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September 30, 2009

オーディオエイジ


カンブリア宮殿でゼファー社長・伊藤瞭介氏の回を見ました。

世界が注目する日本発の風力発電機 世界的な経済不況から脱するカギ、そんな可能性を秘めているのが再生エネルギービジネスだ。オバマ大統領のグリーンニューディール政策をはじめ、新たな産業創出に世界の国々が動き出している。 そんな中、世界中から注目を集める日本企業がある。71歳の伊藤が率いる「ゼファー」。社員はたった25名、創業わずか12年のベンチャーだ。彼らが開発したのは一般の家庭でも発電できる小型の風力発電機「エアドルフィン」。静かさが自慢のプロペラは獲物に気付かれることなく静かに近づくことができるフクロウの羽をヒントに製作されたという。微風でも、風速50メートルの台風でも発電でき、既に世界31カ国で約2000台が売れた。

風力発電は、アマサイあんま興味ないんで(ごめんなさい、伊藤さん)。伊藤さんがオーディオメーカー山水電気のエンジニアだったことに注目です。

と言っても、アマサイはオーディオファンじゃないです。音楽はCDウォークマンで十分です。ああ、今はiPodがありますね。

一昔までは、ステレオセットにお金を費やす意味が十分にありました。いや、今もあると思いますし、オーディオルームを自宅に設置している人も少なくないでしょう。デジタルになりましたからね、アナログ時代に比べてお金をかける甲斐がなくなったのでしょうね。それが山水、ケンウッド、パイオニアが衰退した理由ですね。技術力があるので、製品の幅を広げて生き抜いています。

アマサイが、興味を持ったのはオーディオの中身です。エレクトロニクス少女だったアマサイは、回路の仕組み、音質はどのようなシステムで向上するのか、ということです。アマサイが子供のころは、音楽を楽しむファン、技術のファン、それぞれに対応した雑誌がいくつも出ていました。技術の方は、アマチュア無線とリンクしていますから、オーディオ・無線の雑誌です。アマチュア無線技士4級にはどれも難しかったですが、わかった気になって読んでいました。

ええ、もちろん、機械本体もほしかったですけれど、とてつもなく高価ですから、中学生には手が出ないです。

そのエレクトロニクス少年、少女たちは長じてパソコン・マイコンマニアになっていくことが多かった。

だから、伊藤さんが伝説の名機を作ったころの写真、アマサイもどっかで見てたのかな、と思った次第です。


『初歩ラジオ』とか『ラジオ製作』なんかは非常に懐かしいですね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 29, 2009

FPGAの発明者Ross Freeman

ちょっと英語サイトしか出てこないので、情報を把握しきれていないのですが、FPGAというのは、Ross H. Freemanさんの発明で彼が2009年の米国発明者殿堂入りしたらしいですね。

「Freeman氏の発明者殿堂入りは誇り」,Xilinx社CTOにFPGAのこれまでと今後を聞く米Xilinx,Inc. Ivo Bolsens氏

Bolsens氏  Xilinx社が設立されたのは1984年。以降,これまでに25年が経過し,顧客数は2万社を超えた。現在,PLD市場における我々のシェアは50%を越えている。つまり,競合他社をすべて合算した数値よりも我々単独のシェアの方が大きい。現在,65nm世代のハイエンドFPGAについては,我々が90%以上の市場シェアを持っている。 数ヵ月前に,PLDの認知度の高まりを象徴する出来事があった。2009年の米国発明者殿堂(National Inventors Hall of Frame)において,FPGAの発明者として知られるXilinx社創業者のRoss Freeman氏が選ばれ,殿堂入りしたことである。集積回路を発明したJack Kilby氏,「ムーアの法則」のGordon Moore氏など,殿堂入りしているこれらの方々とFreeman氏が並び称されたことは,我々にとって非常に感慨深いものがある。 (中略)

第3に,特定用途に向けたIPコアやソフトウエア,リファレンス・デザインなどを,Xilinx社やパートナー企業が連携して提供する「市場特化プラットフォーム」である。これらから成るTDPを利用することで,顧客は独自機能の開発などに注力できる。

問  ASSPメーカーなどが提供しているリファレンス・デザインとTDPの違いは何か。

Bolsens氏  TDPはリファレンス・デザイン以上のものである。リファレンス・デザインは保証が付いていない。あくまでもASSPを使うことでこういうことができるという例を示すことが主眼だからだ。顧客が何かをしたときにASSPベンダーは何の保証もしない。我々のTDPとはこれらの点が異なる。

タイトルの殿堂入りの話もFPGAの話も中途半端な気がするが。

特許庁の資料もでてきました。

特許から見た「プログラマブル・ロジック・デバイス(Programmable Logic Device:PLD)」の展望

 FPGA/CPLDの最も基本的な機能は、「プログラム可能な論理回路」という点に遡る。この点については、Kent Andresが、1970年に「MOS Programmable Logic Array」(として、その原理を発表している。そのレポートでは、2個のROMを使用して、AND ロジックとOR ロジックを構成し、これらの各ロジックの組み合わせで複雑なランダムロジックを実現できることを示した。 (中略)

 そして、1985年には、Xilinx社からSRAMによるLook Up Table(LUT)を用い、より高度なランダム・ロジックを実現できる基本セルを有するFPGA(5) (Logic Cell Array(LCA)とも称する。)が発表され、一方、GALなどの単一のAND-ORアレイ構造を複数個組み合わせたCPLDがAltera社等から発表され、現在のFPGA/CPLD時代の幕開けを向かえる。(資料1(PDFファイル29KB))

特許番号 : US RE34363
出願人 : Xilinx Inc.
発明者 : Ross H. Freeman
技術内容 : FPGAの基本アーキテクチャに関する発明
パテントファミリー : US4870302の再発行特許
被引用回数 : 492

でも、なかなか勉強になります。英語の読解も兼ねて、元のUSパテントを読んで見ます。

基本発明を基盤にビジネスを発展させていくのがメーカーの王道だと思う。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 28, 2009

書談『まだ生きている・我が老後6』『娘と私と娘のムスメ』

書談『まだ生きている・我が老後6』『娘と私と娘のムスメ』

■『まだ生きている 我が老後6』
著者:佐藤 愛子著
価格:¥530 (本体 : ¥505)
出版:文春文庫
発行年月 : 2009.9

■娘と私と娘のムスメ
著者:佐藤 愛子著
価格: ¥480 (本体 : ¥457)
出版: 集英社文庫
発行: 1997.10

エッセイというものがいかに面白く含蓄が深いかをアマサイに教えてくださったのは大・佐藤愛子先生である。愛子先生は昭和50年代にかの「non・no」に「娘と私の部屋」という連載をしていて若い女性にも広く知られる存在だったのである。アマサイはさすがにその連載をリアルタイムでは知らないが、集英社文庫を友人が熱心に読んでいて触発され、手に取るようになった。その娘さんの響子さんが高校生からのお話なので、シリーズを読んでいくとアマサイたち女の子が追体験のようになっていたのですね。アマサイは大・佐藤先生の小説も読み、ファンの1人となっていったのであった。

よくテレビドラマ化もされているので有名作家の1人でだろう、と思っていたが、最近はいささか違うようである。大・佐藤先生の渾身の作「血族」またはそのドラマ化のネット評を見ると「佐藤愛子とサトウ・ハチローて兄妹なんですね」というのが結構ある。

大・佐藤が作家・佐藤紅緑の娘で、兄が元不良青年で国民的作詞家というのは、常識だと思っていたのたが(紅緑先生の作品は読んだことないけれど)。

まあ、両氏の名を知っているだけでもヨシとするか。

『我が老後6』にはその『血族』のドラマ版について語っておられる章がある。原作にない人物を脚本に入れるのはドラマの常套であるが、どうも意味の分からない挿入がある。ハチローと幼なじみのアインと名乗る人物である。ああ、今井雅之がやった奴だ、アマサイも思い出した。確かにあの役は一体何だったのかと思う。アマサイは原作は途中で投げてしまった。トーンがあまりに暗いからである。暗いことは悪くはないが、その時の気分もあって萎えてしまった。制作者側もそこを考えたのかもしれない。メリハリをつけるために今井を用意したねか?大・佐藤は、ドラマ化というのは自作・娘を嫁にやったのだから、その婚家で好きにしてくださいというお考えなのだが、友人たちは大・佐藤に「佐藤さん、あれ、どうなってんの?」訪ねられるわけである。訊かれて、そんなの知らんわ、と毎度言うわけにも行かず、NHKが悪いのか?了承した原作者がわるのか?と自問するわけである。


大・佐藤、意外にデリケートである。「そんなん知るかいな」でよいと思うが。


青春の書、大・佐藤愛子先生の最新作が読めて幸せなアマサイである。

是非100歳まで書き続けてください。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 26, 2009

3Dは現実社会だけでいいと思う。

ディスプレイでWebで本格稼働する3D技術
立体映像については何回か取り上げていますが。

「裸眼での立体視が可能な3Dディスプレイは、これまでの2Dや眼鏡を使った立体視とは別の、新しい媒体となり得る製品だと考えています。例えばデジタルサイネージ(電子広告掲示板)です。道行く人の誰の目にも立体映像が飛び込むアイキャッチ性、ストッピングパワー(足止め力)は、これまでのデジタルサイネージとは比べものにならない強さです」  裸眼立体視FPD「ニューサイト3Dディスプレイ」を開発・生産する独ニューサイトの日本法人、株式会社ニューサイトジャパンの神田清人社長は、3Dディスプレイがもつ可能性の高さについて語る。 (中略) 「立体映像を見せるには、人間の右目と左目に別々の映像を送ればいい。偏光眼鏡を使わず、裸眼でそれを実現するには大きく3つの方式があります。マイクロレンズで右と左に情報を光学的に分けて送るレンチキュラー式、細かい穴が無数に開いた膜を通すことで右目と左目に違う映像を見させるパララックスバリア方式、そして将来技術であるホログラフィック(3次元投影)。われわれのパララックスバリア方式にはコストが安く、耐久性が高いという特性があります」

ええ、魅力的だと思いますが、目痛くならないんでしょうかね
(^_^;)
今日は裸眼でディスプレイ見ているんで、近眼のアマサイは眼精疲労がっ!

 

これまでは、世界トップレベルのエンジニアが世界観の段階からシステムを構築していたが、今後は開発のすそ野が広がっていくと林氏は見る。実際に、PC上で3DアバターがVoIPを通じて会話や商談をしたり、会議を行ったりといったことを可能にする技術の潜在需要は、かなり大きいと言われている。
「数年のうちに、Web上でのメタバースは必ずメインストリームになる。今の日本ではわれわれくらいしか手がけていませんが、アメリカなどでは先進的な開発を行う企業がぼちぼち出てきています。普及段階が近づくにつれ、日本でもWeb系の人材需要が着実に増えていくでしょうね。正直、Webの経験がなくとも、創造性をもっている人が大いに活躍できる世界です」

いや、ビジネスチャンス、技術革新であることはアマサイにもわかるのですが。

目を酷使しない技術を並行して考えてください。

最近車で酔うのいう人が激減しましたよ。モータライゼションが通常化したせいといわれていますが、3D画像を見るというのも同じことになるんでしょうか。

アマサイは老人になっても、本を読んでいたいので、目は大事にしたいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 25, 2009

使えるものは使いましょう。

「作ったC言語/SystemCモデルは徹底的に使い回す」,ルネサスがVerify2009で講演

注目の?ルネサステクノロジーです。

そして最近,効果が高くなってきたのが,4番目の設計再利用の促進だとした。ちょっとだけ変更して使う(いわゆる,チョイ変)のが容易だったり,SoCとFPGAで同じデータが使えると,再利用が特に有効になるという。 (中略)

ある工程で使ったモデルを別の工程で使う際には,そのままでも使えるのか,記述の追加が要るのかなどの大まかな指針が示されている。もちろん,このチャートだけでモデル作成のすべてをカバーしているわけではないが,例えば設計フロー構築のEDA部門と,実際の作業をする設計部門との検討におけるスタート・ポイントとして,大いに役立ちそうだった。

アマサイ、設計レベルのことまではよくはわかりませんが、何でも使い回すのは良いことじゃないんでしょうか。それよりも、次々と新しい言語(バージョン?)で新たに設計するは、MOTTAINAIですから従来からそうするべきではなかったのかな。

新設計で新技術が生まれるらしいことはわかりますが。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 24, 2009

3次元で誘導結合通信とか

3次元LSIの無線接続技術,慶大の黒田氏

アマサイも注目の?3次元LSIです。

導体の実装技術は,2次元のシリコン平面に多数のトランジスタを集積した実装方法だけではなく,3次元LSIへのシフトも発生している。量産個数が非常に多いならば,平面にトランジスタを実装したLSIがもっとも安価である。しかし,面積が大きいLSIは開発期間も長く,歩留まりも悪く,かつ,そのような多数の量産の可能性があるLSIの種類はあまり多くない。

そうでしょうね。どう考えても垂直方向に積み上げるって量産に向かなさそうである。

ワイヤ・ボンディングやTSVには限界  現在,3次元LSIの実装で利用されている接続技術は,主にコストの理由からワイヤ・ボンディングによる配線によるものが主流である。しかし,ワイヤ・ボンディングで接続するためには,チップの周辺にI/Oを配置する必要がある。(中略)また,ワイヤ・ボンディングには比較的駆動能力の高いI/Oを準備する必要があり,I/Oの電力や速度も大きな問題となる。そこで,現在提案されているのがシリコンを貫通するビアであるTSV(through silicon via)方式による3次元チップ実装である。しかし,TSVは高いスループットを実現できる反面,高コストであったり,TSVの位置合わせのためのチップ間の張り合わせが難しく,信頼性が低下するという問題点がある。
こんな短い文章で、「しかし」「また」「そこで」「しかし」って話が二転三転するってどうなのよ(^^;)。ほんとに3次元LSIに未来はあるのか?
コイル間で誘導通信を行う  ワイヤ・ボンディングでもTSVでもない手法として,黒田氏が提案しているのが,ワイヤレスTSV,すなわち誘導結合通信である。この手法は,通信を行うチップ間にコイルをそれぞれ埋め込み,そのコイル間で誘導通信を行うという手法である。TSVにあるような特殊なプロセスやESD保護回路(静電気放電から回路を守る仕組み)を必要としない。
余分なノイズとは発生しないんですかね。

まあ、実用化したら、教えてください、黒田センセ。

いや、十分将来性のある技術だとは思うダス。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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山手線。

山手線。
昨日、某駅、PM10:30です。全車両茶色のでびっくりしました。明治チョコレートの宣伝のようです。

緑のでんしゃ、青のでんしゃ、と覚えている仔鉄チャンには迷惑ではなかろうか。

全車両塗り替えると幾らかかるのだろう。そんで明治製菓は幾ら広告料払うのだろう。

忙しいと日常の変化に鈍感になりがち。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 23, 2009

映画盗撮防止光線

これはよい発明です。映画コンテンツが鑑賞料を払わない第三者に多く流出してしまうというのは知的財産権の由々しき問題です。それも一般撮像装置が小型化していますから、特に技術を持たなくても簡単に盗撮出来てしまいます。

盗撮した映画に“見えない”光くっきり──目とセンサーの違い利用し新技術

国立情報学研究所(NII)は9月17日、映画館で上映中の映画などをビデオカメラで盗撮するのを防ぐ技術をシャープと共同で開発したと発表した。人間の目とイメージセンサーの違いを利用し、カメラには写るが目には見えない赤外線をノイズとして投影スクリーンに重ねて表示し、盗撮映像を無意味なものにしてしまう。今後、映画館などへの導入に向けて改良を進めていく。

 新技術は、人間の目と、CCDやCMOSなどのイメージセンサーの分光感度特性(光の波長ごとの感度)の違いを活用する。人間の可視域は380ナノ~780ナノメートルで、それ以外は目に見えない(感度がない)が、イメージセンサーは暗闇などでの感度維持のため、可視域より広い約200ナノ~1100ナノメートルに感度がある。目には見えないがセンサーに写る光を映像に重畳させ、映画の視聴には影響を与えず、盗撮した映像を台無しにするのが狙いだ。

 試作した盗撮防止システムでは、ピーク波長870ナノメートルの近赤外線LEDを映画用スクリーンの裏側に組み込み、妨害の視覚効果を高めるために10Hzで点滅させた。人がスクリーンを見ている限りでは映像が投影されているだけだが、デジタルビデオカメラなどで撮影するとLEDの光が映像にくっきりと写り込む。


Tousatuboushi(NII報道資料より)

これまた、人間の目で捉えられなくて、撮像装置だと写るというのは非常にいいですね。
情報技術を使って是非、無体財産を守ってください。NIIさん。

国立情報学研究所の解説はここ。

情報学研究所、なかなかがんばってますな。結構、結構。人気blogランキング、ずいぶんと下がりました(ρ_;)にぷちっとな、お願いね。【押す】
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September 22, 2009

09後期科目『生命環境科学Ⅱ』

09後期科目『生命環境科学Ⅱ』
放送大学院選科としての選択科目です。先日印刷教材が届きました。地学とリンクした生物学といった感じですね。もう環境生命科学Ⅰは、高校で習う延長のバリバリの生物学って感じで堪えられそうになかったのでⅡにしました。先学期とったのは宇宙地球科学だったのでそれとの繋がりもあるしね。

分子生物学が一番アマサイの志向に合っているのですが、それは学部の方に独立してあるので。結構難しいらしいです。

前回の轍は踏まないよう、教材の半分を早めに読もうと思います。

主任講師
星 元紀 (放送大学教授)
二河 成男 (放送大学准教授)
-目次-
1 生物にとって環境とは何か
2 原始地球環境と化学進化
3 生命の起源とRNA
4 極限環境での生物の生存戦略
5 細胞の出現
6 分子状酸素の増加
7 真核細胞の出現
8 多細胞生物の出現
9 発生の場としての細胞環境
10 生物の大進化と地球環境
11 寄生
12 内部共生と進化
13 環境とゲノム
14 生物集団の個体数変動
15 生物種間の相互作用と進化

シルバーウィークももう終わるね。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 19, 2009

イノベーション的発明とは。

シュンペーターの言葉は特許の世界でもよく引用される。

-「発明と市場の新結合」がイノベーションである。

と言っているのであるから当然である。

開発型メーカーは大抵多くの特許出願をしている。
しかし、その特許出願数、特許取得数と業績は比例しない。
特許はすんばらしい、発明に与えらるのではない。
取り敢えず、それまでに発表されていない新規のもとであれば、審査は通る。
(新規性の他に進歩性の概念があるのだが、ここではそれは考えなくてよい)

何千件ある特許がちょこっとした発明であったら、あんまり売上げに貢献しないであろう。
1000件あって、全部がつまんないもの、というのもあり得ないのだが、ここでは、A発明の1件とB発明の1件は技術的価値が異なる、という話である。

じゃあ、すんごい特許が1件でもあれば、その会社は儲かるのか、
それは、YesであってNoである。

すごい技術革新の発明があるとしよう。
材料研究をしている会社が極めてエネルギー効率の良い発光体を生み出した。
それだけでは、ダメである。

それを製品に昇華しなくてはいけない。材料メーカーではちょっと難しいかもしれない。製品開発部を作るか、他のメーカーと技術提携をして製品化するだろう。
やれやれ、これでばっちしだ、ではない。
これを売らなくていけない。

照明機器を売った経験があれば、そのマーケットに載せることができる。しかし、新製品である。商品展示会やサンプル提供なんかをして宣伝しなくてはいけない。時にはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの媒体を使う必要があるかもしれない。

これまでない製品だったら、他の産業にも適応できるかもしれない。公の事業に使うなら許認可も必要であろう。

このような営業、宣伝活動によりヒット商品が生まれる。

ここまで来て、やっとイノベーションと足り得る。

見ての通り、日亜化学の青色レーザダイオードはこんなふうではないかな、という流れである(日亜は蛍光灯なんかを売っていたらしいから、材料メーカー+照明販売会社ですな)。

特許関係者はこういう事例がすぐに思い浮かぶ。だから、技術革新に基づいたイノベーションにしか目がいかないんだと思う。

プロマネ用語の基礎知識には、イノベーションの形態がわかりやすくなっているようである。

特許(制度)というのは、イノベーションを生み出すツールと思ってもらえばいいかもしれない。

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September 16, 2009

イノベーションを見直そう

イノベーションの定義が誤解されている、先の湯之上さんの著書にも書かれていた。

イノベーションを単に「技術革新」と思いこんでいる人が多い。さらに、その違いを指摘しても、「だからどうした?」と無関心な人もいる。では、イノベーションとはなにか?技術革新と混同すると何が問題なのか?まず、とにかく、イノベーションとは技術革新ではない。経済学者シュムペーターの定義によれば「発明と市場の新結合」がイノベーションである。もっと簡単に言えば、市場で爆発的に売れたものや技術がイノベーションである。高性能・高品質なものを作ったからといって、イノベーションになるとは限らない。 湯之上『日本「半導体」敗戦』43ページ

アマサイは、それでも、技術革新=イノベーションで何か問題なのか、と思う。いや、思っていた。湯之上さんのDRAMの例を思い返せば、それがわかる。つまり韓国企業が行ったコスト削減の製造法は技術革新ではないとされてしまう。それは違うんである。韓国のDRAMはそれで市場を開いたのだからイノベーションなんである。

さらに、
Tech-onの藤末健三参議院議員の記事で重大なことに気付いた。

実は、私も民主党科学技術政策ワーキングチームの一員で、この政策を書いた張本人の一人である。けれど、こうやって読み直すと、もっときちんとした政策をかけなかったのかと、身の縮む思いがする。学術振興の色が強く、それをイノベーション、さらには最終目的である産業競争力につなげるためのしくみ作りという点で、具体性を欠くからである。弁解を許していただけるなら、このような政策しかできなかった理由があったのである。一つは、文部科学関連の政策としてこれが書かれたということ、そして予算増を伴う政策は打ち出せなかったことである。
(中略)
 しかしながら、太字で示したように、政治主導・トップダウンで科学技術政策を進めること、科学技術(イノベーションとすべきだった)の優先順位など基本戦略と予算の方針をつくること(現在の総合科学技術会議のプロジェクト評価は予算策定に影響をほとんど及ぼしていない)、省庁の枠を超えたプロジェクトの推進と評価を行うこと(これだけできればわが国の科学技術政策は大きく変わる)を書き込めたことに関しては、一定の意義があったと考えているのだが。

ここで、藤末氏がイノベーションと書いたとしても、事態は変わらない。技術革新と同義語だから、任天堂のゲーム機Wiiは、日本の技術を示す指標とならない(かもしれない)。まあ、Wiiは爆発的に売れているから、産業的には合格である。この先、湯之上さんが希望するようなコストを重視した半導体製造体系が成立しても、「それはイノベーションとちゃうやろ」といちゃもんがつくかもしれない。

イノベーションはPS細胞技術や青色発光ダイオード、プラズマディスプレイに留まってしまう。

この先、プラズマディスプレイが売れなかったとしても(各メーカーさんごめちゃいね)イノベーションは成し得た、となってしまうだろう。

イノベーションが達成されているのに、経済に波及しない、技術があっても日本は再生しない、科学技術発展は日本に必要ない?!と間違った結論を導いてしまう可能性大である。

この際、日本の産業を棚卸しして、どこが弱いか、どこを延ばすべきか、検証するべきだろう。


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September 15, 2009

サイゼリヤの経営戦略

アマサイはイタメシ屋サイゼリヤが大好きです。

安いし、うまい。

安いといってもいろいろ頼むと1000円超えちゃう。でも、他のチェーンレストランの半額以下だと思いますが、

そのサイゼリア会長の正垣泰彦さんが「カンブリア宮殿」に出ていたから見たよ。

なんか他のテレビ番組に出ていたから、理科大出身、アルバイトをしていたレストランを引き継いで、そのまま飲食業界に入ったのは知っていたよ。だから、理系経営者って言われるけど、元々頭がよくて努力家だから成功したのであって、あんまり理系は関係ないと思うな。


その当時、料理がうまいのに全然客が来ない、思い切って、7割引きまで安くしたら、店の前に長蛇の列。

正垣「7割まで引き下げるとお客が来るんですよ」
村上「でも、儲けとかないですよね」
正垣「うん、無い。でもお客さんが来ることがうれしかった。それで、一店間に合わないから近所に同じ店作ったの」
村上「これから、お店開く人が、7割引きにしたら、ダメですよね、失敗しますよね」
正垣「いや、いいんじゃないの。みんな7割引にしたら、どこも安くなって、日本中が喜ぶよ」
村上「・・・」

いや、誰しも、どこまで広げたら利益上昇カーブになったか、聞きたいと思うのだが。
(^_^;)

草創期の店員は、給料もらっていなかったっていうから。

5割下げても客が来ない時点で普通、店閉じるけどね。

ファミレスなんかでは、工場で半調理して、店舗で加熱調理するっていいますけどね。ロイヤルホストなんかは、調理場にコック帽付けて人がうろちょろしているけど、あれは伊達?

サイゼリアは、農場から効率化をはかって、レタスなんかはもぎ取った時点で、いらない部分を捨て、冷蔵コンテナに入れて工場に運ぶ、それからお店に行ってお客さんの口に入るまで、4℃に保つのだそうだ。4℃の水が一番重く?その水で洗えば、養分が抜けないのだそうだ。裏付けはなんだか、なんだかだけど、低温保存は良いような気がするし、零下だと植物細胞に悪影響があるような気がする。
( ̄▽ ̄)気がする、が多すぎ。

まあ、サイゼリアおいしいし。

大きさが1mで四角いレタスができないか、目下研究中であるそうです。やっぱり、そういう発想は理系かなあ。

鉄道は自由席、飛行機はエコノミーで移動する。

村上「全部、エコノミーなんですか、なんでファーストクラスに乗らないんですか」
正垣「それで何か問題があるの?」

村上龍、この質問のとき正垣さんがちょっと恐かったそうです。
「だってさ、年商800億円の会社の会長だったら、普通、ファーストクラスだよね?!」
と番組が終わっても言ってました。

いや、エコノミーでいいとおっしゃっているんだから、別にいいと思うが。
君がこだわりすぎだよ、村上くん。

(アマサイは以前銭湯に通っていて、それを話したら、友達が「それって、アマサイさんのポリシー?」とか聞かれた。いや、別に、部屋に風呂がないだけでだし、幼少のときから、銭湯通いで、回りもそうだったから何とも思わないんですが。それが何か?)

いろいろ事件・事故はありますが、めげることなく、これからもうまくて安い料理を我々に供給してくだされ
( ̄▽ ̄)v

日本人でよかった。だってイタリア人もサイゼリヤがおいしいていうんだよ。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 14, 2009

半導体開発のジレンマ

日本のエレクトロニクス産業は、高性能、高品質すぎる、とよく聞かれる。しかし、それと半導体産業の衰退とは、結びつかなかった。

Yunogami■『イノベーションのジレンマ・日本「半導体」敗戦- なぜ日本の基幹産業は壊滅したのか? -』
著者:湯之上 隆
価格: ¥1,000 (本体 : ¥952)
出版 : 光文社
発行年月 : 2009.8


湯之上さんの本を読んでそれがやっとわかった。
湯之上さんは日立のバリバリ半導体製造技術者であった。半導体製造はご自身が日立に入社したときがピークで、その後、現在にいたるまで、衰退の一途であるそうだ。そして、この半導体製造メーカー一掃とも言える、事業停止状態で退職を余儀なくされた。苦労の末、中堅メーカーに転職し、並行して、同志社大学の研究センターの研究員を数年なさっていた。ここで半導体業界を社会学的に分析していたのである。

本書は、その集大成とも言える。

湯之上さんはご自身が携わったDRAM開発の変遷を述べる。日本のDRAM製造は、独自の微細加工とインテグレーション技術で一気に世界NO.1に躍り出た。後追う者が居なかったのである。製品性能25年保証という金字塔を建てた。それは当然時代的にメインフレームに適用するものである。そして、数年後、PCの時代になった。PCのDRAMは四半世紀の保証など必要ない。しかし、日本の多くの企業は、高品質を守り、コストや歩止まりを重視する韓国企業に簡単に抜かれてしまったのである。

ここで、よく言われることは、
「日本は技術で勝っているのに、価格競争で負けた」ということである。

おい、待て、それはおかしいんじゃないのか。
これは、半導体製造素人のアマサイにもわかる、

「低価格競争も技術のうちじゃねーの」
ということである。

アマサイは、特許事務所さんに
「うちの業界は、もう新しい技術なんてないんです。小型化、軽量化、低価格です。発明も全部そのためです。時々の技術は導入しますが、それも、集積化を進めるにすぎません」
と言っている。まあ、そうでない製品も扱っているのだが。

成熟した業界はみんな安く作ることに流れている。それでも、安かろう、悪かろう、では困るわけで、高性能、高速処理は必須である。

で、DRAM業界は何をしとるんじゃ?

ちゃりんこが必要な時代に、オタク向けバイクを作っている、そんな感じではないか。

それじゃ、ダメだろう。

湯之上さんの話を聞いて、自動車部品メーカーの人がこう言ったそうだ。

日本の半導体って、ゴーンが来る前の日産自動車みたいだね。 ゴーンがやったことことは簡単なことだよ。原価管理部を作ったのさ、例えば、300万円のスカイラインを作るとしたら、原価管理部が原価を150万円と定めて作るのさ。そして、どういう技術で作るかは原価管理部が決める。最初は、技術者とけんかになったみたいだよ。なぜ、オレ達の素晴らしい技術を使わないのか、とね。でも、技術オタクの技術者と、ゴーンのどちらが正しかったかと言えば、一目瞭然だよね。 (本書53ページ:ところどころ編集)

いや、ゴーンはやっぱり偉いんだね。

でも、半導体業界は偉い人ほど、「技術で勝っている日本」の神話を信じたいらしい。湯之上さんの講演のあと、半導体メーカーの元社長が「お前の言うことは全て間違っている」と叫んだそうだ。

湯之上「なぜ、あなたは、私の言ったことはすべて間違っていると思うのですか?」

元社長「日本半導体の技術力は、実際に高いからだ」

湯之上「なぜ、そのような判断ができるのですか?どんな証拠があるのですか」

元社長「おれの直感だ」

湯之上「あなたがそのように直感で感じるには、何かの根拠があるはずです。どのような根拠があって、そのような直感を持たれたのですか」

元社長「日本の技術力は本当に強いからだ」

湯之上「・・・・」
(52~53ページ)

自分の会社でやっていたこと、それがいかに優れていたか説明できないこの元しゃちょーさんはダメダメである。

きっと、優秀な人ほど、イノベーションのジレンマに陥るのだろうな。

いや、恐いです。

特にメーカー勤めるみなさん、湯之上さんの本や論文を是非読みましょう。

湯之上さんはすごいなあ、この警告をするために「幸運にも」退職勧告されたのかもしれん。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 11, 2009

アナログ回路の真髄

アマサイとしたことが、Tech-On!でこげな連載をしていたとは。

アナログを使いこなす勘所(1) アナログが難しい理由

デジタル設計者は「アナログは分からない」と避け,アナログ設計者は「デジタル設計者は苦労を理解できない」と不満を漏らす――。こういう現場は少なくありません。本来,アナログ技術者とデジタル技術者が相互理解を進め,両方の技術をうまく使いこなさなければなりません。
(中略)

インバータでは,ゲートに電源電圧VDDもしくは接地電圧VSS(0V)を印加します。入力がVDDのときnMOSはオン,pMOSはオフとなり出力電圧は0Vになります。逆に入力が0VのときnMOSはオフ,pMOSはオンとなり,出力電圧はVDDになります。ここで入力信号が多少変化しても,出力電圧は変わりません。従って,極めて安定性が高くなります。

 これに対し増幅器では,入力電圧がVDD/2近傍で,出力電圧が最も変化するところを用います。入力信号に対して出力が大きく変化すれば,利得が高くなるからです。入力信号電圧がわずかでもずれてしまうと,出力電圧はVDDか0Vに張り付いてしまい,所望の増幅作用が得られません。このようにアナログ回路は本質的に不安定な要素を持っています。

 これは,わざと機体を不安定にして,交戦時に高い機動性を発揮できるようにした戦闘機の考え方と似ています。機体が不安定でも,コンピュータ制御で高い運動性と安定性を両立できるようにしています。アナログ回路でも同様に,高感度と安定性を両立できるようにすることが鍵になります。

いや~、アナログ回路技術者は概ねプライドが高いです(5513様のことではありませぬ)。新米知財担当者であったアマサイは「それで、これはシミュレーションとかないんですかね」と訊いたら、「そんなもんで解析できたら苦労しねえんだよ」と叱られてしまいました。まあ、発明者さんはプライドがあるということはよいことなんですが。

アナログを使いこなす勘所(2) デジタル技術をうまく利用する

例えば,A-D変換器の方式はいろいろあります(図8)。精度と速度のグラフで見ると,大別しただけでも8種類の方式があり,部品の選択で迷うことがあります。自社でSoCを設計する企業において,どの方式のA-D変換器をチップ上に搭載するかを選択するときに,方式ごとに最適な製造プロセスが異なり悩むことがあります。例えば,パイプライン方式や逐次比較方式では高精度の容量が必要になりますが,ほかの方式では要りません。製造プロセスを開発する部門から,高精度の容量が必要なのかどうかを尋ねられ,判断に迷うことがあります。


A-D変換器の例です。方式によって,要求されるプロセス性能(バラつきなど)が異なります。どれが良いとズバッと言えないのがアナログ設計者の悩みです。

 技術者によって方式の好みが違ったり,設計ルールによって適する方式が変わってきたりするのも,問題を複雑にします。自分が手掛けたものは安心できるが,ほかの方式ではどんな問題が起こるのか分からず恐い,という気持ちがアナログ回路では出てくるものです。どれを選ぶのか,人それぞれの得意なやり方,いわば“流派”があります。
(中略)

大事なのは,アナログをなるべく使わないことです。せっかくアナログ回路を勉強しているのに変なことを言うと思うかもしれませんが,安定な回路を使えるのなら使うべきです。なるべくデジタル回路で処理を行い,アナログ回路への負担を減らした方がよいのです。例えばA-D変換器/D-A変換器の特性が優れていれば,アナログ・フィルタや可変利得増幅器に求められる仕様は緩くなることもあります。


知っててアナログ回路を使わない、言い得手妙です。これは現場ではよく言われていることです。ですから、アマサイは、アナログ回路は衰退していらなくなるものと、勘違いしていました。ごめんなさい、5513様。

アナログ技術者さんの発明を見て、アナログ回路のすばらしさを実感しているアマサイです。

アナログ回路、勉強してみるとおもしろいです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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社内研修

ということでアマサイが開発者向けに講義を行いました。

総務には春から言ってあったのですが、開発の方から組織再編成があるから、その後にしてくれと言われました。夏が来ても不穏な雰囲気が感じられ、そのままになってました。

新人から特許のことを訊かれ丁寧に説明してたのですが、こんなこと一人一人に話していては私の仕事が進まんと、再度開催の申し入れをしました。

で、先週メールしたら9日でどうか、返事がきました。げっ、1週間ないだろがっ!延ばすとまた流れそうなので引き受けました。

実際に発明者になる方々であるので、実践的なこと、当社の出願を例にして行いました。こういう発明はここを詳しく書かないとみたいなことです、審査基準を参照して。まあ、かなり良質なお話ではなかったか、と自画自賛。
(^_^;)

演習は、特許庁から指令にどう対応するか、です。これは彼らに私の仕事を肩代わりしてもらうためでなく、文献の読み方の練習です。

概ね好評であったようです。アマサイの入社以来の希望が叶い、満足な1日でした。
( ̄▽ ̄)v

詳細な内容は秘密。アマサイのオリジナルなもんで。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 09, 2009

国際収支。

特許と国際収支になんの関係が。

国際収支:7月の黒字19.4%減 2カ月ぶりに減少

国際収支の推移 財務省が8日発表した7月の国際収支速報によると、海外とのモノ、サービスの取引や投資損益を示す経常黒字額は前年同月比19.4%減の1兆2656億円の黒字と、2カ月ぶりに減少した。輸出が依然として大きく落ち込んでいるほか、旅行代金や特許使用料などのサービス収支も赤字幅を拡大、海外投資の収益を示す所得収支の黒字幅も縮小した

サービス収支の赤字は28.9%増の2883億円。電気製品や自動車など特許を持つ製品の海外生産が減り、特許使用料が減ったことが響いた。

まあ、そういうことであれば、影響があるでしょう。

でも、全部減ったんだから、特許使用料だって減るわな。
それとも、特許のことちゃんと知っているよとアピールなのか。

鳩山由起夫以下民主党諸君、この現状をしっかり認識するように、頼みましたぞ。

まあ、そんでもって。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 08, 2009

隣は何をする人ぞ、メーカー編

いや~、アマサイ、メーカーに来て8年になりますが、開発や営業以外の部署が何やっているのか、よくわかりません。なぞの1つ?がやはり開発購買。

開発購買という活動の不思議(2)Tech-on!

「開発購買っていうのは,開発上流段階で品質・コスト・納期の作り込みをして,特にコスト面で今までにないような効果をもたらしていこうという活動,と一応部内では位置付けられているけど。要するに,開発部門にいかに安く作れる設計をしてもらうか,働きかける仕事だね。だから鈴木さんが知っているように,VA・VE提案の回答をフォローしたり,ノウハウ集を整備したりしている。まだまだだけどね。だけど,平均年齢47歳って信じられる?」 「想像つきません」。鈴木は答える。 「皆いい人だ。昔は一線で活躍していたし,特に設計出身者はもう少しで主任研究員か課長になれるところだった人たち,出世争いに負けちゃった人たちの処遇に困った上の人たちが,いい受け皿部署ができたって,喜んで送り出している。正直言って,上がり間近の人たちばかり」。

受け皿なんだ(^^;)。昔の特許部みたいですね。

「アマサイさんとこってどんな仕事してるの」なんてよく訊かれます。
「他の部署が何やってるか、知っときたいんだ」って言っていた女性、開発購買でしたね。

知財と開発購買ではほとんど全く接点がなかったです。

「さっき黒須さんの技術展示会あったよね,今日の展示で三つぐらいテーマを思いついちゃった。早速サンプル作って設計に持ち込むよ。そう言えば鈴木さん今度のハイエンド機種の担当だって言ってたよね? インサート成形の提案品サンプル作って持っていくよ。来週にはできると思うから」。 「えっ,それってさっき田中さんからも言われましたよ。新機種であの技術使えないかって? ちょうど私もいろいろ考えていたところだったんですよ。サンプル来週にできるんですか? 早いですね」。 「うん,実は昔から考えていたんだけど,対応可能な会社があるかどうか分からなくて,異動したときにすぐに田中さんに相談したんだよね。そしたら黒須がいいんじゃないかって。それで黒須に話持ちかけたら,すぐに検討したいっていう話になってね。彼らにとっても仕事が増える話だからね。もちろん田中さんは黒須以外も紹介してくれたよ。彼は3年後にはこの新技術が一般的なものになっているだろうって,その時の発注シェアも既に考えているよ」。
ああ、そういうえば、そういう仕事してますね、うちの開発購買も。 主みたいなおじさんが、いろいろ若いもんに支持しています。女性が多いんですが。 そのおじさん、開発部のとりまとめみたいなこともしてるなあ。
「えっ。じゃあ,開発購買グループは設計が必要な情報が分かっている,ってことじゃないですか?」 「うん。そういう努力と感覚,スピード感が持てるメンバーはね」。 「それに,サンプルを作る予算とかも持っていて時間もそこそこある。面白そうな部署じゃないですか?」 「本当にそう思うかい?」前田が鈴木に尋ねた。(以下次回)
えっ、「つづく」かいっ! 次回も忘れずに読まなくては。

どこの部署にとっても、知財部はなぞの部署のようです。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 07, 2009

理系総理。。。

昨日の某ニュース番組で鳩山由紀夫をそのように称していました。

確かに彼は東大工学部であるが、経営工学専攻だからね。いや、経営工学がエセ理系などという気はないです。

その番組では、鳩山の方程式として彼の行動を論理的に考察しかったらしい。しかしねえ、論理的なガクモンを学んだからと言ってそうなるとは限らない。会社勤めしてたら、開発セクションのプロジェクトリーダーくらいでしょうな。普通の技術サラリーマンと言ったところだ。

周辺の評判としては、人の話をよく聞く人ならしい。テレビでみる限り、良くも悪くも何か突出してということはなさそうだ。それが良い方向に影響することを期待する。

菅直人なんかバリバリ理系、弁理士だよ。でも彼、それを言いたくないみたいだね。理系は政治の世界で活きないようですな。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 05, 2009

テレビドラマ『ホストの女房』

昨日、『ホストの女房』後半から見てたんですが、よかったですね、寺島進が。

女房の方、愛田朱美さんが主人公なのですが、寺島さんのお陰で黒木瞳さんも役柄をこなせたという感じがします。

いや~、ファンになってしまいそうです。阿部ちゃんに照り入れて焦がした顔だし>寺島進

男芸者、今となっては、この言葉の意味の方がわかりません。

PTAのおばさま方が「ホストなんて人間のくずよ(あれ、違ったかな)」なんて発言がありましたが、まあ、35年前くらいの話ならそういう認識なのかもしれません。

ホストクラブをビジネスとして捉えた愛田社長は先見の明がありますし、その社長を信じた朱美さんも素晴らしいですね。

ドラマなんでドロドロしたとこを排してきれいに描いていてますが、全体的に何かおとぎ話を見ているようでした。

日本がまだ元気だったころだから成し得たことかもしれません。

(無駄なトラバ大量に送られてきそうなんで、これはトラバ拒否っておきます。)

今はなんだかビジネスの方が重視され、いや、アマサイは行ったことないですけど。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 04, 2009

ARが神の目ですと?

ふ~む、ARがはやりだったとは。

ARという「神の眼」は許されるか

まるでSFのような世界が近い将来,現実になろうとしている。鍵になるのは,「拡張現実感(AR:augmented reality)」技術だ。ARは1990年代前半に生まれた技術で,既に映画やテレビではよく使われている。例えば,スタジオにいる解説者が,あたかも大自然の中にいるかのように背景の映像を合成する。テレビ以外では,暗視スコープや戦闘機のパイロット向けの標的表示など軍事技術として発達し,医療分野でも2年ほど前に実用化されている。

 そして近い将来,ARは我々の日常生活にも深く入り込んでくる。これは,画像処理関連のアルゴリズムが洗練され,必要とする演算量が減ってきた一方で,マイクロプロセサやグラフィックス処理LSI(GPU)の性能が飛躍的に高まってきたことが大きい。「ARToolkit」と呼ぶ,AR向けC言語ライブラリを無償で公開したことなどで知られる,奈良先端科学技術大学(NAIST)教授の加藤博一氏は「今はiPhoneでさえ,1990年代のワークステーション並みの演算能力を持つ」と指摘する。

 ARの民生品としての実用化は,早ければ2009年中にも一部の携帯電話機や印刷物で始まる見通しだ。そして数年のうちに家電製品にも広がり,「大きな変化」をもたらす。


ARToolkitって、JosephYoikoさんが教えてくださったプログラミングツールですね。まだ、試していないのですが、楽しそうです。

もちろん,この,人へのタグ付けが悪用された場合は困ったことになります。ある漫画では,人の顔を見ただけで,その人が隠している個人情報を見ることのできる「神の眼」を持った主人公が登場しました。まさにそうしたことが現実になるかもしれないからです。小学校のいじめのように,誹謗中傷を書いたタグを勝手に体に張り付けられるようなことも起こりえます。そのタグが,周囲の人には見えるのに,それを付けられた本人には見えない,となれば最悪です。使い方次第では,人を深く傷つけることになります。

まあ、便利なものというのは、悪用もしやすいわけです。RFタグがイマイチ伸びないのは、個人情報を悪意をもって収集される恐れがあるからです。これは、RFタグがバーコードを凌駕するほど広まらないと悪用もできないのですが。

これだけ報道されれば、ARの実態がかなりわかってきました。

確かに便利で楽しそうです。しかし、その後には何があるのか、まだよくわかりません。


日エレ早速読まなくては。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 02, 2009

これがARだ。

拡張現実(AR)はモバイルへ:各種プロジェクトを紹介

ゲームやマーケティングにARを用いるための製品を開発している米Ogmento社の創業者の1人Brian Selzer氏は、ARを携帯端末で利用できるようにする必要性を感じている。同氏によると、Ogmento社が近い将来の完成を目指すいくつかのプロジェクトは、スマートフォンのアプリケーションでARを実現し、一般向けの映画宣伝に利用するものだという。例えば、街に貼られた映画のポスターに『iPhone』のカメラを向けることで、iPhoneで予告編を見たり、さらにはバーチャルな宝探しをしたりできるかもしれない。

「スマートフォンなら今すぐ、一般の人々にARをもたらすことができる」とSelzer氏は言う。「2010年にはすべての大作映画が、携帯端末でARを用いたキャンペーンを行なうようになるだろう」

「われわれの生活はより一層モバイルになってきており、ARは究極のインターフェースになるだろう」と予測するのは、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のTobias Hollerer准教授(コンピューター科学)だ。「われわれはより一層デスクトップから離れる一方で、コンピューターからの情報を物理的世界で使えるようになるだろう」


ああ、これで、ARがだいぶイメージできるようになりました。

Layer社の創設者Martin Lens-FitzGerald氏は、「このアプリは、メディアとインターネットとデジタル情報を、初めて現実と結びつけるものだ」と語る。「今までは見たことのないものを見ることができ、より多くのものを知り、探すことができるようになる。ARはウェブより大きなものになると予測する人々さえいる」

一方、フィンランドの大手携帯電話メーカーNokia社は現在、『Point & Find』というARアプリケーションをテストしている。カメラ付き携帯電話で現実の物体を指定すれば、そこにバーチャルなタグを埋め込むことができる。携帯電話の画面で、ほかの人が付けたタグを見ることもできる。ARのクラウドソーシングと言ってもよいだろう。

そうでしょうね、ユビキタス社会って気がするな~。

ゲームはあんまり興味がないんでいいです。

でも、アマサイはそんなめんどくさいもの「今のところ」いらないです。
ローデジタル技術で十分です(^^;)。

そもそも、iphoneなんて幅を利かせるのはいや。

ビルも好きじゃないけど、ジョブスオジサンはもっと好きになれない。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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September 01, 2009

君も天文学者に

一体何の賞なんでしょう。

板垣公一さん、2009年エドガー・ウィルソン賞を受賞

山形県のベテラン新天体捜索者である板垣公一さんを含む、彗星発見者5名が今年のエドガー・ウィルソン賞を受賞された。

エドガー・ウィルソン賞は、アメリカ・ケンタッキー州レキシントンのEdgar Wilson氏の遺志によって定められた賞で、新しい彗星を発見しその彗星に名前がついたアマチュアを対象としている。受賞者の決定は、国際天文学連合(IAU)の国際電報中央局(CBAT)を通してスミソニアン天体物理観測所(SAO)が行っている。

山形県山形市の板垣公一さんは、今年3月14日に撮影したCCD画像から、くじら座に約70秒角のコマを持つ12等級の新彗星(板垣彗星(C/2009 E1))を発見した。


現代物理学は書籍を読むとか、数式を解くとかでしか実感できませんが、天文学はまだまだ素人が入る余地があるのですね。よかった。よかった。

良好な状態で天体観測できるとこは限られていますが、山形県はいい場所なんでしょうか。

世界天文年も半場すぎました。人気blogランキング・自然科学にぷちっとな。【押す】
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