサイは以前から名前知ってた、て書いているけど、何で知ってたのかなあ(^^;)。今は思い出せない)

AR技術を応用したサービスであるセカイカメラ。このサービスを開発するにはどんなスキルが必要なのだろうか。 「研究室で行われるような、何か特殊なことをしている訳ではありません。ある程度の規模のコミュニティ系Web サービスの設計・開発・運用経験があれば、力になってもらえると思います」と宮下さん。欲をいえば同サービスはiPhoneなどの携帯端末で提供されるだけに、端末系のネットワークや3D表現を使ったアプリケーション開発に携わった経験があると、より力を発揮できるという。

「その場、そのときでなければ見られない情報を提供するのがセカイカメラ。そういう点では不便だけど、そこが面白さだと思うんです」と宮下さんは言う。しかもその情報は空間上にどんどん蓄積されていく。大勢の人に使ってもらうことによって、セカイカメラの面白さも加速されていくというわけだ。
 セカイカメラのサービスインはこの夏を予定している。iPhoneやアンドロイド携帯のユーザーであれば、もうすぐ同サービスを体感できる。


なにがおもしろいのか、アマサイにはイマイチよくわからない。いや、実物を見てみればわかるんだろうが。どうも、アマサイには、ソフトウエア製品の評価がうまくできん。
拡張現実は確かにおもしろそうと思うのだが。

「ARは拡張現実と訳されますが、これは人側からの視点。しかしモノ側から見ると、人間の能力が拡張する技術とも言い換えることができます。実際、ARの3つのコア技術としている位置認識、画像認識、方角認識は人間がもともともっている技術です。それを自分に密着したインタフェースにより拡張する。私が目指すAR技術とは、サイボーグ009の世界。人間の進化を支援する技術というイメージです」 (中略) 「ビジネスとするにはまだまだ課題もありますが、ARは非常に面白い技術。プログラミングの知識があれば誰でも開発できる」と暦本氏。  敷居の低いAR技術。ぜひ試してみて、その可能性をみなさん自身で、探ってみてはいかがだろう。

サイボーグ009、、、イメージを漫画やアニメで置き換えるのは、40代以降の特徴ですね。
でも、009じゃイメージできんよ(^^;)。

でも、プログラミングができるなら、誰でもできるですと。
それじゃ、是非。。。乗りやすいアマサイ。

確かに現実とコンピュータをリンクさせているというのはおもしろいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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書談:松井孝典編著『宇宙で地球はたった一つの存在か』

書談:松井孝典編著『宇宙で地球はたった一つの存在か』
■『宇宙で地球はたったひとつの存在か』
編著者:松井孝典
出版:ウエッジ出版
発行:2005年12月21日
価格:1470円(本体1400円+税)

放送大学の私的指定教材として買ったのだが、ちょこっと読んで放置してました。講演を基盤にした文章が多いですが、内容は濃かったです。

地学はじみ〜でイマイチ感があるのですが、比較惑星科学とか、地球システム科学という観点はいいですね。科学ぽいです。うっ、地層学とか研究している先生方ごめんなさい。金づちで岩石コンコン叩く実地調査はアナクロ的ことは馴染まないっ(>_<)。

「おばあさん仮説」て文化人類学の学説かとおもったら松井先生のオリジナルなのね(社会科学には似た概念があると思うが)。

表題の答?は地球型惑星はそうそうたくさんはなさそうです?

他に毛利衛、田近英一、長沼毅、各氏が執筆しています。

表紙には二時間でわかる、とあるが、サクッとは読めるけど咀嚼するのはもうちょっと時間が必要です。

第1部 地球の普遍性と特殊性(松井孝典)
1 太陽系における地球の普遍性
2 太陽系における地球の特異性
3 太陽系における生命探査の現状
4 太陽系は普遍か
5 起源論の現状

第2部 「ユニバソロジ」について(毛利 衛)

第3部 生命の星・地球
Ⅰ 地球環境と生命の進化(田近英一)

Ⅱ 深海と地底からさぐる地球型生命の原理(長沼 毅)

アマサイのお気に入りは長沼センセである。科学者にしては男前だから。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 08, 2009

書店の効用

書店の効用
最近の日本文学文庫本表紙は一体なに?


本好きの大半は書店好きと思う。近場に大型書店がないと仕方がないが、ネットで蔵書をそろえるって、アマサイには信じられないなあ。南米系で買うのは、洋書と絶版品切れの古本だけです。

書店は本を見る買うだけでなく、リラックスであり、思索の場です。今日はどうも体がどんよりするので池袋のジュンク堂に散歩に行きました。好きな本に囲まれてるだけでアマサイは幸せな気分になります。

また、パラパラとめくっているだけでいろいろいんすぱや〜されるです。生活の簡単なことから、仕事、お勉強まで。

高校生までは、2月に一度1日紀伊国屋、1日三省堂なる日を設け、開店からほぼ閉店までいました。買える本が限られていたので、その埋め合わせ、今で言うネットサーフィンも兼ねていたのでしょう。

書店は娯楽施設でもあったのです。

アマサイの趣味は本、それ自体であります。

ジュンク堂は特にエライ本屋だ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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中村裁判後記

『ルビコン河』中村修二編後半でした。

いよいよ、裁判です。日経が作っているだけあって、報道、中村の著作そのままです。

中村さんがヒーローになるのはいいが、升永弁護士まで讃えられるはいやじゃ。
( ̄▽ ̄;)
まあ、引き受ける人いなかっただろうから、彼の功績はあるよね。

しかし、日亜化学、また悪名を高めてしまったのではないか。

中村さんの日本の従業員は江戸時代の家来のようって言い過ぎだろう。

台本にあったのかもしれんが木村佳乃が、
「日本には日本のよさがあって両方とも取り入れられるのが理想ですね」というコメントは良かったぞ。

中村さんも若い女性の前ではきついことも言えんじゃろ。

「上告はしなくて良かった。その分研究ができるので」というの本心でしょう。その方が世のため人のためですしね。

中村裁判は日本の技術者の労働環境を改善しました。

しかし、中村レベルの研究はそうそうありません。彼は頂点であって裾野ではないんです。

我々は中村レベルを目指そうと努力するまでです。

日亜、中村、各弁護士、裁判後辿った道はなかなか興味深いですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 06, 2009

科学的スポーツトレーニング

200勝投手のフォームをシミュレーション技術で解析する

プロ野球・横浜ベイスターズの工藤公康投手。通算200勝という偉大な成績を達成し、46歳の今もなお第一線で活躍する現役最年長投手だ。その投球フォームには、現役28年という実働年数の日本プロ野球記録を更新し続ける秘訣(ひけつ)が凝縮されている。 理研情報基盤センターの姫野龍太郎センター長たちは、工藤投手の投球フォームをコンピュータ・シミュレーションで解析し、肩やひじに負担をかけずに投球する秘訣を解明しようとしている。 姫野センター長は「今後、この運動解析技術は、ほかのスポーツの技術向上やけがの予防、さらには一般のリハビリ訓練の効率化などにもつながる」と抱負を語った。

アマサイは運動音痴であります。ただ走るとか、ならまだしも、ゲーム性のあるものは全然だめです。学生時代の体育にはつらい思い出しかありません。
(ρ_;)ヒックヒック
でも、コンピュータをスポーツに活かすことはいいですね。


姫野:投球フォームの計測では、横浜ベイスターズの小林太志(ふとし)投手と工藤投手ご本人に協力していただきました。体中にマーカーを付けてもらい、1秒間に250回、各マーカーの動きをとらえることができるシステムで、投球フォームの計測を行いました(図1)。そして投球フォームの計測と同時に、投げられたボールを超高速度カメラでとらえ、ボールの軌道やスピード、回転数・回転軸方向を計測しました。投球フォームの計測により、投球動作に伴い骨格の各部位がどのくらいの加速度で運動しているのかが分かります。その人の体重から各部位の質量を推定して、加速度×質量で力の大きさを求めます。こうして、骨格を動かすそれぞれの筋肉がどれくらいの力を発揮しているのかを推定します。

──計測データから、どのようなことが分かりましたか。
姫野:驚くべきことに、工藤投手は、毎回同じフォームで、しかも、スピード・軌道・回転数・回転軸方向も毎回ほぼ同じボールを投げることができます。つまり、ほぼ完全に同じ動作を繰り返すことができるのです。これは、工藤投手の制球力が極めて優れていることを示しています。一方、小林投手は毎回フォームが微妙に異なり、ボールのスピードや軌道・回転数・回転軸方向にばらつきがあります。ただし、工藤投手よりも速い球を投げることができます。どちらの投球が打ちにくいかは、今回の研究目的とは別のテーマですね。

東野圭吾の作品に『鳥人計画』というスキージャンプを舞台にしたものがあるのですが、やはり、最新科学を応用して記録を伸ばそうとします。それが、冷戦時代のソ連がいかにもやっていそうなブラックサイエンスとでもいうべき技術が投入されています。東野さんのことですから綿密な調査に基づいているので、絵空事ではないように思います。執筆されたのは80年代ですから、今はあんな「野蛮」なことをしなくても同じような効果を導き出せるかもしれません。

興味のある方は一読を。

──医療に役立てることもできそうですね。 姫野:例えば、高齢者の寝たきり状態の予防に役立てることができると思います。寝たきりになる主な原因の一つが足の骨折です。特に股関節を骨折した人の多くが寝たきり状態になってしまいます。そして全身の機能低下を招きます。寝たきり状態をいかに防ぐかが、高齢者の健康や生活の質の維持にとても重要です。高齢者は、加齢に伴って筋力や運動機能が衰え、転倒して骨折する例が多い。加齢に伴いどこの筋肉がどれくらい衰えると転倒しやすくなるのか、その傾向を運動解析で解明する。さらに、転倒しないための効果的なトレーニング方法や、転倒しても股関節を痛めない保護具の開発にも役立てられます。

もう、そもそも日常生活がスポーツ的ですよね。老齢になると毎日がかなりきつい運動をしているようなものです。是非、医療への応用を進めてほしいですね。

甲野善紀氏がやっているような古武術を応用した介護ですか、それが一番興味あります。朝カル1日講座でも行ってみようかな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 05, 2009

ディベート審判心得帳

今年は、中高生ディベート大会・春のキックオフ大会(そういう名称ではないが)、関東予選1日目、2日目の審判依頼全て受けた。今週末の全国大会の中日、最終日の審判もすることになっている。

そろそろ、信頼すべき審判の1人となりたいものだ(それは、生徒さんや教室ディベート連盟の人が決めることである)。

それには判定理由が言えることである。

社会人ディベータとして十三回忌、いや13年の佳節を迎えるわけであるからそれくらいはやっているのであるが、よりディベータに判定の納得をしてもらうために再確認してみよう。

1)判定基準となった議論とそれをどう解釈して結論に至ったか。
私がディベートを始めた頃、先輩にそう言われた。まずは理由づけを言語として発しろということだ。

当たり前の話だが、初心者には最初の壁である。こんなことは議論の中核じゃないんじゃないのか。他の人は全然違う視点じゃないのか。といろいろ考えてしまうものだ。

しかし、大抵の技能の場合、初期段階は累積的に成長する。一回目より二回目、三回目というように。細部には拘らず全体を見られるようにすることである。

2)なぜ私は審判某氏の判定とは違うのか。
中高生大会の審判は3人あるいは5人である。全員一致で判定されればいいが、他者と違った場合、さらにはマイナーボーダーになった場合、「言い訳」は考えておいたほうがいい。もっとも、これは審判の必須事項ではない。判定を「より納得」してもらうという主旨からである。また個人指導でもしない限り議論A、B、C、全てに言及している間はない、という時間対効果のためでもある。

それぞれが経験を持っている審判なのだから、彼らの意見も取り込んで評価できれば有益である。

と何か抽象論に終始しているが各論はいずれまた(っていつだ?)。

久々のディベート話、だけど、人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 04, 2009

ロボット新世紀

早稲田大学「RTフロンティア」、オープンキャンパスにて一般公開

早稲田なら学生さんがたくさんいらしてにぎやかでしょうね。

公開されたのはRTフロンティアの1F。早稲田大学の西早稲田キャンパスから徒歩2分の場所にある。記者が取材に伺った2日当日は、早稲田大学理工学学術院の研究室公開ツアーそのほかに参加した高校生たちがツアーの流れでそのまま「RTフロンティア」を訪問。GCOEプログラムの掲げる「体系的ロボット学(Methodical Robotics)」の簡単な説明を受けたあと、公開されたそれぞれのロボットの説明を各自が聞いていた。

 公開されたロボットは、気管挿管外科手術の訓練用ロボット「WKA-1R」、冠動脈バイパス手術訓練装置「BEAT」、歩行訓練機「PW-10」、ロボットアームを搭載した車椅子システム、そして情動表出ヒューマノイドロボット「WE-4RII」、動作解析室「VICON」など。

 気管挿管外科手術の訓練用ロボット「WKA-1R」と冠動脈バイパス手術訓練装置「BEAT」は、それぞれ外科手術の訓練に用いるロボットである。「WKA-1R」の口のなかには力検知センサーと位置検知センサーが埋められている。外科手術の手技を定量化して検証するという目的もあるという。なお心拍動再現シミュレータ「BEAT」は大学発学生ものづくりベンチャーとして2006年に創業されたEBM株式会社の製品。心臓血管の吻合手技訓練用冠動脈モデル「YOUCAN(ようかん)」を組み合わせたシステムだ。早稲田大学と東京女子医大はこのような医工連携システムの開発を行なっている。


今はロボット工学を専攻するにはいい時期ですね。産学連携もたくさんあるし、何より、このように実際に使用されている、というのは、その世界に飛び込みやすいです。

アトムやドラえもんで刺激されてこの分野を志すのは素晴らしいですが、多くの学生は夢に投資できないですね。

アマサイが放送大学で受講した機械系の面接授業(通信制なのでスクーリングみたいなもんです)でも「私はアトムを作りたいんですよ!」熱く熱く、メカトロニクスの夢を語っておられました(いや、何の授業だったか、先生のお名前さえも全然覚えてないんだけどその言葉だけは残りました)。

いや、もちろん、このアトム世代が今のロボット工学を作っているわけです。
古田貴之氏とかね。

理系離れと言ってもね、こういうふうに、君たちはこういう仕事ができるんだ、とモデルを表示してくれれば、素養も素質もある人は行きますよ。金融勉強して金儲けしたい人はすればいいんじゃないか。

理工学部に行って手に職を、という概念は薄れつつあるけど、やはりね、実態があるものは、確実という気がするよ。しないかい?

80年代、日本は情報(広い意味のソフトウエア、金融とかも入っていたのか?)を重視して、情報ターミナル基地になればいい、とか言っていた奴らがいたけど、寝言だということが露呈したね。情報も必要だがモノも必要なわけだよ。マネーゲームだけで回っていく世界などない。

日本は資源がないのだから、工業(及び情報)で成功していくしか生きる道はない、

っていう、小学校の社会科教科書に載っていることに立ち返りませんか?

大事なことはすべて小学校で習う。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 03, 2009

日本コンピュータの黎明期

昨日、「官僚たちの夏」を見たわけですが。
電子工業課長・庭野の捨て身の交渉(啖呵?)でIDN (←一体何の略なんだ?)のライセンスを格安で使用できることになったわけですが。
わけですが、が多いですが。

特許って、IBMは、米国・欧州だけでなく、日本にも基本特許持っていたんですかね。国内で製造・開発するぶんには、いいはずなんですが。

あの浪花節的交渉でIDN社長が「グレイト!サムライ!」ってうそでしょうが、ああいう交渉自体はあったん、でしょうね。

今は1960年代じゃないんで便利です。インターネット検索がありますから。
Ⅱ.大型計算機開発の時代 〔1962年~1980年〕 三輪 修

また1960年,IBM がエレファントで日本の電算機メーカがモスキートと呼ばれていた頃,通産省電子工業課課長補佐であった平松守彦さんは,日本のメーカがコンピュータを生産するにはコンピュータに関する特許使用を IBM に認めてもらう必要があると考えておられた. 「・・・昭和三十五年八月、永田町のホテルニュージャパンで、再来日したIBM副社長、J・W・バーケンシュトック氏と通産省側代表の私が交渉し、IBMは国産メーカーに特許の使用を認め、通産省は日本IBMの外資法の特例扱いを認めることで最終的に合意した。特許使用問題の解決により、国産メーカーがコンピュータを生産する上での技術的な障害はなくなったが、だからと言ってこれで直ちに日本のコンピュータ産業が自立できるわけではなかった。・・・」

この三輪さんのHPいいですね。実際に開発に関わっていらっしゃったようなので。

日本のコンピュータは、もうすこし、基礎技術のてこ入れが必要だったということでしょうか。

ドラマでは外交がらみでよくわからなかったのですが、米国が日本に、開発なんかしないでIBMのを買え、と貿易自由化の1つのアイテムという事実はあったにせよ、国内メーカーで着々と開発していたのもまた事実ですね。

あれでは、IBMライセンスがなければ、日本のコンピュータは立ちゆかない、通産省のおかげで日本の産業・技術は回っているっていう感じでしたね。まあ、ドラマはそういうテーマなんですから、当然でしょうが。

TBSだけ見ていると返って混乱する気がします。

何も考えないでドラマとして楽しめばいいんでしょうけど。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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August 01, 2009

そうだ、ルビコン河を越えよう

ルビコンの決断:青色発光ダイオードを作った男・中村修二 

中村修二さん、ついにテレビドラマの主人公となったか。
松村雄基の、不良学生を演じていた厳つい、二枚目というにはちょっと外れている顔立ちが、中村さんの反骨精神を表現しています。

まあ、ほぼ事実どおりだと思うけど。
(もちろん、細部は当事者しかしらないわけだけど)

日亜の小川創業社長は梅宮辰夫みたいな豪快な人だったのかな、という気はする。

来週出てくる升永弁護士役の寺田農は本人の印象そのままです。

ノーベル賞は取れないと思うけど、
日本の偉人として歴史には残ると思います。

(本人が出演して言っていたように、ノーベル賞は理論重視だから物づくりはあまり評価しないということです。発光ダイオードは一応あったわけだからね。大きな発明だけど、改良という範疇ではないかとアマサイも思うであります)

おかげで、特許制度、職務発明という概念も流布してくれました。
知財人としてありがたい行為であります。

日本の産業界、科学界はどうして中村さんから学ばないかねえ。
科学技術を進歩されるのは人間の志であるよ。
心を鍛えないと日本の未来はないのだよ。

そんなこと、政府や企業ではできないって?

ってかさ、なんだか、お国がやっていることは、創造性を阻むことばかりだよ。
研究所というハコモノ作ったり、意味もなく、博士を増やしたり、
なぜ、人材育成どまんなかを考えないかなあ。

ほんとに優秀な人は海外に流出してしまうよ。

がんばれニッポン。オリンピックじゃなくて、技術、教育だ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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