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September 28, 2009

書談『まだ生きている・我が老後6』『娘と私と娘のムスメ』

書談『まだ生きている・我が老後6』『娘と私と娘のムスメ』

■『まだ生きている 我が老後6』
著者:佐藤 愛子著
価格:¥530 (本体 : ¥505)
出版:文春文庫
発行年月 : 2009.9

■娘と私と娘のムスメ
著者:佐藤 愛子著
価格: ¥480 (本体 : ¥457)
出版: 集英社文庫
発行: 1997.10

エッセイというものがいかに面白く含蓄が深いかをアマサイに教えてくださったのは大・佐藤愛子先生である。愛子先生は昭和50年代にかの「non・no」に「娘と私の部屋」という連載をしていて若い女性にも広く知られる存在だったのである。アマサイはさすがにその連載をリアルタイムでは知らないが、集英社文庫を友人が熱心に読んでいて触発され、手に取るようになった。その娘さんの響子さんが高校生からのお話なので、シリーズを読んでいくとアマサイたち女の子が追体験のようになっていたのですね。アマサイは大・佐藤先生の小説も読み、ファンの1人となっていったのであった。

よくテレビドラマ化もされているので有名作家の1人でだろう、と思っていたが、最近はいささか違うようである。大・佐藤先生の渾身の作「血族」またはそのドラマ化のネット評を見ると「佐藤愛子とサトウ・ハチローて兄妹なんですね」というのが結構ある。

大・佐藤が作家・佐藤紅緑の娘で、兄が元不良青年で国民的作詞家というのは、常識だと思っていたのたが(紅緑先生の作品は読んだことないけれど)。

まあ、両氏の名を知っているだけでもヨシとするか。

『我が老後6』にはその『血族』のドラマ版について語っておられる章がある。原作にない人物を脚本に入れるのはドラマの常套であるが、どうも意味の分からない挿入がある。ハチローと幼なじみのアインと名乗る人物である。ああ、今井雅之がやった奴だ、アマサイも思い出した。確かにあの役は一体何だったのかと思う。アマサイは原作は途中で投げてしまった。トーンがあまりに暗いからである。暗いことは悪くはないが、その時の気分もあって萎えてしまった。制作者側もそこを考えたのかもしれない。メリハリをつけるために今井を用意したねか?大・佐藤は、ドラマ化というのは自作・娘を嫁にやったのだから、その婚家で好きにしてくださいというお考えなのだが、友人たちは大・佐藤に「佐藤さん、あれ、どうなってんの?」訪ねられるわけである。訊かれて、そんなの知らんわ、と毎度言うわけにも行かず、NHKが悪いのか?了承した原作者がわるのか?と自問するわけである。


大・佐藤、意外にデリケートである。「そんなん知るかいな」でよいと思うが。


青春の書、大・佐藤愛子先生の最新作が読めて幸せなアマサイである。

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